2008年7月29日火曜日

7.29シーモ・マルマス ワイン会

本日も凄いワインが揃いました。真夏のボルドー、モンラッシェ・・・・期待が高まります。


右からスペイン・カヴァ(ロゼ)、シャンパーニュ1998アンリ・ジロー フュ・ド・シェーヌ(ピノ70シャルドネ30)、2005パヴィヨン・ブラン・デュCHマルゴー(SB100)
前半の白です。シャンパーニュは英人好みの複雑な印象でした。賛否は分かれましたが、個人的には良いワインだと思いました。
うなぎのバルサミコソースです。やわらかく、クセがなく、シャンパーニュとの相性も良かったです。

左から5本目DMフィリップ・パカレ2005アンディジェーヌ、コルトンシャルルマーニュ特級の称号が得られなかったワインです。品質は同じで翌年取得しています。いかにもヴィオっぽい感じです。キュベの強さを時間が経つごと感じました。

手前がモンラッシェです。さすがに抜群の凝縮感です。シャルドネに期待するすべてのファクターが揃っている感じでした。本当に美味しかったです!DMバロン・テナール2004
肉料理ではありません。ナスとフォアグラの八丁味噌ソースです。なぜかモンラッシエと相っていました。
ブルターニュ産オマール海老です。みなさん、こんなに凝縮感のあるオマールは初めて・・・とおっしゃっていました。確かに美味しかったです。
アニョです。子羊ですが、手前の丸いのは、肉で巻いてありました。全くクセがなく、とても柔らかくて美味しかったです。
2000トロタノワRP92点メルロ90%、カベルネ10%、1998パルメRP91点メルロ50%カベルネ45%PV5%、1997ムートンRP90点カベルネ82%メルロ13%CF3%PV2% いずれ劣らぬ良いボルドーでした。それぞれ地区、セパージュが違いましたが、良い勉強になりました。ムートンは1997でしたが、端正な労作と感じました。パルメはさすがのバランスと品質でした。トロタノワは、ポムロルらしくテロワールの個性を感じながらも、洗練されたワインだと感じました。

2008年7月23日水曜日

夏のラテン系泡とイタリアン

カ・デ・マンドルリ スプマンテ・ブリュット・ロザート’NV
(イタリア ピエモンテ州アスティ県カッシーニ地区)
~色合いは桜の花びらを思わせる淡い緋色。繊細な泡立ちとともにバラやイチゴ、果実の花を感じさせる華やかなアロマが広がります。新鮮でデリケートな味わいの辛口スパークリングワインです。~
以上、インポーターの弁です。個人的感想もほぼ一緒です。上質なロゼをシャンパーニュより少し粗い泡で包み込んだ感じでした。ロゼの発泡ワインは美味しいです。
今回は、グラスが伊フェラーリ(クルマとは関係ありません)のグラスでした。スパークリングにしては大ぶりのグラスで、ラテン系の果実味あふれる味わいにマッチしていました。
ちょうど、仏クリコのグラスと同一形状デザインで、大きさが1.5 倍位の大きさでした。今度、ゲットしたいと思います。
フェラーリ・マキシム・ブリュット
ピッツエリア・ホリウチさんでいただきました。イタリアの晩餐公認らしく、限りなくシャンパンに近い上質な泡と果実味です。これがあれば、シャンパンハウスの出る幕は無いかもしれません。

2008年7月21日月曜日

石窯ピッツアとワイン達

赤:ロッソ ピチェーノ スペリオーレ イル ブレチャローロ
生産者:ヴェレノージ葡萄品種:サンジョヴェーゼ、モンテプルチャーノ、果実味あふれるバランスの良いワインでした。昼間みんなでワイワイには最適です。
シャルドネ(ロバート・モンダヴィ ウッドブリッジ)も美味しかったです。カリフォルニアのシャルドネは馴染みやすいと評判でした。
クレマンは比較的評価の高いものです。(クレマン・ド・ロワール・ブリュット・’NVドメーヌ・デ・ウアー)このクレマンはシャルドネ100%(ブドウの樹齢25年)で造られています。ロワール地方では珍しいシャルドネ100%のクレマンです。クレマンにしては複雑な味わい・・・VVだったんですね。

2008年7月20日日曜日

ジャイエ・ジル パストゥグラン 2004

新聞、屋外・・・焼き肉です。ラム、牛カル、ジンギスカン。一番のマリアージュはやはりラム(岩塩+コショウ)でした。ワインだけの時は、パストゥグランなのに酸味が強く、違和感を感じましたが、ラム肉と合わせたら本領を発揮しました。ワインは面白いです。どちらというと、ピノ(ACブルゴーニュ)に限りなく近いパストゥグランでした。焼き肉+パストゥグラン=お気に入りです。パストゥグラン=どちらと言うと不人気=穴場的ワインです。良い作り手のパストゥグランはデイリーにピッタリです。

2008年7月19日土曜日

ソガ・ペール・エ・フィス セパージュヨーロピアン赤 2006年

この写真は、2日目のワインを庭先で飲んだ時のものです。ワインは周囲の風景が変わると味まで変わるから面白いです。ちなみに、曽我さんのワインは濾過が荒いので、2日目の方が美味しかったりします。(保存状態いバッチリの前提ですが)
葡萄品種 ブラウアーツヴァイゲルト主体、メルロ、ピノノワールタイプ ミディアムボディ2005年物が、ワイン王国誌39号2000円以下の日本ワイン特集ブラインドテイスティング超特選ベストバイワイン4つ星半 流行りの在来種でなく、原価の高い国産欧州ワイン種の栽培・醸造にこだわる、小布施らしい「やせ我慢」して作り上げたコストパフォーマンスワインです。国産のワイン専用ヨーロッパ種ぶどう(セパージュヨーロピエン)のみで醸造し10ヶ月の樽熟成の後、無濾過にて瓶詰めしました。ピノノワールワイン的なニュアンスを併せ持つチャーミングな香りが特徴。「瓶ウラコメントより」
個人的には、セパージュがごちゃ混ぜなので、もうひとつ特徴が分かりずらかったですが、素直な良いワインだと思います。酸もしっかりしていて、バーベキューにも合いそうでしたが、和食だったら、同社の同価格帯ならメルロ主体のものを選択します。

2008年7月16日水曜日

北海道生ワイン デラウェア

表題と 全く関係ありませんが、空木岳遊歩道沿いのゴゼンタチバナです。(現在見ごろ)
これまた、全く関係ありません。納涼「篭ヶ沢」です。
さて、ワインは、 いわゆる「お土産ワイン」です。デラウェア種です。ワイン用欧州系品種と違い、あらゆる点で「お土産」っぽいです。それなりの価格ですが、個人的には塩尻のコンコードの方が好きです。

2008年7月14日月曜日

リモンチェッロ プロフーミ デッラ コスティエーラ アマルフィ32度

今日も暑かったので、食後に爽やかなリモンチェッロを飲みました。アマルフィ産リモーネを使用したもので、これはなかなか美味しいです。冷凍庫に入れてありますが、アルコール度数が高いため、「トロー」としています。~南イタリアのアマルフィー海岸、ソレント半島、カプリ島付近一帯の伝統的食後酒で、レモンの皮をアルコールに漬け、お砂糖と水を加えて作る、シンプルな地酒だそうです。~

2008年7月12日土曜日

メルシャン J-fine メルロー&マスカットベリーA 2005

シャトーメルシャンのボトムレンジを担うJ-fineです。マスカットベリーAが効いています。ベリーの甘い香りと繊細さをメルローの欧州系が支えています。昔は何となく日本ぽいな・・・と思っていましたが、最近は優しくて良いなと思います。この価格帯での繊細なバランスとフィネスは大したものです。
抜栓直後よりも、経過してからの方が素直な感じです。
http://www.chateaumercian.com/cm/wine/vintage/index.html
メルシャンは、国産ヴィンテージチャートを作成しています。個人的に国産ワインを購入する場合の参考としています。

2008年7月8日火曜日

「竹鶴」平成12年純米大吟醸

マルマスさんの親戚経由で来駒した、あの竹鶴の日本酒です。当然ニッカではなく、竹鶴政孝の生家の酒だそうです。そう言われると、なんとなくウイスキーぽく感じるから不思議です。平成12年の酒ですから、今秘かなブームの古酒です。私はあまり日本酒の古酒を飲んだことがないので、なんとも比べようがありませんが、個性的な美味しさでした。沢山飲むタイプの酒では無いと感じました。

2008年7月7日月曜日

ドメーヌ・ミッシェル・トマ サンセール シレックス2005

今日みたいに蒸し暑い日には最高です。土曜日のイベントで教わった「アクア・パッッア」を自宅で作ってみました。鯛のアラ+切身が少し・・・でしたが、美味しかったです。

改めて、このワインの食中酒としての実力を感じました。トロピカルな香りとしっかりした酸。夏は「シレックス!」??

2008年7月3日木曜日

ブドメーヌ・モンジャール・ミュニュレ パストゥーグラン・ル・リベルタン’05


ドメーヌ・モンジャール・ミュニュレブルゴーニュ・パストゥーグラン・ル・リベルタン’05です。ピノ・ノアール50%、ガメイ50%のブレンド。ですが、ピノが勝っています。
抜栓直後は粗さが目立ちましたが、数時間経過後はピノ特有の良い雰囲気を醸し出していました。
比較的安いワインなので、ピノ風の香りが楽しみたい時には良いかもしれません。
エチケットは裏を見ないとネゴシアンが分かりません・・・ちなみに、通常のモンジャール・ミュニュレブルゴーニュ・パストゥーグランはガメイの比率が高く、例のエチケットです。