2015年2月18日水曜日

2.15 駒ヶ根フレンチ リンクス×コパン

リンクス中路シェフとコパン山本シェフの駒ヶ根を元気にしよう!というコラボ企画!
ホテルらしいサーヴィスで会が進んでいきました。
シャンパーニュ バロン・ド・ロスチャイルド・ブリュット 
ピノ・ノワール25%、ピノ・ムニエ25%、シャルドネ50% ですが、ブランド・ブランに近いシャープな印象でした。

ジョルジュ・ルーミエ・シャンボール・ミュジニー 2009
さすが、ブルゴーニュは造り手です。さらにグレートヴィンテージ!もはや畑の格付け以上の実力です。線の細い美しいワインでありながら、しっかりした果実も感じることができました。

CH Mercian 椀子ヴィンヤード シラー2011
この頃のMercianは若干濃いめの樽使いですが、それが強いキュベと良い関係にあります。
名だたるフランスワインの後でもしっかり楽しめる実力は丸子町の圃場の実力を感じます。

ホテルシェフ風? 山本シェフ
市田柿とフランス産チーズ
フォワグラとパンデピス まさにワインにピッタリの一品でした。
バルサミコ酢はプルーンのような濃厚さでした。
駒ヶ根産リンゴのプティキャレ 旬のニシンのマリネ
2004 ジャン・ルイ・シャーヴ エルミタージュ ブラン
濃厚でバランスの良い強いワインでした。
マルサンヌ、ルーサンヌ の特徴を感じました。
また、あらゆる料理(あっぷる豚のソーセージ)ともマリアージュしていました。
三陸産ホタテのミキュイ クミン香る人参のクーリとキャビア

オマール海老のパイ包み焼 仏ロワール産ホワイトアスパラ ヴェルモットソース
濃厚で素晴らしい素材の味わいでした。

 あっぷる豚と内臓のソーセージ 宮田村小野農園のほうれん草、フランス産キノコ、フランス産タンポポのサラダ添え

信州アップル牛 フィレ肉のチャコールgrilléとフォワグラ
信州牛ホホ肉の70時間低温キュイ イタリア産トリュフの香り
ボン・コパン特製 中川産イチゴのフレジエ ミルフイーユ仕立て
リンクス ピスタチオアイス添え

お二人のシェフの良いところがマリアージュしたとも言える素晴らしい企画でした。

2015年2月3日火曜日

1.23  マルマス×コパン ワイン会


今回は残念ながら参加できませんでしたが、会の記録です。
(コメントは、蒲谷先生のものです)

ウェルカムワイン 

2014ヤマソービニオン 紫輝         
今年は酸が強く果実も弱めです。          (小林)

   

1 2004ヴーヴ・クリコ ラ・グランダム               (伊藤)

ACシャンパーニュ ブドウ品種 :ピノ・ノワール69%、シャルドネ31% WS94

1972年にヴーヴ・クリコ社創立200周年を記念して造られた「ラ・グランダム」はマダム・クリコに捧げられた最高級シャンパン。 複雑な香りと、シルクのようにエレガントな 口あたり。8つの特級格付けのブドウ畑でとれたブドウだけをブレンドして良年のみ造られる。
コクがありキレがあるとのコメントがありました。
シャンパンハウスのプレステージは美味しいと思います。


2 1997ドメーヌ・ド・シヴァリエ・ブラン               (緒方)

ACペサック・レオニャン特撰銘柄 PP84ソーヴィニョン・ブラン70%,セミヨン30%

ボルドーブランの中でも最高峰に位置するドメーヌ・ド・シュヴァリエの白ワイン。昔から評価の高かったワインですが、1990年代に入ってから、そのクオリティには、ますます注目が集まっています。
セミヨンの香りを充分に感じる事ができ、まさに飲み頃のテクニカルなワイン。


3 2004ミアーニ トカイ・フリウラーノ               (須田)

イタリア コッリ・オリエンターリ・デル・フリウリDOC トカイ・フリウラーノ100
名前は広く知られているが、実際口にしたことがある人はそう多くないでしょう。そのようなワインの代表格といえるのが、ミアーニです。イタリアワインの中でカルト的な存在として有名であり、地元フリウリでも容易に手にすることはできない幻のワインのひとつとして知られている。
微妙な甘さとしっかりした骨格を併せ持つ素晴らしいイタリアワインでした。


4 2009シャトー・ド・シトー(フィリップ・ブズロー)

ムルソー・プルミエ・クリュ・レ・ジュヌヴリエール

ACムルソー1級 シャルドネ100%                 (前澤)

ムルソー村に19世紀から続く名門ドメーヌで、2006年より、9代目フィリップ・ブズローが運営しています。所有面積は16.5ヘクタールで、化学肥料、除草剤、殺虫剤を一切使用しない厳格なリュット・レゾネ栽培を実践。ジュヌヴリエールは特に優れた三大1級畑の一つで、ムルソー村の中心部からややピュリニーよりの斜面上部に位置しています。この畑では、ムルソーらしい繊細さ、しなやかさとミネラル質の上品な調和が特徴です。
豊かな花の香り、火薬のようなニュアンスも感じられる極上のムルソーでした。



5 2012.ギガル コンドリュー ラ・ドリアーヌ

ACコンドリュー ヴィオニエ100%    PP98                (前澤)

「ギガルの三つ子の兄弟」と俗に言われる単一畑のコート・ロティ、「ラ・ムーリーヌ」「ラ・ランドンヌ」「ラ・テュルク」やコンドリューの「ラ・ドリアーヌ」はギガルの名声を確固たらしめ、とりわけこのふたつのアペラシオンにおいては他に並ぶもののない、圧倒的な地位を築いている。コンドリューの特徴は、白い花の香りがいっぱいに開くその芳しさにあり、ギガルのワインともなれば、そのポテンシャルを最大限に楽しむことができる。12年は完璧に近い。
素晴らしい花の香り(バラ)と豊かな口当たり、素晴らしいヴィンテージを感じられるワイン。



6 2011ドメーヌ・コシュ・デュリ 
      オークセイ・デュレスス                

ACオークセイ・デュレス  ピノ・ノアール100%    PP90点   (佐藤)

 「シャルドネの神様」とも評されるコシュ・デュリは、ブルゴーニュでも最も入手困難な生産者の一人として挙げられる。低収量はもとより全く濾過処理を行わず、ブドウの個性とテロワールがストレートに反映されたそのワインは、まさに異次元の出来。白ワインはもちろんのこと、蔵元が造る赤ワインも、ファン垂涎の的として高い人気を誇る。ムルソーにほど近いエリアから生まれるオークセイ・デュレス。
キメの細かななめらかさ、素晴らしい香り 
まさに別格の造り手を感じることができました。



7 2007レ・マッキオーレ パレオ・ロッソ           

トスカーナI..T ボルゲリ カベルネ・フラン100%  PP95点      (蒲谷)

1995年にイタリア最大のワインの見本市「ヴィニタリー」でサッシカイアやオルネッライアより高い評価を勝ち取り、衝撃的なデビューを飾った。これがレ・マッキオーレの華麗なる歴史の幕開けとなります。カベルネ・フラン100%で造られるスーパータスカン。チョコレート、濃密なカシス、エスプレッソと様々なアロマが感じられる。濃密でシルキーな舌触り、口に広がる果実味が豊か。
充実した強い香り、柔らかな口当たり フラン100%の素晴らしいワインでした。


8 2008シャトー・ムートン・ロート・シルト  PP94+          (小林)

ACポイヤク メドック第一級 カベルネ・ソーヴィニョン83%、メルロ17

100年以上も変更されることのなかった1855年のメドックの格付け。それを覆し、第1級に

格上げされた唯一のシャトーが、このシャトー・ムートン・ロスチャイルドです。

2008年ヴィンテージ最大の魅力は、いつ飲んでも美味しいこと。

2008年のエチケットは、北京で最も重要な現代美術館である今日美術館のアートディレクターを務める中国人画家、徐累(シュ・レイ)氏。 2008年は北京オリンピックの年でもあり、中国では8という数字が縁起の良い数字とされ好まれています。
森の中に居るような深い香り、花の香りもあり、高次元のバランスを感じることができる。さすが、5大シャトー