2011年10月30日日曜日

10.30 塩尻ワイナリーフェスタ2011

今年は前売り券のみの販売、土曜日2,500人、日曜日2,000人の限定です。
駅前も整備されましたが、このイベント、かつての活況はありませんでした。

2年前くらいがピークだったでしょいうか・・・




特に、五一ワインはブースを大幅に減らしている感じでした。場内も閑散としていました。

メーカーによって温度差が生じているかもしれません。

それでも、常設の試飲コーナーでは各種ワインの試飲ができました。



信濃ワインです。この辺りは、激混みのハズが・・・人数制限効果でシャトルバスも乗車可能です。

こちらも、2階で試飲です。

アイテムは多い部類です。コンコードとナイヤガラのアイスワインも無料試飲できました。


御三家の雄、井筒ワインです。大量に量産できるメーカーとしては県下屈指のクォリティーを誇ります。

メルロー樽熟2009が格安で瓶詰め体験できました。オリジナルエチケットで記念品としても楽しめます。ある意味同社の看板商品なので、数年先に楽しみたいと思います。


地下セラーもなかなか盛況でした。

数年前を思うと有料試飲も値上がりしていますが、まだまだ良心的な価格でフラッグシップワインまで楽しめます。

メルロー樽熟スープリーム2009は明らかに強いブドウですが、柔らかさも兼ね備えており、既に飲めるワインでしたが、数年先が楽しみなワインです。


2階の有料試飲コーナーは、順番待ちの盛況ぶりです。


JA塩尻は、牧歌的な良さがありました。

肝心のワインは、新酒以外はキビシイ感じでした。


JAブースは、比較的短時間の滞在でした。

アルプスワインも比較的大きなメーカーですが、何故か・・・松本歯科大学のエントランスで開催です。

残念・・・

基本的にボトムレンジのワイン、赤白1種類のみの試飲です。
良いワインもあるだけに残念な設えでした。

今回、何時になく輝いていたのがサントリーブースです。

ジャパンプレミアムと称してシリーズの組み換えを行なっています。

やや高めですが、本格的なチーズも入手出来ます。

高山シャルドネ2009はバランスも良く、美味しいワインでした。

この3,000以上のワインが飲み放題!

塩尻メルロー2008、このワインも柔らかくバランス良く仕上げられています。

そしてこのワインも無料試飲可能!でした。


何時になく活況を呈するサントリー塩尻ワイナリー

茅野市のエスポワールのビープシチューは、さすがにワインよりも強い感じでした。

このブースは、やる気を感じました。

サントリーは駅にも近く、2回も足を運んでしまいました。

入場制限が初めて導入された今回の「美しき秋のワイナリーめぐり」でしたが、これからも続けて欲しいイベントです。

2011年10月28日金曜日

10.27 マルマス コパン ワイン会

ウェルカムワイン 
2010サンクゼール ナイアガラ・ブラン
飯綱町 北海道産ナイアガラ100%

1 NV ユリス・コラン ブラン・ド・ブラン エクストラ・ブリュット
ACシャンパーニュ シャルドネ100%
オリヴィエ・コランは、アヴィーズのジャック・セロス(アンセルム・セロス氏)のもとで学んだ後、2003年にドメーヌ「ユリス・コラン」を創設。2004年が最初のヴィンテージ。ミレジメを名乗ってはいないが、実際には単独年産ブドウだけで出来ているシャンパーニュ。

2 1998ドメーヌ・J・F・コシュ・デュリ ブルゴーニュ・シャルドネ
ACブルゴーニュ  シャルドネ100%
ブルゴーニュ白の造り手としては、5本の指にはいると世界的に認知されている。並のドメーヌのブルゴーニュ・ブランとは比較にならない非常に高い評価を得ている、価格も。

3 2005ドメーヌ・エリティエ・ルイ・ジャド コルトン・シャルルマーニュ
ACコルトン・シャルルマーニュ 特級 シャルドネ100% WS94点
ブルゴーニュの最も偉大なる白ワインの1つ。
コルトン・シャルルマーニュは、コート・ド・ボーヌの北の方、アロース・コルトンとペルナン・ヴェルジュレスの2つの村にまたがる特級畑。ルイ・ジャドは19世紀よりコルトン・シャルルマーニュに畑を所有し、その畑はルイ・ジャドが持つ最も古い畑の一つ。

4 2006ドメーヌ・ルフレーヴ バタール・モンラッシェ
ACバタール・モンラッシェ 特級 シャルドネ100%
ブルゴーニュの最も偉大なる白ワインの1つ。
バタール・モンラッシェは、4パーセルを所有するが、クリマ同様ピュリニー、シャサーニュ双方の区画からつくられ、平均の樹齢も30年以上を数える。ルフレーヴで最もふくよかなワインで、このグラン・クリュの持ち味が遺憾なく発揮されている。

5 1999 シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー 
 醸造:山梨県/勝沼町 桔梗ヶ原産メルロー100%
1976年からメルローの栽培に挑戦し、1989年、ようやく初リリースした『シャトー・メルシャン 信州桔梗ヶ原メルロー1985』がリュブリアーナ国際ワインコンクールで大金賞を受賞。その後も数多くの受賞を重ね、日本を代表するプレミアムワインであり、また、素晴らしいメルローの産地としても世界から高い評価を獲得している。

6 2001シャトー・カロン・セギュール
ACサン・テステフ メドック第3級  PP90点
カベルネ・ソーヴィニョン60%、メルロ30%、カベルネ・フラン10%
サン・テステフ村の最北端の、格付けシャトー。18世紀に当時ラフィットやラトゥールを所有していたセギュール侯爵が残した言葉「われラフィットやラトゥールをつくりしが、わが心カロンにあり」は有名。カロンに対する彼の思い入れは、カロンのラベルにあるハートの中に今も生き続けている。

7 2003 パオロ・スカヴィーノ バローロ ブリッコ・アンブロージョ
ピエモンテ DOCG バローロ ネッビオーロ100%
パオロ・スカヴィーノはバローロDOCGの指定を受けたエリアの中心部、カスティリオーネ・ファッレット村にあるワイナリー。バローロの老舗のワイナリーですが、現在のオーナー エンリコ氏はいわゆる「バローロ・ボーイズ」といわれるモダンバローロの造り手としてよく知られている。 現代のバローロの頂点に立つワインであり、造り手である。濃厚でパワフルな中にも気品を備えたバローロは革新派のみならず、イタリアを代表する偉大な赤ワインです。

8 2006ドメーヌ・プリューレ・ロック シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ
ACシャンベルタン・クロ・ド・ベーズ 特級   ピノ・ノワール100%
DRCの共同経営者アンリ・フレデリック・ロックが1989年に設立したドメーヌ。アンリ・フレデリック・ロックはあのマダム・ルロワの甥っ子、アンリ・ルロワ氏の孫にあたり、1992年からDRCの共同経営者にもなっている。ブドウ栽培における様々な作業は、当然、状況を見分ける厳しい観察力と注意力を持ってする。ここでは「ビオロジック」を取り入れている。 テロワールの素晴らしさと自然派ワインとしての魅力を兼ね備えた風格のあるワインです。

9 2009ベルナール・デュガ・ピィ 
ジュヴレ・シャンベルタン・シャンポーV・V
ACジュブレ・シャンベルタン 1級  ピノ・ノワール100% PP93-96点
濃密な果実味をバックボーンに備えながら、あくまでピノ・ノワール特有のエレガントさを体現し、それに個々のテロワールの差異が彩りを添える、といった具合のワインは、確かに現在のブルゴーニュで望みうる最上の1本。1975年の収穫からドメーヌに携わり、1989年のミレジムより元詰を開始したデュガ・ピィの当主、ベルナールが生むワイン。

10 2009ドメーヌ・ド・ラ・モルドレ 
シャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・ド・ラ・レイヌ・デ・ボワ
ACシャトーヌフ・デュ・パプ PP93-96点 グルナッシュ80%、ムールヴェードル10%、シラー5%、クノワーズ2.5%、ヴァカレーヌ2.5% 平均樹齢 : 60年コート デュ ローヌ南部のスーパースター、クリストフ デロルムは、ローヌ河右岸のタヴェルで今最も注目されている生産者です。1987年に父親のフランシス デロルムによって設立。わずか5haの畑から、収穫量を30hl/haに抑えて造られている。30日という長い時間をかけ、ゆっくりと醗酵。50%はバリックで、残りはタンクで熟成。100%オーガニック、無農薬栽培の今最も注目の生産者!




今回も、秀逸な白ワイン群と個性豊かなブルゴーニュワインが中心のラインナップです。



2005ドメーヌ・エリティエ・ルイ・ジャド コルトン・シャルルマーニュのバランスの良さとブドウの良さが光っていました。畑の個性も表現されていました。時間が経ってもその良さは衰えず、良い意味で強いワインだと思いました。



今回のメイン、仏産コルベール(青首鴨)


白子のパイ包み

NV ユリス・コラン ブラン・ド・ブラン エクストラ・ブリュットと白子がマリアージュしていました。


きんきのグリエあん肝温製
1998ドメーヌ・J・F・コシュ・デュリ ブルゴーニュ・シャルドネ、2005ドメーヌ・エリティエ・ルイ・ジャド コルトン・シャルルマーニュ、2006ドメーヌ・ルフレーヴ バタール・モンラッシェ

どのワインのブルゴーニュのシャルドネの綺麗さが表現されていました。

伊産ウサギの真空調理 茸のマリネ添え
2001シャトー・カロン・セギュールは、バランスの良い軽やかなワインでした。

リードヴォーと温泉卵
2003 パオロ・スカヴィーノ バローロ ブリッコ・アンブロージョは、樽の使い方も果実も伊ワインといった感じで、華やかで強いワインの良さを感じました。

CHメルシャン桔梗ヶ原メルロー1999

やや果実は少なく感じたものの、基本的には強いワインでした。

飲み頃に達した国産プレステージワインは、十分に欧州ワインにも対抗できる内容でした。


フォワグラのポワレと蝦夷鹿のロースト

2006ドメーヌ・プリューレ・ロック シャンベルタン・クロ・ド・ベーズは、まさにブルゴーニュといった香りで、アールグレイのような芳香を感じました。
仏ソローニュ産コルベールのロティ

伊ウンブリア産白トリュフ
1999 シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルローとマリアージュしていました。

また、2009ベルナール・デュガ・ピィ ジュヴレ・シャンベルタン・シャンポーV・Vは、若いヴィンテージですが、既に美味しくいただけるしなやかさとバランスを兼ね備えており、最近の名声もうなずける内容でした。

2009ドメーヌ・ド・ラ・モルドレ シャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・ド・ラ・レイヌ・デ・ボワ

グルナッシュ主体のヌフらしいしなやかさと果実の強さが印象的でした。

2011年10月26日水曜日

アルプスワイン 2011新酒 旬醸 コンコード・ブリュット

2011シーズン初の新酒です。コンコード種のブリュットタイプです。食事にも比較的合わせやすいです。
新酒ですから、少し冷やしてガブ飲みタイプですが、優しい飲み口で和食とも合いました。

長野県の新酒で秋の深まりを感じられる幸せを感じます。

2011年10月24日月曜日

シレックス[2008]ディディエ・ダグノー

ディディエ・ダグノーが昨年亡くなり、2007年が彼の造り出した最後のワインになりました。
2008年は息子の第一作目。2008年はフランス全土で白ワインにとっては最高の年となりました。ロワールでもオイリーでねっとりとした強い年だそうです。

さて、実際の感想は・・・香りと酸が印象的なワインでした。
SBとは思えないエレガンスと果実、香りの絶対量を感じます。私がいただいた同ワインの中でも果実を一番感じました。温度が高ければ、極僅かな貴腐香もします。また、なぜか‥コルトンシャルルマーニュにも通じる、ふくよかな雰囲気も感じました。しかし、全てを纏める圧倒的な酸は流石です。

S先生ありがとうございました。

2011年10月23日日曜日

ルロワ ムルソー 1999 

諏訪湖ハーフマラソンの後で、参加者のみなさまと鰻の小林さんへ行きました。
竹酒の予定が・・・ルロワのムルソー1999に出逢うことができました。
鰻は間違いの無い美味しさ!でした。また、ワインも良いヴィンテージで美味しくいただきました。
何はともあれ、完走できたので、お酒もおいしくいただけました。

2011年10月21日金曜日

城戸ワイナリー ナイヤガラ ブリュット 2010

ナイヤガラの香りと果実の香りそのままに甘さを除したワインで、香りの量はワンランク上のワインに匹敵するものでした。
初リリースの年にいただいて感動したワインですが、ここ数年は期待値が大きいせいかその時の感動は味わえませんでした。しかし、2010ヴィンテージではストレートな強さが戻ってきた感じでした。
甲州種の一線級と比較しても負けない良さがあるワインです。

2011年10月20日木曜日

イケダワイナリー Grande Cuvee メルロー 2007

イケダワイナリーで現在はカタログ外となっているワインです。
2005ヴィンテージが良い印象だったので、期待しましたが、少し違う印象でした。特徴としては、控えめな樽の使い方でしょうか。この辺は好みの分かれるところだと思います。
果実のバランスもうひとつ・・・でした。それでも、綺麗なワインの部類だと思います。

2011年10月16日日曜日

CHメルシャン 長野メルロー1999 ロシアンオーク

車山高原で毎年開催されているフレンチブルーミーティング2011
鴨のリエットに合わせていただきました。丁度飲み頃を迎えており、最高に美味しかったです。
ロシアンオークの小樽で48ヶ月熟成させた無濾過のワインです。その香りはNZの雄、プロヴィダンスに通じる官能的な香りがしました。1999は日本の桔梗ヶ原にとって1990年代でナンバーワインのヴィンテージです。もう、市場にはありませんが、また飲みたいワインです。

秋空の蓼科山です


紅葉も見頃を迎えており、遠方からのお客様も大満足な1日でした。

2011年10月12日水曜日

9.29 マルマス・コパン ワイン会

※今回のワイン会は、私が参加できませんでしたが、会の記録のため掲載します。




◆評価はK先生のものです。



ウェルカムワイン 
2004エンペリー
韓国 山ぶどう 無農薬・有機栽培
◆甘さ、アルコールを感じる豊かなワイン



1 NV ボランジェ・ブリュット・ロゼ
ACシャンパーニュ ピノ・ノワール62%、シャルドネ24%、ピノ・ムニエ14%
ボランジェのスタイルを表す「スペシャル・キュヴェ」をベースに、アイとヴェルズネイのグランクリュ畑で収穫されたピノ・ノワールのみで造った赤ワインを5~6%加え造られるロゼ・シャンパーニュ。PP91点
◆かなりドライな印象、のど越しに微かな甘み。



2 2006ベルナール・モレ・エ・フィス 
シャサーニュ・モンラッシェ・レ・ザンブラゼ
ACシャサーニュ・モンラッシェ 1級 シャルドネ100%
シャサーニュでトップクラスの造り手の一人であるベルナール・モレ・エ・フィスは「ワイン・バイヤーズ・ガイド」でも5ッ星を獲得しており、このレ・ザンブラゼとレ・カイユレは「ブルゴーニュの最も偉大なる白ワイン」に選ばれている。
◆ドライな印象のワイン。



3 2008ドメーヌ・アルベール・グリヴォー ムルソー・クロ・デ・ペリエール
ACムルソー 1級 シャルドネ100%
ムルソーを中心に区画を所有するドメーヌの総面積はモノポールのクロ・デ・ぺリエールを筆頭に、9ヘクタール。 フラッグシップであるクロ・デ・ぺリエールはペリエール下部に位置する1ヘクタール弱の石垣で囲まれた区画。その昔からモンラッシェと並び称されたクオリティを誇り、時の権力者が代々所有してきた経緯がある。今もムルソーにおけるグラン・クリュ昇格の最有力候補
◆バランスの良い上品なワイン。


4 2008ドメーヌ・ド・モンティーユ コルトン・シャルルマーニュ
ACコルトン・シャルルマーニュ 特級 シャルドネ100%
ヴォルネー、ポマールで一、二を争うワインを生んでいたドメーヌは現在の当主エティエンヌが率いるようになって大きく飛躍した。コルトン・シャルルマーニュはプジェの区画からつくられ、広さはちょうど1ヘクタール。全体的にバランスのとれた滑らかで余韻の長いワインは、ドメーヌで唯一のグラン・クリュ白。
◆コルトンシャルルマーニュらしい香りとテイスト。ミネラル感、充実感はやや少なめ。



5 1994 アルベール・ビショー 
コルトン・シャルルマーニュ ラ・キュヴェ・ドゥ・エンペラー
ACコルトン・シャルルマーニュ特級 シャルドネ 100%
アルベール・ビショー社は、ブルゴーニュのコート・ド・ボーヌ地区ボーヌ市に位置し、1831年、ベルナール・ビショー氏によって創立、現当主アルベリック・ビショー氏で6代目となるブルゴーニュの名門ネゴシアン


◆ミネラル感、果実の充実を感じる。

6 2008ドメーヌ・ミッシェル・グロ ヴォーヌ・ロマネ・クロ・デ・レア
ACヴォーヌ・ロマネ 1級  ピノ・ノワール100%
     数あるグロ家の総本家的存在がこのドメーヌ・ミシェル・グロ。1995年ミッシェル・グロはあのジャン・グロを引き継いだ、ヴォーヌ・ロマネ屈指のドメーヌ。
 ヴォーヌ・ロマネのプルミエ・クリュ、クロ・デ・レアは、レ・ショームの下部に位置する2ヘクタール強の区画で、ミシェル・グロの単独所有。
◆バランスの良いブルゴーニュワイン。料理とも合わせやすい。



7 2006 ドメーヌ・デュージェニー クロ・ヴージョ
ACクロ・ド・ヴージョ特級   ピノ・ノワール100%
このドメーヌ・デュージェニーは、ルネ・アンジェルの畑を、2006年にシャトー・ラトゥールのオーナー、フランソワ・ピノー氏が購入したことで誕生。本拠地はヴォーヌ・ロマネ。ラトゥールの社長フレデリック・アンジェラ氏監督のもと、およそ6.5haの畑から5種類の素晴らしいワインを造り出している。デュージェニーの畑はクロ・ヴージョの丘最後部に位置する美しい区画。シャトーに非常に近いところにあり、樹齢60年の樹が1.37haの土地に広がっている。初リリース。
◆まだ若い印象。香りは森の果実ジャム様、柔らかい印象。



8 2009タンタラ ピノ・ノワール ピゾーニ・ヴィンヤード 
カリフォルニア サンタ・ルチア・ハイランド ピノ・ノワール100% PP89点 
ピゾーニは、ロマネ・コンティ社のモノポール ラターシュからの分岐種(クローン)栽培で知られる、ピノ・ノワール生産者の間で随一の人気を誇る畑です。
タンタラの樽はDRCと同じくフランソワフレールとルソー社のものが併用され(新樽60%)16ヶ月間熟成。清澄濾過は一切無し
◆甘さを感じる。時間がたつと落ちつきを感じる。



9 2009ドメーヌ・コカール・ロワゾン・フルーロ グラン・エシェゾー
ACグラン・エシェゾー特級   ピノ・ノワール100%
モレィ・サン・ドゥニ村のコカール家とフラジェ=エシェゾー村のロワゾン家の結婚によって誕生した5世代続くドメーヌ。総栽培面積8ha余りと小規模ながら,ジュヴレィ・シャンベルタン村からヴォーヌ・ロマネ村にかけて実に6つもの特級畑を所有している。ドメーヌのグラン・エシェゾーは,樹齢84年の区画を所有。僅か0.18ヘクタールの区画から毎年3樽のみ造られるドメーヌのフラッグシップ・ワイン。
◆豊かな香りとコクが充分に感じられる。酸に若さを感じる。



10 1996 シャトー・オー・マルビュゼ
ACサン・テステフ クリュ・ブルジョワ級  PP87-88点
平均ブレンド比率カベルネ・ソーヴィニョン50%、メルロ40%、カベルネ・フラン10%
格付けワインに匹敵するほど評価が上がっているワイン。
畑の場所は、サン・テステフの中でも特に評価の高いコス・デストゥルネルの畑に隣接。
◆素晴らしい香り、まだ若いが今後が楽しみなワイン。


11 2008シャトー・カロン・セギュール
ACサン・テステフ メドック第3級  PP90点
カベルネ・ソーヴィニョン82%、メルロ16%、プティ・ヴェルド2%
サン・テステフ村の最北端の、格付けシャトー。18世紀に当時ラフィットやラトゥールを所有していたセギュール侯爵が残した言葉「われラフィットやラトゥールをつくりしが、わが心カロンにあり」は有名。カロンに対する彼の思い入れは、カロンのラベルにあるハートの中に今も生き続けている。
◆充実感のあるテイストだが、凝縮感はあまり感じられない。


以上、私は参加できませんでしたが、比較的若いワインが多かったようです。


数年後、10年後に楽しみなワインではないでしょうか。

2011年10月2日日曜日

CH メルシャン マリコ・ヴィンヤード メルロー2007

マリコ・ヴィンヤードのファーストヴィンテージメルローです。
明らかに若い果実ですが、長野メルローよりも複雑な感じがします。将来、欧州ワインに近いスタイルになるのはこの塩尻よりも丸子かもしれません。
メルシャン一連のスイートスポット広めの樽の使い方に加えて、若いタンニンを感じます。
近年の桔梗ヶ原+丸子の「長野メルロー」よりも潔い感じがします。
今後に注目したいメルシャンの旧丸子町畑です。