2015年9月29日火曜日

サントリー 白州蒸留所 9.23

秋の白州を訪れました。
初めて試飲する白州25年 素晴らしいウイスキーですが、価格を考えると他のウイスキーが思い浮かんでしまいます。
しかし、良い勉強になりました。S先生、ありがとうございました。
天気にも恵まれました。
レリーフ
かなり大きな規模です
貯蔵庫に入るとウイスキーの良い香りに包まれます
30分ほどの工場見学の後に香りの良い 白州ハイボールがいただけます。
2杯目以降は角瓶となり、3杯で終了となります。

オープンエアのレストラン「ホワイトテラス」で数種類の「ダブルでお願いします」をご馳走になりました。
こんなパブ?バー?が近くにあると良いですが…

蒸留所価格で試飲できます。
BAR白州 また行きたくなる施設です。
BAR白州はカウンターで試飲したいです
白州の良さは12年のエイジングでも十分体感できます。
 サントリーを代表する個性 響17年構成原酒ミズナラ樽(北海道産ミズナラ)香りの絶対量も多く、素晴らしい華やかなウイスキーです。
帰って来てからの延長戦もあり、楽しいツアーでした。
S先生、お世話になりました。

2015年9月24日木曜日

9.17 S先生プライベートワイン会

圧巻の保存状態です。素晴らしいワインでした。
CH レオヴィル ラスカーズ 1975

ウェルカムワインは伊那市産のイチゴのシードルでした。
ジャック セロス イニシャル 何度か試飲していますが、今回のものは、酸と果実のバランスが秀逸でした。
イタリア産生ハムとイチジク 平目のマリネ バイ貝のコンソメ煮
Eギガル コンドリュー 2009
圧倒的な果実の充実を感じるワインでした。
豚肉とも相性が良さそうな力強い味わいでした。
カナダ産オマール海老と駒ヶ根産松茸のコンソメロワイヤル
オマールと松茸のマリアージュ さらにシュヴァリエのマリアージュ
まさに相乗効果でした。
ルフレーヴ シュヴァリエ モンラッシェ 2004
このワインはエレガントの極みとも言えるワインで、
静岡県相良産金目鯛のポワレ トマトのエッセンスソース
付け合わせのキノコはヤマドリ茸です。
エマニュエル ルジェ ヴォーヌ ロマネ レ ボーモン 2000
この頃のルジェの方が官能的な香りがしました。
料理とも合わせやいバランス型の素晴らしいワインでした。

アルプス牛フィレ肉のグリエフォアグラと共に 赤ワインソース松茸風味
ルジェの官能的な香りとマリアージュしていました。

完璧なガーネット CH レオヴィル ラスガーズ 1975

フランス産コルベールのロティ 駒ヶ根産トランペット茸添え
個人的に好きなコルベールです。
ラスカーズの綺麗な透明感と相反するしっかりとした果実がこの料理にも合っていました。
S先生、素晴らしいワインとひとときをありがとうございました。

おまけ ジャパニーズ ウイスキー
余市1987 
軽井沢 カスク 1988
白州蒸留所秘蔵モルト

2015年9月21日月曜日

ワインでキノコ狩り 9.20

 クロカワ、香茸、ヤマドリダケ、ズボウ、クリシメジ、松茸、イグチ
など、朝収穫したキノコをフレンチとワインに合わせる会が急遽開催されました。
この時期の信州の楽しみとも言えるワイン会です。
 キノコとのマリアージュ 特に、クロカワの苦味によりリースリングのワインが甘く感じるマリアージュを楽しむことができました。
流石、城戸さんのプライベートリザーヴ 
 ヤマドリダケは和食の処理より洋食が合うと思います。
 メルシャン マリコヴィンヤードシリーズも野生のキノコとマリアージュしていました。
特にシラーは品のあるフィネス系でキノコのポワレとマリアージュしていました。

 軽く炙ったツブ貝の装い イグチ茸添え
 金目鯛の昆布〆マリネ クロカワ茸のサラダ
城戸ワインのピノグリとマリアージュしていました。
 帆立貝のポワレポワレキノコ添え クリシメジ茸、ヤマドリ茸が使用されていました。
 マテ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
サンジョヴェーゼ100%ですが、非常にエレガントでどの料理にも合う綺麗なワインでした。

 松茸とイグチ茸とカラスミのパスタ
キノコが入るとさっぱりしていますが、その個性がワインと合う感じがします。
 デザートは栗を贅沢に使用したものでした。
 香茸は和牛とも合う香りもボディもあるキノコです。
アルプス牛イチボのロースト 香茸のソース

今回の野生キノコとワインの会は、突然開催されたものでしたが、山本シェフのご厚意で素晴らしい会となりました。
キノコはさっぱりいただけるのですが、個性も味も強く、ワインとのマリアージュを楽しむことができました。
キノコの菌の要素がシュヴァルブランのフランのニュアンスを感じる・・・とS先生も仰っていました。

2015年9月2日水曜日

マルマス コパン ワイン会 8.19


ウェルカムワイン 

 STTALシードルクラブ 2014 シードル ふじ100%         (須田)

濁度のあるシードルで、自然な感じですが、洗練度は今後に期待です。


 NVアンドレ・クルエ シルバー・ブリュット・ナチュール PP91 (小林)

ACシャンパーニュ  ピノ・ノワール100%(Grand Cru 100%2009,2010収穫分)

シャンパンにおいて通常行われる”ドサージュ”(補糖)を行わない良質な葡萄の個性がそのまま活かされたシルバー・ブリュット・ナチュール。上質なピノ・ノワールのピュアな味わいがそのまま表現された、他とは一線を画すキャラクターのシャンパーニュです。泡立ちから余韻に至るまでとても優雅であり非の打ち所がない。
確かに前回のゴールドのエチケットのものよりもナチュラルな感じでしたが、個人的な好みは前回の方です。



2 2012ジャン・ポール・エ・ブノワ・ドロ

シャブリ・グラン・クリュ・レ・クロ

ACシャブリ特級  シャルドネ100%                (小林)

ドロワン家は、シャブリ村のシンボル シャブリの門の正面にあり、1698年から代々続く名門です。 現在5つのグラン・クリュと8つのプルミエ・クリュを含む、26.5haの畑を所有しています。レ・クロは最も有名なグラン クリュで、ブランショとヴァルミュールの間に位置しています。長期熟成する畑のワインです。力強く堂々とした風味、人を圧倒するパワーをもつ、将来性豊かなワインです。クラシックでミネラルがあり、リッチなワイン。シレックスのようなミネラルがある。
シャブリらしいスタイルを残しながら、スケールの大きさを感じることができる綺麗なワインでした。



 2010ドメーヌ・J.A.フェレ プイイ・フュイッセ トゥールナン・ド・プイイ 
キュヴェ・オー・クラッセ

ACプイイ・フュイッセ  シャルドネ100%            (須田)

ドメーヌ・フェレの畑はフュイッセ地区で最良のテロワールにあり、約17haを所有しています。そのうち13haがフュイッセ村にあり、4haはヴェルジソンの岩塊のすぐ側にあります。このワインの畑はフュイッセ村の北部、プイイ村との境界付近にある、0.9haの畑です。サステイナブル農法を採用。収穫はすべて手摘みで、収穫時に畑の中で最初の選果を行います。少量生産に徹し、樹齢の高いブドウの樹から優れたワインが造られます。樹齢は平均50年。ローストしたアーモンドや花、蜂蜜の香り、程よいミネラルが心地よい、バランスの取れた上品でなめらかなワインです。
グレード感を感じることができるプイイでした。穏やかな酸とふくよかな香りがエレガントなスタイルでした。



4 2013小布施ワイナリー ソガ 1er プライベート・リザーヴ・シャルドネド

 小布施 シャルドネ100%   第12回国産ワインコンクール銅賞   (前澤)

ワイン裏ラベル記載内容より抜粋「ドメイヌカクトウは私達が尊敬する佐藤父子が栽培している垣根式栽培ワイン畑です。私達は彼らと上高井(小布施、高山、須坂)でシャルドネ栽培を邁進してきました。そのオマージュの意を込めて単一ドメーヌのワインを造りました。ドメイヌソガとは隣接または近隣にあり、微気候や土壌の物性もほぼ同じです。しかしドメイヌソガシャルドネとカクトウシャルドネは飲み比べるとその差は歴然とします。無骨で付き合いにくさすら感じるドメイヌソガに対し、カクトウは香り豊かかつふくよかな味わいで素直においしいワインです。お客様の好みも完全に二分します。栽培家の思想がワインにどの程度反映するか解るのではないでしょうか。新樽発酵、樽貯蔵8ヶ月ワインとタンク熟成ワイン半々ですので飲み疲れるような樽香はありません。このワインは無清澄化、生詰の為、酵母の沈殿物がございますが、これも本物の証です。
新しいスタイルになってからのソガのワインでこのクラスは初めてでしたので、興味深く試飲させていただきました。自然派傾向がより強まった印象です。若干苦味を伴った香りは、時間と共に馴染んでやさしいスタイルの中にもキュベの強さを感じることができました。



5 2013ドメーヌ・ポール・ペルノ

ピュリニー・モンラッシェ・クロ・ド・ラ・ガレンヌACピュリニー・モンラッシェ1級 シャルドネ100% RWG91-92(岩田)         

1級でも格上の畑として有名な、1級シャン・カネの一部、クロ・ド・ラ・ガレンヌを0.7haのみ所有!しかもそのいくらかがルイ・ジャドのワインとなってしまうためドメーヌの元詰は極少!花、ヒッコリーの木、鉱物など、香りの要素が豊富なワインです。純粋な、よく熟した果実の風味が心地よく、エレガントでデリケートな香りが楽しめます。少量しか生産されないため、残念ながら日本への入荷はごくわずかです。
良い造り手のピュリニーが続きます。ヴィンテージの影響か、若干果実が細く感じられましたが、香りのバランスは良いものでした。



6 2012ルイ・ジャド ボーヌ プルミエ・クリュ オマージュ・オー・クリマ ACボーヌ1級  ピノ・ノワール100% (小島)                  

フランス ブルゴーニュで150年以上の歴史を持つ名門メゾン・ルイ・ジャドは、生まれ育ったボーヌのテロワールに敬意を表し、素晴らしい収穫年となった2012年度ボーヌ・プルミエ・クリュのワイン18種をブレンドし、スペシャルキュヴェを造りました。それぞれの畑の個性が見事に調和した、奥深い味わいの赤ワインです。
日本向けの企画商品だそうです。基本的な組み立てはジャドのものです。しっかりした骨格ですが、柔らかさも感じられますが、数年後に試飲してみたいワインです。





7 2010ドメーヌ・エリティエ・ルイ・ジャド ボーヌ・プルミエ・クリュ・クロ・デ・ズルシュール ACボーヌ1級  ピノ・ノワール100% PP91-93点  (緒方)

ボーヌ村の「クロ・デ・ズルシュール」の畑は1826年にルイ・アンリ・ドゥニ・ジャドによって購入されて以来、代々ジャド家によって単独所有されてきました。「クロ・デ・ズルシュール」はプルミエ・クリュ畑のヴィーニュ・フランシュを囲む壁に接した一角にあり、畑面積は2.75haです。
ジャドにしては華やかさも感じることができるワインです。
ベリーと根菜類系の中間的な香りを楽しむことができました。




8 2004ドメーヌ・ドルーアン・ラローズ ボンヌ・マール・グラン・クリュ ACボンヌ・マール特級  ピノ・ノワール100%       (春日)

1850年に設立されたジュブレ・シャンベルタンの老舗ドメーヌ。グラン・クリュを6つとプルミエ・クリュを5つ所有している。

ワイン造りにおいては抽出よりエレガンスを求め、香りを最優先に考えるため、ピノ・ノワールの本来の魅力である、香り豊かで繊細で華やかな味わいを楽しむことができます。ボンヌ・マールは、モレ・サン・ドニとシャンボール・ミュジニーにまたがるグラン・クリュで、ドルーアン・ラローズの畑は非常に条件の良い斜面上部に位置しています。ドメーヌの中では最も長熟なグラン・クリュとして知られる銘酒です。
飲み頃を迎えたボンヌ・マールは素晴らしい芳香を放っていました。
ヴィンテージの要因もあり、若干弱い感じもしましたが、その香りと緻密な果実味はまさに官能的な領域に入っていました。





9 2006ル・ドーム

ACサンテ・ミリオン特級  カベルネ・フラン主体    PP94点  (佐藤)

石油コンサルタント、ジョナサン・マルテュス氏が1991年に会社を売って、1994年に買ったのがシャトー・テシエであり、そこで醸造されているカベルネ・フラン主体のトップキュベが、1996年より発売されたル・ドームです。

ル・ドームの畑は、シャトー・アンジェリスとシャトー・グラン・メーヌの間、たった1.64ヘクタールしかない2箇所の平地にあります。約700ケース出荷の少量生産のガレージワインであり、「パリで10万円出しても手に入らない」といわれたスーパー・シンデレラワインです。
現代的なサンテミリオンの代表格です。圧倒的な濃さはそのままに、サンテミリオン特有の柔らかさも兼ね備えたパーフェクトなワインでした。



10 2002アルマヴィヴァ                   (蒲谷)

チリ マイポ・ヴァレー カベルネ・ソーヴィニヨン72%カルメネール26

カベルネ・フラン2%  PP93

コンチャ・イ・トロ社とフランス・ボルドーの名門バロン・フィリップ・ド・ロートシルト社とのジョイントベンチャー。ワイン名はモーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」に登場するアルマヴィヴァ伯爵に由来。畑は昼夜の温度差が大きいマイポ・ヴァレーのプエンテ・アルト地区にあり、ボルドー品種を主体にカルメネール品種をアサンブラージュしたチリを代表するワインの一つです。
個人的に好きなワインです。
飲み頃を迎えた実力派ワインは、あらゆる料理を許容していました。
ヴィンテージを感じさせない若々しさすら感じる驚異の体力はチリのカベルネ特有のものだと思います。




11 2009ドメーヌ・ド・ラ・モルドレ             (前澤)

シャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・ド・ラ・レイヌ・デ・ボワ

ACシャトーヌフ・デュ・パプ PP93-96点 グルナッシュ80%、ムールヴェードル10%、シラー5%、クノワーズ2.5%、ヴァカレーヌ2.5
コート デュ ローヌ南部のスーパースター、クリストフ デロルムは、ローヌ河右岸のタヴェルで今最も注目されている生産者です。1987年に父親のフランシス デロルムによって設立。わずか5haの畑から、収穫量を30hlhaに抑えて造られている。30日という長い時間をかけ、ゆっくりと醗酵。50%はバリックで、残りはタンクで熟成。100%オーガニック、無農薬栽培の今最も注目の生産者!平均樹齢 : 60
古木のヌフの実用を感じることができるワインでした。
半乾きのプラムのような濃い果実は、前者のカベルネとは対照的でもありました。
このスタイルは日本人好みかもしれません。





秋田県産 岩牡蠣
新秋刀魚のマリネ
フランスブルターニュ産オマール海老のロースト ムール貝のエッセンス
サフランとココナッツ風味
フランス産フォアグラのムースとコンソメジュレ
トウモロコシのクーリーと共に
フランスブルターニュ産ウズラのポワレ フランス産セップ茸 ツル唐辛子添え