2008年8月28日木曜日

酒仙童ワイン会

実は・・・私は、本当の日本酒バージョン「酒仙童」には参加したことはありませんが、行きがかり上、「居酒屋越百」の常連のみなさんとワインを楽しむことになりました。ワインバーのマスターごっこをさせていただいて楽しかったです。(カウンターは楽しいですね)酒豪揃いとあって、1人1本以上のワインを用意しました。ワインの質と値段のバランスが難しかったですが、欧州産のワインの中でも国産ワインの個性を感じていただけて良かったと思います。最初が肝心と思い、白系ワインは、ハズさない手堅いラインナップとしました。また、軽く見られがちなロゼは、綺麗な作り手として知られるDMシュブロのワインをチョイスしました。(これが結構好評でした)赤は量的なボリュームを稼ぐものと、個性を感じていただく、ある程度の価格帯のワインで構成しました。古酒、国産シードルも含め個性的なラインナップだったと思います。また、いつかこんな風に居酒屋ワインをみんなで楽しみたいと思いました。
開店前のカウンター(オーナーえっちゃんが、素敵なグラスを用意してくれました)
途中、頼みの綱のオーナーさんが溺れかけましたが、みんなで楽しむことができて良かったです。
でも、一番大変だったのは、厨房のhamaさんだったと思います。まあ、これも「hamaさん祭り」の一環ですから・・・
田舎に無い楽しみは、自分たちで創りましょう!
寛大に迎えていただいた「酒仙童」のみなさん、ありがとうございました。

2008年8月26日火曜日

メルシャン 勝沼甲州 2007

自宅では 甲州をよく呑みます。国産ワイン好きを自認する私としては、甲州種のワインを開けるときは期待と不安が交錯します。このワインは前評判が良かったので、少し拍子ぬけでした。以前同社がラインナップしていたJ-fine甲州シュールリーの後継モデルと思われます。甲州に関しては、勝沼の小規模ワイナリーも良いものが沢山あるので、私個人の印象としてはメルシャンの甲州は全般的に影が薄くなっています。素直なワインでしたが、もう少しはっきりとした方向性が欲しかったです。

2008年8月25日月曜日

涸沢 竹鶴 17 小布施ルージュVDP2006

ヤマといえばウイスキーですよね。外の寒さに耐えれるうちは景色を見ながら、その後はテントの中でいただきました。また、一味違いました。
テントの中ではローソクを使用しました。(燃費と暖房のため)雰囲気も良いです。

初日は天気が悪かったので、雨音を聞きながらテントで乾杯でした。このワインはメルロー中心にブラッククイーン、ピノまで入ったごちゃまぜでした。飲んでるうちに結構真面目に作ってあると思いました。

2008年8月24日日曜日

涸沢 定番 生ビール おでん

朝日を浴びる穂高岳連邦(涸沢岳)です。早朝散歩に出かけました。
これが、定番!涸沢の生ビールです。これを楽しみに、この場所を訪れる人も多いと思います。
少し古いですが、「ビールを考えた人にノーベル賞・・・」って感じです。
涸沢ヒュッテ前にはこんな看板も・・・
昼間から名物「おでん」目当てに、屋台の居酒屋状態です。
正直一番おいしかったのは、散歩の後のオレンジでした。

2008年8月20日水曜日

涸沢 CHメルシャン長野メルロー2004

テント幕営地から30分程歩くとコルジュに出会います。朝日を浴びた花は綺麗でした。
まだまだ、若い感じでしたが、さすが昨年のジャパンワインコンペ金賞ワイン。バランスは卓越したものがあります。

実は、昨年も同じ場所に全く同じワインを持って行っています。1年ではあまり熟成感を感じることは出来ませんでした。しかし、このワインもスイスイでした。信州の葡萄で作ったワインを信州で一番好きな場所でいただきました。

2008年8月18日月曜日

涸沢 シャンパン ポメリー ブリュットロワイヤル

恒例になりつつある。北アルプスで美味しいお酒を飲む企画です。(ただのヤマ歩きです)
念願のシャンパンです。この画には思い入れあり、「こんなことをやってみたいな・・・」と考えていた画です。奥に見えるピークは、私の好きな「前穂高岳」です。
シャンパンだけに、泡も綺麗です。何が大変だったかというと、軽量化を図る山行のなかで、シャンパングラスをヤマに持って行くとうナンセンスさに打ち勝つことでした。
天気予報がハズレ好天に恵まれました。シャンパンはポメリーをチョイスしました。ロケーションに助けられ思い出に残る味わいとなりました。
もうすぐ日が暮れます。右の尖ったように見えるヤマは涸沢槍です。
シャンパングラスに山が屈折して見えます。
温度は大切です。この時期の残雪はスプーンカット状態でなかなか掘れません

2008年8月16日土曜日

ドン・メルチョー’97 カベルネ・ソーヴィニヨン

チリ最高峰のワインとして知られるプレミアムワインです。たまたま居酒屋越百に居合わせたチリワイン好きの近所の方と意気投合し、自宅で開けてみました。このワインは南米最高の赤ワインとして知られています。がっしりと力強いボディと深み、完熟した風味。タンニンは比較的強く、余韻も長く続くきます。双璧をなすアルマヴィーヴァよりも野生的な印象を持ち合わせています。美味しかったです。フランスワインとまた違った良さがありました。抜栓直後は力ずくで美味しいって感じでしたが、次の日残りを飲んで、改めて良いワインだと思いました。1997はチリワインにとって良い年だったらしく、また、飲み頃を迎えており、久しぶりにヴィロードのようなタンニンを感じました。

2008年8月14日木曜日

グレイス グリド甲州2006

なかなか美味しかったです。和食によく合う甲州です。比較的コクもあるタイプだと思いました。ほのかな柑橘系の香りと、ただドライではない若干の甘さがあります。バランスも良く、食事と合わせるとグビグビいけちゃいます。良いワインだと思いました。

2008年8月12日火曜日

たてしなップル ドライシードル2005

このシードルは私が今まで飲んだ国産シードルの中では一番おいしかったです。某小布施や某〇ィラディスト等と比べてもこちらの方がクオリティーが高い気がします。しかし、このエチケットと値段はいただけません。値段は欧州物の倍します。
泡もシャンパン並みの良い泡です。
同地域の 長門牧場のウォッシュタイプのチーズと合わせてみました。国産ウォッシュは珍しいです。しかし、こちらも欧州産の倍の値段でした。今日いただいた信州産はいずれも美味しく、クオリティも高いのですが、この値段では関税がかかっても欧州産を選ぶ人が多いと思います。

2008年8月6日水曜日

レ・フィエフ・ド・ラグランジュ1999

このワインは、かなり前に購入したものでしたが、来客があったので、開けてみました。ラグランジュのセカンドです。個人的にも馴染みのワインです。私が本格的にワインに興味を持ち始めた頃、舌に基準を作らなければ・・・とワイン雑誌に書いてあったのを忠実に実行した時に何本も飲んだワインです。
当時のヴィンテージはもう少し古かったと思います。1999のこのワインは体力こそ少ないものの、さすが、洗練されたバランスを有していました。

DMミシェル・グロ ニュイ・ブラン2005

コート ド ニュイの名門醸造家グロのブランです。2005は良い年らしいです。抜栓直後から良いワインだと感じました。ただ、過度な期待は禁物です。作り手と値段を考えると、無難な良いワインというパフォーマンスです。夏に、良いシャルドネ。比較的クセのないタイプです。