2010年1月28日木曜日

1.25 OX ワイン会 CHヌフ・デュ・パブ

今回のテーマはシャトー・ヌフ・デュ・パブです。①ボーカステル CNP 1973 ②ボーカステル CNPオマージュ・ジャック・ペラン 1999 ③アンリ・ボノー CNPキュベ・マリー・ブリュレ 1998 ④アンリ・ボノー CNPレゼルウ゛・デュ・セレステン 2001

申し合わせていませんでしたが、2つの作り手のヴィンテージ違いとなりました。

デキャンターの必要なワインも何種類かありました。結果的にはシニアソムリエの完璧なアイレーションによってどのワインも良い状態でいただけました。何れも美味しいワインでしたが、ボーカステル CNP 1973 のブルゴーニュ的な根菜類の香りを伴うエレガントなワインが、ヌフの意外性を感じられ面白かったです。
白ワインは、①ライヤス CNPブラン 2001 ②ギガル コンドリュー 2002です。このワインはどちらも全く違う印象でした。ライヤスは、アルザスのワインの様な香りと、やや苦みを伴う味わいが印象的でしたが、時間と伴にバランスのとれた味わいに変化していきました。一方、コンドリューは、やや貴腐化した印象で、エレガントなタイプのワインでした。黄金色の色合いが印象的でした。
フォワグラのテリーヌです。(CP) ウ゛ィルマール キュベ・クレアシオン のしっかりとしたシャンパンに合いました。
鴨と西洋ネギのポワレです。
スープ・ド・ポワソンです。これも強めの白ワインに良く合い美味しかったです。スープ自体も大変美味しかったです。
豚?の血を凝固させていただきました。比較的クセはなく、ワインと良く合っていました。
今回、面白かったのは、 ①ボーカステル CNP 1973 ②ボーカステル CNPオマージュ・ジャック・ペラン 1999 ③アンリ・ボノー CNPキュベ・マリー・ブリュレ 1998 ④アンリ・ボノー CNPレゼルウ゛・デュ・セレステン 2001 何れも全く違ったタイプのワインだったことです。ボルドーグランヴァンスタイル、ブルゴーニュタイプ、ローヌタイプ、イタリア・スペインタイプ・・・ブラインドで出されて全てヌフと言える人がいるとは思えないほどでした。
猪のローストです。肉料理を得意とされるオーナーシェフの真骨頂を感じました。
猪の煮込みです③アンリ・ボノー CNPキュベ・マリー・ブリュレ 1998 ④アンリ・ボノー CNPレゼルウ゛・デュ・セレステン 2001 どちらも、思ったよりエレガントでした。

2010年1月18日月曜日

2010.1.14 マルマス・コパン ワイン会

今回は、比較的白ワインが多かったですが、実践のマリアージュにおいては、このくらいのバランスが重宝します。
ボルドー、ブルゴーニュ、赤ワインはバランスの良い構成です。

CHライヤス、ヌフ・デュ・パブ・レゼルブ・ブランです。このワインは、個性的かつ美味しいワインでした。ブルゴーニュの一線級のバランス良い香りとやや苦みを伴う個性的な味わいが印象的でした。
フンブレヒトのゲヴュルツラミネールは、やや貴腐化した甘みと品種由来の酸に支えられ美味しいワインでした。
レ・フォール・ド・ラトゥールは2000年のグレートヴィンテージらしい、果実味あふれるバランスの良いワインでした。

白ミル貝と野菜のマリネ しっかりとした触感で、強めの白ワイン全般に合いました。
オマール海老のパイ包みトリュフのソースです。
フォワグラのポワレと下仁田ネギふきのとうソース ふきのとうの風味がフォアグラをさっぱりとした感触にしていましたが、個人的にはしっかり目の味わいが好みでした。ネギは大変美味しかったです。

仔牛のソテーとリンゴのキャラメリゼ、シードル・タマネギのソース 品の良い味付けで、今回のフランスワインにもマリアージュしていました。味わい的にはブルゴーニュのワインに合っていました。

今年、第1回目のワイン会です。今回は、フランスの個性派がそろいました。

ウェルカムワイン 
1986シャトー・ル・トレフォン 
ACメドック
カベルネ・ソーヴィニョン42%、メルロ30%、カベルネ・フラン12%、プティ・ヴェルド12%、マルベック4%

2007シャトー・ペトリュス・ガイア No.2
ACボルドー・スーペリュール
メルロー65%、カベルネ・ソーヴィニオン27%、カベルネ・フラン8%
(佐藤)

1 1995 ブルーノ・パイヤール ネック・プリュ・ウルトラ
ACシャンパーニュ シャルドネ50%、ピノ・ノワール50% PP90点
グレートヴィンテージのみ造られるシャンパン N.P.U.1995!!  “Nec Plus Ultra”とはラテン語で、これ以上最上のものはない、という意味をもち、このシャンパーニュはまさにその意を体言しています。

2   ドメーヌ・ボノー・デュ・マルトレィ 
2001コルトン・シャルルマーニュ
ACコルトン・シャルルマーニュ 特級  PP91点 シャルドネ100%
ボノー・デュ・マルトレイは特級の白ワイン「コルトン・シャルルマーニュ」の代名詞ともいえる偉大なドメーヌ?。ヴィンテージの良し悪しに関わらず、180樽以上は造らないという徹底主義が、常に最高のワインという芸術品を産み出しています。

3   シャトー・ライヤス
2000シャトー・ヌフ・デュ・パプ・レゼルブ・ブラン
ACシャトー・ヌフ・デュ・パプ グルナッシュブラン50% クレーレット50%
赤ワインは5星生産者、白ワインは4星
非常に希少な白ワイン 
シャトー・ヌフ・デュ・パプの生産割合は赤ワインが93%、白ワインが7%

4   ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト
2002ゲヴュルツトラミネール・ランゲン・ド・タン・クロ・サン・ユルバン
ACアルザス 特級   ゲヴュルツトラミネール100%
この年は原料のブドウの糖度が非常に高く、醗酵は非常に活発で、補糖を一切行なわずして、アルコール度数16.1%という高さです。

5   ドメーヌ・ミッシェル・グロ 
2005ヴォーヌ・ロマネ・クロ・デ・レア
ACヴォーヌ・ロマネ 1級 ピノ・ノワール100%
ミッシェル・グロはあのジャン・グロを引き継いだ、ヴォーヌ・ロマネ屈指のドメーヌ。クロ・デ・レアはレ・ショームの下部に位置する2ヘクタール強の区画で、グロの単独所有。

6   ドメーヌ・ルイ・ラトゥール 
1999コルトン
     ACコルトン 特級 ピノ・ノワール100%
ルイ・ラトゥール社は200年以上も続く家族経営の、ブルゴーニュを代表するつくり手。今やコート・ドールでは最大のグラン・クリュを所有し、プルミエ・クリュ(村名畑)を加えると60haにもおよぶ[コルトンの帝王]と称されています。

7 2000レ・フォール・ド・ラトゥール
ACポイヤック Chラトゥールのセカンド PP95点(2008/11/30)
カベルネ・ソーヴィニョン60%、メルロ40%
これまでにつくられた最上のレ・フォール・ド・ラトゥールの1つ

8 1975シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテスト・ド・ラランド
ACポイヤック メドック2級 PP92点(2009/9/30)
カベルネ・ソーヴィニョン45%、メルロ35%、カベルネ・フラン12%、プティ・ヴェルド8%(平均ブレンド)