2018年6月25日月曜日

5.30 マルマス コパン ワイン会

ウェルカムワイン 
2017ドメーヌ・シュヴロ ブルゴーニュ・ロゼ・キュヴェ・サクラ 
ACブルゴーニュ ピノ・ノアール100%                    (小林)
       

 2009モエ・エ・シャンドン ドン・ペリニヨン       
ACシャンパーニュ  ピノ・ノワール、シャルドネ WS96          (小林)
17世紀の終わりに、シャンパーニュの父と称されるドン・ピエール・ペリニヨンは「世界最高のワインを造る」という志を掲げ、その偉業は今日まで引き継がれています。作柄の素晴らしい年に収穫された葡萄のみを使い、絶妙なバランスで造られた芸術品とも呼べる高品質シャンパンです。2009年は「表情豊かな果実味とテクスチャーを感じる“太陽のヴィンテージ”」、2008年よりも先にリリースを迎えた2009ヴィンテージ。


2 2015フランソワ・ミクルスキ ムルソー
ACムルソー    シャルドネ100%               (須田)
当主であるフランソワ・ミクルスキ氏はボーヌで醸造学を学んだ後、カリフォルニアのカレラ エステートで研修を受けます。1984年に叔父のピエール・ボワイヨ氏に従事し、さらに経験を積んだ後、ボワイヨ氏が引退した1991年にメタイヤージュにより畑を引き継ぎ、自らのドメーヌを設立しました。グットドールの下方にあるレ・ペル・ドゥスなど、複数の区画のブドウを使用しています。トロピカルフルーツの風味と程よい樽香が調和し、豊かなミネラルに支えられたムルソーです。ミクルスキのスタイルを堪能する1本。
トロピカルな軽やかな雰囲気の中にも、古典的な骨格も感じることができる素晴らしいワインでした


3 1999ルー・デュモン レア・セレクション
          シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・モルジョ (前澤)
ACシャサーニュ・モンラッシェ1級 シャルドネ100%                  
ワインの買い付けのために毎日のように生産者を訪ね歩いている仲田さんが、地道な活動の中で見つけた蔵出し古酒。メゾン・ルー・デュモンにクルチエ達がビン買い(”シュル・ピル”といいます)条件で持ち込んでくる古酒。それらの中から、コストパフォーマンスが抜群なものだけを仲田さんが厳選して紹介してくれるのが「レア・セレクション」です。(「レア・セレクション」の「レア」は、”レアちゃん”と、”レアもの”をかけたもの)。
完全なる古酒のスタイルですが、強い酸に支えられてしっかり楽しむことができました。



4 2010メゾン・ジョセフ・ドルーアン
ボーヌ・プルミエ・クリュ・クロ・デ・ムーシュ・ブラン
ACボーヌ1級    シャルドネ100%   PP 93点     (武内)
ボーヌ1級の中で最も名高い“蜜蜂の畑”の名で呼ばれ、ポマールとボーヌの間にある南東に面した丘にある13.4haの自社畑。頂上付近の土壌は石が多く、中央から下の方は石灰岩や泥灰土で、ワインに複雑さをもたらします。新樽25%を含むフレンチオークで1215ヶ月熟成。柑橘類の香りにバニラのニュアンス、蜂蜜やアーモンド、レモンを感じさせる豊かな味わいです。
このワインは本当に素晴らしいワインでした。ドルーアンの看板商品でもある「クロ デ ムーシュ」は飲み頃を迎えており、出過ぎない果実と完全バランスの酸、ナッツの香りなど、どれをとても完璧なワインでした。


フォワグラのムースとコンソメジュレのカクテル トウモロコシのクーリー

5 2014シャトー・カルボーニュ・ブラン
ACペサック レオニャン グラーヴ特選銘柄       (春日)
品種 :ソーヴィニヨン・ブラン65%、セミヨン30%、ミュスカデル5% 
 PP90-92              
従来「エレガントでキレのよい」白ワインを産出してきたシャトーですが、近年そのエレガントさに豊かさと重みを加えることに成功しています。赤・白共に特選銘柄に格付けされています。 どのヴィンテージも外れの少ない素晴らしい白ワインを造るシャトー・カルボーニュです。
セミヨン種特有の香りを有しており、初夏には青い香りが合うと感じました。

 金目鯛とハマグリの白ワイン蒸し


6 2010ドメーヌ・ベルナール・マルタン・ノブレ ヴォーヌ・ロマネ
ACヴォーヌ・ロマネ ピノ・ノワール100%                 (前澤)
このワインを造ったのは、今、ヴォーヌ・ロマネで注目の若手生産者ファブリス・マルタンの父親、ベルナール・マルタン氏。すでに2000年にファブリス氏にドメーヌを譲り引退した、ベルナール・マルタン・ノブレはヴォーヌ・ロマネに1972年に設立されたドメーヌで、DRC醸造責任者のベルナール・ノブレ氏の叔父にあたります。造ったワインのほとんどが家族や友人などのため、そしてなじみのレストランなどにしか卸されず、いわば一般にはほとんど出回らないワインです。樹齢7080年の超古樹から産まれる超稀少ヴォーヌ・ロマネ。
VVのワインだけに、特有の柔らかい雰囲気を感じました。軽やかなベリーの香りでした。


スペイン産パンタード

7 2014ドメーヌ・モンジャール・ミュニュレ エシェゾー・グラン・クリュ
ACエシェゾー特級 ピノ・ノワール100%   PP90-92点    (佐藤)
現在、ブドウ畑の面積は33ha。北はマルサネから南はサヴィニー・レ・ボーヌまで35のアペラシオンに散らばっている。ちょっとしたネゴシアン並みの規模だ。このドメーヌの華はなんといってもエシェゾーとグランゼシェゾー。それぞれ2.6ha1.44haという面積は、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティに次ぐ広さだ。日本向けのエシェゾーはもっとも優れたワインを生むとされるエシェゾー・デュ・デュスのもの。この区画は緻密でエレガントなスタイルとなる。新樽率6080%。
エシェゾーのテロワールを素晴らしく表現しているワインでした。ベリー系の香りの中にも根菜類系の力強い香りも感じられました。

イタリア産チンタセネーゼ豚のグリエ

8 2012カレラ ジェンセン ピノノワール     
カリフォルニア、マウント・ハーラン ピノ・ノワール100%  PP96点  (岩田)
カリフォルニアのロマネ・コンティと呼ばれるカレラのフラッグシップワイン。オーナーのジョシュ・ジェンセン氏は、ブルゴーニュに渡り、栽培は世界最高のワインを産み出すドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティで、醸造はドメーヌ・デュジャックで修行を積みました。
カレラはその技術をもって、ブルゴーニュに負けない石灰質を豊富に含んだ畑で栽培した葡萄を使用して作られたワインなのです。ルゴーと隣接している、2ヘクタールの畑からわずか3500本ほどが生産されています。
アメリカのピノらしい、明るい印象でしたが、カレラは古典的なスタイルも感じられる部類だと改めて思いました。


9 2010シャトー・グリュオー・ラローズ    
ACサン・ジュリアン メドック格付第二級 PP92-94  (緒方)
カベルネ・ソーヴィニヨン66%、メルロー28%、プティ・ヴェルド6
サン・ジュリアンの美点を余すところなく表現しているのが、このシャトーです。ポイヤック的な堅牢で重厚なスタイルと、マルゴー的な優雅さやフィネス、それらを調和のとれたスタイルに落ち着かせる、熟練の技が生きた、品格のある貴重な銘柄です。
エチケットに堂々と「王のワイン、ワインの王」と記されているとおり、1855年の格付け当時は、1級シャトーに次いで取引価格が高かったのが、グリュオ・ラローズだというのは有名な話です。
名門ワイナリーですが、最近は若干元気の少ない印象です。
それでも、端正なスタイルは健在でした。


10 NV(2014)ファルネーゼ   ルカ マローニ201799
エディツィオーネ・チンクエ・アウトークトニ・コレクション No.16
アブルッツォ州、ブーリャ V.d.T. モンテプルチャーノ33 %、プリミティーヴォ30 %、サンジョヴェー ゼ25 %、ネグロアマーロ7%、マルヴァジア ネーラ5%    (蒲谷)
ヒュー ジョンソンの「何故土着品種で偉大なワインを造らないんだ?」という言葉から生まれた。「最高」を求め造りあげたエディツィオーネ。南・伊の土着品種5種類の、最上の葡萄を使い、造られた。コレクション No.16は土着の葡萄品種の為に選ばれた最高の畑で、更に選りすぐりの葡萄だけを使って造られる特別なワイン。
ファルネーゼは圧倒的な果実を感じることができるワインです。
今回もその実力を感じとることができました。


2018年5月27日日曜日

プロヴィダンス マタカナ 2003


手間隙かけたぶどうであることを感じることができるワインです。
農薬・化学肥料・殺虫剤などは使用していないとのことです。
メルロー、カベルネ主体なのにベリー系の香りを感じることができる数少ないワインです。S先生、ありがとうございました。トリュフのチーズも美味しかったです!

2018年4月30日月曜日

4.18 マルマス/コパン ワイン会

ウェルカムワイン 
2016信州駒ヶ原ヤマソービニオン平沢畑ヤマソービニオン100%(蒲谷)
ヤマソービニオンの雰囲気は弱く感じましたが、バランスの良い柔らかい印象を感じました。     

 2002パイパー・エドシック レア2002       
ACシャンパーニュ特級  シャルドネ70%、ピノ・ノワール30 
 WS97点 (小林)
パイパー・エドシックはフローレンス=ルイ・エドシックが1785年に創業した、歴史あるシャンパーニュ・メゾンのひとつです。レア・ヴィンテージはパイパー・エドシック社のシャンパーニュの なかでも“究極の贅沢”と名高い逸品です。17のクリュから選別されたブドウを使い、カーヴで8年以上熟成させることによる、濃厚で深いコクのあるヴィンテージ・シャンパーニュ。1976年のファーストヴィンテージから、過去に8度しか生産されていない、濃厚で深いコクのあるシャンパーニュです。
派手な瓶の印象とは異なり、尖った個性は感じませんでしたが、バランスの良いプレステージシャンパーニュだと思いました。

2 2015ドメーヌ・ヴァンサン・ドーヴィサ
            シャブリ・プルミエ・クリュ・ラ・フォレ 
ACシャブリ1級 シャルドネ100%  PP 93-95点  (熊倉)
伝統的な樽醸造を守り続ける長熟シャブリの造り手。ラ・フォレはモンマンも名乗ることが可能な1級畑だが、ドーヴィサでは本来の畑名を用いる。1級ラ・フォレは4.53haという、このドメーヌ最大の面積をもつクリマで、区画が分散しているためにそれぞれ性格のバラツキが大きい。すべてをアッサンブラージュすることで複雑味が生まれ、完成度の高いワインになる。
ある意味では今どきのシャブリと言うか、洗練されたシャルドネ種のワインといった感じでした。

3 2005フィリップ・パカレ シャブリ・プルミエ・クリュ・ボーロワ
ACシャブリ1級 シャルドネ100%  (春日)
今や自然派ワインの代名詞とも言われるフィリップ・パカレ。ボーロワは、シャブリ地方特有のキンメリジャン土壌に粘土石灰土壌が混じる南向きの斜面の一級畑です。驚くほど厚みのあるボディにキレのよい酸。プルミエ・クリュとは思えない風格を備えた、 豊かなミネラルと旨味が見事に溶け合う一本。
グレートヴィンテージとは言え、白の10年超えヴィンテージだったので心配しました、杞憂でした。パカレ一連の綺麗な酸と個性を感じることができました。


4 1999ルイ・ラトゥール
ムルソー・ブラニー・プルミエ・クリュ・シャトー・ド・ブラニー
ACムルソー1級    シャルドネ100%     (前澤)
ルイ・ラトゥール社は200年以上も続く家族経営の、ブルゴーニュを代表するつくり手。ブルゴーニュ2大白ワインのひとつといわれる「コルトン・シャルルマーニュ」の生みの親としても広く知られています。コート・ド・ボーヌ地区で、最も広大な白ワイン産地であるムルソーの南部にシャトー・ド・ブラニーはあります。コクのある芳醇な味わいで、ピュリニやシャサーニュより若干早く熟成します。


5 2014ドメーヌ・エリティエ・ルイ・ジャド コルトン・シャルルマーニュ
ACコルトン・シャルルマーニュ特級  シャルドネ100% PP91点  (蒲谷)
ブルゴーニュの最も偉大なる白ワインの1つ。
コルトン・シャルルマーニュは、コート・ド・ボーヌの北の方、アロース・コルトンとペルナン・ヴェルジュレスの2つの村にまたがる特級畑。ルイ・ジャドは19世紀よりコルトン・シャルルマーニュに畑を所有し、その畑はルイ・ジャドが持つ最も古い畑の一つ。非常に素晴らしいもので毎年50006000本しか生産されない希少なワインです。力強く、豊かで、ミネラル分が多く、果実と花を思わせる香りは芳醇で、コショウやシナモンのスパイシーな香りも感じられます。
最近、早飲みにも対応しているジャドのコルトンシャルルマーニュは既に最高のパフォーマンスを発揮していました。圧倒的な凝縮感とバランスの良さは近年における同社の充実ぶりを物語っていました。

6 1995ニコライホーフ ヴィノテーク・リースリング
オーストリア ACヴァッハウ   リースリング100% (佐藤)
2000年前にローマ人がドナウ河流域のヴァッハウ地区マウテルンに建設したワインセラーが土台となる歴史ある醸造所。ワイナリーのシンボルとなっている聖ニコライ修道院は985年に建造された物です。1894年にサース家の所有となり、ワイナリーとして復活させました。
 当主のニコラウス サース氏と息子のニコラウスJr.氏が栽培・醸造を手がけ、クリスティーネ サース夫人が輸出や啓蒙を担当しています。1971年からビオディナミを取り入れ、1992年にはdemeter(デメテール)の認定を受けています。約15年の大樽での熟成を経てリリースされたワインとは思えないフレッシュさを持つワイン。洋ナシやりんごを思わせる果実味に、フレッシュな酸も豊かに残る。一度は飲んで頂きたいオーストリアワインの最高峰。
オーストリーのRiesling特有の酸は強めの食事にもよく合いました。

7 2001ドメーヌ・アルベール・マン 
ゲヴュルツトラミネール・グラン・クリュ・シュタイングリュブラー
ACアルザス特級 ゲヴュルツトラミネール100% IWS92                    (武内)
ブドウ栽培家であったマン家とバルテルメ家が統合して、17世紀に設立されたワイナリーです。長い歴史を持つワイナリーですが、現在の名声は1970年代にワイナリーを引き継いだ現当主モーリスとジャッキー・バルテルメ兄弟の尽力に他なりません。今では、総面積は21ヘクタールを所有し、テロワールと環境を尊重したワイン造りを行っています。アルザスの伝説的スター、マルセル・ダイス、ウンブレヒト、トリンバックと並びパーカー5ツ星の蔵!


8 1987ドメーヌ・ロワ・フレール
オークセイ・デュレス・プルミエ・クリュ・レ・デュレス
ACオークセイ・デュレス1級 ピノ・ノワール100%  (前澤)
創業1632年という、オークセイ・デュレスの大御所です。11.5ヘクタールも所有しており生産量が多い上、「長期熟成させて飲み頃になってから販売する」という方針を家族代々受け継いできたため、結構な量のバックヴィンテージを所蔵しています。しかも大御所だけあって、「レ・デュレス」と「ル・ヴァル(クリマ・デュ・ヴァル)」の2トップ畑を所有。小石が多い前者は繊細でエレガント、最南向きの後者は力強い果実味が特徴です。これらのバックヴィンテージはいずれも、オークセイらしいミネラルと酸が立った鮮度感のあるスタイルで、だからこそきれいに熟成できたと言えますし、また、様々な料理にも合わせやすいです。
色が物語るように、綺麗でチャーミングなワインでした。


貝類とコンソメジュレのアンサンブル

縞アジのマリネ

シュガートマトとアワビのミルフィーユ
岐阜県産稚鮎と山菜のフリット

9 2010シャトー・スーサン 
ACマルゴー  カベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロー50%    (緒方)
このシャトーは1730年からこの地を所有してきたソルジュ家によって代々守られてきました。現在のオーナーであるジャン・ソルジュには二人の娘シルヴィーとクリステルがおり、彼女たちもまたワイン造りに携わり、代々続くこの貴重なシャトーを守っています。シャトー・スーサンの畑はシャトー・マルゴーと隣接している、2ヘクタールの畑からわずか3500本ほどが生産されています。
マルゴー特有の肉厚な果実が印象的なワインでした。

10 2010.ギガル コート・ロティ・シャトー・ダンピュイ
ACコート・ロティ  シラー93%、ヴィオニエ7%    PP99点    (岩田)
1995年にコート・ロティの歴史的なドメーヌである「シャトー・ダンピュイ」を入手。
シャトー・ダンピュイは7つの区画からなるコート・ロティであり、コート・ブロンドとコート・ブリュンヌの両テロワールがブレンドされた、素晴らしく調和のとれたスタイルとなっている。温度調整可能なステンレスタンクで醸造。4週間の醸し発酵。新樽100%38ヶ月の熟成。
流石の凝縮感とバランスの良さを感じるワインでした。
食中酒としては無敵とも言えるワインで、ウズラとマリアージュしていました。

11 2004レ・マッキオーレ メッソリオ
トスカーナI..T メルロー100%   WS100点 PP96点       (須田)
イタリアを代表するスーパー・プレミアム・ワイン産地として知られた銘醸地・ボルゲリに位置するレ・マッキオーレ。貴族がそのほとんどを所有する中にあって、唯一、地元の農家出身の故エウジェニオ・カンポルミ氏が1983年に設立。地元の農家として世界に名を轟かすカンティーナを造り上げ、「メッソリオ」、「スクリオ」という世界レベルのワインを生み出した。ワインスペクテーターで100点を獲得したのをはじめ、各専門誌で絶賛された大傑作!超優雅なタンニンがとてつもなく長いアフターを演出し、テイスターのジェームス・サックリンがあまりの素晴らしさで「しばらく言葉が出なかった」とコメントしたほど。メルロー100%で造られボルドーの凡百のグランヴァンを遥かに凌ぐ仕上がり。
憧れのワイン、メッソリオです。2004ヴィンテージは飲み頃を迎えており、きめ細やかなタンニンと充実した果実の中にも軽やかなバランスが印象的でした。

アルプス牛ランプ肉とフランスロワール産ホワイトアスパラガス
フランスヴォージュ産ウズラのファルシイ


2018年4月10日火曜日

3・28 マルマス コパン ワイン会


※今回も私は参加できませんでしたが、会の記録として保存します。


ウェルカムワイン 
2016あずみアップル ピノ・ノワール                    (小林)
       池田町青木 ピノ・ノワール100

 2009アンドレ・ボーフォール ブリュット・
    グラン・クリュ アンボネイ       
ACシャンパーニュ特級  ピノ・ノワール80%、シャルドネ20        (小林)
アンドレ・ボーフォールはアンボネのRMで、シャンパーニュにおけるビオロジックの先駆となった造り手です。現オーナーはジャック・ボーフォール氏。今でも彼はルミアージュやデゴルジュマンを手作業で行っています。そのため一回の出荷数量には限界があり、ごく少量しかリリースされません。また出来る限り瓶内2次熟成を長く行う為に、デゴルジュマンは出荷直前に行っています。

2 2014マリマー・エステート 
ラ・マシーア・シャルドネ・ドン・ミゲル・ヴィンヤード 
カリフォルニア  ソノマ シャルドネ100%  PP 90点            (緒方)
このマリマー・エステートは、スペインワイン界きっての名門ワイナリー、トーレス家の長女マリマー・トーレス女史がカリフォルニアの地で手掛けるワイナリー。マリマー・エステートのワイン造りは、どれをとっても非常に手間暇を掛けて行われており、このワインは単一畑のブドウのみを使用して造られるプレミアムワインでCCOF(カリフォルニア州の有機認証機関)認定のオーガニックワインです。

3 2015バシュレ・モノ ピュリニィ・モンラッシェ 1er レ・フォラティエール 
ACピュリニィ・モンラッシェ1級 シャルドネ100%  PP 92-94点      (佐藤)
マランジュのバシュレ・モノはマルクとアレクサンドルのバシュレ兄弟が、祖父や父のワイン造りを引き継ぐという形で2005年に設立したドメーヌ。国際的なワインのメディアで輝かしい称賛を受けたバシュレ兄弟。 注目すべきは特に白に集中するバラエティ豊かで素晴らしいラインナップ。その畑はバシュレ兄弟が本拠を構えるマランジュから、サントネ、ピュリニー・モンラッシェ、シャサーニュ・モンラッシェ、そしてグラン・クリュとなるバタール・モンラッシェにまで及んでいます。

4 2014ドメーヌ・アントナン・ギヨン コルトン・シャルルマーニュ
ACコルトン・シャルルマーニュ特級   シャルドネ100%          (前澤)
年間トップ100ワイナリーに選ばれた実力を誇る大ドメーヌ。畑はラドワ・セリニーを一望できるコルトンの丘の上、真東の斜面に位置。土壌は主に石灰石で出来ており、0.22haという極少の面積の畑から豊富なミネラルと鉱物のニュアンス、そして巨大なスケール感を放つ、至高のワインを生み出している。アントナン・ギヨンのワインは、繊細にしてエレガント。料理と寄り添う、伝統的なスタイルを貫いています。


5 2013ルシアン・ル・モワンヌ(ロテム&ムニール・サウマ) 
シャトーヌフ・デュ・パプ マジス・ブラン
ACシャトーヌフ・デュ・パプ グルナッシュ・ブラン75%、クレレット10%
ブールブーラン10%、ルーサンヌ5%  WS 96       (岩田)
ルシアン・ル・モワンヌの当主、ムニール・サウマ氏が、2009年に妻のロテム夫人とローヌにて設立したドメーヌが、「ロテム&ムニール・サウマ」です。ローヌでは、ブルゴーニュのネゴシアンスタイルと違い、自社畑100%によるワイン造りを行っています。ドメーヌが所有する畑は、シャトーヌフ・デュ・パプの中でも別格のエレガンスを誇るワインを造り出し、「シャトー・ラヤス」の畑の隣という絶好の立地。ブルゴーニュの鬼才が手掛ける極上のシャトーヌフ・デュ・パプ。溢れる果実味とミネラル感が魅力。ソムリエ達に「まるでコルトン・シャルルマーニュ」と言わしめた逸品。

6 2009フイリップ・ルクレール 
ジュヴレ・シャンベルタン・ラ・コンブ・オー・モワンヌ
ACジュヴレ・シャンベルタン1級  ピノ・ノワール100%          (熊倉)
出来上がるワインは、近年、変化がみられます。流行りの抽出の強いピノ・ノワールが備える黒の要素が強いような色調とは異なり紫こそ窺えるものの透明感ある色合いで、主張していた樽は以前に比べ果実とのバランスもよく、酸、タンニンなど各要素はまとまりが感じられ、若いうちからでも滑らかな口当たりを備えた申し分ない仕上がり。なかでもシャンポー、コンブ・オー・モワンヌ、カズティエの3つのプルミエ・クリュはそれぞれのテロワールの異なりが明確、且つそのポテンシャルの高さが十二分に引き出されたクオリティで、フィリップのワインづくりが円熟の域に達していることを実感させてくれます。

7 2013ドメーヌ・ローラン・ペール・エ・フィス
エシェゾー・グラン・クリュ・アン・オルヴォー
ACエシェゾー特級  ピノ・ノワール100%                 (前澤)
ブルゴーニュ屈指の醸造家として知られるドミニク・ローランが2006年に息子ジャンと始めたドメーヌ。息子ジャン・ローランはモンペリエの醸造学校で醸造学を専攻。6年前から父ドミニク・ローランの元で働き始め、現在はドメーヌのワイン造りを担当しつつ、家族だけに伝えられるドミニク・ローラン秘伝の醸造スタイルを継承しています。
栽培は全て有機農法。毎年少しずつ買い足される畑の選定基準は樹齢が古いこと。樹齢80年程の古樹が中心です。ぶどうは除梗せず全房発酵され、瓶詰めまでSO2は添加せず、補糖は一切行いません。ネゴシアンのワインは平均2年間樽熟成をしますが、ドメーヌの樽熟成期間は1年間という短期間の熟成。樽より瓶熟成の方がゆっくり熟成する、という理由からです。エジュラン・ジャイエから購入した由緒あるグラン・クリュです。 

8 1995シャトー・オー・ブリオン     (須田)          
ACグラーブ メドック格付一級カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン
PP 96点                 
五大シャトーの中で唯一グラーブ地区から選ばれたワイン。この偉大な一級シャトーは世界で最もエレガントで、アロマの複雑なワインをつくっています。1995年はオー=ブリオンにとって卓越したヴィンテージ。1995年は、聡明な管理人ジャン・デルマが完ぺきに取り扱った年です。この年のグラーブ地区を代表するベストワインに選出されています。

9 2010ドメーヌ・サンタ・デュック       
シャトーヌフ・デュ・パプ・ハベムス パパム  (蒲谷)
ACシャトーヌフ・デュ・パプ グルナッシュ90%、シラー5%、ムールヴェードル5
サンタ・デュックは、コート デュ ローヌ南部のドメーヌとしてはさほど大きくありませんが、この小さなドメーヌで、イヴ・グラによって造られるワインは、今や世界中のワイン評論家を驚かせています。ジゴンダスのチャンピオンであるイヴ・グラが長年の夢だったシャトーヌフ・デュ・パプに畑を購入して造ったワインで、この2010年がファースト ヴィンテージです。グラは、シャトーヌフは南ローヌの中で、これからの時代に求められる最高のスタイルのワイン(ローヌのピノノワール)が造れるアペラシオンと考え、強く魅惑されています。ジゴンダスとは全く違う味わい、筋肉質でないフィネスがあります。

 






2018年3月26日月曜日

3.11 グランヴァンの会 リースリング&オセアニアのピノ・ノワール

(CP) ジャック・セロス   イニシャル ブリュット
ビオディナミをベースにした独自の自然農法。ジャックセロスのNVシャンパン。
平均樹齢40年のアヴィーズ、クラマン、オジェのグランクリュ畑のシャルドネから造られたブラン・ド・ブラン。全て木樽発酵熟成。2次発酵後の瓶熟成は5年~6年。

【リースニング】
■ニコライホフ・シュタイナーフント レゼルウ゛ リースニング 1998 オーストリア
シュタイナー フントは、ヴァッハウではなく隣のクレムスタール地区の畑だが、マウテルンに近いためニコライホーフ家が所有しているもの。白桃や白い花を思わせる豊かでエレガントな香り。酸と果実味に溢れ、またミネラルの凝縮感もある、骨格のある味わいが楽しめる。

■リースニング キュウ゛ェ フレデリック エミール セレクション グランノーブル  2000
アルザスの生産者で唯一、フランスのミシュラン3つ星レストラン全てで採用されている、名門ワイナリー。選び抜かれた粒のみを使用して醸す、極上の甘口ワイン。

■エゴン・ミュラー シャルツホーフベルガー リースニング シュペートレーゼ  2011
シャルツホーフベルガーの畑は全面積の63%が急斜面です。さらに土壌は水はけのよい、石灰土質の風化した片岩。こうした畑は、ぶどうにきわだった酸の要素を与え、酸味が生きた清涼なワインを産み出すと言われています。

■トリンバック アルザス リースニング クロ サン ティーヌ  2012 
“アルザスのロマネ・コンティ”と称されるトップキュヴェ
クロ・サンテューヌは、グラン・クリュ ロザケールの中の単一畑。トリンバック家が200年以上前から所有する1.67haの極小の畑で、樹齢50年にもなるリースリングが高密植で育てられています。

F.X ピヒラー リースニング ウンエントリッヒ スマラクト トロッケン  2013
「白のロマネコンティ」と称されるオーストリア最高峰!幻のワイン!!
五感で感じる総合芸術を造ることに注がれています。カール・フリードリッヒ・シンケルによるモーツアルトのオペラ「魔笛」の舞台デザインは、無限の宇宙を象徴して青地に星空が描かれていますが、これは私たちの最高のワイン

ピノ・ノワール

■マーティン・ボロ マリー ゼリー  リザーウ゛ 2010
マリー・ゼリーは19世紀の後期、ワイララパに植樹した最初の醸造家のひとり。数十年後、彼女の親戚の娘が、マーティンボロー・ヴィンヤードの創始者のひとりであるデレック・ミルヌと結婚し、このワイナリーに開拓魂を与えました。彼女の名を冠したこのリザーヴは'03年が初リリースで、その後は良年のみ(20062008年、2010年など)にしか造られていません。
450樽を仕込んだうちから7樽のみを厳選。それらを2011年にブレンドし、7ヶ月タンクにて寝かせ、その後16ヶ月の樽熟成。清澄せずボトル詰めし、リリースまでに更に20ヶ月の瓶熟。およそ四年近くもの歳月を経てからリリースされました。マーティンボロ曰く、「我々の全て」とのこと。生産量は極めて少なく、≪1868(約156ケース)しか生産されていません。

■ベルヒル ピノ・ノワール  2011
アンリジャイエに影響を受け、当時畑に植わっていたカベルネは全てピノノワールに植え替える程の完璧主義者。そのエピソードだけに留まらず作付け面積4haのうち、収量は超低収量で10hl/ha。数百ケース程度の生産数量となります。
栽培時は灌漑せず、殺虫剤は使用しない。ぶどうは全て手摘みで収穫、その場で選果(最大30%程度)  

■キュベ オーアンティボード  2015    NZ セントラル オタゴ
特筆すべきは2005年よりブルゴーニュ、シャンボール・ミュジニーの偉大な造り手コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエの醸造長、フランソワ・ミエ氏との親交を深めている点。
2009年には現地でヴォギュエのワインを手掛け、その後も年に1度はブルゴーニュを訪れてフランソワ氏との情報交換を継続。
遂に2017年、フランソワ氏がシャンボール・ミュジニーの地以外で初めてコンサルタントを務めたキュヴェ「キュヴェ・オー・アンティポード 2015年」を発表し、世界中のワインラヴァ―の注目の的となっています。
宮田村息吹サーモンのマリネとブラッティーナチーズのアンサンブル
金目鯛の昆布締めフィンガーライムのアクセント
タラバガニのソーセージ ソースエマルジョン
帆立貝と手長エビのポワレ ふきのとう風味
良質な酸がもたらす素晴らしい輝きです。
この会では定番のジャックセロス 熟成もちょうど良く、ふくよかな印象でした。
須田先生、いつもありがとうございます!



フォワグラのポワレ、フランス産モリーユ茸のフリカッセ
フランス ロゼール種カレダニョーのロティ


以下、シニアソムリエ 石田通也氏のコメントです。
先日のグランヴァンの会🍷
ジャックセロスから始まり、白は待望のリースリング!私が最も肯定的な品種なので否応なしに気持ちは盛り上がります。
まずは、オーストラリアの白のロマネコンティとも言われる「ピピラー・ウンエンドリッヒ・スマラクト2013」。そしてフランス・アルザスの「トリンバッハ・クロ・サン・テューヌ2012」、いずれも固めではありましたが、リースリングの素晴らしい香りと、濃厚な果実の味わい、そして最大の魅力である酸を楽しめした。
その次はオーストリア・クレムスタールの「ニコライホフ・シュタイナーフント・レゼルヴ 1998」完璧に熟成した複雑な香りと、果実の甘みを強く感じる濃厚な味わい、そして次が私も最も尊敬する造り手の1人エゴン・ミュラーです。「シャルツホーフベルガー・シュペートレーゼ2011」…まだ固めですが、そんな事も関係の無い圧倒的な水準の高さと恐ろしいまでの静謐なバランスの良さ…甘口なのに甘いと感じさせない凝縮した酸とのバランスには圧巻です。いつもうっとりしてしまいます。エゴンミュラーは店のオープン当初ははヴァンメゾン(ハウスワイン)でした…まさに自分の目指すイメージに完全に合致しております。エゴンミュラーの凄さを語り出すとキリがありません。
いつもはゆっくり分析しながら頂くのですが、煩悩に勝てずペースがかなり早く、無意識のうちに他の皆さんよりも早いくらいのペースになっておりました…最後はアルザスの貴腐「キュヴェ・フレデリック・エミール・セレクション・グランノーブル2000」でした。
赤も魅力的なニュージーランドのピノ・ノワールで統一、「キュヴェ・オー・アンティボード2015」、「ベルヒル・ピノ・ノワール2011」、「マリー・ゼリー・リザーヴ2010」でした。
今回も大変勉強になりました…が、リーリングは正直楽しんでしまいました…