2013年1月21日月曜日

1.17 マルマス・コパン ワイン会

 
ウェルカムワイン 
2012アルベール・ビショー ボージョレ・ヌーヴォー・V・V
 
1 2004ボランジェ ラ・グランダネ・ロゼ
ACシャンパーニュ  ブドウ品種 ピノ・ノワール 68%、シャルドネ 32% PP96
ラ・グランダネ・ロゼはラ・グランダネのアッサンブラージュに、810%の赤ワインコート・オーザンファンを加えて造られています。赤ワインが加わることで、コクやまろみ、果実味が生まれます。
優し酸でありながら、ほぼ全ての食事とマリアージュしそうな懐の深を感じました。
 
2 2006メゾン・ルイ・ラトゥール 
-weight: bold;">ムルソー・ペリエール・プリミエ・クリュ
ACムルソー1級 シャルドネ100
ムルソーの中でも最上のプルミエ・クリュがこの「ペリエール」斜面上部に位置して、力強さとミネラル感が際立ち、更にエレガンスが備わった素晴らしいテロワールです。
品良いムルソーといった感じで繊細ですらありました。
 
3 2006キスラー ヴァイン・ヒル・ヴィンヤード
カリフォルニア ソノマ シャルドネ100%   PP93-96
カリフォルニアで、並はずれた高品質のシャルドネと世界最高峰のピノ・ノワールを極少量手掛けるワイナリー。
流石、アメリカのボリュームを感じます。豊満な果実でありながら、長野県の高級シャルドネワインの様な香りも楽しめました。
 
4 2006ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト
ゲヴュルツトラミネール ユナヴール クロ・ヴィンスヴュール
ACアルザス  ゲヴュルツトラミネール100
アルザスのテロワールをビオディナミで十全に体現する第一人者。アルザスの中心地であり、オー・ラン県の県都でもあるコルマール市のすぐ西に位置するテュルクハイム村にドメーヌはあります。出来上がるワインがぶどうの品種毎にその味わいと個性が異なるのは当たり前だが、フンブレヒトでは加えてテロワールによる違いが際立ちます。
貴腐香すら感じる熟成香は作り手の実力とキュベの強さを感じます。
5 2002小布施ワイナリー
ドメーヌ・ソガ メルロー 1級畑 ヒデオ・ヴィンヤード
NAC認定  メルロー100% 
小布施ワイン農場3haにおいて減農薬、草生栽培かつ収量制限、遅摘みにて収穫。ブルゴーニュで修行された栽培醸造責任者が古式なフランス醸造法にて醸造。9ヶ月の新樽貯蔵、ノンフィルター、樽からの直接瓶詰など手作業で時間をかけたワインです。
メルローというよりは、ヌフパブのグルナッシュの様な果実を感じます。ブルゴーニュに近いスタイルで、ヴィンテージを考慮すると強い国産ワインでした。
 
6 2009フィリップ・ルクレール 
ジュブレ・シャンベルタン・プリミエ・クリュラ・コンブ・オ・モワンヌ
ACジュブレ・シャンベルタン1級
出来上がるワインは、近年、変化がみられます。流行りの抽出の強いピノ・ノワールが備える黒の要素が強いような色調とは異なり紫こそ窺えるものの透明感ある色合いで、主張していた樽は以前に較べ果実とのバランスもよく、酸、タンニンなど各要素は纏まりが感じられ、若いうちからでも滑らかな口当たりを備えた申し分ない仕上がりのものとなっています。フィリップのワインづくりが円熟の域に達していることを実感させてくれます。
このワインはカズティエの北に隣接する1級畑であり、東向きの急斜面。上部は泥灰土、下は鉄分の多い赤い土。口中での凝縮感、ボリュームが大きく、緻密なタンニンがジュヴレのテロワールを表現しています。長期の熟成に耐え得る偉大なワイン。
この造り手は、当初パワーで押すタイプでしたが、このヴィンテージのこの畑のワインは繊細な造りでした。個人的にはこのスタイルが好きです。
 
7 2001ジョルジュ・ルーミエ モレ・サンドニ・プリミエ・クリュ・クロ・ド・ラ・ビュシエール
ACモレ・サンドニ1級
シャンボル=ミュジニー中心にワインを生むドメーヌは、ルーミエが単独所有するモレ・サン・ドニの1級畑クロ・ド・ラ・ビュシエールを所有。アペラシオンはモレ・サン・ドニだが、最もシャンボル寄りにある。かつてはドメーヌ・デュジャックの前身、ドメーヌ・グライエの所有畑だった。これもまた、ルーミエを代表するワインのひとつである。
流石の造り手です。ベリー系果実香主体でありながら、線の細さも表現できる秀逸なワインでした。
 
 
8 2003シャトー・ライヤ  シャトーヌフ・デュ・パプ ピニャン
ACシャトーヌフ・デュ・パプ    グルナッシュ100%  PP91
名門であるレイノ一家。故ジャック・レイノ氏がその最上区画の畑に植わる古樹のグルナッシュだけを用いて仕上げられ、野性的な風味と甘い果実味が融合した華やかかつ複雑な風味が印象的。現在、甥のエマニュエル・レイノー氏が継ぎその名声と品質をさらに高いものにしています。
ヴィンテージによって造りの印象は変わりますが、果実味あふれるバランスの良いワインは、ワイン単体でも食事とでも楽しめます。
 
9 2007コンチャ・イ・トロ ドン・メルチョー カベルネ・ソーヴィニヨン
チリ D.O.プエンテ・アルト カベルネ・ソーヴィニヨン98%、カベルネ・フラン2
PP90点 IWC92 WS93
ドン・メルチョーとは、コンチャ・イ・トロ社の創始者。その名前のついたこのワインは、チリNo.1ワイナリー(10年対日輸出実績)コンチャ・イ・トロ社における、最高峰の赤ワインです。広大な自社畑の中から、最良の畑であるプエンテ・アルトのブドウを使い、力強いボディと深みのある味わいを産み出しています。
チリワインらしい骨格の太さと、バランスの良い繊細さも兼ね備えた実力派ワインでした。
 
大分真サバのヴィネガー〆とピクルス
シャンパーニュと合わせると〆鯖もフレンチです。
北海道産天然ホタテのマリネ 蝦夷アワビのムニエル
ホロホロ鶏ノロティとフォワグラのポワレ
鶏白レバーのムースと手作りリンゴジャム・・・
猪のロティ マディラ酒ソース
洋梨のタルトキャラメルアイス添え