2016年3月6日日曜日

2.18 マルマス コパン ワイン会


ウェルカムワイン 
2014アルフォンス・メロ プイィ・フュメ エマニュエル・メロ   
ACプイィ・フュメ ソーヴィニヨン・ブラン 100%           (小林)
2014ヴィンテージは良い年だと思えるワインでした。


 2006モエ・エ・シャンドン ドン・ペリニヨン       
ACシャンパーニュ特級  ピノ・ノワール、シャルドネ      (小林)
モエ・エ・シャンドン社は1100ヘクタールを超すシャンパーニュで最大の畑の所有者。
2006年の気候は、ヴィンテージワインに最適な状態となりました。香りは澄んだ印象から始まり、ふわりとした華やかな芳香が柔らかく溢れ出ます。花と果実の淡い香りが広がった後、リコリスのほのかな香りと共に果物のコンフィ、干草、そしてトーストの香りが瞬く間に深みを与えます。
最近試飲した2004ヴィンテージの方が好印象でしたが、それでも素晴らしいジャンパーニュです。複雑さとオーセンティックなバランスは流石です。


2 2011ミアーニ シャルドネ バラッカ
D.O.C.コッリ・オリエンタリ・デル・フリウリ  シャルドネ100     (佐藤)
イタリアワインの中でカルト的な存在として有名であり、地元フリウリでも容易に手にすることはできない幻のワインのひとつとして知られている。
ブットリオにある樹齢35年の単一畑のブドウを使用。除硬せず、房ごとゆっくりとプレス。ステンレスタンクで1日デブルバージュ。バリックでアルコール発酵。完全にマロラクティック発酵を行う。年産約900本。
ミアーニは、力で押してくるタイプではなく、バランス型のワインだと改めて感じました。


3 2009ドメーヌ・ブリュノ・クレール コルトン・シャルルマーニュ
ACコルトン・シャルルマーニュ 特級 シャルドネ100% PP93点 (須田)
 本拠地マルサネから離れたペルナン・ヴェルジュレスやコルトン・シャルルマーニュの白ワインも、驚くべき洗練さとテロワールの正当性を表現している。生産量は全体の2割ほどだが、その素晴らしさはコルトン=シャルルマーニュに止まらず、レジオナル、ヴィラージュ・クラスの水準が高い。2009年産シャルルマーニュの場合、ピエス換算で全8樽のうち6樽分をフードル、残り2樽を新樽のピエスで熟成、この手法はピエスに較べ、より緩やかな酸化がもたらされることから、ドメーヌの設立当初より採用。
オーセンティックなコルトンシャルルマーニュと感じました。このワイン会では、この畑のワインが数多く出品されるのですが、どのワインもかなり個性が強く、テロワールを定めて感じづらいと感じていましたが、このワインは基本型の部類ではないでしょうか。

2004ヴィンテージの方が纏りのある味わいでした。
4 2012クリストフ・シュヴォー ヴォーヌ・ロマネ
ACヴォーヌ・ロマネ ピノ・ノワール100%        (前澤)
頑固職人ベルナール・シュヴォーは、30年間DRCで正社員を勤めた頑固な職人。ベルナール・シュヴォーはDRC社勤務の傍ら、1966年にヴォーヌ・ロマネ村に小さなドメーヌを拓き、休日や夜間に細々とワイン造りを続けてきました。2001年よりプリューレ・ロックで10年修業した息子クリストフがドメーヌを継承することになった。少量生産の希少なブルゴーニュ。このヴォーヌ・ロマネはレ・シャランダン等3つの区画で合計0.16ha。樹齢4070年のVV13回使用樽で1516ヶ月間の熟成。年間900本のみの限定生産品。
若々しく清々しいワインでした。自然派ワイン特有のスタイルを感じました。


5 2007ドミニク・ローラン グラン・エシェゾー・VVACグラン・エシェゾー特級 
               ピノ・ノワール100%  PP92点        (佐藤)
菓子職人だったD・ローランのネゴシアンとしてのスタートは1989年。畑を持たないネゴシアン業で、できたワインを買い取るわけですが、その買取の基準は『古いブドウの木。手摘み収穫。色と味わいを最大限に引き出す為、ブドウは潰さず房のまま発酵』というもの。これからドミニクマジックで仕上げたれたワインが生まれるのです。
畑の素晴らしさと独特の造りが醸し出す濃いめの味わいを保ちつつ、エレガントさも感じられる素晴らしいワインでした。


6 1994シャトー・ベイシュヴェル           PP85    (春日)
ACサンジュリアン メドック格付4級 カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、
カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド
シャトーのオーナーが、海軍提督だったことから船が敬意を表し、帆を下げることから由来しているシャトーです。1960年代と1970年代につくられた軽くて、しなやかで、エレガントで、早熟なスタイルのワインは、1982年以後、より堅実で、より濃厚なサン=ジュリアンへと移行したが、このワインの持つ目立ったスタイルや魅力、繊細さが損なわれることはなかった。1988年にサントリーが出資。
オールドヴィンテージの部類に入るワインです。しかしながら、まだ飲み頃の範囲内でした。果実も感じられ、サンジュリアンの実力を感じるワインでした。


7 1998シャトー・カノン・ラ・ガフリエール           (緒方)
ACサン・テミリオン第1特別級
平均的メルロー55%、カベルネ・フラン35%、
カベルネ・ソーヴィニヨン10%  PP93
サン・テミリオンのワインでも人気のあるシャトーです。平均樹齢45年。畑は石灰質の丘の裾野と砂質の平地に位置しています。80-100%の新樽を使用し、1520ヶ月熟成させます。比較的熟成が早く、飲みやすい魅力的な風味のワインとして人気があります。2012年の格付けで、プルミエ・グラン・クリュ・クラッセに昇格。
フランの割合が比較的多めで、好みのタイプのワインです。
飲み頃を迎えたサンテミリオンの実力を感じるワインでした。


8 2011カステッロ・ディ・アマ キャンティ・クラシコ・グラン・
  セレツィオーネ・ヴィニェート・ラ・カズッチャ
トスカーナ サンジョヴェーゼ約80%、メルロー約20% PP93点 WS94(岩田)
1972年、4人の共同経営者がキャンティ・クラシコ地区の畑を買い取ったことから始まりました。
キャンティ・クラシコの名門が造る、単一畑キュヴェ。ファーストヴィンテージの1985年には、キャンティ・クラシコ地区内で初めてサンジョヴェーゼとメルロをブレンドし、大絶賛を浴びました。2011年の単一畑ラ・カズッチャは、2007年ヴィンテージ以来4年ぶりとなるリリースであることに加えて、「キャンティ・クラシコ・グラン・セレツィオーネ」として初のリリースとなる記念すべきヴィンテージです。
グラン・セレツィオーネとは、キャンティ・クラシコ協会が 2013年に新たに設けた格上の新呼称。
イタリアの実力派ワインです。サンジョヴェーゼ主体のオーセンティックなスタイルですが、このクラスのキャンティはエレガントさも兼ね備えていました。

9 1999ドメーヌ・クロ・デュ・モン・オリヴェ
   シャトーヌフ・デュ・パプ   (蒲谷)
ACシャトーヌフ・デュ・パプ PP91
グルナッシュ80%、シラー、サンソー、ムールヴェードル等
有名なシャトーヌフ・デュ・パプの古城の跡の正面に位置しています。最近フレッシュで軽く、熟成を待たずに飲むスタイルのシャトーヌフ・デュ・パプが多い中、とてもクラシックな力強くスパイシィで長期の熟成に耐えるスタイルのワインを造り続けています。モダンなスタイルを取り入れ、モダンとクラシックの融合を目指しています。収穫は、タイミングが異なるので何度も行わなくてはなりません。農作業は自分でコントロールしたいので、45人しか雇いません。収穫量も35hl/haから3031h/haに減らしました。
グルナッシュ主体の個人的にも好きなスタイルのワインです。
当然ながら、フランス産山鶉とマリアージュしていました。



1994もはやオールドヴィンテージの部類ですが、果実もあり、バランスの良いワイン
でし


焼きラクレットチーズと新じゃが
北海道産天然ホタテのカルパッチョ 
真ハタのグリエ ホワイトアスパラのムニエル添え
フォワグラのポワレ 九条ネギのコンソメ
NZ産仔羊のラグー
フランス産山鶉のロティ ソース耳鼻