2015年9月2日水曜日

マルマス コパン ワイン会 8.19


ウェルカムワイン 

 STTALシードルクラブ 2014 シードル ふじ100%         (須田)

濁度のあるシードルで、自然な感じですが、洗練度は今後に期待です。


 NVアンドレ・クルエ シルバー・ブリュット・ナチュール PP91 (小林)

ACシャンパーニュ  ピノ・ノワール100%(Grand Cru 100%2009,2010収穫分)

シャンパンにおいて通常行われる”ドサージュ”(補糖)を行わない良質な葡萄の個性がそのまま活かされたシルバー・ブリュット・ナチュール。上質なピノ・ノワールのピュアな味わいがそのまま表現された、他とは一線を画すキャラクターのシャンパーニュです。泡立ちから余韻に至るまでとても優雅であり非の打ち所がない。
確かに前回のゴールドのエチケットのものよりもナチュラルな感じでしたが、個人的な好みは前回の方です。



2 2012ジャン・ポール・エ・ブノワ・ドロ

シャブリ・グラン・クリュ・レ・クロ

ACシャブリ特級  シャルドネ100%                (小林)

ドロワン家は、シャブリ村のシンボル シャブリの門の正面にあり、1698年から代々続く名門です。 現在5つのグラン・クリュと8つのプルミエ・クリュを含む、26.5haの畑を所有しています。レ・クロは最も有名なグラン クリュで、ブランショとヴァルミュールの間に位置しています。長期熟成する畑のワインです。力強く堂々とした風味、人を圧倒するパワーをもつ、将来性豊かなワインです。クラシックでミネラルがあり、リッチなワイン。シレックスのようなミネラルがある。
シャブリらしいスタイルを残しながら、スケールの大きさを感じることができる綺麗なワインでした。



 2010ドメーヌ・J.A.フェレ プイイ・フュイッセ トゥールナン・ド・プイイ 
キュヴェ・オー・クラッセ

ACプイイ・フュイッセ  シャルドネ100%            (須田)

ドメーヌ・フェレの畑はフュイッセ地区で最良のテロワールにあり、約17haを所有しています。そのうち13haがフュイッセ村にあり、4haはヴェルジソンの岩塊のすぐ側にあります。このワインの畑はフュイッセ村の北部、プイイ村との境界付近にある、0.9haの畑です。サステイナブル農法を採用。収穫はすべて手摘みで、収穫時に畑の中で最初の選果を行います。少量生産に徹し、樹齢の高いブドウの樹から優れたワインが造られます。樹齢は平均50年。ローストしたアーモンドや花、蜂蜜の香り、程よいミネラルが心地よい、バランスの取れた上品でなめらかなワインです。
グレード感を感じることができるプイイでした。穏やかな酸とふくよかな香りがエレガントなスタイルでした。



4 2013小布施ワイナリー ソガ 1er プライベート・リザーヴ・シャルドネド

 小布施 シャルドネ100%   第12回国産ワインコンクール銅賞   (前澤)

ワイン裏ラベル記載内容より抜粋「ドメイヌカクトウは私達が尊敬する佐藤父子が栽培している垣根式栽培ワイン畑です。私達は彼らと上高井(小布施、高山、須坂)でシャルドネ栽培を邁進してきました。そのオマージュの意を込めて単一ドメーヌのワインを造りました。ドメイヌソガとは隣接または近隣にあり、微気候や土壌の物性もほぼ同じです。しかしドメイヌソガシャルドネとカクトウシャルドネは飲み比べるとその差は歴然とします。無骨で付き合いにくさすら感じるドメイヌソガに対し、カクトウは香り豊かかつふくよかな味わいで素直においしいワインです。お客様の好みも完全に二分します。栽培家の思想がワインにどの程度反映するか解るのではないでしょうか。新樽発酵、樽貯蔵8ヶ月ワインとタンク熟成ワイン半々ですので飲み疲れるような樽香はありません。このワインは無清澄化、生詰の為、酵母の沈殿物がございますが、これも本物の証です。
新しいスタイルになってからのソガのワインでこのクラスは初めてでしたので、興味深く試飲させていただきました。自然派傾向がより強まった印象です。若干苦味を伴った香りは、時間と共に馴染んでやさしいスタイルの中にもキュベの強さを感じることができました。



5 2013ドメーヌ・ポール・ペルノ

ピュリニー・モンラッシェ・クロ・ド・ラ・ガレンヌACピュリニー・モンラッシェ1級 シャルドネ100% RWG91-92(岩田)         

1級でも格上の畑として有名な、1級シャン・カネの一部、クロ・ド・ラ・ガレンヌを0.7haのみ所有!しかもそのいくらかがルイ・ジャドのワインとなってしまうためドメーヌの元詰は極少!花、ヒッコリーの木、鉱物など、香りの要素が豊富なワインです。純粋な、よく熟した果実の風味が心地よく、エレガントでデリケートな香りが楽しめます。少量しか生産されないため、残念ながら日本への入荷はごくわずかです。
良い造り手のピュリニーが続きます。ヴィンテージの影響か、若干果実が細く感じられましたが、香りのバランスは良いものでした。



6 2012ルイ・ジャド ボーヌ プルミエ・クリュ オマージュ・オー・クリマ ACボーヌ1級  ピノ・ノワール100% (小島)                  

フランス ブルゴーニュで150年以上の歴史を持つ名門メゾン・ルイ・ジャドは、生まれ育ったボーヌのテロワールに敬意を表し、素晴らしい収穫年となった2012年度ボーヌ・プルミエ・クリュのワイン18種をブレンドし、スペシャルキュヴェを造りました。それぞれの畑の個性が見事に調和した、奥深い味わいの赤ワインです。
日本向けの企画商品だそうです。基本的な組み立てはジャドのものです。しっかりした骨格ですが、柔らかさも感じられますが、数年後に試飲してみたいワインです。





7 2010ドメーヌ・エリティエ・ルイ・ジャド ボーヌ・プルミエ・クリュ・クロ・デ・ズルシュール ACボーヌ1級  ピノ・ノワール100% PP91-93点  (緒方)

ボーヌ村の「クロ・デ・ズルシュール」の畑は1826年にルイ・アンリ・ドゥニ・ジャドによって購入されて以来、代々ジャド家によって単独所有されてきました。「クロ・デ・ズルシュール」はプルミエ・クリュ畑のヴィーニュ・フランシュを囲む壁に接した一角にあり、畑面積は2.75haです。
ジャドにしては華やかさも感じることができるワインです。
ベリーと根菜類系の中間的な香りを楽しむことができました。




8 2004ドメーヌ・ドルーアン・ラローズ ボンヌ・マール・グラン・クリュ ACボンヌ・マール特級  ピノ・ノワール100%       (春日)

1850年に設立されたジュブレ・シャンベルタンの老舗ドメーヌ。グラン・クリュを6つとプルミエ・クリュを5つ所有している。

ワイン造りにおいては抽出よりエレガンスを求め、香りを最優先に考えるため、ピノ・ノワールの本来の魅力である、香り豊かで繊細で華やかな味わいを楽しむことができます。ボンヌ・マールは、モレ・サン・ドニとシャンボール・ミュジニーにまたがるグラン・クリュで、ドルーアン・ラローズの畑は非常に条件の良い斜面上部に位置しています。ドメーヌの中では最も長熟なグラン・クリュとして知られる銘酒です。
飲み頃を迎えたボンヌ・マールは素晴らしい芳香を放っていました。
ヴィンテージの要因もあり、若干弱い感じもしましたが、その香りと緻密な果実味はまさに官能的な領域に入っていました。





9 2006ル・ドーム

ACサンテ・ミリオン特級  カベルネ・フラン主体    PP94点  (佐藤)

石油コンサルタント、ジョナサン・マルテュス氏が1991年に会社を売って、1994年に買ったのがシャトー・テシエであり、そこで醸造されているカベルネ・フラン主体のトップキュベが、1996年より発売されたル・ドームです。

ル・ドームの畑は、シャトー・アンジェリスとシャトー・グラン・メーヌの間、たった1.64ヘクタールしかない2箇所の平地にあります。約700ケース出荷の少量生産のガレージワインであり、「パリで10万円出しても手に入らない」といわれたスーパー・シンデレラワインです。
現代的なサンテミリオンの代表格です。圧倒的な濃さはそのままに、サンテミリオン特有の柔らかさも兼ね備えたパーフェクトなワインでした。



10 2002アルマヴィヴァ                   (蒲谷)

チリ マイポ・ヴァレー カベルネ・ソーヴィニヨン72%カルメネール26

カベルネ・フラン2%  PP93

コンチャ・イ・トロ社とフランス・ボルドーの名門バロン・フィリップ・ド・ロートシルト社とのジョイントベンチャー。ワイン名はモーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」に登場するアルマヴィヴァ伯爵に由来。畑は昼夜の温度差が大きいマイポ・ヴァレーのプエンテ・アルト地区にあり、ボルドー品種を主体にカルメネール品種をアサンブラージュしたチリを代表するワインの一つです。
個人的に好きなワインです。
飲み頃を迎えた実力派ワインは、あらゆる料理を許容していました。
ヴィンテージを感じさせない若々しさすら感じる驚異の体力はチリのカベルネ特有のものだと思います。




11 2009ドメーヌ・ド・ラ・モルドレ             (前澤)

シャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・ド・ラ・レイヌ・デ・ボワ

ACシャトーヌフ・デュ・パプ PP93-96点 グルナッシュ80%、ムールヴェードル10%、シラー5%、クノワーズ2.5%、ヴァカレーヌ2.5
コート デュ ローヌ南部のスーパースター、クリストフ デロルムは、ローヌ河右岸のタヴェルで今最も注目されている生産者です。1987年に父親のフランシス デロルムによって設立。わずか5haの畑から、収穫量を30hlhaに抑えて造られている。30日という長い時間をかけ、ゆっくりと醗酵。50%はバリックで、残りはタンクで熟成。100%オーガニック、無農薬栽培の今最も注目の生産者!平均樹齢 : 60
古木のヌフの実用を感じることができるワインでした。
半乾きのプラムのような濃い果実は、前者のカベルネとは対照的でもありました。
このスタイルは日本人好みかもしれません。





秋田県産 岩牡蠣
新秋刀魚のマリネ
フランスブルターニュ産オマール海老のロースト ムール貝のエッセンス
サフランとココナッツ風味
フランス産フォアグラのムースとコンソメジュレ
トウモロコシのクーリーと共に
フランスブルターニュ産ウズラのポワレ フランス産セップ茸 ツル唐辛子添え

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