2011年10月12日水曜日

9.29 マルマス・コパン ワイン会

※今回のワイン会は、私が参加できませんでしたが、会の記録のため掲載します。




◆評価はK先生のものです。



ウェルカムワイン 
2004エンペリー
韓国 山ぶどう 無農薬・有機栽培
◆甘さ、アルコールを感じる豊かなワイン



1 NV ボランジェ・ブリュット・ロゼ
ACシャンパーニュ ピノ・ノワール62%、シャルドネ24%、ピノ・ムニエ14%
ボランジェのスタイルを表す「スペシャル・キュヴェ」をベースに、アイとヴェルズネイのグランクリュ畑で収穫されたピノ・ノワールのみで造った赤ワインを5~6%加え造られるロゼ・シャンパーニュ。PP91点
◆かなりドライな印象、のど越しに微かな甘み。



2 2006ベルナール・モレ・エ・フィス 
シャサーニュ・モンラッシェ・レ・ザンブラゼ
ACシャサーニュ・モンラッシェ 1級 シャルドネ100%
シャサーニュでトップクラスの造り手の一人であるベルナール・モレ・エ・フィスは「ワイン・バイヤーズ・ガイド」でも5ッ星を獲得しており、このレ・ザンブラゼとレ・カイユレは「ブルゴーニュの最も偉大なる白ワイン」に選ばれている。
◆ドライな印象のワイン。



3 2008ドメーヌ・アルベール・グリヴォー ムルソー・クロ・デ・ペリエール
ACムルソー 1級 シャルドネ100%
ムルソーを中心に区画を所有するドメーヌの総面積はモノポールのクロ・デ・ぺリエールを筆頭に、9ヘクタール。 フラッグシップであるクロ・デ・ぺリエールはペリエール下部に位置する1ヘクタール弱の石垣で囲まれた区画。その昔からモンラッシェと並び称されたクオリティを誇り、時の権力者が代々所有してきた経緯がある。今もムルソーにおけるグラン・クリュ昇格の最有力候補
◆バランスの良い上品なワイン。


4 2008ドメーヌ・ド・モンティーユ コルトン・シャルルマーニュ
ACコルトン・シャルルマーニュ 特級 シャルドネ100%
ヴォルネー、ポマールで一、二を争うワインを生んでいたドメーヌは現在の当主エティエンヌが率いるようになって大きく飛躍した。コルトン・シャルルマーニュはプジェの区画からつくられ、広さはちょうど1ヘクタール。全体的にバランスのとれた滑らかで余韻の長いワインは、ドメーヌで唯一のグラン・クリュ白。
◆コルトンシャルルマーニュらしい香りとテイスト。ミネラル感、充実感はやや少なめ。



5 1994 アルベール・ビショー 
コルトン・シャルルマーニュ ラ・キュヴェ・ドゥ・エンペラー
ACコルトン・シャルルマーニュ特級 シャルドネ 100%
アルベール・ビショー社は、ブルゴーニュのコート・ド・ボーヌ地区ボーヌ市に位置し、1831年、ベルナール・ビショー氏によって創立、現当主アルベリック・ビショー氏で6代目となるブルゴーニュの名門ネゴシアン


◆ミネラル感、果実の充実を感じる。

6 2008ドメーヌ・ミッシェル・グロ ヴォーヌ・ロマネ・クロ・デ・レア
ACヴォーヌ・ロマネ 1級  ピノ・ノワール100%
     数あるグロ家の総本家的存在がこのドメーヌ・ミシェル・グロ。1995年ミッシェル・グロはあのジャン・グロを引き継いだ、ヴォーヌ・ロマネ屈指のドメーヌ。
 ヴォーヌ・ロマネのプルミエ・クリュ、クロ・デ・レアは、レ・ショームの下部に位置する2ヘクタール強の区画で、ミシェル・グロの単独所有。
◆バランスの良いブルゴーニュワイン。料理とも合わせやすい。



7 2006 ドメーヌ・デュージェニー クロ・ヴージョ
ACクロ・ド・ヴージョ特級   ピノ・ノワール100%
このドメーヌ・デュージェニーは、ルネ・アンジェルの畑を、2006年にシャトー・ラトゥールのオーナー、フランソワ・ピノー氏が購入したことで誕生。本拠地はヴォーヌ・ロマネ。ラトゥールの社長フレデリック・アンジェラ氏監督のもと、およそ6.5haの畑から5種類の素晴らしいワインを造り出している。デュージェニーの畑はクロ・ヴージョの丘最後部に位置する美しい区画。シャトーに非常に近いところにあり、樹齢60年の樹が1.37haの土地に広がっている。初リリース。
◆まだ若い印象。香りは森の果実ジャム様、柔らかい印象。



8 2009タンタラ ピノ・ノワール ピゾーニ・ヴィンヤード 
カリフォルニア サンタ・ルチア・ハイランド ピノ・ノワール100% PP89点 
ピゾーニは、ロマネ・コンティ社のモノポール ラターシュからの分岐種(クローン)栽培で知られる、ピノ・ノワール生産者の間で随一の人気を誇る畑です。
タンタラの樽はDRCと同じくフランソワフレールとルソー社のものが併用され(新樽60%)16ヶ月間熟成。清澄濾過は一切無し
◆甘さを感じる。時間がたつと落ちつきを感じる。



9 2009ドメーヌ・コカール・ロワゾン・フルーロ グラン・エシェゾー
ACグラン・エシェゾー特級   ピノ・ノワール100%
モレィ・サン・ドゥニ村のコカール家とフラジェ=エシェゾー村のロワゾン家の結婚によって誕生した5世代続くドメーヌ。総栽培面積8ha余りと小規模ながら,ジュヴレィ・シャンベルタン村からヴォーヌ・ロマネ村にかけて実に6つもの特級畑を所有している。ドメーヌのグラン・エシェゾーは,樹齢84年の区画を所有。僅か0.18ヘクタールの区画から毎年3樽のみ造られるドメーヌのフラッグシップ・ワイン。
◆豊かな香りとコクが充分に感じられる。酸に若さを感じる。



10 1996 シャトー・オー・マルビュゼ
ACサン・テステフ クリュ・ブルジョワ級  PP87-88点
平均ブレンド比率カベルネ・ソーヴィニョン50%、メルロ40%、カベルネ・フラン10%
格付けワインに匹敵するほど評価が上がっているワイン。
畑の場所は、サン・テステフの中でも特に評価の高いコス・デストゥルネルの畑に隣接。
◆素晴らしい香り、まだ若いが今後が楽しみなワイン。


11 2008シャトー・カロン・セギュール
ACサン・テステフ メドック第3級  PP90点
カベルネ・ソーヴィニョン82%、メルロ16%、プティ・ヴェルド2%
サン・テステフ村の最北端の、格付けシャトー。18世紀に当時ラフィットやラトゥールを所有していたセギュール侯爵が残した言葉「われラフィットやラトゥールをつくりしが、わが心カロンにあり」は有名。カロンに対する彼の思い入れは、カロンのラベルにあるハートの中に今も生き続けている。
◆充実感のあるテイストだが、凝縮感はあまり感じられない。


以上、私は参加できませんでしたが、比較的若いワインが多かったようです。


数年後、10年後に楽しみなワインではないでしょうか。

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