2014年12月4日木曜日

11.28 マルマス×コパン ワイン会

ウェルカムワイン 
2009ドメーヌ・アー・エ・ペー・ド・ヴィレーヌ ブーズロン・アリゴテ(小林)
 アリゴテ種ながら、安定感のある味わいが魅力的でした。
1 2006ルイ・ロデレール
ブリュット・ナチュール フィリップ・スタルクモデル     (小林)
ACシャンパーニュ  ピノ・ノワール 65%、シャルドネ 35%      
シャンパーニュメゾンのトップに君臨する老舗メゾン、ルイ・ロデレールと、空間からプロダクトまで手掛けるフランスの当代きってのクリエーター、フィリップ・スタルク氏との異色のコラボレーションで誕生した、ブリュット・ナチュール2006年。1974 年のクリスタル・ロゼ発売以来、40年ぶりのルイ・ロデレールの新商品。
さすが、ロデレールという素晴らしいシャンパンでした。酸と充実した味わいは秀逸なものでした。
2 2013シャトー・メルシャン 長野シャルドネ キュヴェ・アキオ
長野県北信地区 シャルドネ100% メルシャンワインギャラリー特別限定販売(春日)
このワインは、長野県北信地区でシャルドネの栽培をしているブドウ栽培家の佐藤明夫氏が育てたシャルドネを使用しています。熟したパイナップルのような風味が特徴的なワイン(263本限定)
香りは特徴的な感じでしたが、味わいはメルシャンのそれで、ブドウの強さは北信シャルドネよりも強い感じでした。
3 2012ドメーヌ・ポール・ペルノ  ピュリニー・モンラッシェ・シャン・カネ
ACピュリニー・モンラッシェ1級 シャルドネ100% RWG91-92+点     (前澤)
 ドメーヌ・ポール・ペルノは1850年の創業以来、常にピュリニー・モンラッシェのトップドメーヌであり続ける造り手のひとつです。現在では創業者の孫とその息子たちの手によって運営されております。計16.19ヘクタールに渡るバラエティに富んだ優良な畑を所有し、非常に丁寧な栽培が行われています。葡萄の収量を抑え、たっぷりと新樽を使うことで驚くほど芳醇で濃厚な造りに仕上がっており、その偉大なワインはピュリニーの造り手では三本の指に数えられる名手です。
このクラスのシャルドネに期待するものが揃っている感じで、ピュリニーとしてはリッチな味わいの部類だと思います。 

4 2008ドメーヌ・ドーヴネ ブルゴーニュ・アリゴテ スー・シャトレ
ACブルゴーニュ・アリゴテ アリゴテ100%   PP92点    (佐藤)
マダム・ルロワの個人所有畑のブドウのみからワイン造りをしています。 1988年、ラルー・ビーズ・ルロワはドメーヌルロワ設立と同じ年に、サン・ロマンの高台にあるドメーヌ・ドーヴネを購入。 現在彼女はラベルに描かれている屋敷に住んでいます。ドーヴネは100%自己所有畑であるため、人の意見に左右されない、彼女の究極のワイン造りが行われています。
個人的に非常に楽しみにしていたワインです。ドーヴネはアリゴテを感じさせない、もはやドーヴネとしか言いようがありません。オイリーなナッツの香りもあり、グランクリュのシャルドネの感じもしました。
5 2004ジオリス エステート・メルロ                 (緒方)
カリフォルニア州・カーメル・ヴァレー  メルロ主体                 
ジオリスワイナリーは1981年にスタートした蔵元。ウォルター・ジオリス氏はベルギーから移り住み、カーメル・ヴァレーはカリフォルニアで最もメルロー種の栽培に適した地と確信し、28エーカーの畑を標高500メートルの高台に所有しました。なんと彼のメルローはあのポムロールのグランヴァン"シャトー・ペトリュス"から受け継いだクローン!!これぞカリフォルニアが産するシャトー・ペトリュス!
果実味あふれる美味しいワインでした。バランスのとれた明るいイメージのワインです。


6 1997シャトー・パルメ       PP87                 (座光寺)
ACマルゴー 第3級 カベルネ・ソーヴィニョン50%、メルロ45%、プティヴェルド5
魅惑的なスタイルをしたパルメの1997年は多くの崇拝者を持つはずである。暗いルビー/プラム/紫色を誇っており、魅惑的なブーケは甘いベリーの果実を思わせる。エレガントな、ミディア ムボディの、果実味が主導権を握っている、穏やかな、肉づきのよい性格をしている。重みや濃厚さはほとんどないが、調和は秀逸。向こう4~5年で飲むこと。最終試飲年月:2001年3月ボルドー第4版
1997ヴィンテージは個人的に良いイメージです。パルメらしい果実味は確保しながらもボルドーの格付ワインらしい品格を感じました。


7 2007ドメーヌ・ド・ラルロ 
ニュイ・サン・ジョルジュ・クロ・デ・フォーレ・サン・ジョルジュ         
ACニュイ・サン・ジョルジュ1級 ピノ・ノアール100%  PP88点   (福澤)
ドメーヌ・ド・ラルロは、ボルドーにいくつかのシャトーを所有する大手保険会社アクサ・ミレジムが所有する比較的若いドメーヌです。ラルロ単独所有の畑で、ドメーヌを代表するキュヴェのひとつ。ドメーヌの1級の中で、もっともがっしりした骨格のワインです。ニュイの特徴をよく表現しているといえるでしょう。品格があり、深みのあるワインで、大変複雑なアロマを有しています。
ニュイらしいブルゴーニュ王道のスタイルを感じることができます。柔らかい果実味が印象的でした。


8 2005ドメーヌ・ジャン・グリヴォ ヴォーヌ・ロマネ・オー・ショーム      
ACヴォーヌ・ロマネ1級 ピノ・ノアール100%            (蒲谷)
18世紀の末にまで遡る、ヴォーヌ・ロマネの由緒正しき造り手。現当主、エティエンヌ・グリヴォの父が現在のドメーヌ名となっている。現在では主にヴォーヌ・ロマネ村と、ニュイ・サン・ジョルジュ村に畑を所有し、ヴォーヌ・ロマネの名門とも呼ばれています。  所有している畑の半分以上がグラン・クリュやプルミエ・クリュという最良のテロワールを誇っていることも注目すべきポイント。このワインはニュイとの境に位置するプルミエ・クリュで、ヴォーヌ・ロマネらしいエレガントさをまとわったワインに仕上がる。
このワインもバランスの良い素晴らしいワインでした。2005ヴィンテージらしい果実の充実、造り手の妙といった感じでしょうか。


9 2010ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール クロ・ヴジョー・ミュジニー
ACクロ・ヴジョー特級 ピノ・ノアール100%    PP92-94点      (小島)
クロ・ヴージョの北隅、ミュジニーに隣接する小さな畑で、年間7000-8000本しかつくられていない貴重なワインです。エキゾチックなアロマとリッチな味わいが特徴です。
このところ、このワイン会でも好評な造り手のひとつです。果実を全面に打ち出すスタイルながらも、このクラスの畑になると圧倒的なテロワールを感じることができました。


10 2010トルブレック ラン・リグ            PP100点 (佐藤)
南オーストラリア  バロッサ・ヴァレー  シラーズ97.5% ヴィオニエ2.5 
パーカーポイント不動の高得点を誇る、トルブレックのフラッグシップワインです。このラン・リグは、ヴィオニエをブレンドすることで、ワインがより軽やかになり香りが引き立ちます。味わいには絹のような質感が加わり、瓶内で熟成する過程でワインに複雑さを与えてくれます。無濾過・無清澄で瓶詰めしています。
パーカー氏のポイント100点を獲得するに相応しい、濃くてバランスの良いワインでした。
個人的な好みはさておき、絶対的な美味しさは折り紙付きです。





Kさんのフランス土産のマスタード
栗やミントなど個性的なマスタード 美味しくいただきました。
茨城県産あん肝のポワレ ポルト酒ソース

国産牛ホホ肉のブレゼ

今回、一番美味しかった
フランス産山ウズラのロースト
フランスのキノコやイタリアマルケ産の白トリュフが添えられていました

広島産カキのクリスティアン



金目鯛、地蛤、ズワイガニのブイヤベース

今回のデセールも素晴らしかったです。

白トリュフは、ニンニクと海苔佃煮の香りでした。
旨味成分が凝縮されています。

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