2014年12月8日月曜日

11.30 OX ワイン会 モレサンドニ


今回のテーマ「モレサンドニ」は、有名なジュヴレイ・シャンベルタン村Gevrey-Chambertinとシャンボール・ミュジニィ村Chambolle-Musignyに挟まれた比較的面積の小さい村で、畑全体のうちにグランクリュと1erクリュの占める割合が高いことで知られています。
こういう、小さい畑は良い所が多い気がします。

村の北側の畑から造られるワインはジュヴレイ・シャンベルタンに似て濃厚で力強く、南側はシャンボール・ミュジニィに似て果実味に富み、滑らかで優雅なワインだと言われていますが、このクラスになるとヴィンテージによってスタイルを変えるようです。

(CP) エグリ・ウーリエ ブラン・ド・ノワール ウ゛ィエイユ ウ゛ィーニュ NV     (W) シャンソン コルトン・シャルルマーニュ 2006    
 (R) ルロワ モレ・サン・ドニ 1er 1997   
ウ゛ォギュエ ボンヌ・マール 1997   
アルマン・ルソー クロ・ド・ラ・ロシュ 2000   
ジョルジュ・ルーミエ モレ・サン・ドニ クロ・ド・ラ・ブシエール 1999 2004   モメサン クロ・ド・タール 2005     
 (食後酒) ボデガス・トロ・アルバーラ ドン・ペーエキス・コンベント・セシオン 1946   

素晴らしいワイン達です。
モレサンドニ ワインで一番大切な果実を高次元にストレートで楽しむことができる地区だと思います。
飲み比べると、ルロワの特徴的な造りも印象的でした。
ヴィンテージワインだけに抜栓直後は難しい感じでしたが、後半はそのエレガントなスタイルを楽しむことができました。



ブルーチーズのムース  レバームース  スモークサーモンと長芋の梅肉ソース



ムール貝と帆立 小エビのマリエール


オマール海老と蟹肉の軽い煮込み



フォワラと鴨肉のハチミツ風味

アルマン・ルソー クロ・ド・ラ・ロシュ 2000   
このワインの素晴らしい熟成を重ねていました。
官能的な香りと味わいを楽しむことができました。



和牛ホホ肉の煮込み 赤ワインソース

ジョルジュ・ルーミエ モレ・サン・ドニ クロ・ド・ラ・ブシエール 1999  2004
2004ヴィンテージはエレガントで透明感のあるワインでした。



蝦夷鹿のロティ  りんごとグリオットチェリー添え


なんと良い響きでしょう  ヴォギュエ  ボンヌ・マール 1997 
圧倒的に素晴らしいワインでした。 果実味、バランス、官能的な香り、その全てが高次元で満たされているワイン 

(食後酒) ボデガス・トロ・アルバーラ ドン・ペーエキス・コンベント・セシオン 1946
贅沢にも、アイスクリームにかけて楽しみました。
パーカーポイント 100点

2014年12月4日木曜日

11.28 マルマス×コパン ワイン会

ウェルカムワイン 
2009ドメーヌ・アー・エ・ペー・ド・ヴィレーヌ ブーズロン・アリゴテ(小林)
 アリゴテ種ながら、安定感のある味わいが魅力的でした。
1 2006ルイ・ロデレール
ブリュット・ナチュール フィリップ・スタルクモデル     (小林)
ACシャンパーニュ  ピノ・ノワール 65%、シャルドネ 35%      
シャンパーニュメゾンのトップに君臨する老舗メゾン、ルイ・ロデレールと、空間からプロダクトまで手掛けるフランスの当代きってのクリエーター、フィリップ・スタルク氏との異色のコラボレーションで誕生した、ブリュット・ナチュール2006年。1974 年のクリスタル・ロゼ発売以来、40年ぶりのルイ・ロデレールの新商品。
さすが、ロデレールという素晴らしいシャンパンでした。酸と充実した味わいは秀逸なものでした。
2 2013シャトー・メルシャン 長野シャルドネ キュヴェ・アキオ
長野県北信地区 シャルドネ100% メルシャンワインギャラリー特別限定販売(春日)
このワインは、長野県北信地区でシャルドネの栽培をしているブドウ栽培家の佐藤明夫氏が育てたシャルドネを使用しています。熟したパイナップルのような風味が特徴的なワイン(263本限定)
香りは特徴的な感じでしたが、味わいはメルシャンのそれで、ブドウの強さは北信シャルドネよりも強い感じでした。
3 2012ドメーヌ・ポール・ペルノ  ピュリニー・モンラッシェ・シャン・カネ
ACピュリニー・モンラッシェ1級 シャルドネ100% RWG91-92+点     (前澤)
 ドメーヌ・ポール・ペルノは1850年の創業以来、常にピュリニー・モンラッシェのトップドメーヌであり続ける造り手のひとつです。現在では創業者の孫とその息子たちの手によって運営されております。計16.19ヘクタールに渡るバラエティに富んだ優良な畑を所有し、非常に丁寧な栽培が行われています。葡萄の収量を抑え、たっぷりと新樽を使うことで驚くほど芳醇で濃厚な造りに仕上がっており、その偉大なワインはピュリニーの造り手では三本の指に数えられる名手です。
このクラスのシャルドネに期待するものが揃っている感じで、ピュリニーとしてはリッチな味わいの部類だと思います。 

4 2008ドメーヌ・ドーヴネ ブルゴーニュ・アリゴテ スー・シャトレ
ACブルゴーニュ・アリゴテ アリゴテ100%   PP92点    (佐藤)
マダム・ルロワの個人所有畑のブドウのみからワイン造りをしています。 1988年、ラルー・ビーズ・ルロワはドメーヌルロワ設立と同じ年に、サン・ロマンの高台にあるドメーヌ・ドーヴネを購入。 現在彼女はラベルに描かれている屋敷に住んでいます。ドーヴネは100%自己所有畑であるため、人の意見に左右されない、彼女の究極のワイン造りが行われています。
個人的に非常に楽しみにしていたワインです。ドーヴネはアリゴテを感じさせない、もはやドーヴネとしか言いようがありません。オイリーなナッツの香りもあり、グランクリュのシャルドネの感じもしました。
5 2004ジオリス エステート・メルロ                 (緒方)
カリフォルニア州・カーメル・ヴァレー  メルロ主体                 
ジオリスワイナリーは1981年にスタートした蔵元。ウォルター・ジオリス氏はベルギーから移り住み、カーメル・ヴァレーはカリフォルニアで最もメルロー種の栽培に適した地と確信し、28エーカーの畑を標高500メートルの高台に所有しました。なんと彼のメルローはあのポムロールのグランヴァン"シャトー・ペトリュス"から受け継いだクローン!!これぞカリフォルニアが産するシャトー・ペトリュス!
果実味あふれる美味しいワインでした。バランスのとれた明るいイメージのワインです。


6 1997シャトー・パルメ       PP87                 (座光寺)
ACマルゴー 第3級 カベルネ・ソーヴィニョン50%、メルロ45%、プティヴェルド5
魅惑的なスタイルをしたパルメの1997年は多くの崇拝者を持つはずである。暗いルビー/プラム/紫色を誇っており、魅惑的なブーケは甘いベリーの果実を思わせる。エレガントな、ミディア ムボディの、果実味が主導権を握っている、穏やかな、肉づきのよい性格をしている。重みや濃厚さはほとんどないが、調和は秀逸。向こう4~5年で飲むこと。最終試飲年月:2001年3月ボルドー第4版
1997ヴィンテージは個人的に良いイメージです。パルメらしい果実味は確保しながらもボルドーの格付ワインらしい品格を感じました。


7 2007ドメーヌ・ド・ラルロ 
ニュイ・サン・ジョルジュ・クロ・デ・フォーレ・サン・ジョルジュ         
ACニュイ・サン・ジョルジュ1級 ピノ・ノアール100%  PP88点   (福澤)
ドメーヌ・ド・ラルロは、ボルドーにいくつかのシャトーを所有する大手保険会社アクサ・ミレジムが所有する比較的若いドメーヌです。ラルロ単独所有の畑で、ドメーヌを代表するキュヴェのひとつ。ドメーヌの1級の中で、もっともがっしりした骨格のワインです。ニュイの特徴をよく表現しているといえるでしょう。品格があり、深みのあるワインで、大変複雑なアロマを有しています。
ニュイらしいブルゴーニュ王道のスタイルを感じることができます。柔らかい果実味が印象的でした。


8 2005ドメーヌ・ジャン・グリヴォ ヴォーヌ・ロマネ・オー・ショーム      
ACヴォーヌ・ロマネ1級 ピノ・ノアール100%            (蒲谷)
18世紀の末にまで遡る、ヴォーヌ・ロマネの由緒正しき造り手。現当主、エティエンヌ・グリヴォの父が現在のドメーヌ名となっている。現在では主にヴォーヌ・ロマネ村と、ニュイ・サン・ジョルジュ村に畑を所有し、ヴォーヌ・ロマネの名門とも呼ばれています。  所有している畑の半分以上がグラン・クリュやプルミエ・クリュという最良のテロワールを誇っていることも注目すべきポイント。このワインはニュイとの境に位置するプルミエ・クリュで、ヴォーヌ・ロマネらしいエレガントさをまとわったワインに仕上がる。
このワインもバランスの良い素晴らしいワインでした。2005ヴィンテージらしい果実の充実、造り手の妙といった感じでしょうか。


9 2010ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール クロ・ヴジョー・ミュジニー
ACクロ・ヴジョー特級 ピノ・ノアール100%    PP92-94点      (小島)
クロ・ヴージョの北隅、ミュジニーに隣接する小さな畑で、年間7000-8000本しかつくられていない貴重なワインです。エキゾチックなアロマとリッチな味わいが特徴です。
このところ、このワイン会でも好評な造り手のひとつです。果実を全面に打ち出すスタイルながらも、このクラスの畑になると圧倒的なテロワールを感じることができました。


10 2010トルブレック ラン・リグ            PP100点 (佐藤)
南オーストラリア  バロッサ・ヴァレー  シラーズ97.5% ヴィオニエ2.5 
パーカーポイント不動の高得点を誇る、トルブレックのフラッグシップワインです。このラン・リグは、ヴィオニエをブレンドすることで、ワインがより軽やかになり香りが引き立ちます。味わいには絹のような質感が加わり、瓶内で熟成する過程でワインに複雑さを与えてくれます。無濾過・無清澄で瓶詰めしています。
パーカー氏のポイント100点を獲得するに相応しい、濃くてバランスの良いワインでした。
個人的な好みはさておき、絶対的な美味しさは折り紙付きです。





Kさんのフランス土産のマスタード
栗やミントなど個性的なマスタード 美味しくいただきました。
茨城県産あん肝のポワレ ポルト酒ソース

国産牛ホホ肉のブレゼ

今回、一番美味しかった
フランス産山ウズラのロースト
フランスのキノコやイタリアマルケ産の白トリュフが添えられていました

広島産カキのクリスティアン



金目鯛、地蛤、ズワイガニのブイヤベース

今回のデセールも素晴らしかったです。

白トリュフは、ニンニクと海苔佃煮の香りでした。
旨味成分が凝縮されています。

2014年11月24日月曜日

第6回 解禁日にボジョレー・ヌーヴォーを楽しむ会


 今年も石田通也シニアソムリエをお迎えして開催されました。
約60本のワインを一気に抜栓して、サービス 流石です。

ジョゼフ・ドルーアン  
ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー・ヴィエイュ・ヴィーニュ
このワインが今年の一番人気でした。バランスのとれた味わいは流石でした。


ジョルジュ デュブッフ
セレクション プリュス 2014 ボジョレー・ヴィラージュ ヌーヴォー 
個人的にはこのワインが一番この日に期待する味わいでした。
王道のガメイ新酒・・・流石デュブッフの意地でしょうか。

自家製ロースとハムのジャンボンペルシエ
蕪と根セロリのスープ フォワグラ添え
ハンガリー産鴨肉のロースト 白菜のクレメ ジャガイモのグラタン添え
美味しい一皿でした。

自然派ヌーヴォー フィリップ・パカレボジョレー・ヴァンド・プリムール

ボージョレー・ヴィラージュ プリムール レ・ラパン 
ニコラ・テスタール
ラパンでお馴染みのワインです。
このワインは、比較的ワイン慣れした方々に好評でした。
ガメイのヌーヴォーらしい感じと言うよりは、ピノの雰囲気を感じました。  


自然派ヌーヴォー M・ラピエール ボジョレー・ヌーヴォー
個人的に良かったワインのです。

圧巻の本数です。
バックヴィンテージも試しましたが、2014の出来栄えはここ数年でも良いと言えるものでした。2009、2010に匹敵するヴィンテージでした。
石田ソムリエの言葉にもありましたが、こんな素晴らしいヌーヴォーパーティーは長野県、全国を探しても少ないと思います。
駒ヶ根の晩秋を締めくくるお酒のイベントとして定着した感じがしました。
マルマス様、コパン様、ありがとうございました。

2014年11月14日金曜日

シャトーメルシャン マリコヴィンヤード シラー 2011

香りからは、サンジュリアンのバランスの良いものの雰囲気を感じました。
シラーらしいスタイルは味わいの方だと思います。
2011ヴィンテージは樽香が強い一昔前のメルシャンのスタイルも感じられ、それはそれで個人的には好印象でした。
いずれにしても、非常にバランスの良いワインで、欧州のものよりも1グラス多く飲めるのでは??と思えるワインでした。

2014年11月3日月曜日

10.24 マルマス×コパン ワイン会


ウェルカムワイン 

2013井筒ワイン カベルネ・フラン                  (小林)

 

1 2004ボランジェ ラ・グランダネ                 (菅沼)

ACシャンパーニュ  ピノ・ノワール 65%、シャルドネ 35%      PP93

ブドウの当たり年にのみ造られる。ヴィンテージの特性と同時に、ボランジェ・スタイル”“テロワールの素晴らしさ”“伝統的製法が感じられるシャンパーニュ。2004年は、グランクリュとプルミエクリュのみをオーク樽で一次発酵させた後、コルク栓をしてカーヴで7年熟成。
色合いも濃く、ネープレスイエロー シャープで香りの量も多い。

 

2 2011ミアーニ リボッラ・ジャッラ ペッタリン
  DOCフリウリ・コッリ・オリエンターリDOC リボッラ・ジャッラ100% (佐藤)

リボッラ・ジャッラ種とは、イタリア北東部フリウリで最も有名な品種。作付け面積は少ないが近年伝統的な品種として見直されています。花やレモンの香りを持った繊細さが特徴。
  ブドウ品種が珍しいものであるが、濃厚で甘みも爽やかで、良くできたワイン。
 

3 2005シモン・ビーズ・エ・フィス コルトン・シャルルマーニュ

ACコルトン・シャルルマーニュ 特級 シャルドネ100%   (須田)

97年が初ヴィンテージ、面積 0.2ヘクタール、ぺルナン・ヴェルジュレス側のアン・シャルルマーニュに位置する最も西向きの区画。エレガントさときりっとした酸とミネラル感が身上のコルトン・シャルルマーニュ。
  ミネラル感が強く、若干の苦味も感じられるタイプ。
 

4 2010ドメーヌ・ヴァンサン・ジラルダン
      カンテサンス・ド・コルトン・シャルルマーニュ
ACコルトン・シャルルマーニュ特級 シャルドネ100% PP93+点 IWS95+点 (前澤)

Quintessence=カンテサンス」とは「真髄・本質」という意味。わずか0.3ha の畑は標高380m、南~南西向きの斜面の中腹に位置しています。表面の土壌は粘土と石灰質、深度050m より下は粘土質になっています。1 ヘクタールあたり10,000 本の密植、除草剤や人工肥料は一切用いません。平均樹齢は70 年、1 本の樹には4 房だけ残します。フレンチオーク樽で20 ヶ月間熟成させています。全体の13 が新樽、13 1 年樽、残りが2 年樽です。濃い黄金色、果実の甘さがよりエレガントに、そして強く感じられます。
  厚みも感じられ、若干の甘さを感じるものの、しっかりした印象。
 


5 2012モンジャール・ミュニュレ エシェゾー・ラ・グラン・コンプリカシオ                 
  ACエシェゾー特級  ピノ・ノアール100%           (小林)

このドメーヌの華はなんといってもエシェゾーとグランゼシェゾー。それぞれ2.6ha1.44haという面積は、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティに次ぐ広さだ。ドメーヌのグランクリュの中でも人気の高かったエシェゾー VVがオスピスに売却した為2011年産を持って終わる事となった。代わりに新キュヴェ、エシェゾー・ラ・グラン・コンプリカシオンがリリースされた。
初リリースであるが、硬さも感じられ、ミュニュレらしくない印象。この先の熟成が期待できるものの、今飲むには早いワイン。

 

6 2004クリストフ・ペロ・ミノ クロ・ヴジョー

ACクロ・ヴジョー特級 ピノ・ノアール100%           (蒲谷)

ドメーヌ・ペロ・ミノは、1973年にドメーヌ・アルマン・メルムがふたつに分かれて誕生した。もう一方は道路を隔てて対面に位置するドメーヌ・トープノ・メルムである。
  1990年頃までワインの大半は桶売りされ、ドメーヌの評価もさほど高くはなかった
  が、現当主のクリストフ・ペロ・ミノが修業から戻り、ワインを手がけるようになっ
  てこのドメーヌは一気にブレークした。

あのブルゴーニュワインの神様、アンリ・ジャイエの薫陶を受けたクリストフのワインは、香り高く果実味豊かで、若いうちから楽しめるスタイル。
ベリー系の香りが表現されていて、2004ヴィンテージながら複雑さも心地よく表現された素晴らしワイン。

 

7 2010シャトー・ロシェイロン                   (佐藤)

ACサン・テミリオン特級 メルロー70%、カベルネ・フラン30

スペインのペトリュスと形容される、ドミニオ・デ・ピングスを率いるピーター・シセック氏と、サン・テミリオンの シャトー・フォジェールのオーナーのシルヴィオ・デンツ氏がタッグを組み、サン・テミリオン最上のテロワールと言われる7.4haの畑からリリースしているワインが「シャトー・ロシェイロン」です。この2010年がファースト・ヴィテージ。
強いワインで、セパージュから想像するよりもタンニンもしっかりしているワイン。

 

8 1995シャトー・レオヴィル・ポワフェレ     PP90     (緒方)

ACサン・ジュリアン 第二級  カベルネ・ソーヴィニョン65%、メルロ25%、
プティ・ヴェルド8%、カベルネ・フラン2%                 

サン・ジュリアン村にある、有名な「レオヴィル3兄弟」の一つ、かつて同じ畑だったレオヴィルが3分割されたのですが、初代オーナーのポワフェレ男爵の名前を取って、この名前となりました。シャトー・レオヴィル・ポワフェレの畑の可能性について、中にはレオヴィル・ポワフェレの土壌はサン・ジュリアンの2級シャトーのどこよりも優れていると言う人もいる。 90年代より改善が見られるようになった。
実力派のサンジュリアンにあって好印象のポワフェレ、充分に熟成され、バランスもよく素晴らしいワイン。
 

9 1993シャトー・シュヴァル・ブラン     PP86点 IWS91点 WJ90点(前澤)

ACサン・テミリオン第一特別級() カベルネ・フラン 55%、メルロー 45 
シュヴァル・ブランの醸造的な特徴はカベルネ・フランとメルローを同じくらいの割合で
使用すること。シュヴァル・ブラン独自のテロワールに植えられたカベルネ・フランの効果によって、リッチネス、完熟感、強い粘性のあるテクスチュア、ビロードのようなタンニン、シルキーな舌触りとエキゾチックで長い余韻が実現されています。
期待を裏切らない素晴らしいワイン、今回のラインナップの中でもバランスの良さと柔らかな印象は変わらず、秀逸な印象でした。
 






今回は残念ながら参加できませんでしたが、会の記録のため更新しました。
今回は、M先生ご夫妻の結婚記念日のお祝いの会も兼ねて開催されました。
おめでとうございます!