2013年8月1日木曜日

マルマス・コパン ワイン会 7.25

今回は参加者が若干少なかったですが、白、赤、バランス良く揃いました。

ウェルカムワイン 
2011デリカート・ファミリー・ヴィンヤーズ ウッドヘーヴン・ジンファンデル
カリフォルニア ジンファンデル主体

1 2008アジィエンダ・アグリコーラ・フェルゲッティーナ
フランチャコルタ ロゼ ブリュット
イタリア ロンバルディア フランチャコルタ D.O.C.G ブドウ品種 :ピノ・ネロ100
フランチャコルタを知り尽くした“職人”が自社ブドウのみを使用し匠の技で造り出す、フランチャコルタの最高峰!1991年創立と比較的新しいワイナリー。「エレガンスとフィネス」が最大限に表現された素晴らしい味わいは、創立後間もない時期より評判となり、1997年の「サテン」がガンベロ・ロッソでいきなり3ビッキエーリを獲得。全て徹底した自社管理で栽培したブドウのみを使用するのみならず、驚くべきはその贅沢なブドウの搾り方にありました。 すなわち20%に満たない量なのです。

果実味あふれるイタリアらしいスパークリングでした。
 
2 1996ルー・デュモン レア・セレクション 
ャブリ・プレミアム・クリュ・レ・フルノー
ACシャブリ1級 シャルドネ100% 
ワインの買い付けのために毎日のように生産者を訪ね歩いている仲田さんが、 地道な活動の中で見つけた蔵出し古酒。メゾン・ルー・デュモンにクルチエ達が ビン買い(”シュル・ピル”といいます)条件で持ち込んでくる古酒。それらの 中から、コストパフォーマンスが抜群なものだけを仲田さんが厳選して紹介して くれるのが「レア・セレクション」です。(「レア・セレクション」の「レア」は、” レアちゃん”と、”レアもの”をかけたもの)。これぞまさしく、ブルゴーニュ古酒の” いいとこどり”であります。尚、セレクション各古酒の生産者名は非公開です。あくまでも”仲田印”です。

流石、仲田のセレクトワインはバランスが良いです。果実のピークは過ぎていましたが、最後までバランスの印象は変わりませんでした。

3 2009オスピス・ド・ボーヌ ムルソー・キュヴェ・ロパン(ジャノボス熟成)
ACムルソー シャルドネ100% (1級レ・クラ50%、レ・クリオ50%)
京都のワイングロッサリーが落札したワイン。熟成はジャノボスに委託。ジャノボスは、コント・ラフォンの醸造長を勤めたジャノ氏と、レストラン業界を熟知した情熱家ボス氏のコラボレーションです。今飲んでもびっくりするほど美味しい特別なムルソーらしい。

良いヴィンテージで体力も十分です。パワフルなムルソーらしいワインでした。

4 2010ドメーヌ・ラペ コルトン・シャルルマーニュ
ACコルトン・シャルルマーニュ特級 シャルドネ100
1792年からペルナン ヴェルジュレス村でワイン造りを行っているドメーヌで、現在はローランとヴァンサン親子により運営され、息子のヴァンサンが栽培・醸造責任者を務めています。9割がペルナン ヴェルジュレスに位置する区画を所有。樹齢は数年から50年まであり、定期的に植え替えを行い、長い樹齢のものと短い樹齢のもの両方があることにより、力強さとフィネス両方兼ね備えたワインが出来上がります。

ヴィンテージから穏やかな印象も感じましたが、畑の格を感じさせる香りが楽しめました。

5 2004ボランジェ ラ・グランダネ
ACシャンパーニュ  ピノ・ノワール2/3、シャルドネ1/3
ブドウの当たり年にのみ造られる。ヴィンテージの特性と同時に、ボランジェ・スタイル”“テロワールの素晴らしさ”“伝統的製法が感じられるシャンパーニュ。2004年は、グランクリュとプルミエクリュのみをオーク樽で一次発酵させた後、コルク栓をしてカーヴで7年熟成。

ヴィンテージ違いを近頃試飲しましたが、このシャンパーニュの実力を感じることができました。
ワインだけでも食事と合わせても無敵のシャンパーニュでした。

6 2007カステッロ・バンフィ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
イタリア トスカーナ D.O.C.G サンジョヴェーゼ100% PP91
トスカーナ州の中心部に位置する、シエナ県モンタルチーノ市は、 “ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ”の産地として世界的に有名な地域です。バンフィ社はこのモンタルチーノに、約800ヘクタールのブドウ畑を含む、広大な土地を所有し、創立以来、土壌の分析、ブドウ栽培法の研究、土着品種であるサンジョヴェーゼ種のクローン研究、樽材や醸造法の研究を行ってきました。バンフィ社のブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、しっかりとしたボディとしなやかで複雑な味わいが特徴です。

モンタルチーノにしては果実も穏やかな印象でしたが、充実したワインでした。

7 2006シャトー・モンローズ
ACサンテステフ メドック第2級   PP94+点
カベルネ・ソーヴィニョン72%、メルローとプティ・ヴェルド28
2006年のモンローズは、新オーナーのマルタン・ブィグが、オー・ブリオンで1961年~2003年の間醸造を担当したジャン・ベルナール・デルマスに造らせたファースト・ヴィンテージ。

ワインの実力からすると若い印象もありましたが、時間が経つとその実力を発揮しました。数年先に実力を発揮するタンニンも質の良いものでした。

8 2008ロベール・グロフィエ 
シャンボール・ミュジニー・プレミエ・クリュ・レ・ザムルーズ
ACシャンボール・ミュジニー1級 ピノ・ノワール100%  PP94
シャンボール・ミュジニーの1級畑レザムルーズ(日本語で『恋人たち』の意味)の最大の所有者としても名高いロベール・グロフィエは、すでに傑出したワインを造りだす生産者として認知されています。レザムルーズはワイン好きにとっては、垂涎の的です。
リアルワインガイド30号のコメント 今飲んで92+ ポテンシャル93+吸い込まれそうなほどの美しく複雑な香りはまるで香水だ。もう何も言いたくない。味はもう当然凄まじく美味しいの一言。甘く、享楽的で、しかしとても知的な面も持ち、焦点が定まり、これ以上美味しいワインがあるのかというような錯覚に陥る。

ピノは強いですね・・・流石の力強さとエレガントさは最後のワインにふさわしいものでした。




雲丹のヴィシソワーズカクテル
稚鮎のパート包み
貝類のサフラン風味(やはりムール貝は味が濃いです)
仏ブルターニュ産オマールは生きた状態でした
ブルターニュ産オマール海老のロースト
フォワグラのフラン
仏マイエンヌ産鶏肉のロースト

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