2017年10月21日土曜日

9.21 マルマス コパン ワイン会

初めて試飲するプロジェクトKです!
現在、このヴィンテージは希少です。


ウェルカムワイン 
2014レ・ザリュム・ド・ラグランジュ    ACボルドー 
ソーヴィニヨン・ブラン60%、セミヨン20%、ソーヴィニヨングリ20 PP89-91(小林)

 2006ボーモン・デ・クレイエール ノスタルジー ブリュット ミレジム
ACシャンパーニュ  シャルドネ 65%、ピノ・ノワール30%、ムニエ5%(小林)
ボーモン・デ・クレイエール社の手腕を極めた代表格。軽やかで繊細な泡立ち。黄金色に輝く、全てが調和したシャンパーニュ。バニラや蜂蜜を連想させる香りが漂う品格溢れるワイン。
フランス産グルヌイユのムニエル ソースヴェール

2 2014ケイネズ・ワイナリー シャルドネ デムス・ヴィンヤード
カリフォルニア シャルドネ100%  アントニオ・ガローニ91点(前澤)
新世代の偉大なピノ・ノワールの造り手として注目の若手醸造家。このワインの畑は、海抜約427-518mと非常に標高の高い斜面にあるアンダーソン・ヴァレーの偉大な畑のひとつ。表土が厚く、約30年前に植樹されたブドウはしっかりと根を張り、灌漑の必要がない。レモンやパッションフルーツの瑞々しい香りの中に心地よい樽香。黄色い果実が凝縮した豊かなボディにちりばめられた美しい酸。透明感溢れるクリーミーな余韻は素晴らしく長い。

青森県産天然平目のポワレと鮟肝のムニエル

3 2015シャトー・メルシャン 北信シャルドネ RDC 千曲川右岸収穫
高山村 須坂 シャルドネ100%   (春日)
このワインは、千曲川の右岸に位置する高山村、須坂市の契約栽培畑で収穫されたシャルドネをオーク樽にて発酵・育成したシャトー・メルシャン最高峰の白ワイン。砂礫質の右岸から生み出された芳醇で複雑なアロマや豊富なミネラル感、しっかりとした骨格を感じられるワイン。レ・シタデル・デュ・ヴアン金賞・日本ワイン最高賞、日本ワインコンクール金賞・部門最高賞、アジアン・ワイン・レビュー90点/銀賞
高山村のキュベのみを使用した北信シャルドネです。通常は豊野のキュベもassemblageされていますが、このワインの方が力強さと凝縮感を感じることが出来るような気がします。


4 2009ドメーヌ・ルイ・ラトゥール コルトン・シャルルマーニュ
ACコルトン・シャルルマーニュ 特級 シャルドネ100%WS93点(蒲谷)
ルイ・ラトゥール社は200年以上も続く家族経営の、ブルゴーニュを代表する造り手。ブルゴーニュ2大白ワインのひとつといわれる「コルトン・シャルルマーニュ」の生みの親としても広く知られている。今やコート・ドールでは最大のグラン・クリュを所有し、プルミエ・クリュ(村名畑)を加えると60haにもおよぶ[コルトンの帝王]と称されています。コルトン・シャルルマーニュは9.65haを所有。新樽のみで熟成。
ヴィンテージよりも若干進んでいる印象もありましたが、さすが同ドメーヌのコルトンシャルルマーニュ、バランスのとれた良いワインでした。


毛ガニのビスク

5 2014.ギガル コンドリュー ラ・ドリアーヌ
ACコンドリュー ヴィオニエ100%    PP96       (岩田)
ギガル社の創業は1946年。その後、わずか半世紀にして北部ローヌ有数の生産者へと急激に大成長を遂げた。「ギガルの三つ子の兄弟」と俗に言われる単一畑のコート・ロティの「ラ・ムーリーヌ」「ラ・ランドンヌ」「ラ・テュルク」やコンドリューの「ラ・ドリアーヌ」はギガルの名声を確固たらしめ、とりわけこのふたつのアペラシオンにおいては、他に並ぶもののない、圧倒的な地位を築いている。コンドリューの特徴は、白い花の香りがいっぱいに開くその芳しさにあり、このワインは、そのポテンシャルを最大限に楽しむことができる。
イタリア産仔ウサギと手長海老のロティ

6 2014ドメーヌ・ミシェル・ノエラ ヴォーヌ・ロマネ
ACヴォーヌ・ロマネ  ピノ・ノワール100% (前澤)
19世紀設立のドメーヌ。現在は5世代目のアランとジャン・マルク、6世代目のソフィーとセバスチャンによって運営されている。ドメーヌ・ミシェル・ノエラは、家族経営のワイナリーで伝統的な手法を大切にしている。ブルゴーニュワインは熟成により素晴らしさをさらに深めると考え、数十年熟成可能なワインを造っている。目指すワインは豊かで複雑な果実味をもち、さらにフィネスに溢れたスタイル。美しいルビー色。フランボワーズやチェリーなど複雑でエレガントなアロマ。密度の高い魅惑的な果実の味わいが口の中に広がる。
ドメーヌの評価の通り、華やかなタイプのヴォーヌロマネでした。


7 1998シャトー・モンローズ     (緒方)
ACサンテステフ メドック格付第2級     PP90
ブドウ品種 :カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン
メドックの主要地区で最北部にあるサンテステフの中で、実力の有る第2級シャトー。真面目で堅実、長命タイプで、たくましくしっかりした味わいの、常に最上のワインを造ってきているシャトー。「サンテステフのラトゥール」と呼ばれるほど,濃厚で力強い長期熟成型のワインを造っている。名前の由来は、かつて、その土地がヒースに覆われた荒野だった頃、開花すると一面が薔薇色に染まったことから、モン()ローズ(薔薇)と名付けられた。

フランスムーザン産牛フィレ肉のグリエ

8 2009城戸ワイン 城戸プロジェクトK
メルロー48%、カベルネ・ソーヴィニヨン29%、カベルネ・フラン23%(須田)
城戸ワイナリーの最高級銘柄にプロジェクトKというワインがある。プロジェクトKはそのワインの出来栄えが心から納得できる時だけリリースしようと決め、前回のものより品質が2段階以上レベルアップしたらリリース、今回ようやくそのレベルに達したワインを出すことが出来ました。(ファーストリリース2003年以来9年ぶり)ボトル№10/539
日本ワインの概念を覆すワインでした。私の印象としては、完全にフランスの格付ワインのスタイルを狙っている印象でした。
カベルネのセパージュも多く、しっかりとした骨格を感じました。
まだまだ熟成の余地があると思いました。


9 2005コングスガード シラー
カリフォルニア ナパヴァレー  シラー100%  PP98点(佐藤)

コングスガード氏が賃貸しているカーネロスにある「ハドソン・ヴィンヤード」の2.7エーカーから造られる極上キュヴェ。カーネロスでは珍しい火山性土壌によるシラーは、比類ない強烈さを放つと共にホワイトペッパー、スミレ、ダークチョコの個性を有する高貴なシラーの典型を生みだすとされ、新樽50%にて2年の熟成後、無濾過、無清澄にてボトリングされる。パーカー曰く「北ローヌ、コート・ロティ~エルミタージュを彷彿させるカリフォルニア・ベスト・シラー」

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