2017年7月20日木曜日

6.28 マルマス コパン ワイン会

ウェルカムワイン 
2014ドメーヌ・ジョセフ・ロティ マルサネ・ロゼ
ACマルサネ  ピノ・ノワール100%   PP 89-90点 (小林)
 2009ピエール・ジモネ・エ・フィス 
ブリュット・フルーロン・プルミエ・クリュ
ACシャンパーニュ1級  シャルドネ100 (小林)
偉大な年にのみ生産されるキュヴェのひとつであるこのFLEURON フルーロン(花紋・小房の意)はピエール・ジモネのミレジメ・シャンパーニュの中で最も評価されている特別なキュヴェで、ドメーヌの看板キュヴェです。

2 2005ドメーヌ・フィリップ・パカレ ピュリニー・モンラッシェ
ACピュリニー・モンラッシェ シャルドネ100%        (春日)
非常に出来がよく、今までのパカレのワインの中で「偉大・傑作」といえる作柄。白ワインの熟度も非常によくて、濃厚でコクの強いヴィンテージとなりました。白ワイン全体的には、しっかりと熟した果実の旨みが詰まっており、それでいて ドライ。酸もしっかりとしているので、バランスがまとまった頃に本来の魅力を楽しむことができると思われる。(フィリップ・パカレ コメント)
飲み頃と言える素晴らしいワインでした。しっかりとした酸と、枯れない果実に加え、熟成も楽しむことが出来ました。強いキュベにより、格上を体感できるワインでした

3 2015アンリ・ダルナ ムルソー・ル・シサン・オンズ(Le611
ACムルソー シャルドネ100%                (前澤)
「分かったのは、ムルソーとは本来ミネラリーなワインであるということです。モノポールのプルミエ・クリュクロ・リシュモンの樹齢約45年の樹のミルランダージュぶどうが「6」に対し、ムルソーの村名区画レ・プティ・シャロンの樹齢75年以上の超古樹のミルランダージュぶどうが「11」の比率でブレンドされた、特別キュヴェです。僕のすべてのワイン造りにおいて「611」を使っていますが、この特別キュヴェには、この数字をとりわけ原理的に採用しました」
比較的ライトな印象のムルソーでしたが、バランスがよく説明のとおりミネリーな香りと味わいでした。

4 2015ドメーヌ・ド・ラルロ 
ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ クロ・デ・ラルロ・ブラン
ACニュイ・サン・ジョルジュ1級 シャルドネ98% ピノ・グリ2% 89-91点 
(小林)                  
このキュヴェは、 シャ ルドネ 98 %と 2%のピノ・グリが加えられて い る。ピノ・グリは昔から畑に植えられていたもので、ラルロは伝統的に異なる品種をブレンドする事がある。 シャルドネよりも色が濃く、 特徴的な品種ではあるが2% の上限があるので味わいに関してはほぼ 影響はないそうだ。せっかくそこに上質なブドウがあるのだから、使ってあげようという思いが受け継がれているようだ。アプリコットやパインなどのトロピカルっぽさと白い花やフレッシュなハーブの ニュアンスが渾然一体となっている。ミネラル感は抜きんでており、ポテンシャルの 高さがうかがえる。 新樽比 20%
端正な味わいと綺麗な香り、ラルロらしい、美しいワインでした。

5 2014ドメーヌ・アントナン・ギヨン 
コルトン・シャルルマーニュ・グラン・クリュ
ACコルトン・シャルルマーニュ特級  シャルドネ100%           (須田)
サヴィニー・レ・ボーヌに本拠を置くアントナン・ギヨンは、48ヘクタールのブドウ畑を耕作する大ドメーヌである。ブルゴーニュACとオート・コート・ド・ニュイのワインはドメーヌ・ドミニク・ギヨン、それ以外のアペラシオンはドメーヌ・アントナン・ギヨンの名がラベルに冠される。これだけ広大なブドウ畑をもちながらビオロジック栽培にも熱心で、2015年から正式に移行。コルトン・シャルルマーニュは全房で圧搾後、小樽発酵。週に1回のバトナージュを行い、18ヶ月の樽熟成 。
さすが、コルトンシャルルマーニュと思わせる骨格と果実の充実に加え、複雑な香りが印象的でした。個性豊かな実力派白ワインの後でも存在感を発揮していました。


6 2011ドメーヌ・ド・ラルロ 
ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・スーショ
ACヴォーヌ・ロマネ 1級  ピノ・ノワール100%   PP88点 IWC89-91    (前澤)
ラルロのスーショはリシュブールに隣接している恵まれた立地。1.6haを所有している。スーショの 中でも極めて高い品質のブドウが採れることで知られる。木苺、ヴァニラ、ショコラ、モカ、クローブ、スパイス、プラム、カシス、ブラックチェリー、ブラックカラント、フローラル、甘草、スパイス、下草、土、鉱物などがパフュームのように香りが沸き立つ。光沢と卓越した優雅さがあり、艶やかで甘みの要素が強く女性的な風味すらある。エレガントであり、ゴージャスで力強く気高さを感じるキュヴェ。
ラルロのヴォーヌロマネ プルミエ 悪い筈はありません。あくまで端正なスタイルでありながら、ヴィンテージ以上の充実の果実も感じられる素晴らしいワインでした。


7 2014ドメーヌ・リシャール・マニエール エシェゾー・グラン・クリュ
ACエシェゾー 特級  ピノ・ノワール100%                (佐藤)
ドメーヌ・マニエールは、1795年からヴォーヌ・ロマネの村の中心に構える歴史ある造り手。現当主のリシャール・マニエールで5代目となる。所有畑は本拠地ヴォーヌ・ロマネを中心に10ha、特に、先々代が手に入れたエシェゾーは、樹齢約80年、このアペラシオン最上の区画とされるレ・プーライエールのほぼ中央にあり、DRCの所有区画に挟まれているため、長年同社から区画の交換の申し入れがあるという恵まれたロケーションを誇る。
個人的にはエシェゾーの香りが好きです。味わいよりも香りが勝るタイプの素晴らしいワインでした。

8 2010アレグリーニ ラ・ポヤ
イタリア ヴェネト  コルヴィーナ・ヴェロネーゼ100% PP93点       (岩田)
イタリア ヴェネト州のトップ生産者であり、またイタリアでも5本の指に入る造り手として名高いアレグリニ。ラ・ポヤは、「最高のコルヴィーナだけでワインを造ってみたかった」というアレグリーニの情熱が詰まった特別な一本。年間生産量は約1000ケースのみという稀少性、そして世界的に有名なワイン評価誌、ワインアドヴォケイト誌やワインスペクテーター誌において過去ほぼ全てのヴィンテージが90点以上を獲得している、知る人ぞ知る名品です。「ポヤ」とは、白ブドウを黒く染めたという伝説のある黒い鳥の名前に由来しています。こだわった醸造方法によって、圧倒的な果実の凝縮感と複雑な味わいが魅力のワインに仕上がっています。
果実の充実に加え、完全バランスを感じることができるのは、このクラスのイタリアワインならではです。

? 2014コナンドラム・レッド
カリフォルニア ブレンドされている品種は何か?        (緒方)
カリフォルニアで最も歴史ある家族経営のワイナリー。単一品種だけでは表現しきれない味わいを持つ高品質なブレンドワイン。

9 2001シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテスト・ド・ラランド  
ACポイヤック メドック格付第2級    PP93点         (蒲谷)
カベルネ・ソーヴィニョン50%、メルロ36%、プティ・ヴェルド14%。
このシャトーはポイヤックの最も南、シャトー・ラトゥールに隣接。「アタックはあくまでデリケートに。しかし中間から一気に広がってくる圧倒的な果実味、そしてフィニッシュには遠慮しない。」をモットーに掲げ、エレガンスと力強さを兼備するそのしなやかなスタイルは、「ポイヤックの貴婦人」として一目置かれています。2007年1月にルイ・ロデレールがこのシャトーを取得。
端正な香りと、きめの細かいタンニンは、ボルドーの秀逸なワインの美点といえます。

10 1996ルネ・ロスタン コート・ロティ コート・ブロンド
ACコート・ロティ   シラー 100%   PP89点              (緒方)
名実ともにコート・ロティを代表する造り手、ルネ・ロスタン。このアペラシオンのトップドメーヌとして知られ、この地ならではのクラシックな味わいのワインを造り出しています。
ロスタン氏のワイン造りは、伝統的な製法と革新的な製法を見事に融合させたもの。発酵には天然酵母を使用し、ブドウを除梗せず房のまま使っています。熟成には、中小異なるサイズの樽を使用しており、 テロワールの個性やブドウのピュアな風味を邪魔しないよう、
新樽の使用は最小限に抑えています。こうして造られるコート・ロティはモダン&クラシックの極み。シラーの特徴を最大限に引き出した、一切の雑味を感じさせない、とてもピュアな果実味が特徴のエレガントな味わい。





地タコのマリネ、パテ、マグロのタルタル
岩ガキ
鮎の一夜干しサラダ仕立て
ブルターニュ産オマール海老のロティ
フランス ランド産鳩のロティ ポルチーニ茸添え
6月は緒方さんの誕生日月です。おめでとうございます。
 

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