2011年12月1日木曜日

2008 ユニオン・デ・グラン・クリュ・ド・ボルドー 11.30

今年は少し早めの開催です。103種類の2008グラン・クリュ・ボルドーのテイスティング


会場入口にあった主催者コメントです。毎年良いので、ボージョレヌーボーの評価みたいです。
ソウル→大阪→東京→北京→上海→他中国2箇所を一気に訪れる、まさにアジアンツアーです。


今年は会場をホテルオオクラに戻しての開催です。この会場が落ち着きが良いと思います。


始まって間もなく立錐の余地も無い状態になりました。


全体的には、個性がハッキリしている年だと感じました。サンテミリオンのCHトロロン・モンドのバランスの良さと早くもこなれた印象は、美味しいワインだと感じました。ポムロールは果実もタンニンも強く、個性を発揮していました。サンジュリアンは、やや細めの果実と感じましたが、繊細なタンニンと緻密なバランスを感じました。マルゴーは厚い果実に包まれ、早めに飲んでも美味しいものが多かったように思います。 また、びっくりしたのは、CHランシュバージュの女傑ディレクターがCHピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドをサーブしているので見間違いと思ったら、同ピションは、今年の2月にCHランシュバージュ傘下となったとのことでした。

ソーテルヌ・バルッサックは個性がハッキリしていました。CHクーテのトロピカルな印象とブランシュの個性、クリマンスのバランスの良さが記憶に残りました。

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