2011年4月12日火曜日

3.22 マルマス・コパン ワイン会

※今回も私は参加できませんでしたが、会の記録のために記載します。  (ワインの評価は蒲谷先生のものです) ウェルカムワイン ドメーヌ・シュヴロ ブルゴーニュ・ロゼ・サクラ  ピノ・ノワール100% 1 NV フィリップ・グラヴィエフォーリィ・ド・クラマン ブラン・ド・ブラン・ブリュットMGACシャンパーニュ特級 品種:グラン・クリュ・クラマンのシャルドネ100% 1995年に家業を継いだフィリップ・グラヴィエは、少しずつ自社ビン詰めをはじめながら、同時に、リュット・アンテグレによる土壌改良に真剣に取り組んできた。そして2005年、クラマンに醸造所を新築するとともに、本格的に生産を開始した。目指すスタイルは、「しっかりと”ワインの味”がするシャンパン」。『クラマン狂』と言う意味合いを持つこのキュヴェは、彼の所有する特級クラマンの畑の中でも最も最上の区画から産される葡萄を使用。このキュヴェは、マグナムのみの限定。 (味わい深いが、軽い飲み口。甘みも感じるが、後味の僅かな苦みがアクセントとなっている。何にでも合う感じ。) 2 2009ヴィラデストワイナリー プリマベーラ・シャルドネ東御市 NAC認定 シャルドネ100%ヴィラデスト周辺の東御市・上田市の契約栽培農家のシャルドネを使用。シャルドネのフレッシュな果実味や酸を素直に引き出し、プリマベーラ(新緑)のようなさわやかな白ワインを造り上げた。 (シャルドネらしくはないが、若々しいさが良い。潮の香りもする。) 3 2006ドメーヌ・ジャン・ルイ・シャーヴ エルミタージュ・ブランACエルミタージュ マルサンヌ80%、ルーサンヌ20% PP97点 WS99点世界で最も偉大なワイン醸造家の一人。ラフィット、ロマネ・コンティとともにフランス3大生産者に数えられる超名門ドメーヌ。赤だけでなく白までもがフランス3大銘柄に数えられる畑は、今も昔もエルミタージュ以外に存在しない。この「神が与えた土地」を守護することによって、シャーヴは栄光の歴史を築いてきた。 (シェリー様の雰囲気を感じる。ほのかな甘みと長い余韻が印象的。卵料理と良く合う。) 4 1998シャトー・ローザン・セグラACマルゴー 第2級 カベルネ・ソーヴィニヨン65%、メルロ35% PP89点 1994年にシャネルに所有権が売却され、現在に至っている。 (干した果実の香り。98ヴィンテージを考慮すると豊かな味わい。) 5 1997ダル・フォルノ・ロマーノ ヴァルポリチェッラ・スペリオーレ ヴィネート・ディ・モンテ・ロドレッタイタリア ヴェネット州 D.O.Cヴァルポリチェッラ PP93点コルヴィーナ主体、ロンディネッラ、クロアティーナ、オゼレータヴェネト州だけでなく、イタリアを代表する偉大な生産者であるダル・フォルノロマーノ。果実風味の塊、恐ろしいほどの深みに完璧なハーモニー、そして終わりなき複雑さと余韻。彼のワインの真価が100%発揮されるには、一体どれだけ時が経てばよいのか、考えさせられる程のワインを造り出している。 (甘いジャムの様な香り。重厚な味わいで豪華な雰囲気。) 6 2009クスダ ピノ・ノワールニュージーランド ピノ・ノワール100% ニュージーランドでワイン造りにチャレンジする日本人、楠田浩之さんのワイン。「ロマネ・コンティに代表される世界最高の赤ワインを造るブドウ品種、ピノ・ノワール。それは私、楠田浩之のもっとも好きな品種です。そのピノ・ノワールで世界でもトップレベルのワインを造ることが私の夢なのです。」 (静かな落ち着いたピノノワール。繊細さは稀有だが、オーソドックスな良さがある。骨太なワインで、もう少し熟成を待ちたい。) 7 2006カテナ・サパータ ニコラス・カテナ・サパータアルゼンチン  カベルネ・ソーヴィニョン70%、マルベック30%  PP97点カテナ社のワイン造りは、1902年にニコラス・カテナ氏がイタリアよりアルゼンチンに渡り、メンドーサの地で最初のブドウ畑を造ったところから始まる。『世界に認められる最高のワインをアルゼンチンで造る』というカテナ氏の夢は、カテナ社のフラッグシップワイン「ニコラス・カテナ・サパータ」で結実した。ニコラス・カテナ・サパタは、カテナ・サパタ・ヴィンヤーズで最高であると判断されたカベルネ・ソーヴィニョンとマルベックでで造られる同社最上級ワイン。 (カベルネ主体のワインとう感じがする。酸味、タンニンともに充実。繊細で豪華なワイン。) 8 2004 アンリ・ボノーシャトーヌフ・デュ・パプ・レゼルヴ・デ・セレスタンACシャトーヌフ・デュ・パプ  グルナッシュ90%、シラーほか PP93-95点 アンリ・ボノーは、ドメーヌの12代目でファースト・ヴィンテージは1956年。今日では、シャトーヌフ・デュ・パプのトップに君臨する造り手として評価されている。シャトーヌフ・デュ・パプの最上のテロワールと言われる「ラ・クロウ」に僅か5haの畑を所有している。厳しい収量制限を設けて造られるため、生産量が非常に少なく、入手困難なワイン。彼の偉大さを一言で表現するなら、「シャトーヌフ・デュ・パプのアンリ・ジャイエ的存在」であり、ワインは「シャトーヌフ・デュ・パプのロマネ・コンティ」である。ヴィンテージに満足できない場合、全量をバルクでネゴスに売ってしまう。 (非常に余韻の長いワイン。バランスの良いワインで、酸味に特徴を感じた。)

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