2009年1月21日水曜日

1.19 OX ワイン会 ラフルール垂直

今回のワイン会のラインナップは、(CP) シモン・セロス ブラン・ド・ブラン ブリュット (ジャック・セロス氏の妹オデット・セロスがクリスチャン・シモンと結婚して誕生したRM) (W) アルフォンス・メロ サンセール ジェネラシオン・ディズヌフ 2005 ウ゛ォギュエ ブルゴーニュ (ミュジニー)ブラン 1997 (R) ルモワスネ シャンベルタン クロ・ド・ベーズ 1996 CHラフルール 1970 1993 1994 です。
1本目のRMシャンパンは、日本に12本しか輸入されていないレアものです。香りはブランドブランぽく無い感じでしたが、しっかりとした酸とキレが、まさしくシャルドネでした。
2本目のワインは、サンセールのワインです。こちらも綺麗な造りで、サンセールらしからぬふくよかな香りとバランスのとれた味わいでした。
素晴らしいワイン達です。今回のワインのキーワードは「フィネス&エレガンス」だったと思います。ワイン会の雰囲気もよい感じに進行していきました。
3本目のワインは、ヴォギュエのブラン1997(ミュジニー)です。前回、2004を試飲していますので、ある意味垂直テイスティングです。このワインは想像以上に素晴らしいワインでした。1997というヴィンテージも飲みごろを迎えており、香り、味、バランス、力強さ、フィネス、エレガンス・・・全て整っている印象でした。モンラッシェのような、コルトンシャルルマーニュのような・・・色んな例えが出ていました。
4本目のワインはブルゴーニュです。まさに飲み頃のワインで、最初のシャンパンからのエレガンスな感が続いています。料理との相性も抜群でした。
いよいよ、メインのCHラフルールです。これまで4本のワインがブルゴーニュ系の綺麗なワインだったので、少し心配でしたが・・・全く無用でした。1994のラフルールからテイスティングしましたが、素晴らしいワインでした。メルロー50、カベルネフラン50のセパージュだそうです。CFの素晴らしさが初めて理解できた感じでした。まさにポムロールの真髄でした。ブルゴーニュの後でもそのエレガンスさは引けをとりません。時にピノの雰囲気も感じるワインです。1993ヴィンテージのワインも同一に素晴らしいワインでした。また、1970のラフルールはヴィンテージを感じさせない果実味を有していました。 前回の垂直試飲、アンジュリスよりも統一感のあるワインだと感じました。
駒ヶ根市中沢産の鹿肉のパイ包み。鹿肉、ソース、ワインのマリアージュが最高でした。
スズキのポワレです。エシャロットのソースがブルゴーニュワインと料理に一体感を与えていました。
中沢産鹿肉に柿のソースが合っていました。とても柔らかく、血抜きの状態も良かったと思います。
こちらは、CHラフルールと合わせましたが、柿の甘みとカベルネフランの華やかさ、エレガントさが鹿肉を綺麗にまとめていました。

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