2013年1月21日月曜日

1.17 マルマス・コパン ワイン会

 
ウェルカムワイン 
2012アルベール・ビショー ボージョレ・ヌーヴォー・V・V
 
1 2004ボランジェ ラ・グランダネ・ロゼ
ACシャンパーニュ  ブドウ品種 ピノ・ノワール 68%、シャルドネ 32% PP96
ラ・グランダネ・ロゼはラ・グランダネのアッサンブラージュに、810%の赤ワインコート・オーザンファンを加えて造られています。赤ワインが加わることで、コクやまろみ、果実味が生まれます。
優し酸でありながら、ほぼ全ての食事とマリアージュしそうな懐の深を感じました。
 
2 2006メゾン・ルイ・ラトゥール 
-weight: bold;">ムルソー・ペリエール・プリミエ・クリュ
ACムルソー1級 シャルドネ100
ムルソーの中でも最上のプルミエ・クリュがこの「ペリエール」斜面上部に位置して、力強さとミネラル感が際立ち、更にエレガンスが備わった素晴らしいテロワールです。
品良いムルソーといった感じで繊細ですらありました。
 
3 2006キスラー ヴァイン・ヒル・ヴィンヤード
カリフォルニア ソノマ シャルドネ100%   PP93-96
カリフォルニアで、並はずれた高品質のシャルドネと世界最高峰のピノ・ノワールを極少量手掛けるワイナリー。
流石、アメリカのボリュームを感じます。豊満な果実でありながら、長野県の高級シャルドネワインの様な香りも楽しめました。
 
4 2006ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト
ゲヴュルツトラミネール ユナヴール クロ・ヴィンスヴュール
ACアルザス  ゲヴュルツトラミネール100
アルザスのテロワールをビオディナミで十全に体現する第一人者。アルザスの中心地であり、オー・ラン県の県都でもあるコルマール市のすぐ西に位置するテュルクハイム村にドメーヌはあります。出来上がるワインがぶどうの品種毎にその味わいと個性が異なるのは当たり前だが、フンブレヒトでは加えてテロワールによる違いが際立ちます。
貴腐香すら感じる熟成香は作り手の実力とキュベの強さを感じます。
5 2002小布施ワイナリー
ドメーヌ・ソガ メルロー 1級畑 ヒデオ・ヴィンヤード
NAC認定  メルロー100% 
小布施ワイン農場3haにおいて減農薬、草生栽培かつ収量制限、遅摘みにて収穫。ブルゴーニュで修行された栽培醸造責任者が古式なフランス醸造法にて醸造。9ヶ月の新樽貯蔵、ノンフィルター、樽からの直接瓶詰など手作業で時間をかけたワインです。
メルローというよりは、ヌフパブのグルナッシュの様な果実を感じます。ブルゴーニュに近いスタイルで、ヴィンテージを考慮すると強い国産ワインでした。
 
6 2009フィリップ・ルクレール 
ジュブレ・シャンベルタン・プリミエ・クリュラ・コンブ・オ・モワンヌ
ACジュブレ・シャンベルタン1級
出来上がるワインは、近年、変化がみられます。流行りの抽出の強いピノ・ノワールが備える黒の要素が強いような色調とは異なり紫こそ窺えるものの透明感ある色合いで、主張していた樽は以前に較べ果実とのバランスもよく、酸、タンニンなど各要素は纏まりが感じられ、若いうちからでも滑らかな口当たりを備えた申し分ない仕上がりのものとなっています。フィリップのワインづくりが円熟の域に達していることを実感させてくれます。
このワインはカズティエの北に隣接する1級畑であり、東向きの急斜面。上部は泥灰土、下は鉄分の多い赤い土。口中での凝縮感、ボリュームが大きく、緻密なタンニンがジュヴレのテロワールを表現しています。長期の熟成に耐え得る偉大なワイン。
この造り手は、当初パワーで押すタイプでしたが、このヴィンテージのこの畑のワインは繊細な造りでした。個人的にはこのスタイルが好きです。
 
7 2001ジョルジュ・ルーミエ モレ・サンドニ・プリミエ・クリュ・クロ・ド・ラ・ビュシエール
ACモレ・サンドニ1級
シャンボル=ミュジニー中心にワインを生むドメーヌは、ルーミエが単独所有するモレ・サン・ドニの1級畑クロ・ド・ラ・ビュシエールを所有。アペラシオンはモレ・サン・ドニだが、最もシャンボル寄りにある。かつてはドメーヌ・デュジャックの前身、ドメーヌ・グライエの所有畑だった。これもまた、ルーミエを代表するワインのひとつである。
流石の造り手です。ベリー系果実香主体でありながら、線の細さも表現できる秀逸なワインでした。
 
 
8 2003シャトー・ライヤ  シャトーヌフ・デュ・パプ ピニャン
ACシャトーヌフ・デュ・パプ    グルナッシュ100%  PP91
名門であるレイノ一家。故ジャック・レイノ氏がその最上区画の畑に植わる古樹のグルナッシュだけを用いて仕上げられ、野性的な風味と甘い果実味が融合した華やかかつ複雑な風味が印象的。現在、甥のエマニュエル・レイノー氏が継ぎその名声と品質をさらに高いものにしています。
ヴィンテージによって造りの印象は変わりますが、果実味あふれるバランスの良いワインは、ワイン単体でも食事とでも楽しめます。
 
9 2007コンチャ・イ・トロ ドン・メルチョー カベルネ・ソーヴィニヨン
チリ D.O.プエンテ・アルト カベルネ・ソーヴィニヨン98%、カベルネ・フラン2
PP90点 IWC92 WS93
ドン・メルチョーとは、コンチャ・イ・トロ社の創始者。その名前のついたこのワインは、チリNo.1ワイナリー(10年対日輸出実績)コンチャ・イ・トロ社における、最高峰の赤ワインです。広大な自社畑の中から、最良の畑であるプエンテ・アルトのブドウを使い、力強いボディと深みのある味わいを産み出しています。
チリワインらしい骨格の太さと、バランスの良い繊細さも兼ね備えた実力派ワインでした。
 
大分真サバのヴィネガー〆とピクルス
シャンパーニュと合わせると〆鯖もフレンチです。
北海道産天然ホタテのマリネ 蝦夷アワビのムニエル
ホロホロ鶏ノロティとフォワグラのポワレ
鶏白レバーのムースと手作りリンゴジャム・・・
猪のロティ マディラ酒ソース
洋梨のタルトキャラメルアイス添え

2012年12月30日日曜日

2012.12.25  ビストロ越百

ルイ ラトゥール アルデッシュ シャルドネ

ドメーヌ・ベルトラン・アンブロワーズ ブルゴーニュ・シャルドネ・マグナム2009 W

ドメーヌ・モンジャール・ミュニュレ ブルゴーニュ・パストゥーグラン’09  R
ブルゴーニュ・パストゥーグランは、ガメイ種主体でピノ・ノワール種とのブレンドで造られる。ベリー系のチャーミングな果実味、強すぎない酸味など、味わいの要素がバランス良くまとまっている。軽く少し冷やしても美味しい。

天・地・人 仲田晃司  ルー・デュモン ブルゴーニュ・ルージュ’09 マグナム!R
ニュイ・サン・ジョルジュ村内のACブルゴーニュが50%、メルキュレー村のACブルゴーニュの有機栽培ぶどうが30%で、残りの20%はAOCジュヴレ・シャンベルタン、AOCフィサン、ACオート・コート・ド・ニュイを格下げしてブレンドしています。ワンランク上のACブルゴーニュ。
平均樹齢30年。収穫量45hl/ha。天然酵母のみで発酵。フランソワ社製ネヴェール森産とヴォージュ森産の新樽率20%で17ヶ月間樽熟成。無清澄、ノンフィルター。

山梨のワインなら、まずおさえておくべきワイナリー   ルバイヤート ルージュ 樽貯蔵 2008 R
丸藤葡萄酒工業は、山梨のワイナリーの中で、まずおさえておきたいワイナリーの1つです。
1890年、大村治作氏が山梨県の勝沼に創業した100年以上の歴史をもつ老舗で、国際レベルのワイン造りを目指し、高い志をもって努力を重ねている優良ワイナリーです。  長野 塩尻

シャトー・メルシャン
アンサンブル 藍茜 2010年 Chateau Mercian Ensemble Aiakane  R
シャトー・メルシャンアンサンブルは、日本国内で育まれるそれぞれの産地のブドウをマリアージュする事で生み出される味わいの『調和(アンサンブル)』が楽しめる日本ワインです。長野県産のメルロー品種主体に、山梨県産のマスカット・ベリーA品種等をバランスよくブレンドしています。

長野メルロー 2009年 Chateau Mercian Nagano Merlot  R
日本を代表するメルローの産地である長野県塩尻市桔梗ヶ原地区のメルロー品種を主体に、上田市にある椀子(マリコ)・ヴィンヤードのメルロー品種と、北信地区のメルロー品種をアサンブラージュ(ブレンド)した、熟した果実感とエレガントさをあわせ持つバランスの良いワインです。
丸子のキュベも落ち着きはじめ、誰もが良いワインだと認める、日本のハイスタンダードなワインでした。

シャトー・ポンテ・カネ[1995]   パーカーポイント92  ☆
古いスタイルのポイヤックだが、このシャトーの古いヴィンテージのものよりははるかに純粋さや豊かさが増している。肩幅が広く、筋肉質で、古典的。縁いっぱいまで濃い紫色をしており、センセーショナルなまでに濃厚な、豊かな、凝縮間のある、カシスの風味が口蓋を転がっていく。純粋さや深みは印象的だ。タニックで、閉じているが、力強く、コクがある。1996年に似た余韻の長さや強烈さを持っているようだ。偉大なポイヤックである。 予想される飲み頃:2005~2025年 
まだ、果実も感じられる良い状態のワインでした。タンニンが優先される古典的なスタイルですが、バランスの良さは秀逸でした。
計21本 内、6本は、ワインショップマルマスさんからのサービスです。

今回もhamaさんの美味しい料理と合わせて楽しみました。
メニューとワインが、今までのビストロ越百の中で一番マリアージュしていたと思います。

2012年12月22日土曜日

マルマス・コパン ワイン会 12.16

※今回、私は参加できませんでしたが、会の記録としてアップします。
コメントは、K先生によるものです。

ウェルカムワイン 
2012ヤマソービニオン紫輝
醸造家曰く、今までで最高の出来とのことです。
1 NVピエール・カロ・エ・フィス 
クロ・ジャカン・ブリュット アヴィーズ・グラン・クリュ
ACシャンパーニュ 特級 シャルドネ100%
ジャック・セロスも本拠を移したアヴィーズ村の丘の頂にある真東に向いたわずか0.07ヘクタールの単一畑“クロ・ジャカン”で栽培される1975年植樹のシャルドネ100%から,年間わずか800本のみ造られるドメーヌのフラッグシップ・シャンパーニュ。シュール・リーの状態で12ヶ月間木製キューヴで熟成とマロラクティック発酵。その後,瓶内二次発酵。単一年,もしくは複数年の収穫ブドウ90%とリザーヴ・ワイン10%のアッサンブラージュ。
ほのかな甘味とキレが印象的。

2 2009 オリヴィエ・ルフレーヴ ピュリニー・モンラッシェ・シャン・ガン
ACピュリニー・モンラッシェ 1級 シャルドネ100%
オリヴィエ・ルフレーヴは、ピュリニー・モンラッシェ最高の造り手の1つであるドメーヌ・ルフレーヴの名声を築き上げた、故ヴァンサン・ルフレーヴの甥。
素晴らしいアーモンドの香り、酸と豊かな果実を感じます。
3 2009 エティエンヌ・ソゼ ピュリニー・モンラッシェ・シャン・ガン
ACピュリニー・モンラッシェ 1級 シャルドネ100%
戦前から戦後にかけてメゾンの名声を築き上げたエティエンヌは1970年代半ばに亡くなったが、その晩年につくりをはじめエティエンヌ自身から手ほどきを受けたジェラール・ブドが現在のメゾン・エティエンヌ・ソゼを取り仕切る。ジェラールが引き継いでからも、濃いめの色調に、のびやかな酸と濃密感、優雅さに満ちた集中力のある果実味という、かつてのエティエンヌ・ソゼのスタイルは健全で、ピュリニーというアペラシオンのひとつの典型として人気を博している。
シャン・ガンは斜面中腹部から下部にかけて広がり、ムルソーの一級畑シャルムに隣接する畑。ムルソーのワインに近いふくよかなニュアンスを持っている。
貴腐香も感じられるが、甘味よりも酸が強い印象、さすがソゼ。

4 2009アミオ・ギイ・エ・フィス 
ピュリニー・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・ドゥモワゼル
ACピュリニー・モンラッシェ 1級 シャルドネ100%
シャサーニュのプルミエ・クリュ、カイユレのすぐ裏手にドメーヌは位置し、シャサーニュを中心に20銘柄に上るワインを生む。アミヨ・ギィ・エ・フィスは、骨太でパワーがあり、その中に緻密さとエレガンスをあわせ持つ洗練されたワインを生み出します。
このドメーヌの看板ワインのひとつがが、モンラッシェと同じ標高で地続きのレ・ドゥモワゼル。モンラッシェとシュヴァリエ・モンラッシェに隣接しており、ほとんどその芳醇さ、バランス、フィネスにおいて競っています。
芳醇でノド越しが長い。ほのかな甘味もあり、美味しいワイン。


5 2009ドメーヌ・ルイ・ラトゥール コルトン・シャルルマーニュ
ACコルトン・シャルルマーニュ 特級 シャルドネ100% 
ルイ・ラトゥール社は200年以上も続く家族経営の、ブルゴーニュを代表するつくり手。ブルゴーニュ2大白ワインのひとつといわれる「コルトン・シャルルマーニュ」の生みの親としても広く知られています。今やコート・ドールでは最大のグラン・クリュを所有し、プルミエ・クリュ(村名畑)を加えると60haにもおよぶ[コルトンの帝王]と称されています。コルトン・シャルルマーニュは9.65haを所有。新樽のみで熟成。
ミネラル感が強く、ノド越しの長い強いワイン。

6 2009オスピス・ド・ボーヌ 
サヴィニー・レ・ボーヌ・キュヴェ・アルチュール・ジラール MG
ACサヴィニー・レ・ボーヌ1級 ピノ・ノワール100%
オスピス・ド・ボーヌの競売でシモン・ビーズ・エ・フィスが落札した樽ワイン。
7 2008エマニュエル・ルジェ(ジョルジュ・ジャイエ)
ニュイ・サン・ジョルジュ
ACニュイ・サン・ジョルジュ
エマニュエル・ルジェが元ジョルジュ・ジャイエ(アンリ・ジャイエの兄)の畑からら造るワイン。
香り豊かでベリー香は少ないが、充実感のあるワイン。

8 2008エマニュエル・ルジェ ニュイ・サン・ジョルジュ
ACニュイ・サン・ジョルジュ ノン・フィルター
エマニュエル・ルジェ所有の畑で造るニュイ・サン・ジョルジュ。上記ワインとの比較?
厚みを感じるワイン、ノンフィルターは日本好みと言われています。

9 2006ベルグストロム ピノ・ノワール ベルグストロム・ヴィンヤード
オレゴン州 ウィラメット・ヴァレー ピノ・ノワール100% PP95点 WS93点
バイオダイナミックスにより育成され、低収量で造られるベルグストロムのトップキュベ。若い樹齢ながらも、フィネスに富み、もっともエレガントなワイン。魅力的なスイートな赤い果実のアロマに、花びらの香りが立ち込め、芳香なトップノーズ。ラズベリーとストロベリーの果実味がピュアーに舌を覆い、シルキーなテクスチャーがつづく。この年は幾分リッチな仕上がりだが、骨格があり、優雅なまとまりがある。
アメリカのワインらしく、明るく、果実味豊か。

10 2001ドメーヌ・ルイ・ジャド コルトン・グレーヴ
ACコルトン・グレーヴ 特級 ピノ・ノワール100%
ボーヌの赤ワイン唯一の特級コルトン。ペリエールとブレッサントの間に位置する。
豊かな香りで、印象的なワイン。




 青森産天然平目のマリネ

 フォワグラのテリーヌ
 天然帆立のグリエ
 鮟鱇のメダイヨン蒸し
 仏ブレス産去勢シャポンモモ肉とフォワグラのパイ包み焼き
その胸肉のロースト

2012年12月5日水曜日

12.3 OXワイン会 エルミタージュ

今回のテーマは「エルミタージュ」です。
(CP)1996 アンドレ・ボーフォール・グラン・クリュ・ミレジメ(W)1991 フランソワ・ラウ゛ノー シャブリ グランクリュ ウ゛ァルミール 、2002 ジャン・ルイ・シャーブ エルミタージュ ブラン 、 2008 DRC オー・コート・ド・ニュイ ラウ゛ィーニャ (R)、 1999 シャプティエ エルミタージュ メアル 、2003 ギガル エルミタージュ エクス・ウ゛ォト 、2007 シャプティエ エルミタージュ レルミット

海の幸主体の前菜です。シャンパーニュとマリアージュしていました。
シャプティエはクリマとヴィンテージで違うブドウ品種のように感じるくらい変化に富んだワインでした。基本的には濃いワインですが、圧倒的なバランスが端正なワインを演出しています。
1999 シャプティエ エルミタージュ メアルは、ボルドーの雰囲気も感じられました。
スープ・ド・ポワソン
オマール海老のパイ包み、オニカサゴのポワレ
1991 フランソワ・ラウ゛ノー シャブリ グランクリュ ウ゛ァルミールとマリアージュしていました。
フォワグラのソテーは、2002 ジャン・ルイ・シャーブ エルミタージュ ブランともマリアージュしていました。変化に富む白ワインは、肉料理のパワーを受け止めるパワーも持っています。
 
チーズ盛り合わせ、このタイミングで登場したのが、とても良かったです。
蝦夷シカのロティ・グリオットソースは、火入れが最高で、王道の味わいでエルミタージュの力強さを受け止めていました。1999 シャプティエ エルミタージュ メアル、2003 ギガル エルミタージュ エクス・ウ゛ォト、 2007 シャプティエ エルミタージュ レルミット・・・いずれともマリアージュしていましたが、特にエクス・ウ゛ォトとは果実と血の饗宴を楽しむことができました。
また、中沢産イノシシのグリエは、この季節の地産ジビエを楽しめるアイテムでした。 今回も、素晴らしいワインとお料理でした。

2012年12月4日火曜日

Le SALON ソシアル・エスパース・ル・サロン(松本)12.1

 ニンジンのムース、ウニを添えて
ニンジンがキャラメルのようでした。NVボランジェとマリアージュしていました。
 フォワグラのパテ
 池田町の野菜と鯖のサラダ
 
 ムール貝とウサギの・・・
 この料理が絶品でした。
鯛をと伊勢海老の蒸し物は濃厚なソースとマッチしていました。
 石田オーナーのバースデーヴィンテージ1970のCHラトゥール
完全バランスであくまでもエレガントなワインでした。ブルゴーニュ的な果実も感じられました。
S先生、Sさん、素晴らしいワイン ごちそうさまでした。
2006 ルフレーヴ・バタールモンラッシェ
黄金色で最初は硬い感じでしたが、香りと酸が印象的でした。
 胸腺とサーロイン、しっかりとした処理が印象的でした。
今回、石田通也シニアソムリエが松本にオープンされた「Le SALON」は想像以上のお店でした。
閑静な住宅街商業地域にある隠れ家的サロンです。洗練された都会的な店内と広いスペース、厳選されたグラスや小物はオーナーのこだわりを強く感じさせてくれます。
お料理もワインもサーヴィスも一流で、バリューフォーマネーに優れたフレンチレストランです。
心地よい緊張感から次第にリラックスできる空間は、また訪れたい…と感じさせてくれます。

2012年11月19日月曜日

11.18 マルマス・コパン ワイン会

 ウェルカムワイン 
2010バンジャマン・ルルー ブルゴーニュ・ブラン

1 NVジャック・セロス イニシャル・ブラン・ド・ブラン・ブリュット
ACシャンパーニュ 特級 シャルドネ100% PP95点
ジャック・セロスのスタンダードNVシャンパン。良質の原料ワインを求める為にビオディナミを実践。平均樹齢40年のアヴィーズ、クラマン、オジェのグラン・クリュ畑のシャルドネから造られたブランドブラン。全て木樽発酵熟成。2次発酵後の瓶熟成は5年~6年。手作業のルミアージュ、デコルジュマンで出荷される。

2 2009 シャトー・メルシャン 北信シャルドネ
シャルドネ100%
長野県北部千曲川流域の北信地区(須坂市、高山村、長野市)に所在する、垣根仕立ての畑のシャルドネ品種を醸造・育成した、シャトー・メルシャン最高峰の白ワインです。区画ごとに発酵を行い、各地区の特徴をバランスよくブレンド。砂礫質の右岸からは深みと力強さ、粘土質の左岸からはトロピカルな華やかさが与えられた、バランスの良い複雑な味わいの白ワインです。☆シタデル・デュ・ヴァン 2011
フランス ゴールドメダル&特別賞☆国際ワイン アンド スピリッツ コンペティション
イギリス ブロンズメダル

3 2009ベルトラン・アンブロワーズ コルトン・シャルルマーニュ
ACコルトン・シャルルマーニュ 特級 シャルドネ100%
ベルトラン・アンブロワーズは、18世紀末からワイン生産に従事してきた。50代になる当主ベルトランは、温厚な物腰と人望をかわれ、プレモー村の村長も務めた経歴の持ち主。生み出されるワインはベルトランの人柄に似合わず力を感じさせるタイプで、ブルゴーニュACからグラン・クリュまで一貫している。高い比率の新樽も、十分な厚みの果実と酸、ミネラルなどの構成要素のため、過度な樽香がうるさいようなこともなくワイン全体に溶け込んでいる。以前に較べるとワインのスタイルには変化が感じられ、濃厚さが前面に出たタイプから、バランスとエレガントさを備えたものとなった。

4 2005シャトー・デ・ジャック(メゾン・ルイ・ジャド)
ムーラン・ナ・ヴァン・クロ・ド・ロッシュグレ
ACムーラン・ナ・ヴァン ガメイ100%
1996年にルイ・ジャド社はシャトー・デ・ジャックを獲得しました。フルーリとシェナの間の、ロマネッシュ・トラン村のムーラン・ナ・ヴァンにあります。約19.5haの5つのクロを含む、27haの畑を所有しています。ムーラン・ナ・ヴァンはクリュ・ボージョレの中で最もブルゴーニュに近いワインとして認められています。
世界最高峰のガメイのワインといわれるシャトー・デ・ジャク。8haの畑の、特に樹齢の古い葡萄のスペシャル・キュヴェから造られます。標高400mの高いところの、もろい赤砂土とやせた花崗岩表土と、古い花崗岩土壌のコンビネーションから、20年以上も熟成するワイン。ソフトで芳醇で豊かな味わい。

5 2009シャトー・デ・ジャック(メゾン・ルイ・ジャド)
ムーラン・ナ・ヴァン・クロ・ド・ロッシュグレ
ACムーラン・ナ・ヴァン ガメイ100%  PP92-94点

6 1996ジョルジュ・ノエラ ヴォーヌ・ロマネ
ACヴォーヌ・ロマネ
19世紀から続くドメーヌで、ジョルジュ・ノエラはヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュの一級畑・特級畑を中心に手がけている歴史のあるドメーヌです。そして現在はマリー・テレーズ女史が5代目として経営しています。ほとんどのワインが、フランス国内のレストランやワイン愛好家で消費されてしまうため、輸出量が非常に少ない。

7 2005オスピス・ド・ボーヌ ポマール・キュヴェ・スザンヌ・ショードロン
ACポマール ピノ・ノワール100%
オスピス・ド・ボーヌの競売でラ・ジブリオットが落札した樽ワイン。ポマールにオスピスが所有する4区画の1つ。

8 2009ラ・プスドール ヴォルネイ・クロ・ドラ・プス・ドール
ACヴォルネイ 1級 ピノ・ノワール100%  PP96点
15ヘクタール以上におよぶ地所はグラン・クリュとプルミエ・クリュのみという、ブルゴーニュ広しといえどもその質の高さでは群を抜くドメーヌ。加えてヴォルネーに3ヵ所のモノポール、クロ・ド・ラ・ブス・ドール、クロ・デ・ソワサント・ウーヴレそれにクロ・ドゥディニャックを所有する。
ヴォルネーの中心あるドメーヌのすぐ東にあり、そに位置する2.1ヘクタールのクロ・ド・ラ・ブス・ドールがドメーヌの旗艦的存在。

9 2004アンリー・ボノ シャトーヌフ・デュ・パプ
ACシャトーヌフ・デュ・パプ    グルナッシュ 他
ドメーヌ・アンリ・ボノーには6haの畑があり、3種類のワインが造られています。アンリ・ボノー・シャトーヌフ・デュ・パプ、キュヴェ・マリー・ブーリエ、レゼルヴ・デ・セレスタン。しっかり成熟したブドウを収穫し、小ケースに入れて運びます。選果後、ごく軽く破砕。熟成にフレッシュ感をもたらすために、果梗を残したまま仕込みます。5~6、あるいは7年、ボトリングするのに理想的な状態になるまで樽で熟成します。新樽は使いません。アンリ・ボノーと息子、そして彼が信を置くエクスクリューシヴ・ディストリビューターのコンバン夫妻も参加して、ボトリング時期が決められ、1500本程度を1シリーズとして、手作業でボトリングが行われます。清澄なし、フィルターかけなし。ワインのリッチさ、複雑さ、特性を見て、ボトリング時にどの名前が付けられるかが決まります。ヴィンテージに満足できない場合、全量をバルクでネゴスに売ってしまいます。

 今回は、ブルゴーニュワインが中心のラインナップです。

2005シャトー・デ・ジャック(メゾン・ルイ・ジャド)ムーラン・ナ・ヴァン・クロ・ド・ロッシュグレは、ボルドーワインの様な香りでした。また、2009は上質なガメイといった感じの果実が印象的でした。

2004アンリー・ボノ シャトーヌフ・デュ・パプは、山ウズラとマリアージュしていました。ヌフパブは果実と酸、タンニンのバランスが秀逸です。
白ワインは、ベルトラン・アンブロワーズ コルトン・シャルルマーニュの香りと酸が印象的でした。
 白子のムニエル焦がしバターソース
 毛蟹のルーロー
 雲丹のコンソメロワイヤル
 コショウダイのポワレ
 フォワグラのポワレ洋ナシのキャラメリゼ
仏産山ウズラのロースト、伊ウンブリア産白トリュフ添え
今回は、このひと皿が話題をさらっていました。ワインに合う贅沢な味わいでした。