2018年12月9日日曜日

11.7 マルマス コパン ワイン会

ウェルカムワイン 
2016フォンカリュ
ヴァン・ド・ペイ・ドック・シャルドネ・キュヴェ・ド・ブリュ
ラングドック     シャルドネ100%   (小林)

 2004モエ・エ・シャンドン ドン・ペリニヨン・ロゼ       
ACシャンパーニュ  シャルドネ60%、ピノ・ノワール40% WS95  (小林)
作柄の素晴らしい年に収穫されたブドウのみを使い、絶妙なバランスで造られる芸術品。
常に最高のヴィンテージだけが、ドン・ペリニヨンであることを許される。2004年ヴィンテージは、前年に比べ気候に全く問題なく、ブドウは安定した成長を遂げ、良質のブドウが収穫された。力強い味わいと、スパイシーでシルキーな美しい余韻に浸ることができる。
複雑さや苦さも少なく、親しみ易いプレステージロゼワインでした。

2 2014ピエール・イブ・コラン・モレ ムルソー・ナルヴォー
ACムルソー シャルドネ100%    (前澤)
サントーバンの銘醸家、マルク・コランの長男ピエール・イヴは、ジャン・マルク・モレイの娘カロリーヌと結婚。2001年にシャサーニュ・モンラッシェの教会脇で、マイクロネゴスを始めた後、2005年に両家の畑の一部を相続しドメーヌを創設。所有畑の面積は6haほどで、ドメーヌとネゴスを兼業している。双方の比率はほぼ2対1。このムルソーはネゴスもの。ネゴスものといえど、ドメーヌものと品質差がまったく感じられない程の徹底ぶり。
典型的なムルソータイプではないものの、素晴らしいバランスのワインでした。

3 2005ドメーヌ・エリティエ・ルイ・ジャド コルトン・シャルルマーニュ
ACコルトン・シャルルマーニュ 特級 シャルドネ100% WS94点   (須田)
ブルゴーニュの最も偉大なる白ワインの1つ。
コルトン・シャルルマーニュは、コート・ド・ボーヌの北の方、アロース・コルトンとペルナン・ヴェルジュレスの2つの村にまたがる特級畑。ルイ・ジャドは19世紀よりコルトン・シャルルマーニュに畑を所有し、その畑はルイ・ジャドが持つ最も古い畑の一つ。



4 1993シャトー・ディッサン  (春日)
ACマルゴー・メドック格付第3級 カベルネソーヴィニョン70%、メルロ30%           
畑はマルゴーの中でも最良のブドウが出来る場所として名高い“カントナックの丘”のブドウ栽培には最適な急な斜面にある。また、1945年にクルーズ家がこのシャトーを購入し、多大な投資と努力を重ねたおかげで、その品質が年々向上している注目のシャトー。偉大なフィネスを備え、格調高い味わいのあるディッサン。
果実は弱いものの、ボルドーの端正な香りが次の日まで残っていました。
痩せてはいるものの、気の強い美人のようでした。

5 2015ドメーヌ・オーディフレッド 
  ヴォーヌ・ロマネ オー・シャン・ペルドリ           
ACヴォーヌ・ロマネ  ピノ・ノワール100%     (前澤)             
アンリ・オーディフレッドはもともとDRC社の12人の正社員のひとりで、ロマネ・コンティとラ・ターシュの栽培を担当しながら、醸造にも携わっていた同社のエース。2003年、ヴォーヌ・ロマネ村の入口付近にある実家のドメーヌを継承し、その後数年間、二足の草鞋で休日も休まず働いた。20072月、14年間勤めたDRC社を退社し、自身のワイン造りに邁進する。彼の畑はDRC社で培ったノウハウを存分に活用し、ロマネ・コンティばりの凄まじい手入れがなされている。醸造は、「DRCでやってきたことをベースにしていますが、極力手をかけず、ナチュラルに造っています」。「オー・シャン・ペルドリ」は、小道を挟んで「ラ・ターシュ」の斜面上側に接する畑。0.31ha。平均樹齢約60年のVV。約18ヶ月間の樽熟成。
良いヴィンテージのワインで果実味あふれる素晴らしいワインでした。



6 2015カ・マルカンダ(ガヤ)マガーリ
トスカーナ ボルゲリエリア  DOP     PP95点   (緒方)
カベルネ・フラン60%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%%、プティ・ヴェルド10
「イタリアワインの帝王」と呼ばれ、間違いなく世界でも頂点に君臨するスーパーワイナリー、ガヤ。本拠地であるピエモンテのほか、トスカーナ州・ボルゲリでもワイナリー、カ・マルカンダを設立し、徹底した品質主義によりサッシカイアなどのスーパータスカンに並び称される素晴らしい品質のワインを生み出している。帝王ガヤがトスカーナのボルゲリで造るシリーズ。ガヤの実力がいかんなく発揮され、全世界で高い評価を受けるプレミアムワイン。2015年ヴィンテージより、マガーリのセパージュはカベルネ・フラン主体となる

7 2013テッレ・デル・バローロ バローロ・ヴィーニャリオンダ (蒲谷)
ピエモンテ州  バローロDOCG ネッビオーロ 100%      
この2013年が初リリース!セッラルンガ・ダルバ村のサブゾーン、ヴィーニャリオンダは標高330m、南向きの畑。土壌は白い色をしており、白亜を多く含むマール。ネッビオーロに特徴的なスミレの花のアロマの中にエレガントなスパイスや熟した赤い果実の要素が感じられる。ヴェルヴェットのようにしなやかで洗練されたタンニンがあり、リッチで心地よく、複雑さも感じられ、長期熟成のポテンシャルを持っている。

8 2011ドメーヌ・ルネ・ロスタン
    コート・ロティ ラ・ランドンヌ                    
ACコート・ロティ シラー100%    PP94点    (岩田)
コート・ロティでギガルと並んでトップドメーヌとして知られるのが、ルネ・ロスタン。彼らが造るのは、驚くほど繊細で極めてピュアな美しいワイン。これぞシラーの真骨頂というべき、驚きと感動を与えてくれる逸品。ロスタンの造るランドンヌはシラーなのにピノ・ノワールに通じる上品さや洗練さを感じさせてくれる。

9 2016マーカス・モリトール
 ヴェレーナ・ゾンネンウーア・リースリング・アウスレーゼ
ドイツ モーゼル  リースリング100%   PP99点    (佐藤)
マーカス・モリトールは1984 年に若干20 歳という若さでワイナリーを引き継いだが、当初から野心に溢れ「モーゼルに以前の栄光を取り戻す」という明確なビジョンを持っていた。また洞察力にも優れており、僅か4ha からスタートした所有畑は今や100ha となりモーゼルで最大規模のワイナリーに成長し、毎年少なくとも50 種のワインをボトリングしている。
そして驚くべきは膨大な数の全てのワインが卓越した品質を持っているということである。「この複雑なアウスレーゼは飲み続けても一切退屈することなく大量に飲むことができるワインだ。酸は並外れてデリケートで上質なので、ぜひこのアウスレーゼを口の中で踊らせてあげてほしい。ただ単純にこのワインが大好きだ。」ワイン・アドヴォケイト

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