2015年12月8日火曜日

マルマス コパン ワイン会 11.26

ウェルカムワイン 
 2015アンリ・フェッシ ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォ・ヴィエイユ・ヴィーニュ
ACボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォ ガメイ100%          (小林)



 2006パトリック・スティラン シャンパーニュ・グラン・クリュ・ブリュット
ACシャンパーニュ特級  、ピノ・ノワール80%、シャルドネ20%           (小林)
RMパトリック・スティランは、『グラン・クリュ』格付で最高のピノ・ノワールを生産するモンターニュ・ド・ランスのアンボネ村にあります。グラン・クリュ格付けのアンボネ村のピノ・ノワールをメインに、シャルドネをブレンドしたヴィンテージ・シャンパーニュです。果汁はキュヴェ(初搾り)100%です。アルコール発酵とマロラクティック発酵は、タンクで行なっています。冷却過程を経て、ろ過と清澄をします。ナッツやトーストの香りが強く広がり、たくましく、丸いボディを持つシャンパーニュです。2006年ヴィンテージは、花火をあしらったセリグラフィーボトルに詰められています。ヴィニュロン・アンデバンダン コンクール2014 金賞受賞



2 2010カテナ・サパータ・アドリアンナ・ ヴィンヤード
ホワイト・ストーンズ シャルドネ
アルゼンチン メンドーサ シャルドネ100%  PP94点            (須田)
カテナは、ニコラ・カテナ氏がイタリアよりアルゼンチンに渡り、1902年にメンドーサでマルベックのブドウ畑を造った事から始まります。パーカー氏にして「全てのアルゼンチン・ワイナリーが基準、手本とすべき生産者/この国にとって必要不可欠なワイナリー」と言わしめる 『カテナ・サパタ』 は、アルゼンチン初のパーカー5ツ星を獲得。
標高1450mの最も高いアドリアンナ畑の「ブロック1」の中の27列のシャルドネ100%でしかも収量驚異の15hl/ha。名前の由来は、土壌に多くある白い小石から。

時間と伴にその実力を発揮するタイプのワインでした。
あくまでエレガントな酒質でありながらキュベの強さも感じられます。
また、カリフォルニアのワインよりも深遠なるものを感じます。


3 2010ドメーヌ・ラトゥール・ジロー 
ムルソー・プルミエ・クリュ・ジュヌヴリエール
ACムルソー1級    ブドウ品種 :シャルドネ100%             (前澤)
ムルソーの地で16代に渡りワイン造りをしてきた歴史あるドメーヌですが、自社での瓶詰めを始めたのは先代ピエール・ラトゥール氏で、1982年のことでした。現当主ジャン・ピエール氏が 醸造学を身に付けてドメーヌに参加してからは、ステンレス・タンク醗酵等の近代技術を導入し、世界中で人気が上昇しています。ヨーロッパやアメリカでは近年トップ・ドメーヌの仲間入りを果たしたスーパー・スターとして注目されています。ラトゥール・ジローは現在10ヘクタールの畑を所有しており、その80%が白ワイン、20%が赤ワインの畑です。ジュヌヴリエールはペリエールと並んで、ムルソーの1級の中でも世界的に賞賛されている畑です。ラトゥール・ジローはこの畑の最大の所有者で2.5haを所有しています。

ムルソーでありながら、エレガントなタイプのスタイルでした。
食事とも合わせやすいと感じました。

フランス産豚の血入りソーセージ ブータンノワール リンゴのピュレ添え

4 2009マルセル・ダイス アルテンベルグ・ド・ベルグハイム グラン・クリュ
ACアルザス特級 リースリング、ゲヴュルツトラミネール、トカイ、ピノ・ブラン、シャスラ、ピノ・グリ、ピノ・ノワール、ミュスカ、他       PP92点     (小島)
5ha。平均樹齢25年。アルザスのすべての伝統品種13種の混植。「このワインは、私の人生における記念碑であり、過去100年間、アルザスが大いに害されてきた“テロワールよりもぶどう品種”という観念的支配を打ち破ろうとするものです」。鉄分豊かな赤い粘土石灰質と、石灰岩質との混成土壌。貴腐菌が完熟を促します。収穫は10月。絢爛豪華で官能的。

アルザスの実力を発揮していました。甘さに負けない酸はその証拠です。
甘いですが、豚や鳥の家禽類と合わせたくなるなるワインでした。


アイルランド産天然マグロと雲丹 柚子胡椒ソース

5 2004ドメーヌ・フィリップ・パカレ ポマール                   
ACポマール  ピノ・ノワール100%                    (春日)
かつてプリューレ・ロックの醸造長を務め、かのDRCの醸造長の座を蹴った事でもおなじみのフィリップ・パカレは、今では自然派ワインを代表する生産者としてすっかり定着しています。日本ではあまり人気のないポマールですが、他の国は人気のアペラシオンです。

官能的な香りも熟成したピノノワールの香りも楽しめる素晴らしいワインでした。
もう一度呑みたい、そう思うワインでした。



6 2007アルノー・ラショー ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ レ・ショーム                   
ACヴォーヌ・ロマネ1級  ピノ・ノワール100%              (前澤)
アルヌー・ラショーは、ヴォーヌ・ロマネの名門ドメーヌとして名高いロベール・アルヌーが2008年から改称したものである。95年にロベールが他界して以降は、ロベール氏の娘婿、パスカル・ラショー氏が5代目当主を務める。カーヴの拡張、醸造施設の改装、そして畑もさらに増やし、2008年にはラトリシエール・シャンベルタンをラインナップに加えた。レ・ショームは特級のラ・ターシュと1級のマルコンソールの真下に位置するクリマで、斜面下部のため傾斜は緩く粘土がち。そのおかげでボディのしっかりしたワインが生まれる。ブラックベリーやスパイスのアロマ、リッチでまろやかな味わい。

やはりブルゴーニュ1丁目のワインは美味しいです。
ヴィンテージも優しい感じで好きです。

フランスブルターニュ産ラングスティーヌのポワレ

7 1997ファレスコ モンティアーノ
イタリア  ラツィオIGT メルロー100%     PP95点         (緒方)
イタリアでワイナリーのコンサルティングを手がけるスーパー・エノゴロ、ミスターメルローこと、リッカルド・コッタレッラ氏の造る、最高の1本! イタリアのワイン専門誌、ガンベロ・ロッソではなんと5年連続最高評価の”トレッビキエーリ”を獲得しているモンティアーノはメルロー100%ワインです.

素晴らしいヴィンテージのイタリアワインはその香りも格別です。
ワインだけで楽しめますし、料理とのマリアージュも楽しめます。
決して無骨なワインではなく、エレガントなワインでした。


フランス フルール ドオーブラック牛ランプ肉のロティ
個人的には和牛よりも好きです

8 2007カルピネート ファルニート・カンポニッビオ         (蒲谷)
イタリア トスカーナIGT サンジョヴェーゼ、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー            
カルピネート社は、キャンティ・クラシコの産地として名高いトスカーナ州フィレンツェの南、グレーヴェ村にあるワイナリーです。1967年、農学士のアントニオ・マリオ・ザッケオ氏が醸造家ジョヴァンニ・カルロ・サッケート氏とで創業しました。二人は質の高いワインを求め、土壌組成や日照時間などに関する綿密な調査や醸造研究に非常に熱心に取り組みトスカーナ産高品質ワイン生産者のパイオニアとして知られています。キャンティ・クラッシコ等、伝統的なワインだけでなく、革新的なワインにも挑戦し続けています。

9 2010セーニャ                   PP94点    (岩田)
チリ アコンカグア・ヴァレー カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カルメネール  
エラスリスのエデュアルド・チャドウィックと米国のロバート・モンダヴィの情熱が生み出したチリのスーパープレミアムワイン”セーニャ”。チリ・アコンカグアのテロワールを見事に表現するこのワインは世界のグランヴァンにも勝る評価を獲得しています。ボルドー品種にチリ固有品種カルメネールをブレンド。熟成に使用するのは100%フレンチ・オーク樽。凝縮感ある豊かな香りと、気品溢れる優雅な味わいを兼ね備えています。 2005年よりヴィオデナミ農法を導入しています。

フランス産山鳩「ピジョンラミエ」のロティ
まさにワインのための食材です
10 2010ドメーヌ・ド・クリスティア
シャトーヌフ・デュ・パプ・ヴィエイユ・ヴィーニュ   (佐藤)
ACシャトーヌフ・デュ・パプ  グルナッシュ100% PP97点 

エティエンヌ・グランジュオンによって70年前につくられたドメーヌで、2ヘクタールのグルナッシュの畑から始まりました。今日では三世代のブドウ農家が「ドメーヌ・ド・クリスティア」を産出する21ヘクタールの畑で情熱と技術を共有しています。「ドメーヌ・ド・クリスティア」のアペラシオン構成はシャトーヌフ・デュ・パプの赤が11ヘクタール、白が1ヘクタール、コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュが1ヘクタール、コート・デュ・ローヌが4ヘクタール、ヴァン・ド・ペイが4ヘクタールとなっています。

ピジョンラミエとのマリアージュは官能的なものを感じました。
やはり、ヌフの実力は只者ではありません。


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