2012年5月26日土曜日

5.24 マルマス・コパン ワイン会

今回も個性的なワインがそろいました。
秀逸な白ワインと個性的なボルドースタイルのワインが中心のラインナップです。

ウェルカムワイン 
2011平沢畑蒲谷棚ヤマ・ソーヴィニヨン 安曇野ワイナリー醸造
NVリオンド・プロセッコ・エクストラ・ドライ プロセッコ100%

1 NVドゥラモット・ブリュット
  ACシャンパーニュ  シャルドネ50%、ピノ・ノワール30%、ピノ・ムニエ20% 
 シャルドネ種の特質を十二分に引き出したシャンパーニュづくりを得意とするメゾン。その設立は1760年。サロンの姉妹メゾン。コート・デ・ブランのシャルドネ種を5割と高い比率で用い、シャンパーニュ地方独特のテロワールを感じさせる、涼しげな酸と透明感のある軽やかな風味だが、このシャルドネ種の割合の高さが味わいに清涼感を備え、ドゥラモットらしさをもたらしている。

2 2009ドミニク・ラフォン ピュリニー・モンラッシェ・シャンガン
  ACピュリニー・モンラッシェ1級 シャルドネ100
 ムルソーのトップドメーヌで、ブルゴーニュで最も偉大な辛口白ワインの造り手として高い評価を得ている、ドメーヌ・コント・ラフォンの所有者であるドミニク・ラフォンが、2008 年より自らの名前で手掛けるようになった。2009年は、全6種類。ブドウ栽培から醸造、瓶詰めまで、ドミニクの管理の下で行われた。
コントラフォンの精緻な造りに現代の華やかさが加味された素晴らしいワインでした。

3 2006ドメーヌ・ルイ・ラトゥール コルトン・シャルルマーニュ
  ACコルトン・シャルルマーニュ 特級 シャルドネ100% PP90-91
 ルイ・ラトゥール社は200年以上も続く家族経営の、ブルゴーニュを代表するつくり手。今やコート・ドールでは最大のグラン・クリュを所有し、プルミエ・クリュ(村名畑)を加えると60haにもおよぶ[コルトンの帝王]と称されている。コルトン・シャルルマーニュ畑9ha
最初は開かず心配しましたが、後半は本来の強さを発揮してくれました。

4 1997カステロ・バンフィ ブルネロ・ディ・モンタルチーノ
  トスカーナ ブルネロ・ディ・モンタルチーノD.O.C.G  PP86点 WS94
  サンジョヴェーゼ100
 1978年創業。ブルネッロ・ディ・モンタルチィーノをはじめ、数々の高品質のワインを造り出しています。標高250400mに位置する敷地の総面積は現在では、2850haにも及び、 畑にはブルネッロを中心に10種類の品種が土壌に合わせて植えられています。
飲み頃に差し掛かった素晴らしいワインで、バランスが印象的でした。

5 2000シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー バレルセレクション
  桔梗ヶ原 メルロー100
 1976年からメルローの植栽を始め、85年の初ヴィンテージ以来、日本最高のメルローワインとして評価されてきた『桔梗ヶ原メルロー』。契約栽培農家と共に培ってきた畑からのブドウと、これまで醸造面で積み重ねてきた技術の研鑽が結実した、洗練された深い味わいの赤ワイン。
比較的強いブルネロの後で、心配されましたが、本来の実力に加えバレルセレクションだけあり、繊細さに強さも加わり、良い状態でした。樽も果実も強い印象でした。

6 2006パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー
  ACマルゴー PP86点 
  カベルネ・ソーヴィニヨン55%、メルロー40%、プティ・ヴェルド4
 シャトー・マルゴーのセカンド・ワイン。ファースト・ラベルに比べ、みずみずしくジューシーで早くから飲める。開くのに少し時間を要する場合がある。よく女性に例えられるシャトー・マルゴーだが、セカンド・ワインもやっぱり女性的な味わいです。ファーストが肉付きの良い落ち着いた女性なら、セカンドは、若々しく、チャーミングな女性といった感じではないでしょうか。 
果実をストレートに感じさせる現代的な造りでした。

7 1995シャトー・ボイド・カントナック
  ACマルゴー メドック格付第3級 PP87点 
  平均ブレンド比率:カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロ25%、カベルネ・フラン8%、プティ・ヴェルド7
 1754年にアイルランド出身の羊毛商人であったジャック・ボイドによって創設されたシャトー。1932年から現在のギルメ一族所有となった。ボイド・カントナックに正規のシャトーがないので、ワインは、同オーナー家が所有するマルゴー村第4級のシャトープージェに隣接する倉庫で醸造・貯蔵されている。2000年代になり評価を上げてきた。
飲み頃を迎えた、オールドスタイルのボルドーワインは落ち着いた印象で良かったです。


8 2002ダニエル・モワーヌ・ユドロ ボンヌ・マール
  ACボンヌ・マール 特級 ピノ・ノワール100%
 シャンボール・ミュジニィ村でクラシカルなワインを造る生産者。 当主のダニエル氏は、シャンボール・ミュジニーの村長を務めていた。 所有畑はグラン・クリュのボンヌ・マール ミュジニー 、プルミエクリュは、 レ・ザムルーズ 、シャルム フスロット など、シャンボール・ミュジニーの優良な畑をほぼ全て所有していた。 ダニエル氏が高齢で、後継者がいないため、2009年までに、全ての畑を売却。 畑を買い取ったのはルロワ、ドルーアン・ラローズ、プス・ドールなど。熟成してから真価がはっきりと感じ取れるタイプのワイン。
やはり、最後はブルゴーニュ。ベリーを感じさせる果実感がボンヌマールのワインらしかったです。



 安曇野ワイナリーの戸川氏の手による醸造の山ソービニヨンは、K先生の葡萄です。酸とポートワインを連想させる香りが印象的でした。
 萩産メジマグロのマリネ
 アスパラガスのオランデーズソース
 ブイヤベース ニンニクマヨネーズ・グリューエールチーズ添え
 フォワグラのポワレ蕗のキェラメリゼ添え
 伊マイアリーノ産仔豚のロースト

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