2010年3月27日土曜日

3.25 マルマス・コパン ワイン会

今回は、それぞれのワインが個性を主張すようなラインナップがそろいました。
ウェルカムワイン 
2005ジョセフ・ロティ ブルゴーニュ・ピノ・ブラン
ピノ・ブラン100%

1 NV ピエール・ジェルベ ロリジナル・ブリュット
ACシャンパーニュ ピノ・ブラン100%
シャンパーニュの造り手として始めてピノ・ブラン100%のシャンパーニュを造り上げた蔵元。1930年創設の家族経営のメゾン。現在樹齢75年、年間生産量3,000本という希少性もさることながらアシェット・ワイン・ガイドにも掲載されて高く評価されるなど品質も折り紙つきです。日本入荷数限定300本のみの幻の泡

2 2004ドメーヌ・ドーヴネ ブルゴーニュ・アリゴテ・スー・シャトレ
ACアリゴテ100%
     マダム・ビーズ・ルロワが個人で所有するドメーヌ。ドメーヌ・ルロワと同様のバイオダイナミック法によるブドウ栽培と醸造法を用いている。

3 2004ドメーヌ・ルフレーヴ ピュリニー・モンラッシェ・レ・コンベット
ACピュリニー・モンラッシェ1級 シャルドネ100%
ムルソー側にあるプルミエ・クリュで、他のプルミエ・クリュと比べリッチな味わい。1963年と72年のぶどう樹が植わるこの区画はルフレーヴが所有するクリマのなかでは最も小さく、広さは0.7ヘクタール強。

4 2004ドメーヌ・ルイ・ラトゥール コルトン・シャルルマーニュ
ACコルトン・シャルルマーニュ 特級  PP91-93点 シャルドネ100%
ルイ・ラトゥール社は200年以上も続く家族経営の、ブルゴーニュを代表するつくり手。今やコート・ドールでは最大のグラン・クリュを所有し、プルミエ・クリュ(村名畑)を加えると60haにもおよぶ[コルトンの帝王]と称されています。コルトン・シャルルマーニュ畑9ha。

5 2006スタッグス・リープ・ワイン・セラーズ 
S.L.V エステート・カベルネ・ソーヴィニヨン
カリフォルニア ナパ  PP85点  カベルネ・ソーヴィニヨン100%
S.L.V(Stag's Leap Vineyard)は1976年フランスで行われたブラインドテイステング「パリ・ティステング」で並いるボルドーのトップシャトーを退け一位を獲得して有名になったワイナリー。

6 1994シャトー・マルゴー
ACマルゴー メドック1級 PP91+点
カベルネ・ソーヴィニョン75%、メルロ20%、カベルネ・フランとプティ・ヴェルド5%(平均)

7 2002ドメーヌ・ジャン=ルイ・シャーヴ エルミタージュ
ACエルミタージュ  PP91-94点 シラー100%
1481年創設,フランスで最も古い歴史を誇るドメーヌであり,世界で最も評価が高く,尊敬されている造り手として知られるドメーヌ。このドメーヌは,原産地統制呼称「エルミタージュ」が持ちうるあらゆる種類の土壌の補完性の上にたって,ワイン造りを行っています。クリマ毎にブドウの収穫を行い,ワインの醸造もアッサンブラージュも別々。芸術の域に達した卓越したアッサンブラージュの技から生まれるエルミタージュは至高のワインとされ,ワイン愛好家たちの垂涎の的となっています。

8 2005リムー・グローブ ピノ・ノワール
ニュージーランド ピノ・ノワール100%

9 2008ボデーレ・モナステロ ラ・ピネタ
イタリア トスカーナ IGT      ピノ・ノワール100%
ラフィットとの合弁で誕生したロッカ・ディ・フラッシネッロの現醸造長,アレッサンドロ・チェライが,キァンティ・クラッシコの中心,カステリーナ・イン・キァンティに個人所有するわずか1.5ヘクタールの畑から,イタリア史上最高のピノ・ノワール“ラ・ピネタ”が誕生。

10 2002ドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエ シャンボール・ミュジニー
ACシャンボール・ミュジニー PP89点 ピノ・ノワール100%
滑らかさやフィネス、複雑さ、長い余韻といった最上のブルゴーニュに求められる要素を兼ね備え、かつテロワールの差異もしっかり体現しているワイン。シャンボールというアペラシオンの繊細さを見事に表現している。

11 1999ドメーヌ・ルイ・ラトゥール 
シャンベルタン・キュヴェ・エリティエ・ラトゥール
ACシャンベルタン特級 ピノ・ノワール100%
    キュヴェ・エリティエ・ラトゥール(=素晴らしい相続者の醸造品)と銘記されるコート・ド・ニュイ地区の偉大な赤ワインのひとつ。

白ワインは、それぞれが最上級クラスの造り手ともいえるものがそろいました。
ドメーヌ・ルイ・ラトゥール コルトン・シャルルマーニュのバランスと実力を再認識しました。
ドメーヌ・ドーヴネ ブルゴーニュ・アリゴテ・スー・シャトレは、アリゴテというよりは、ドーヴネのワインという感じのキュベの強さを感じるワインでした。
1999ドメーヌ・ルイ・ラトゥール シャンベルタン・キュヴェ・エリティエ・ラトゥールこのワインは、個人的に注目していたワインですが、最後のワインに相応しい素晴らしいワインでした。
出ました!CHマルゴー!1994年は飲みごろに入っており、果実味と繊細なバランスが同居する素晴らしいワインでした。

墨イカのグリエ

ムール貝のカプチーノ仕立て  シェフさま腕を上げていらっしゃいます

イサキのポワレ蕗のソース 個性的で強い白ワインにもマリアージュしていました。

フレッシュフォワグラ 筍リゾット行者ニンニクのソース 季節を感じる一品でした。

シャラン産鴨肉のグリエ こちらもピノ群のワインとマリアージュしていました。

イタリア産仔兎のロティ フレッシュモリーュソース 淡白ながらもしっかりとした旨みがありました。
今回は、当たると底力を発揮するルイ・ラトゥールの真骨頂を感じたワイン会でした。
また、五大シャトーの中でも、マルゴーはマルゴー・・・さすがに素晴らしいワインだと感服しました。

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