2010年12月27日月曜日

ビストロ越百クリスマスワイン会12.25

年2回、恒例になったワイン会です。今回は、クリスマスらしく果実味重視でイタリアワインも加えてみました。

1. ボーモン デ クレイエール グランレゼルヴ ブリュット NV(マグナム)
ボーモン・デ・クレイエールは約240軒の小規模ブドウ栽培農家から成る協同組合で、ブドウはほぼ無農薬で栽培しています。非常に純度の高いフリーラン・ジュースを贅沢に使用して、質の高いシャンパーニュを造っています。洋梨や白い花を想わせる清々しい香りに、リンゴのタルトやラムネを想わせる甘い香りがほんのりと感じられます。
ブドウ品種 : ピノ ムニエ 60%、シャルドネ 25%、ピノ ノワール 15% ■ 熟成 : デゴルジュマンまでの熟成期間 24~30ヶ月

2.エスピノ シャルドネ2009
シャブリ伝説の人ウィリアム フェーブルが見つけたチリの理想の土地!とても上質なフルーツの香りがします。爽やかさと奥深さが一緒になった興味深いアロマです!
3.モンジャール・ミュニュレの白 ブルゴーニュ・シャルドネ ’08 赤がメインのモンジャール・ミュニュレだが、樽発酵、樽熟成によるピュリニーやオート・コートの白も人気が高くなってきています。モンジャール・ミュニュレの2008年ブルゴーニュ・シャルドネは、果実味豊かで、酸味とのバランスが良いワインです。

4.井筒ワイン長野県原産地呼称認定 カベルネ フラン 2009 
カベルネフラン種独特の、草原を想わせる香りや針葉樹の樹皮を想わせる香りが感じられ、ほど良い酸味とタンニンが心地良い赤ワインです。国産でありながら、海外におけるカベルネフラン種のワインと互角、又はそれ以上の品質と評価されているワインです。国産ワインコンクール2010において金賞を受賞しました。

5.シャトー・ル・コンセイエ[2005]年(赤ワイン・フルボディ)
漫画「神の雫」の原作者が飲んだワインが歴史に残る偉大なヴィンテージ、グレイト・ヴィンテージ2005年でついに入荷!!!今右岸で最も注目される若き醸造家J・P・ジャヌクイス!ワインメーカーオブザ・イヤーにも選ばれた彼の実力が見事に発揮された、強くキメの細かいスタイルの究極の1本!しかもメルロー100%!!なんとこのワインでパーカーポイント90点~91点!

6.シャトー・モン・ペラ2004  
もはや説明不要の人気のボルドーワイン、シャトー・モンペラ。ブラインドティステイングでシャトー・マルゴーに勝利したエピソードはあまりにも有名。日本でも人気漫画に取り上げられて、たちまち話題に。赤/ACプルミエ・コート・ド・ボルドー

7.オーストラリア チッタリンエステート 1996 
 カベルネとメルローのフレンチスタイルワイン古酒

8.レ・マッキオーレ 2006年 ボルゲリ・ロッソ’06D.O.Cボルゲリ  ワイン・スペクテイター100点濃い色合いからは凝縮した果実が見て取れる。 インキーで、ヴァニラや珈琲、ブルーベリージャムや生チョコレートのような香りが立ち上る。 やわらかくふくよかで、紅茶、ペッパーのスパイスさが好ましい。 果実の凝縮度、複雑感が高い。ブドウ品種 : メルロー 50%、カベルネ・フラン 30%、サンジョヴェーゼ 10%、シラー 10%

9.ファルネーゼ エディツィオーネ・チンクエ・アウトークトニ No.09
倍以上の価格のスーパータスカンを超える充実感!「チンクエ アウトークトニ」とは、5種類の土着の葡萄品種の意味です。サクランボやプラム、熟したブラックカラントの香り、タバコ、香ばしいトーストの香り。ヴェルベットのようになめらかなタンニン、ヴァニラとチョコレートのスパイシィなフレイヴァーがあります。すぐ飲んでもおいしく、また7~8年は熟成させることが出来ます。「ルカ マローニ ベストワイン年鑑2010」で98点。ブドウ品種:モンテプルチァーノ33%、サンジョヴェーゼ25%、プリミティーヴォ30%、ネグロアマーロ7%、マルヴァジア5%

【その他】
・ヴォジョレー・ヌーヴォー2007 4本
・ヴォジョレー2004    
・マコン2007
・ドイツワイン 遅摘   
・イタリアワイン1996    
計6本(ワインショップマルマス提供)総計 17本
※人気のワインは、シャンパン、モンペラ、コンセイエ、マッキオーレなどでした。
料理担当はhamaさんです。今回は、パスタを早い段階で出すなど工夫されていました。鮭のクリームパスタ、タコのトマト煮、マッシュルームのオイル煮、トマトとパンチェッタのパスタ、タンドリーチキンなど、いづれもワインと美味しくいただきました。オーナー、hamaさん、お疲れさまでした。

2010年12月17日金曜日

12.16 マルマス・ボン コパン ワイン会

今回も個性的なワインが揃いました。個々の個性は強いのですが、基本的にバランスが良いので、流れのあるワイン会となりました。
ウェルカムワイン 
あづみアップル09氷結ソーヴィニヨン・ブラン
2010ヤマソービニオン紫輝
宮田村 品種:ヤマソービニヨン

1 1997サロン
ACシャンパーニュ 品種:シャルドネ 100% PP95点
ブラン・ド・ブランのシャンパーニュの最高峰「サロン」の36ヴィンテージ目となる1997年。良い年の最上質のぶどうのみを使用するため、1911年に生産を開始してから僅か36ヴィンテージしか造られておらず、年産4万から5万本という希少なシャンパン。

2 2007ミアーニ ソーヴィニヨン・バネル
イタリア コッリ・オリエンタリ・デル・フリウーリ DOC PP91点
品種:ソーヴィニヨン100%
幻のワイン!15ヘクタールの畑から生まれるワインは僅か7,300本、同じ15ヘクタールの世界で最も収穫量制限の厳しいはずのブルゴーニュ・グラン・クリュ・シャンベルタン・クロ・ド・ベーズから生産されるワインの本数は6万本である。信じられない程凝縮したブドウから樽を多用しながら非常にマニアックに醸造を行い、素晴らしいワインを造り出している。

3 2005ドメーヌ・ルフレーヴ
ムルソー  ブリミエ・クリュ・スー・ル・ ド・ダーヌ
ACムルソー 1級 シャルドネ100%
ドメーヌ唯一の赤だったブラニー・スー・ル・ド・ダーヌは2001年のミレジムで姿を消し、替わって新たにムルソーのプルミエ・クリュ、ムルソー・スー・ル・ド・ダーヌとして2000年のミレジムからリリースされている。100%ヴィオディナミで造られている。

4 1964アーサー・バロレ・エ・フィス ボーヌ・ブラン
ACボーヌ シャルドネ100%
ドクター・バロレが生前、特定のブドウ農家と契約し、醸造法などを細かく指示して造らせたワインを樽で買い付け、ボトル詰めまで自家で行い、膨大なセラーで熟成させ、ワインビジネスを行なっていた。死後(1969年) ドクター・バロレ・コレクションとしてオークションに出されたり、追加リリースされるなどして市場に出された。

5 2005シャトー・ラグランジュ
ACサンジュリアン メドック3級 
カベルネ・ソーヴィニョン46%、メルロ45%、プティヴェルド9%  PP94点
1983年からサントリーが経営し、急速に品質を高めている。


6 1996ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス ジュヴレ・シャンべルタン
ACジュヴレ・シャンベルタン ピノ・ノワール100%
新樽比率の高い造り手。ブルゴーニュACでさえ年によっては全て新樽を用いる。少ない年でも2割以上は使用。

7 2004ドメーヌ・ジェラール・ラフェ シャルム・シャンベルタン
ACシャルム・シャンベルタン特級 ピノ・ノワール100%
ジェラール・ラフェのワインは柔らかく繊細なクラシックタイプの味わいが特徴的で、流行の力強いタイプのブルゴーニュとは相反する性質のワインを造っている。近年、彼の父であるジャン・ラフェはほぼ引退し、息子のジェラールがこの家族経営のワイナリーのワイン醸造、栽培管理を引き継いだ。

8 NV ボランジェ・ロゼ
ACシャンパーニュ ピノ・ノワール62%、シャルドネ24%、ピノ・ムニエ14%
ボランジェのスタイルを表す「スペシャル・キュヴェ」をベースに、アイとヴェルズネイのグランクリュ畑で収穫されたピノ・ノワールのみで造った赤ワインを5~6%加え造られるロゼ・シャンパーニュです。

9 2004テヌータ・ディ・オルネッライア オルネッライア
 イタリア トスカーナ ポルゲリ DOC カベルネ・ソーヴィニョン60%、メルロ25%、カベルネ・フラン12%、プティヴェルド3%  PP95点 
オルネッライアといえば、サッシカイア等とともに、スーパータスカンとしてすぐに名前が挙がるトスカーナの銘品。ボルドータイプのトスカーナ最高の赤ワインのひとつ。

10 2006 シュヴァル・デ・アンデス
アルゼンチン  PP96点 マルベック・カベルネ・ソーヴィニヨン
サンテミリオンのシャトー・シュヴァル・ブランが、アルゼンチンのテラザス・デ・
ロス・アンデス社と手を組み、造り出した話題のワイン。1999年がファースト・ヴィ
ンテージ。
今回のワイン会は個性的な白ワインが揃いました。特に 2007ミアーニ ソーヴィニヨン・バネル(伊)は葡萄の凝縮感があり、時間に負けないエレガントな強さがありました。セルロイドの雰囲気とフレッシュなピーチの香りが印象的でした。
クリスマスシーズンのSALON! ガスも酸も比較的穏やかな状態でした。
1964アーサー・バロレ・エ・フィス ボーヌ・ブラン オールドヴィンテージのワインですが、果実も感じられました。
中盤には、ボランジェ・ロゼも登場し、華やなワイン会となりました。場の雰囲気が変わる華やかな果実味あふれるワインでした。
2005シャトー・ラグランジュはグレートヴィンテージだけに、強い果実味とタンニンが高い次元でバランスとっていました。
2004ドメーヌ・ジェラール・ラフェ シャルム・シャンベルタンは既に飲みごろに入っており、ブルゴーニュの華やかな良さとシャンベルタンの強さを感じました。
2004テヌータ・ディ・オルネッライア オルネッライアは、さすがの凝縮感ですが、端正なワインでエレガントさも感じました。
2006 シュヴァル・デ・アンデスは、スパイシーな特徴がありました。このクラスになると第三世界のワインも強いだけではありません。きちんと躾けられた丁寧なワインです。
フォワグラのテリーヌとパンドエピス ハモンセラーノ

アワビと平貝のサラダ

メジ鮪のグリエバルサミコソース

個人的には、この一皿が美味しかったです。シャポンらしい味わいが表現されていました。
フォワグラのポワレ シャポンもも肉のポトフ 
仏ブレス産シャポンのロティ


苺とフランボワーズのシャーベット

2010年12月9日木曜日

ユニオン・デ・グラン・クリュ・ド・ボルドー・トレード・テイスティング2010

今年は、会場をヒルトン東京に移して開催です。2007ヴィンテージは少し低めの評価ですが・・・どうでしょうか。
サンテミリオンはパヴィやアンジェリスなどの高価なシャトーも参加しています。
2007年の特徴ですが、左岸、右岸という大きな評価はできないと思いました。難しい年であればある程造り手の技量で変わると思われます。好印象だったのは、サンテミリオンではフィジャック、アンジェリス、ポムロールではガザン、サンジュリアンではラグランジュ、ベイシュヴェル・・・でした。
ヴィンテージの特徴です。「飲み心地良い赤ワイン」少し小さめのチャーミングな年なので、若いうちに美味しいワインが多いと感じました。良い造り手はバランスも高い次元でとれていますので、果実が弱い半面、良い日本のワインのように繊細な雰囲気が味わえます。
貴腐ワインにとっては偉大な年のようです。実際バルザックのCHクーテなどは非常に好印象でした。
ボルドーの一流シャトーがそろいました。CHランシュバージュのご夫人?とパチリ。ご満悦のワインショップマルマス社長。
昼食は、新宿のカフェ・トロワグロのランチ 綺麗で丁寧な一皿でした。味も◎でした。

2010年12月5日日曜日

蓬莱泉 特別純米 可

愛知の銘酒「関谷醸造㈱蓬莱泉 」です。蓬莱泉の売れ筋No.1だそうです。純米ですが軽い酒質で、普通のお酒とうい感じす。このような日本酒は食中酒としては重宝するタイプかもしれません。

2010年12月4日土曜日

ましのワイン 山葡萄

(メーカーの弁)長野県下伊那地方では、山ぶどうが栽培されています。巨峰などの生食用品種に比べて果粒が細かく、果肉・果汁ともに乏しい山ぶどうは、希少で個性的な味わいをもちます。そんな山葡萄からつくるワインは、野趣あふれる香り、深い色合いと渋味、そして強かな酸味が特徴です。
このワインは特殊なワインです。野趣あふれる香りと味わいは他にない感じでしたが、あらゆるバランスがキビシイ状態でした。残念ながら煮詰めて料理酒となってしまいました。

2010年12月3日金曜日

小布施ワイナリー メルロー 1e [2008] ル・ヴァンナチュレル

(メーカーの弁)無科学農薬栽培で育てたメルロを10月中旬に収穫しワインを造りました。樽熟成12ヶ月。天然酵母発酵。無補糖。無補酸。味にふくらみがあり、口の中で甘く柔らかいタンニンが広がります。エレガンスを表現するために渋すぎず強すぎない味わいを求めています。天然酵母由来の香りが僅かにありますが、隠し味的要素になっています。

このワインは2008ヴィンテージですが、若いワインなのにバランスが良く、スイスイ入っていくワインでした。完成度の高いビオワインで、不自然さはありません。樽の使い方もこのクラスの国産ワインにしては控えめで、エレガントでした。時にスミレの香りもして、かろやかで華やかな雰囲気もありました。
S先生ありがとうございました。

2010年11月29日月曜日

サントリー白州蒸留所  「オードブルと愉しむ白秋2010」

晩秋の小淵沢、サントリー白州蒸留所のイベント「オードブルと愉しむ白秋2010」に行って来ました。さすがに、大手メーカーの自負を感じる展示内容です。

今回は特別なセミナーなので、いつもよりも丁寧にリチャーしています。また、焦げた樽香ヴァニリンの香りも嗅がせていただきました。

担当者は、数年前と同じ方でした・・・・
少し頑張っている感じもしましたが、ウイスキーと食事のマリアージュが今回のテーマです。

テイスティングは白州10.12.18、山崎12、そしてマリアージュ用に白州10ハイボールと白州12水割です。

工場見学でいただくお酒は、何故かビールでもウイスキーでも美味しいです。

鮑の煮貝、岩魚、キノコなど甲州らしい食材とのマリアージュです。
鴨とチーズのウイスキー樽燻製は確かにマリアージュしていました。(スモーキーな白州18)
この内容で、駅からのタクシー無料往復がついて2,000円の参加費は破格です。小雪サマサマですね。

通常の工場見学も行いました。
移動は鈍行電車です。タイトな日程だったので、食事は駅弁と駅そばです。

上諏訪では、ワカサギと真澄で乾杯です。

〆は小淵沢名物、丸政の桜肉駅そばです。
帰りの電車は、山崎の水割り・・・

2010年11月27日土曜日

11.26 マルマス・ボン コパン ワイン会

今回は、バランスの良いワインが揃いました。

ウェルカムワイン 
2010ファルネーゼ ヴィーノ・ノヴェッロ
アブルッツオ IGT 品種:サンジョヴェーゼ、モンテブルチアーノ

1 2002モエ・エ・シャンドン ドン・ペリニヨン
品種:シャルドネ、ピノ・ノワール  PP96点
当たり年のブドウのみを使用して醸造され、7年から8年の熟成を経たシャンパンのみが、ドン・ペリニヨンの銘柄で販売される。このため、2010年現在、2002年ヴィンテージが最も新しい。

2 2006シャトー・メルシャン 北信シャルドネ
品種:シャルドネ100%
長野県北部千曲川流域の北信地区(須坂市、長野市、高山村)で収穫されたシャルドネを醸造・育成した、シャトー・メルシャン最高峰の白

3 1995ドメーヌ・フランソワ・ラヴノー
シャブリ・プルミエ・クリュ・モンテ・ド・トネル
ACシャブリ 1特級 シャルドネ100%
リリース後すぐに愉しめるものがほとんどのシャブリにあって、ラヴノーが生むのは10年前後の熟成を必要とするワイン。ドメーヌは大部分がグラン・クリュとプルミエ・クリュからなり、そこで収穫されたシャルドネは昔ながらの樽でのしつけという伝統的な手法がとられる。出来上がるワインは圧倒的な人気があり、目にするのも儘ならないという状態。入手困難なシャブリの秀逸な造り手。

4 1979シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン
ACグラーヴ 特撰銘柄 PP90点 
平均ブレンド比率:カベルネ・ソーヴィニョン48%、メルロ45%、カベルネ・フラン7%
1983年からシャトー・オー・ブリオンの所有。場所はシャトー・オー・ブリオンと道を挟んで向かい合っている。完璧な繊細さとエレガンスを誇り、長い熟成につれて底知れぬ深みと複雑味を備え始める偉大なワイン。メドックの第一級に相当する品質。

5 1998ドゥーツ ブラン・ド・ブラン
ACシャンパーニュ シャルドネ100%  PP94点
1838年にウィリアム・ドゥーツとピエール・ユベール・ゲルテルマンの二人によりシャンパーニュ・アイ村に創立された。1993年まで家族経営を続けてきたが、現在はルイ ・ロデレールの傘下となっている。

6 2005 ドメーヌ・フィリップ・パカレ
      シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ
ACシャンボール・ミュジニー 1級 ピノ・ノワール100%    PP94点
人気自然派ワイン。非常に出来がよく、今までのパカレのワインの中で「偉大・傑作」といえる作柄。

7 2003 ドメーヌ・モンジャール・ミュニュレ
クロ・ド・ヴージョ
ACクロ・ド・ヴージョ 特級 ピノ・ノワール100%
モンジャール・ミュニュレが所有するクロ・ド・ヴージョの畑は、その区画の中でも絶好の上部と中部を合わせた0.6ha。新樽100%で熟成。

8 2003ドメニコ・クレリコ
     バローロ・チャボット・メンティン・ジネストラ
 イタリア ビエモンテDOCG ネッピオーロ100%  PP93点 
モダン・バローロあるいはバローロ・ボーイズと言われて、革新的なバローロの造り手の一人。1977創業で、初リリースが79年。バローロ地区の中でも特に優れた銘醸地、モンフォルテ・ダルバ最高のクリュ「ジネストラ」チャボット・メンティン・ジネストラの畑は標高が400メートルと高く、南東を向いている。自然酵母、90%新樽で醸造され、繊細さのあるシルキーさが特徴。

9 1998 M.シャプティエ エルミタージュ・ルージュ・レルミット
ACエルミタージュ  PP98点 シラー100%
1808年に創立された、ローヌ渓谷を代表する生産者の一つ。1977年に先代のマック
シ・シャプティエが引退するまではワインはかなり硬いという評判でしたが、その息
子のミッシェルとマークが大改革し、テロワールを重視しヴィオディナミを実践する
ことで素晴らしいワインを数々生み出している。エルミタージュの最もすばらしいワ
インの一つ。


1979シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン、ピークは過ぎていましたが、端正な香りは健在でした。
ドメーヌ・フィリップ・パカレ シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ、モンジャール・ミュニュレクロ・ド・ヴージョ共に美味しいワインでした。早飲みでも美味しい果実味のあるワインです。

1995ドメーヌ・フランソワ・ラヴノー シャブリ・プルミエ・クリュ・モンテ・ド・トネル。このワインは希少ワインとして知られています。良いキュベを使用している為か、時間が経ってもしっかりした味わいでした。
2006シャトー・メルシャン 北信シャルドネは、飲みごろに入っており、ピュリニーモンラッシェにも通じる雰囲気がありました。




真鱈の白子ムニエル春菊とニンニクのソースエマルジョン

牡蠣 温製カレーピラフと共に

青森県産活け締め鰆のロースト甲殻類と子牛のエッセンス

フォワグラのポワレ 柿のマリネ

仏産野生鴨のロースト ソースサルミトリュフ風味
1998 M.シャプティエ エルミタージュ・ルージュ・レルミットとマリアージュしていました。

2010年11月26日金曜日

エマニュエル・ルジェ ブルゴーニュパストゥグラン2006

ワイン業界では『神様』と評される事もあるアンリ・ジャイエ氏の後継者として、天才の才も受け継いだと言われている、エマニュエル・ルジェ。そのエマニュエル・ルジェのパストゥグラン2006です。個人的にブルゴーニュのワインは畑のランクを落としても造り手を上げた方が良いと思っています。このワインもその好例でした。ルジェらしい官能的な香りを楽しめました。