2019年6月2日日曜日

4.17  マルマス コパン ワイン会(記録)



※残念ながら、今回は参加出来ませんでしたが、会の記録として保存します。
(写真は前澤先生によるものです)

ウェルカムワイン 

2018ドメーヌ・シュヴロ ブルゴーニュ・ロゼ・キュヴェ・サクラ 
ACブルゴーニュ ピノ・ノアール100%        (小林)

 2012ピエール・ジモネスペシャル・クラブ・ブリュット
     グラン・テロワール・ド・シャルドネ       
ACシャンパーニュ  シャルドネ 100%       WS91            (小林)
ピエール・ジモネの誇るプレステージ・シャンパーニュ。偉大な年にだけ生産される特別なキュヴェ。大部分はグラン・クリュの畑のブドウで仕込まれドメーヌのベースとなるキュイ村(1級)のブドウなどを巧みにブレンドして仕上げている。とても美しく繊細で優雅な印象を持ちながら、力強さを内に秘めた見事な構造はまさにスペシャルの名にふさわしく、今後、伝説の一つとして語り継がれるでしょう。


2 2014フィリップ・パカレ ニュイ・サン・ジョルジュ・ブラン
ACニュイ・サン・ジョルジュ ピノ・ブラン100%      (蒲谷)
今や自然派ワインの代名詞です。テロワールの特徴を密に反映させ、造り出される純度の高い味わいは、世界中の人々を魅了しています。
全房のままプレスし、清澄せずにそのまま樽に移して発酵します。澱と触れたまま、スーティラージュ(樽熟成中の作業の1つで、熟成中、樽の下に生じる滓を取り除く作業のこと)は行わずに還元状態で14カ月熟成。その間にSO2は添加しません。熟成中に樽を動かしてルミアージュを行い、熟成後はわずかにSO2を加えて、手作業で瓶詰します。果実の密度のある香りにフローラルなニュアンスが加わる、暖みのある風味。味わいはまろやかで厚みがあり、余韻に質の高いミネラル感と香ばしさを感じます。


3 2014ドメーヌ・デュ・ペゴー 
        シャトーヌフ・デュ・パプ ブラン・キュヴェ・レゼルヴ
          ACシャトーヌフ・デュ・パプ    PP90     (前澤)
クレレット60%、グレナッシュ・ブラン20%、ルーサンヌ10%      
現在はシャトーヌフ・デュ・パプの地域に21ヘクタール(19.5ヘクタールの赤、1.5ヘクタールの白)を所有しています。最良の区画のものをトップキュヴェに使用し、その他の商品に対しても最高品質のものを使用しています。このパプは最高品質の白ワインだ。全てステンレス製タンクで発酵させることで得られる、シトラスの花と白い花のクラシックな香りと良質なミネラル。


4 2016アンドレ・ペレ コンドリュー シェリー
ACコンドリュー  ヴィオニエ100% PP96(須田)              
ペレの名を世界中に知らしめた逸品。シャトー・グリエのすぐ北に位置するコンドリュー最高峰と呼ばれる畑。コンドリューの中でも、わずか3ヘクタールの広さしかない、花崗岩質のコトー・ド・シェリーという区画で育ったブドウで造られるのがこのワインです。所有者は僅か3人だが純粋にシェリーの名前で出荷しているのはアンドレ・ペレのみ。平均樹齢50年。1/3をステンレスタンク、残り2/3を樽で仕上げる。シュール・リーで12ヶ月間の熟成


5 2009マルセル・ダイス アルテンベルグ・ド・ベルグハイム グラン・クリュ
ACアルザス特級  リースリング、ゲヴュルツトラミネール、トカイ、ピノ・ブラン、シャスラ、ピノ・グリ、ピノ・ノワール、ミュスカ、他 PP92点 (武内)
15ha。平均樹齢25年。アルザスのすべての伝統品種13種の混植。「このワインは、私の人生における記念碑であり、過去100年間、アルザスが大いに害されてきた“テロワールよりもぶどう品種”という観念的支配を打ち破ろうとするものです」。鉄分豊かな赤い粘土石灰質と、石灰岩質との混成土壌。貴腐菌が完熟を促します。収穫は10月。絢爛豪華で官能的。


6 2014ドメーヌ・ジェラール・ラフェ
       ジュヴレ・シャンベルタン プルミエ・クリュ ラヴォー・サン・ジャック
ACジュヴレ・シャンベルタン1級  ピノ・ノワール100%   (前田)
ジェラール・ラフェのワインは柔らかく繊細なクラシックタイプの味わいが特徴的で、流行の力強いタイプのブルゴーニュとは相反する性質のワインを造っている。最良の土壌からできたブドウのポテンシャルを引き出す造りを行ってきている。近年、彼の父であるジャン・ラフェはほぼ引退し、息子のジェラールがこの家族経営のワイナリーのワイン醸造、栽培管理を引き継いだ。ラヴォー・サン・ジャックは隣接するクロ・サンジャックと共に丘の上部の日当たりの良い所にあり、1級畑の中でも最上と評価される秀逸な畑です。深いガーネット色、カシスやブラックチェリーを想わせる香り。赤系・黒系の果実味が調和、複雑性や繊細さを見事に醸し出しています。


7 1989シャトー・サン・ピエール      (前澤)
ACサンジュリアン 第4級 
カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー  、カベルネ・フラン   PP89
畑はシャトー・ベイシュヴェルのすぐ裏手にあり、立地はよい。車で通りすぎると、樹齢の高い、こぶだらけのブドウ樹の割合が高いことが見てとれる(これは常に高品質の証だ)。
ワインのスタイルとしては、リッチで、丸々と太った、がっちりした、フルボディ。常に深みのある色をしており、時には光を通さないほど濃いものになることもある。明白な力強さと筋肉が見られる。(『ボルドー第4版』より)

 
8 2005シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド (岩田)
ACポイヤック 第2級 カベルネ・ソーヴィニヨン64% 、メルロー 29% /カベルネ・フラン 6% 、プティ・ヴェルド 1%  PP94 WS94
第一級のCh.ラトゥール、第二級のCh.ピション・ロングヴィル・バロンに挟まれたところに位置するのが、このシャトーです。ピション・バロンが、男性的で豪壮であるのに対してピション・コンテス・ド・ラランドは、フルーティーで滑らかな口当たりと膨らみのある柔らかな味わいがあり女性的で貴婦人のような優美さを持つ傾向があります。 


9 2012カヴァロット バローロ ブリッコ・ボスキス
イタリア ピエモンテ   ネッビオーロ100%   PP92 WS94  (緒方)
1946年には創業者の孫にあたるオリヴィオ氏とジルド氏が、栽培から醸造に至るまで自社で管理したワインをカヴァロットの名でリリース。現在では、オリヴィオ氏から4代目にあたるアルフィオ氏、ジュゼッペ氏、ローラ氏に優れた自社畑と創業当時と変わらぬ製法が引き継がれています。家族経営を貫き続けるカヴァロットは、そのこだわりゆえに生産量が極少。
ピエモンテに深い造詣をもつ評論家であるアントニオ・ガローニ氏がかねてより「あまり知られていないが最も偉大なバローロの生産者の1人。」と賛辞を贈り、ロバート・パーカー氏も「伝統製法にこだわる非凡な造り手。」と絶賛するバローロの名手です。


10 2010ボデガス・アルト・モンカヨ アクイロン
スペイン マラガ  ガルナッチャ 100%   (佐藤)
アルト・モンカヨで造られる最高峰のトップ・キュヴェワインで、なんと使用するブドウのガルナッチャは、19101967年に植樹された、最高 樹齢102年もの、とんでもない濃縮ブドウ100%で造られ、しかも、無ろ過のまま瓶詰めされた、まさに濃厚モンスターワイン。