2019年2月25日月曜日

ドメーヌ・ジャン・ルイ・トラぺ シャンベルタン 1996

ジュヴレ・シャンベルタン村の偉大な造り手として名高いドメーヌ・トラペ。
ビオディナミでの栽培葡萄から造られるワインをリリースしていいます。
1996ヴィンテージは飲み頃を迎えており、干しぶどうや熟れたプラム、なめし皮などの充実した香りを楽しむことができました。
味わいもさることながら、素晴らしい香りに酔いしれることができました。
須田先生、ありがとうございました。

2019年2月20日水曜日

1.16 マルマス コパン ワイン会

※ 残念ながら、今回は参加できませんでしたが、会の記録としてアップします。


ウェルカムワイン 
2015テッレ・デル・バローロ ピエモンテ・バルベーラ
          イタリア D.O.C   バルベーラ100%       (小林)


 2014グレイス(中央葡萄酒)
 ブラン・ド・ブラン エクストラ・ブリュット       
  勝沼     シャルドネ100%         (緒方)
このスパークリングワインは、デキャンタ・ワールド・ワイン・アワード2016にて、プラチナ賞、ベストアジア賞を受賞。スパークリングワインとしてアジア初の同賞受賞であり、欧州系ブドウ品種による日本ワインがこのコンクールで金賞以上を受賞するのは初めてという快挙を成し遂げています。明野の三澤農場のシャルドネをホールバンチプレス後、フリーランジュースをフレンチオークにて樽醗酵させ、ベースワインを醸造。瓶内二次醗酵の後、3年間の瓶内熟成を経て手作業でルミアージュを行った本格的なブラン・ド・ブランのスパークリングワインです。


2 2010ジャン・マルク・ボワイヨ ピュリニー モンラッシェ
ACピュリニー モンラッシェ シャルドネ100%    (前澤)
赤、白共に傑出したワインを生産するジャン・マルク・ボワイヨ。ピュリニィの名醸造家エティエンヌ・ソゼ氏の孫である彼はソゼの素晴らしい畑を一部相続しました。それぞれの畑から造られるワインは、エレガントで豊潤な高品質な物。益々の品質向上が期待できます。白ワインの醸造は、まず収穫したブドウを除梗せずに空気式圧搾機で搾汁。デブルバージュをし、細かな澱は残したままオークの小樽で発酵。新樽率は2530%。11ヶ月間熟成させ、週に1回バトナージュを施す。


3 2015バターフィールド ムルソー・プルミエ・クリュ レ・シャルム
ACムルソー1級 シャルドネ100%      (佐藤)
2004年にネゴシアン業を立ち上げ、2005年に念願の自らの手によるワインをようやく世に送り出した。彼の考えるワイン造りとは、テロワールの本質を得る事。またユニークなラベルの形の『B』にも彼の想いである“Beaune”、“Beautiful”、“Butterfield”の頭文字が使われている。彼の『ボーヌの美しさ』を追求する情熱が詰まったこのワインは、今後も期待を裏切る事無く成長を続ける。摘みたての花を思わせる香りには、スモーキーな果実やミネラルに溢れている。瑞々しいエネルギーに満ちた果実は繊細かつピュア。凛とした美しさがあり、ムルソーが誇るプルミエ・クリュの魅力がバターフィールドの透明感で最大限引き出されている。


4 2013マルセル・ダイス マンブール グラン・クリュ
ACアルザス特級 ブドウ品種は下記     (武内)
アルザスに初めて「テロワール」の概念を持ち込んで大論争を巻き起こし、遂にはAOC法の改正(ラベルに品種名を表記しなくてもよくなったこと等々)を成し遂げた、信念の男。1.5haの真南向き斜面畑。標高270m。平均樹齢15年。ピノ・グリ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、ピノ・ブラン、ピノ・ブーロの混植。第三紀の石灰岩と泥灰土基盤で、表土の石灰・ マグネシウム層に陽光がたっぷりと降り注ぎます。この畑は北風が強いため貴腐菌がつかないことも特徴です。テロワールから見たぶどうの特長は、タンニンがとても力強く、かつまろやかという点で、ヘクタールあたり1520ヘクトリットルという超低収量と相まって、口に含んだときの巨大なスケール感の源となっています。心深く感動させられる作品です。

5 2009ドメーヌ・ジャン・マルク・ミヨ ヴォーヌ・ロマネ               
ACヴォーヌ・ロマネ ピノ・ノワール100%      (前澤)
ジャン・マルクはピノ・ノワールの代名詞である「アロマと果実味」を強調した、純粋で柔らかい、魅力的なブルゴーニュを造ろうと努力している造り手です。除梗した後は、低収量による濃厚な舌触りと風味がすでに見受けられるよく熟したブドウを使い、抽出し過ぎないように細心の注意を払って扱われます。また、ミヨのドメーヌにトラクターなどと言うものは存在しません。 葡萄畑の畝は馬と鋤によって耕作されています。ピノ・ノワールの真髄である可憐で優雅な香りはまさに『香りの魔術師』と呼ぶにふさわしい。

6 2012ロベール・グロフィエ・ペール・エ・フィス
  シャンボル・ミュジニー・
  プルミエ・クリュ・レザムルーズ           
ACシャンボール・ミュジニー1級 ピノ・ノワール100(須田)                 
グロフィエはレ・ザムルーズ最大の所有者であり、表土の浅い急峻な斜面に畑をもつ。そのためか他の造り手のレ・ザムルーズと比べてたっぷりと日照を浴びた快活さが感じられる。よく熟したラズベリーやブラックベリーのニュアンス。しなやかで滑らかな喉越し。アフターフレーバーにミネラルのエレガントさが持続する。グラン・クリュ並みのステイタスに相応しいワインだ。 

7 2012ロベール・グロフィエ・ペール・エ・フィス
   ボンヌ・マールグラン・クリュ           
ACボンヌ・マール特級  ピノ・ノワール100%   (小林)              
グロフィエのボンヌ・マールは赤土のテール・ルージュ。色調も濃い目で果実味もたっぷり。ブラックベリーやダークチェリーなど、赤い果実よりも黒い果実の傾向が強い。ただし、タンニンは穏やかで、滑らかな舌触りをもち、喉越しもしなやか。余韻はいくぶんスパイシーに感じられるだろう。

8 2010カステッロ・ディ・アマ ラパリータ 
イタリア・トスカーナ IGT  メルロー100%   PP94点 (岩田)
キャンティ・クラシコの名門が造る、格付けを一切無視して造られた、メルロー100%のキュヴェ。 あのペトリュスより高い評価を受けたスーパータスカンの元祖。 飲むものを包み込む柔らかさとエレガンスを備えた唯一無二の味わい。ポムロルからクローンを持ち込んだというメルローは、カステッロ・ディ・アマが持つ粘土質の土壌向きであった。

9 2007レ・マッキオーレ メッソリオ
..T トスカーナ メルロー100%  PP96点  (蒲谷)
スーパー・プレミアム・ワインを生み出す銘譲地・ボルゲリの地に門を構えるワイナリー。2004年ヴィンテージがワインスペクテーター誌で100点を獲得し話題になったメッソリオ。近年の各専門誌の評価を見るとイタリア最高峰のメルローワインと言って過言でないほど。まさに珠玉の一献!ただ一人、ボルゲリ地元の農家として世界に名を轟かす造り手。メルロー100%で造られ、過去にワインスペクテーターで100点を獲得した特別な赤ワイン。オレンジを煮詰めたような甘酸っぱい果実。