2010年12月17日金曜日

12.16 マルマス・ボン コパン ワイン会

今回も個性的なワインが揃いました。個々の個性は強いのですが、基本的にバランスが良いので、流れのあるワイン会となりました。
ウェルカムワイン 
あづみアップル09氷結ソーヴィニヨン・ブラン
2010ヤマソービニオン紫輝
宮田村 品種:ヤマソービニヨン

1 1997サロン
ACシャンパーニュ 品種:シャルドネ 100% PP95点
ブラン・ド・ブランのシャンパーニュの最高峰「サロン」の36ヴィンテージ目となる1997年。良い年の最上質のぶどうのみを使用するため、1911年に生産を開始してから僅か36ヴィンテージしか造られておらず、年産4万から5万本という希少なシャンパン。

2 2007ミアーニ ソーヴィニヨン・バネル
イタリア コッリ・オリエンタリ・デル・フリウーリ DOC PP91点
品種:ソーヴィニヨン100%
幻のワイン!15ヘクタールの畑から生まれるワインは僅か7,300本、同じ15ヘクタールの世界で最も収穫量制限の厳しいはずのブルゴーニュ・グラン・クリュ・シャンベルタン・クロ・ド・ベーズから生産されるワインの本数は6万本である。信じられない程凝縮したブドウから樽を多用しながら非常にマニアックに醸造を行い、素晴らしいワインを造り出している。

3 2005ドメーヌ・ルフレーヴ
ムルソー  ブリミエ・クリュ・スー・ル・ ド・ダーヌ
ACムルソー 1級 シャルドネ100%
ドメーヌ唯一の赤だったブラニー・スー・ル・ド・ダーヌは2001年のミレジムで姿を消し、替わって新たにムルソーのプルミエ・クリュ、ムルソー・スー・ル・ド・ダーヌとして2000年のミレジムからリリースされている。100%ヴィオディナミで造られている。

4 1964アーサー・バロレ・エ・フィス ボーヌ・ブラン
ACボーヌ シャルドネ100%
ドクター・バロレが生前、特定のブドウ農家と契約し、醸造法などを細かく指示して造らせたワインを樽で買い付け、ボトル詰めまで自家で行い、膨大なセラーで熟成させ、ワインビジネスを行なっていた。死後(1969年) ドクター・バロレ・コレクションとしてオークションに出されたり、追加リリースされるなどして市場に出された。

5 2005シャトー・ラグランジュ
ACサンジュリアン メドック3級 
カベルネ・ソーヴィニョン46%、メルロ45%、プティヴェルド9%  PP94点
1983年からサントリーが経営し、急速に品質を高めている。


6 1996ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス ジュヴレ・シャンべルタン
ACジュヴレ・シャンベルタン ピノ・ノワール100%
新樽比率の高い造り手。ブルゴーニュACでさえ年によっては全て新樽を用いる。少ない年でも2割以上は使用。

7 2004ドメーヌ・ジェラール・ラフェ シャルム・シャンベルタン
ACシャルム・シャンベルタン特級 ピノ・ノワール100%
ジェラール・ラフェのワインは柔らかく繊細なクラシックタイプの味わいが特徴的で、流行の力強いタイプのブルゴーニュとは相反する性質のワインを造っている。近年、彼の父であるジャン・ラフェはほぼ引退し、息子のジェラールがこの家族経営のワイナリーのワイン醸造、栽培管理を引き継いだ。

8 NV ボランジェ・ロゼ
ACシャンパーニュ ピノ・ノワール62%、シャルドネ24%、ピノ・ムニエ14%
ボランジェのスタイルを表す「スペシャル・キュヴェ」をベースに、アイとヴェルズネイのグランクリュ畑で収穫されたピノ・ノワールのみで造った赤ワインを5~6%加え造られるロゼ・シャンパーニュです。

9 2004テヌータ・ディ・オルネッライア オルネッライア
 イタリア トスカーナ ポルゲリ DOC カベルネ・ソーヴィニョン60%、メルロ25%、カベルネ・フラン12%、プティヴェルド3%  PP95点 
オルネッライアといえば、サッシカイア等とともに、スーパータスカンとしてすぐに名前が挙がるトスカーナの銘品。ボルドータイプのトスカーナ最高の赤ワインのひとつ。

10 2006 シュヴァル・デ・アンデス
アルゼンチン  PP96点 マルベック・カベルネ・ソーヴィニヨン
サンテミリオンのシャトー・シュヴァル・ブランが、アルゼンチンのテラザス・デ・
ロス・アンデス社と手を組み、造り出した話題のワイン。1999年がファースト・ヴィ
ンテージ。
今回のワイン会は個性的な白ワインが揃いました。特に 2007ミアーニ ソーヴィニヨン・バネル(伊)は葡萄の凝縮感があり、時間に負けないエレガントな強さがありました。セルロイドの雰囲気とフレッシュなピーチの香りが印象的でした。
クリスマスシーズンのSALON! ガスも酸も比較的穏やかな状態でした。
1964アーサー・バロレ・エ・フィス ボーヌ・ブラン オールドヴィンテージのワインですが、果実も感じられました。
中盤には、ボランジェ・ロゼも登場し、華やなワイン会となりました。場の雰囲気が変わる華やかな果実味あふれるワインでした。
2005シャトー・ラグランジュはグレートヴィンテージだけに、強い果実味とタンニンが高い次元でバランスとっていました。
2004ドメーヌ・ジェラール・ラフェ シャルム・シャンベルタンは既に飲みごろに入っており、ブルゴーニュの華やかな良さとシャンベルタンの強さを感じました。
2004テヌータ・ディ・オルネッライア オルネッライアは、さすがの凝縮感ですが、端正なワインでエレガントさも感じました。
2006 シュヴァル・デ・アンデスは、スパイシーな特徴がありました。このクラスになると第三世界のワインも強いだけではありません。きちんと躾けられた丁寧なワインです。
フォワグラのテリーヌとパンドエピス ハモンセラーノ

アワビと平貝のサラダ

メジ鮪のグリエバルサミコソース

個人的には、この一皿が美味しかったです。シャポンらしい味わいが表現されていました。
フォワグラのポワレ シャポンもも肉のポトフ 
仏ブレス産シャポンのロティ


苺とフランボワーズのシャーベット

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