2016年10月4日火曜日

9.14 マルマス コパン ワイン会



 ※今回も私は参加できませんでしたが、会の記録として保存します。
 ワインのコメントは蒲谷先生によるものです。

日本ワイン農業研究所 アルカンヴィーニュ・シードル
東御市 ふじ100%                   (小林)
 2008ベラヴィスタ フランチャコルタ・パス・オペレ 
イタリア  ロンバルディア シャルドネ65%、ピノ・ノワール35%  
 (前澤)      
イタリア北部、ロンバルディア州で造られる高品質なスパークリングワイン、フランチャコルタ。 その中でもトップクラスの品質を誇る生産者がベラヴィスタです。パス・オペレは「何も手を加えない」という意味。古典性を備えた、ベラヴィスタが手掛けるフランチャコルタの中でもパワフルで男性的な味わいの上級キュヴェです。瓶内2次発酵方式で、ノン・ドサージュ。
ストレートでインパクトのある味わい

2 2010ドメーヌ・オステルタッグ 
A360P・ミュンシュブルグ・グラン・クリュ・ピノ・グリ
ACアルザス特級 ピノ・グリ100% PP91 (須田)
現在のアルザスワインの旗手と呼ばれるアンドレ・オステルタッグ氏。1998年より全区画で環境に配慮したビオディナミ農法を実施し、ヴィンテージやアルザスのテロワールを最大限発揮したワイン造りに力を入れています。土地台帳でA360Pと呼ばれる畑に、1982年にピノ・グリを植樹。 素晴らしい凝縮感と長い余韻を持つ、力強いワイン。ミネラル感が豊か
キレが良いが、ピノグリらしい甘さも感じられる ミネラリーで豊かなワイン

3 2011メゾン・ジョセフ・ドルーアン 
ピュリニー・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・ピュセル
ACムルソー1級  ブドウ品種 :シャルドネ100%  (岩田)
1880年の創業以来、130年以上もの間、家族経営にこだわり、頑なに創業当時から受け継がれるテロワールへの信念を守り、「エレガンスとバランス」を追求し続けています。1988年から、本格的なオーガニックワインの醸造に取り組んでいます。絹のようになめらかな口当たりのワインです。しっかりとした骨格が感じられ、長期熟成を期待させます。さらに長い余韻があり、魅惑的なワインです。
火打石の香りもするミネラル感のあるワイン

4 2012ドメーヌ・フランソワ・ミクルスキ 
ムルソー・プルミエ・クリュ・シャルム 
ACムルソー1級  シャルドネ100%  PP88-90点 RWG92-93点  
       (前澤)
ミクルスキは、1991年に彗星のごとく現れ、瞬く間にトップ生産者の仲間入りを果たしました。コシュ・デュリ、ルーロ、コント・ラフォンに続く、ムルソーのトップ生産者の一人として、テロワールを生かした見事なワインを造り出します。複雑で深くミネラリー、繊細でありながら活力もあり、味わいの集中力は見事。
しっかりとした酸があり、爽やかさもある。充実感のある華やかなワイン

5 2012ドメーヌ・フィリップ・シャルロパン ヴォーヌ・ロマネ
ACヴォーヌ・ロマネ  ピノ・ノワール100% PP87-89点  (前澤)
1956年生まれのフィリップ・シャルロパンは、22歳のときに父アンドレから2ha弱の畑とドメーヌを引き継ぎワイン造りを始めました。80年代末にはアンリ・ジャイエに指導を受ける。シャルロパンは、モダンなワイン造りの先駆者と言われ、ジュヴレ・シャンベルタンを拠点にブルゴーニュ全域で実に40を越えるアペラシオンを手掛ける名門ドメーヌ。凝縮した果実味と樽を効かせたボリュームある味わいで、酸味は柔らかく、若いうちからしっかりと旨味が楽しめるスタイルが特徴です。
バラの香り 華やかなワイン 豊かさを感じるワイン

6 2012ドメーヌ・ロベール・グロフィエ
シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ・レ・ゾー・ドワ
ACシャンボール・ミュジニー1級  ピノ・ノワール100PP88点(小林)
ロベール・グロフィエはシャンボール・ミュジニーの偉大な1級畑レ・ザムルーズ最大の所有者です。レ・ゾー・ドワはレ・ザムルーズの北に隣接する1級畑てすが、斜面の向きや小石の影響から「レ・ザムルーズより繊細」とニコラ・グロフィエ。たしかに色調もレ・ザムルーズより一段明るく、デリケートなタッチ。シャンボール・ミュジニーらしい性格。
苔の香りや森の香り 口当たりはまろやかで豊かな逸品


7 2009ドメーヌ・ベルナール・デュガ ピィ
ポマール・ラ・ルヴリエール・ヴィエーユ・ヴィーニュ
ACポマール  ピノ・ノワール100% PP87-89点  (蒲谷)
従兄のクロード・デュガと並び、カルト的な人気を誇るベルナール・デュガ・ピィ。近年になってコート・ド・ボーヌにもブドウ畑を広げ、現在、所有畑の総面積は10ha。デュガ・ピィ唯一のコート・ド・ボーヌの赤。不透明なほどに濃厚な色調。ブラックベリーやダークチェリーなど黒い果実のアロマに血を思わせるニュアンス。豊かな果実味の中に溶け込んでいるものの豊富なタンニンが感じられ、強靭なストラクチャーをもつ。長期熟成型。
飲み頃にはまだ早いが、力強さを感じるBourgogneワイン

8 1996.シャプティエ コート・ロティ
ACコート・ロティ シラー100% PP86点 (緒方)
M.シャプティエ社は、1808年、ボルドーに次ぐフランス第2位のA.O.C.ワイン産地コート・デュ・ローヌの銘醸地エルミタージュの丘の麓にあるタン・エルミタージュにて創業した、ローヌ地方を代表するワイナリーです。創業者ポリドール・シャプティエより7代目の現社長ミッシェル・シャプティエに至るまで、一貫した家族経営のもと、畑を守り、テロワールを尊重するワイン造りを行っています。
下草の香り、甘草のバランスが素晴らしい 

9 2006.シャプティエ エルミタージュ・レ・グレフュー
ACエルミタージュ シラー100% PP100点 (佐藤)
エルミタージュの丘の麓に位置する畑で収穫された、樹齢の古いシラー品種から造られます。濃いガーネットの色調。赤色や黒色の果実の凝縮した香りに、インクや黒コショウなどのミネラルの香りが感じられます。非常に力強い味わいで、タンニンがしっかりしており、甘草の風味が心地良く広がります。
花の香りもするが、アルコールの強さを感じる力強いワイン

フランス産山鶉のロティ ポルチーニ添え
スペイン産ガルシア豚肉のグリエ
本マグロのグリエ バルサミコソース
真ハタのマリネ
ボタンエビのカルパッチョ



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