6 2010プロヴィダンス ロゼ 桑田真澄ラベル
ニュージーランド マタカナ カベルネ・フラン85%、メルロー15%(須田)
自家用に少量だけ造られた1993年、そして11年の沈黙を破ってリリースされた2004年、さらに6年の月日を経て3度目のヴィンテージとなる2010年が桑田真澄ラベルで遂に日本上陸。ロゼは、1993年の初リリース以来、1993年、2004年、2010年、2014年とたったの4ヴィンテージしか作られていない激レアな1本で、『カルト・ロゼ』『幻のロゼ』ロゼにおいてもプロヴィダンス神話は健在でした。
ピノ種赤ワインを連想させるベリー系の官能的な香りは、同社の特長とも言えます。
食事の最初から最後まで対応できるワインだと感じました。
今回も個性的なワインが揃いました。
ウェルカムワイン
2014ドメーヌ・ルフレーヴ マコン・ヴェルゼ
ACマコン・ヴィラージュ シャルドネ100% (小林)
1 2006ピエール・ジモネ
スペシャル・クラブ・ブリュット・グラン・テロワール・ド・シャルドネ(小林)
ACシャンパーニュ特級 シャルドネ100%
素晴らしいシャルドネの産地として知られるコート・デ・ブランのみに畑を所有、ロゼ以外は全てシャルドネ100%のブラン・ド・ブランを手掛けるコート・デ・ブランのスペシャリストです。
久々のブランドブランでしたが、プレステージジャンパンの実力を感じました。
7 2014ドメーヌ・G. ロブロ・マルシャン ヴォーヌ・ロマネ
ACヴォーヌ・ロマネ ピノ・ノワール100% (前澤)
シャンボール・ミュジニー村にて、1978年に誕生したドメーヌです。 シャンボールとヴォーヌ・ロマネを中心とするロブロ家の畑に、嫁いだコレットがマルシャン家から相続したジュヴレ・シャンベルタンなどの畑が加わり、合計所有面積8ヘクタールの堂々たる業容となりました。
若干若い印象でしたが、素性の良さを感じました。
若干若い印象でしたが、素性の良さを感じました。
8 2003シャトー・ブラネール・デュクリュ
ACサンジュリアン メドック格付第4級 カベルネ・ソービニヨン70%、メルロー22% カベルネ・フラン4%、プティ・ヴェルド4% PP94点 (緒方)
ブラネール・デュクリュは、かつてデュクリュ・ボーカイユと同じく、ベイシュベルの一部でした。 その所有者エペルノン公の死後分裂、独立。同じ歴史を持つデュクリュ・ボーカイユと共に サンジュリアンを代表するシャトー。ボルドー第4版「2003年は、この安定したシャトーからの大成功作である。
バランスのとれた美味しいワインでしたが、近代のボルドーを感じさせる馴染みやすいスタイルです。長期熟成については不安な要素もあると感じました。
バランスのとれた美味しいワインでしたが、近代のボルドーを感じさせる馴染みやすいスタイルです。長期熟成については不安な要素もあると感じました。
9 2012シャトー・メルシャン マリコ・ヴィンヤード・オムニス (春日)
上田市丸子地区 メルロー50%、カベルネ・フラン25%、カベルネ・ソーヴィニ21%、プティ・ヴェルト
厳しく選抜したキュヴェのみでつくられる、毎回高評のマリコ・ヴィンヤード オムニス。G7伊勢志摩サミット2016の5月26日ワーキング・ディナーにて「シャトー・メルシャン マリコ・ヴィンヤード オムニス 2012」が提供された。
最初はかたい印象でしたが、時間ともにその実力を発揮しました。
このラインナップの中においても飲み疲れしないバランスの良さは流石です。
最初はかたい印象でしたが、時間ともにその実力を発揮しました。
このラインナップの中においても飲み疲れしないバランスの良さは流石です。
10 2009ライクス ピノ・タージュ・888・ゴールド
南アフリカ タルバッハ ピノ・タージュ100% (佐藤)
ネヴィル・ドリントン氏がケープ・タウンで1996年に設立しました。
年産888本、日本入荷はわずか60本のみの限定品!南アフリカで今、最も注目を集めるワイン産地の一つタルバッハで造られる南アフリカ最高峰のピノ・タージュ!マロラクティック発酵は樽の中で起こり、フレンチオークを使用しており67%の新樽と33%の2年樽で熟成します。その中で、最も複雑で、最高な3樽が888としてリリースされます。
流石の果実味と、酸や複雑さも感じられる素晴らしいワインでした
流石の果実味と、酸や複雑さも感じられる素晴らしいワインでした
軽く炙ったサバのマリネ
サザエとガスパチョのカクテル
奄美大島産ムツのグリエ タプナードソース
オマール海老のコンソメジュレ トウモロコシのクーリーソース 雲丹添え
夏らしい一品でとても美味しかったです
2 2011ヴァンサン・ドーヴィサ シャブリ・グラン・クリュ・レ・クロ
ACシャブリ特級 シャルドネ100% PP94点 (岩田)
シャブリといえばこの生産者!! ヴァンサン・ドーヴィサは、古くから長熟タイプのワインを生む傑出した造り手として評判が高く、昔ながらの樽を使った伝統的なシャブリを造り出しています。ドーヴィサはレ・クロの最上部にある区画を所有し、ブドウの樹齢は50年以上です。
このクラスになると、シャブリらしさが発揮されるタイプとピュリニー系シャルドネ種と感じるタイプに分かれますが、このワインは前者で、シャブリの真骨頂的な味わいでした。
このクラスになると、シャブリらしさが発揮されるタイプとピュリニー系シャルドネ種と感じるタイプに分かれますが、このワインは前者で、シャブリの真骨頂的な味わいでした。
3 2010ドメーヌ・ラトゥール・ジロー ムルソー・ジュヌヴリエール
ACムルソー1級 ブドウ品種 :シャルドネ100% (蒲谷)
ラトゥール・ジローはコート・ド・ボーヌの中でも素晴らしい白ワインを生み出すムルソーに拠を構えています。ラトゥール・ジローは現在10ヘクタールの畑を所有しており、その80%が白ワイン、20%が赤ワインの畑です。現在では葡萄の栽培からワインの醸造まで、すべてジャン・ピエール氏によって指揮されています。
優しいニュアンスのムルソーだと感じました。しかしながら、その香りは正にムルソーで、好感がもてる味わいでした。
優しいニュアンスのムルソーだと感じました。しかしながら、その香りは正にムルソーで、好感がもてる味わいでした。
4 2009ドメーヌ・デ・コント・ラフォン ムルソー・クロ・ド・ラ・バール
ACムルソー シャルドネ100% PP88-90点 (前澤)
数あるムルソーの中でも最高のムルソー造り手としての名声を揺るぎないものにしているコント・ラフォン。クロ・ド・ラ・バールはドメーヌ・デ・コント・ラフォンが単独所有(モノポール)する村名畑。ムルソーの中心部にぽつんとある畑ですが、かなりのポテンシャルと力強さを持っていると言われ、コント・ラフォンの代名詞として人気のワインです。
Bourgogneは造りてて決まると言うことを体現しているワインだと思います。
ラフォンのワインは最高クラスのバランスと洗練を感じることができました。
エレガンス系のムルソーだと感じました。
Bourgogneは造りてて決まると言うことを体現しているワインだと思います。
ラフォンのワインは最高クラスのバランスと洗練を感じることができました。
エレガンス系のムルソーだと感じました。
5 2007ドメーヌ・ボノー・デュ・マルトレィ
コルトン・シャルルマーニュ・グラン・クリュ (佐藤)
ACコルトン・シャルルマーニュ特級 PP94
ボノー・デュ・マルトレイは、所有する畑は全てグラン・クリュという稀有な造り手。所有している畑はコルトン・シャルルマーニュ9haとコルトン2haのみで、特にコルトン・シャルルマーニュはその抜きん出た品質の高さで知られています。コルトン・シャルルマーニュは、ボノー・デュ・マルトレイの看板商品となっており、ヴィンテージに関係なく180樽以上は造らないという徹底主義を貫いています。
オーセンティックな造りのマルトレイは、華やかさが少なく酸が強く好みの分かれるところだと思いますが、個人的にはその頑固さに好感がもてます。
鰻の白焼きとフォワグラのポワレ 焼き茄子添え
仔羊のロースト ラタトゥイユ添え
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