2013年10月2日水曜日

9.27 マルマス・コパン ワイン会

ウェルカムワイン 
2007アー・エ・ペード・ヴィレーヌ メルキュレ・モント
ACメルキュレ ピノ・ノワール100
個人的に、パワフルなワインよりも繊細でバランスのとれたワインが好きなので、このワインは好印象でした。飲み頃を迎えたワインです。


1 1990ピエール・ルグラ ブラン・ド・ブラン ブリュット 
ACシャンパーニュ特級 シャルドネ100
ピエール・ルグラはシュイィ村に17世紀から続く名門メゾンで、シュイィに所有する7ヘクタールもの自社畑から、秀逸なブラン・ド・ブランを造っています。 この1990年のミレジメは、世紀の当たり年に多めに仕込まれたもの。 一部、樽発酵・樽熟成させたものをブレンドしており、熟成したシャルドネの銘醸のみに表れる、形容しがたいような深い香味を堪能させてくれます。
 
2 2009ラ・シャブリジェンヌ 
シャブリ・グラン・クリュ・シャトー・グルヌイユ
ACシャブリ特級 シャルドネ100
シャブリ グラン・クリュは全部で7つありますが、その中で唯一、例外的に「シャトー」を名乗ることを許されているワインが存在します。それがラ・シャブリジェンヌの代表作「シャブリ グラン・クリュ シャトー・グルヌイユ」です。 「シャトー・グルヌイユ」には人がなし得る最大限の手間がかけられています。畑での作業はブドウを最大限尊重することを徹底され、枝は経験豊かなスタッフによって慎重に選別され、プレスされたジュースはそれぞれ別々に仕込まれます。良質な澱とともに小さなタンク、そして伝統的なサイズのオーク樽で20ヶ月にもおよび醸造から熟成を経て造られます。
シャブリもグランクリュになると、突然ふくよかになります。バランスの良い樽熟成でした。


3 2007シャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェ
ピュリニー・モンラッシェ・レ・フォラティエール
ACピュリニー・モンラッシェ 1級 シャルドネ100
シャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェは、17世紀に建てられたという歴史ある城館である。その後様々な人の手に渡り、2002年にシャトーの支配人として抜擢されたのが、ヴォルネイのドメーヌ・ド・モンティーユの長男、エティエンヌ・ド・モンティーユである。
ブドウ畑をビオロジック、そしてビオディナミに転換し、ワインの質を劇的に向上。傾きかけていたシャトーの名声復活をみごと成し遂げた。
ブルゴーニュ2007は評価よりも個人的には好きな年かもしれません。このワインもバランスのとれた良いワインでした。


4 2005ルー・デュモン コルトン・シャルルマーニュ
ACコルトン・シャルルマーニュ 特級 シャルドネ100
仲田晃司さんのワイン造りを特徴付けているのは、まさしく日本人職人的と言うべき、周りがあきれるほど細部まで徹底的にこだわる仕事への執念。仕込むワインのテロワールや個性を研究し尽くした上で、樽の選定眼や熟成方法を駆使してワインを磨き上げている。
2011/5/30
に続く試飲でしたが、やはり印象は変わりませんでした。レモンを連想させる強烈な酸は特殊なものでした。しかし、香りは畑のそれらしい要素もありました。

5 1994シャトー・モンローズ
ACサンテステフ メドック第2級   PP90
カベルネ・ソーヴィニョン65%、メルロー25%、カベルネ・フラン10
この年の北メドックで最も成功したワイナリーのひとつ。モンローズはメドックで最も地の利に恵まれたシャトーのひとつであり、セラーに関してはこのコミューンで最も欠点のない、清潔でよく管理されたものである。モンローズといえば、長年、安心して飲めるようになるまでに何十年間も寝かせなければならない、巨大で濃密で力強いワインとして知られてきた。
飲み頃を迎えたと言ってよいでしょう、タンニンに若干の粗さはあるものの、ほっとする美味しいボルドーでした。


6 1998ドメーヌ・ルイ・ラトゥール 
コルトン・クロ・ドゥ・ラ・ヴィーニュ・オー・サン
ACコルトン 特級  ピノ・ノワール100
ルイ・ラトゥール社が所有するコルトンの畑の中でも「クロ・ドゥ・ラ・ヴィーニュ・オー・サン」(聖人のぶどう畑の意)は2.5haの南側の区画。甘いスミレのような香り、すっきりとした酸味とタンニンがやわらかく調和する、エレガントで繊細な特級赤ワインです。
コルトンらしい誠実さと、古酒に差し掛かったブルゴーニュ特有の官能的な雰囲気も感じられました。
コルトンには珍しく、味よりも香りが好印象でした。


7 2009ロベール・グロフィエ・ペール・エ・フィス 
シャンボール・ミュジニー・レ・ゾー・ドワ
ACシャンボール・ミュジニー1級 ピノ・ノワール100%  PP92
2009シャンボール・ミュジニー・レ・オー・ドワには多くのシャンボールの持つ性質がグラスに浮かび上がる。赤いベリー、花々、そして甘いスパイスがこの滑らかで完璧に造られたブルゴーニュの中で素晴らしく調和される。フィニッシュは繊細で控えめ、そして本当に官能的だ。これはグロフィエの見事なワインである。(ワイン・アドヴォケート194号)
よいヴィンテージだけあって、既に美味しくいただけました。
エレガントなシャンボールでした。


8 2009コブ  ピノ・ノワール ライス-スピヴァック ソノマコースト
カリフォルニア ソノマ・コースト ピノ・ノアール100% PP93+
ソノマコーストで最も冷涼な”True Sonoma Coast”と呼ばれる地域の畑から、過熟にならないよう収穫した葡萄を更に厳選して作られるワインは、13%台のアルコール度数と複雑な香りを持つピノ・ノワールに仕上がっています。ロス・コブは英国デカンタ誌から「カリフォルニアピノノワールの未来」と賞賛され最高の5つ星評価を得た。
アメリカのワインらしく、果実を全面に押し出してくるタイプですが、エレガントな一面も感じられる美味しいワインでした。


9 2003アンリ・ボノー
シャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・マリエ・ブーリエ
Cシャトーヌフ・デュ・パプ    PP90-93点  グルナッシュ主体
世界中が欲しているボノーのシャトーヌフ、しかし1500ケース程度とあまりに少ないために、日本にはほとんど入ってこない。古木がほとんどのワインは、驚くべき複雑さや凝縮感、エキス分の豊富さがある。 「伝統あるシャトーヌフ・デュ・パプの心と魂を守り続ける第一人者としてアンリ・ボノーが君臨する」と言われているように、アンリ・ボノーはシャトーヌフ・デュ・パプの偉大な生産者です。希少なキュヴェ。
最近流行のヌフです。ワインの実力からすると早めですが、それでも圧倒的な果実に支えられすでに飲めます。そのバランスと実力は銘柄どおりでした。





内臓入り自家製ソーセージ
秋刀魚の冷製
オヒョウのロースト キノコ添え
ワタリガニの裏ごしスープ
仏産ウズラとフォワグラのサラダ
和牛のロースト かぼちゃのニョッキ

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