2013年10月20日日曜日

10.17 マルマス・コパン ワイン会

ウェルカムワイン 
2010林 正貴 マルベック・シラー カナダ マルベック、シラー


1 NVプネ・シャルドネ 
キュヴェ・ダイアン・クレール・ブリュット・ナチュール 
ACシャンパーニュ特級 ピノ・ノアール2/3、シャルドネ1/3
当主アレクサンドル・プネ氏は5代目にあたり、プネ家の歴史はフランス革命以前まで遡る由緒ある生産者。畑は、モンターニュ・ド・ランスのグランクリュ「 ヴェルズネイ 」と「 ヴェルジー 」に僅か6haしかなく、入手困難なシャンパーニュです。超レアな最高級キュヴェ「 ダイアン・クレール 」は、なんと、年産僅か416本!

熟成したシャンパーニュは複雑な香りが魅力です。酸もしっかりとしていて料理にも合わせやすかったです。

2 2006ドメーヌ・ド・シュヴァリエ・ブラン
ACペサック・レオニャン特撰銘柄 PP94+ソーヴィニョン・ブラン70%,セミヨン30%
ボルドーブランの中でも最高峰に位置するドメーヌ・ド・シュヴァリエの白ワイン。
昔から評価の高かったワインですが、1990年代に入ってから、そのクオリティには、ますます注目が集まっています。

ボルドー白ワインにしては、酸もしっかりしています。端正なバランスの良いワインでした。

 
3 2010ミアーニ ソーヴィニヨン・バネル
イタリア コッリ・オリエンタリ・デル・フリウーリ DOC PP92
ソーヴィニヨン100
15ヘクタールの畑から生まれるワインは多くても年間12,000本のみ。生産量は通常では考えられないほど少ない。信じられない程凝縮したブドウから樽を多用しながら非常にマニアックに醸造を行い、素晴らしいワインを造り出している。

実力派のワインです。イタリアワイン特有の香りに包まれていますが、バランスはフランスワインの様です。


4 2008ドメーヌ・シルヴァン・ロワシェ コルトン・シャルルマーニュ
ACコルトン・シャルルマーニュ 特級 シャルドネ100
現当主であるシルヴァン・ロワシェ氏が2005年、弱冠21歳の時に立ち上げた新進気鋭のドメーヌ。元々ロワシェ家はブルゴーニュに畑を所有していましたが、シルヴァン・ロワシェ氏の祖父・父親は石材業を営んでいたため、ブドウ畑を他の生産者へ貸していました。しかしワイン造りを天職として育ったシルヴァン・ロワシェ氏がそれらの畑を取戻し、自身でワイン造りをスタートさせました。以後全ての畑でビオロジック農法を実践。モダンで洗練されたスタイルのワインを造りだし、ブルゴーニュ期待の新世代として高い注目を集めています。

畑特有のふくよかな香りに加え、酸がしっかりしていました。
食事に合わせやすいワインでした。
 
5 1995ドミニク・ローラン フィクサン・エルヴェレ
ACフィクサン1級  ピノ・ノワール100
自身はブドウ畑を持たず、最良のブドウを購入し、ニュイ・サン・ジョルジュの醸造所でワインを造っています。各アペラシオンのポーションは小さく、半面、11本のワインに十分なケアを施し、「新樽200%」といわれるように1回の醸造で新樽を2回使っています。また、通常ワイン造りに使用する硫黄などを使用しない自然な作り方がドミニク・ローランのスタイルです。

ヴィンテージからくる特有の香りはあるものの、枯れていない果実味が魅力でした。
その色からも強いワインだと感じました。
 
 
6 1989カステッロ・ディ・アマ ラパリータ 
イタリア・トスカーナ IGT  メルロー100
格付けを一切無視して造られた、メルロー100%のラパリータが、スーパータスカンとして一躍名を馳せ、現在でもガンベロ・ロッソのトレビッキエリの常連となっています。ポムロルからクローンを持ち込んだというメルローは、カステッロ・ディ・アマが持つ粘土質の土壌向きであった。

オールドヴィンテージですが、充実した果実味は健在でした。
バランスのとりかたからも、グレードを感じました。

 
7 2009メオ・カミュゼ・フレール・エ・スール
 フィクサン・クロ・デュ・シャピトル
ACフィクサン1級  ピノ・ノワール100
ジャン・ニコラは「メオ・カミュゼ・フレール・エ・スール」の名前でネゴシアンビジネスも行っている。フィクサン村の中心に近い所に畑があり、斜面が急で畑仕事が難しい区画です。葡萄の樹齢は平均50年以上で成熟はゆっくり進むので収穫は遅めに行われる。

フィクサン特有の濃い果実に加え、ベリーのような若いブルゴーニュワインの魅力を感じることができました。


8 2004ソッティマーノ バルバレスコ・パヨレ
イタリア・ピエモンテ バルバレスコDOCG ネッビオーロ100% PP93点 WS95
「ソッティマーノのバルバレスコは神の域だ」と世界的評価誌に絶賛されたソッティマーノが造るクリュバルバレスコ「パヨレ」。テロワールを表現することを最も大切にしているソッティマーノの強い思いが表現されたワイン。パヨレの特徴であるスパイスのアロマがよく感じられる。

バルバレスコ特有の香りは個人的に好感がもてます。すでに華やかで柔らかい雰囲気もあり、美味しいワインでした。

 
9 2009オーパス・ワン
カルフォルニア ナパ カベルネ・ソーヴィニヨン 81%、カベルネ・フラン 9%、プティ・ヴェルド 6%、メルロー 3%、 マルベック 1% WS92
1979年にカリフォルニアのロバート・モンダヴィとシャトー・ムートン を手がけるフランスのバロン・フィリップのジョイント・ベンチャーとして生まれたカリフォルニア・カルトの代表的ワイン。オーパス・ワンとは、クラシック音楽の世界で「作品番号第一」という意味。

有名ワインです。圧倒的な果実味を感じますが、時間が経つにつれその実力を発揮しました。高度なバランスと力強さは、アメリカとフランスの良いところ集めた感じです。



ジャガイモとマダラのブランダード
フォワグラと牛タンのポトフ
襟裳産松川カレイのカルパッチョ
中沢産松茸と手長海老のスープ
鴨居産天然スズキのポシェ
仏産ウズラのロースト

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