2009年10月25日日曜日

塩尻ワイナリーフェスタ 2009 (10.24)

毎年、盛り上がっている、塩尻のワイナリーフェスタに行って来ました。

今年から駅前の各メーカーブースが無くなりました。私の感想では、来客数は増えているが、仕掛けは小さくなっているといった感じです。実際、塩尻のワイナリー大手のアルプスワインが、今年は参加していません。 美酒フェスタの参考にもなるので、いろいろ勉強になります。 メルシャンでは工場が稼働していないので、蔵見学のみです。みなさん、「ワインは・・・どこで飲めるの??」
歴史を感じる蔵の中です。
異例の活況だったのは、井筒、五一、信濃ワインの御三家です。オリジナルラベルを作れたり、新酒が樽から飲めたり、昨年まで無かった企画もありました。新酒はコンコードとナイヤガラですが、昨年より果実が弱い印象でした。
井筒ワインでは、工場2階でラスクなどいただきながら有料試飲ができます。メルシャンのお祭りよりもかなり良心的な価格設定です。今回好印象だったのは、カベルネとシャルドネの樽熟です。

有料試飲コーナーは長蛇の列でした。
続いて、五一ワインです。こちらもスゴイ人です。五一では2009シャルドネのジュースをいただきました。新酒に限っては昨年よりも良い気がしました。セミヨンなどの新酒もありました。
すごい人で目当てのワインに辿りつけません。kidoワイナリーは基本的に「シャトルバスなし、有料試飲のみ」です。JAワイナリーは閑散としていましたが、ここでバスを降りたら駅までたどり着けないと判断し、スルーしました。
駅に近いサントリー塩尻ワイナリーです。最近サントリーは塩尻に注力しています。無料試飲は今年からリリースされた「塩尻ベリーA」のみです。
サントリーは、蓼科のエスポワールから出張ブースがあります。ビーフシチュー800円です。料理の味付け凝った感じです。
サントリーの有料試飲では、一般にリリースされなかった塩尻メルロー1992と2002の試飲ができます。しかも1992は100円です。
塩尻のワイナリーフェスタに行っていつも感じるのが、特急電車の威力です。5回目を迎え、転換期にあると感じました。参画しない企業も現れたり、参加料が値上がり傾向にあったり、ブースの簡略化がなされたりしていますが、県内最大規模のワインイベントに間違いありません。今後も要注目です。
しかしながら、特急や新幹線のない観光地で行うお酒のイベントは辛いのです・・・

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