2020年11月26日木曜日

第12回  解禁日にボージョレ・ヌーヴォーを楽しむ会

石田シニアソムリエをお迎えして華やかに

やはり今回もドルーアン、ルロアの綺麗な作りが映えていました。
また、デユブッフの各種ラインナップ一気飲みは今年の出来をテストする良い機会となりました。今年は、果実も複雑さもハイレベルに調和された良い年だと言えます。
マルマス 小林さま、コパン山本さま 難しい状況での開催ではありましたが、楽しいひとときを提供していただきありがとうございました。

コロナ禍ではありましたが、対策を講じ開催されました





 

☆.ウエルカムワイン ラブレ・ロワ グランド・レゼルヴ スパークリング・ロゼ2020

2020年に収穫されたボージョレ地区のガメイ種を100%使用するスパークリングワイン

アルコール度数が78%と通常のワインより低い、やや甘口のスパークリングワインです。

食前酒やデザート酒としても楽しめます。

 

1.   ジョルジュ・デュブッフ  ボージョレ・ヌーヴォー

軽やかでフルーティな味わいです。果実や花の香りがあふれ、ボジョレー・ヌーヴォーならではのチャーミングな可愛らしさが詰まった1本です。感謝の花言葉を持つ、ひなげし、バラ、ダリアを中心にブーケのイメージでデザインされたラベルは、テーブルを華やかにします。\2,480


2.ジョルジュ・デュブッフ ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー

ボジョレー地区・北部38村の中でも特に良質のぶどうが採れるエリアはボジョレー・ヴィラージュと呼ばれます。この地の畑で大切に育まれ、丁寧に収穫されたぶどうは、濃密でなめらかな味わいのあるワインに仕上がります。華やかでありながら、繊細な香りと味わいが特長。フランス国旗の色である赤白青の花をボトルにちりばめました。\2,780


3.ジョルジュ・デュブッフ ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー・ラ・ロズレー

デュブッフ社自社畑ぶどうを100%使用し、フルーティで軽やかな味わいのボジョレーヌーヴォーです。「ラ・ロズレー」とはフランス語で「バラ園」という意味。デュブッフ社の自社畑にバラが植えられたことから名付けられました。デュブッフ氏の功績への感謝の意味を込めて、2020年、日本限定発売です。 \2,780


. ジョルジュ・デュブッフ 

ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー・セレクション プリュス

ボジョレー全体で3,000軒もある生産者から今年最良のドメーヌのトップキュベのみを厳選。凝縮感があり深みのある味わいにアッサンブラージュした逸品です。デュブッフヌーヴォーの最高峰として、より高級感を追求し、黒と金を用いて、品質と品格を表現しています。\3,090


☆.ジョルジュ・デュブッフ オレンジ・ヌーヴォー

ジョルジュ デュブッフ社の挑戦、今話題のオレンジワインを新酒でお届けします。今年収穫されたぶどうのフレッシュな爽やかさの中に、花や果実のようなりが感じられます。グルナッシュブラン種とシャルドネ種のブレンドになります。\2,780

 

 

5.メゾン・ジョゼフ・ドルーアン ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー

ボージョレ・ヌーヴォーの原点!

メゾン・ジョゼフ・ドルーアンは、1880年にブルゴーニュワインの中心地、ボーヌに設立され、135年以上もの間、家族経営にこだわり、頑なに創業当時から受け継がれるテロワールへの信念を守り続ける、ブルゴーニュを代表するワイナリーです。
 ジョゼフ・ドルーアンのボージョレ・ヌーヴォーのはじまりは1959年。その年の11月、ロベール・ドルーアンは友人達を喜ばそうと、自ら手がけたボージョレの新酒を紹介しました。友人達はかつて味わったことのない、香り高く、果実味豊かなヌーヴォーに歓喜し、翌年のヌーヴォーも手に入るかと心配するほどの熱狂が沸き起こりました。この大成功により、ジョゼフ・ドルーアンのヌーヴォーはロンドン、ブリュッセル、ミラノへと続き、その後、次々と世界各国へ送り出され、今や世界中の人々を魅了しています。
 \3,000


6. ルーデュモン ボジョレー・ヌーヴォー・ヴィエイュ・ヴィーニュ 仲田晃司

日本人が造るボジョレー・ヌーヴォー (天、地、人のラベル)

ルー・デュモンのボージョレ・ヌーヴォー、15年目のリリースです。 2006年より日本人醸造家・仲田晃司氏が実質ビオロジーのリュット・レゾネ農法(必要な時にだけ最低限の農薬を使用する減農薬農法)で造るこだわりヌーヴォー。しかも、樹齢70年以上の古樹より厳選されたブドウを使用することで、そのブドウ畑の持つ個性を充分に反映した、深い味わいと日本人らしい繊細なやわらかい口当たりをあわせ持った、上質のヌーヴォーに仕上がっています。\3,800


7.ヴィニフィエ・パ・ジュンコ・アライ

ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー・ル・ポント・デュ・ディアーブル(小悪魔の橋)
新井順子さん造るボージョレ・ヌーヴォーが12回目の挑戦!

新井順子さんは、すでにフランス、ロワール地方にて「ボワルカ」の名前でワインを造っている日本人女性の造り手です。今回も、順子さんにヌーヴォー用の1haの畑を貸してくれる、その畑の所有者はジョヴェールです。ボージョレのクリュでは南のブルイィに位置し、ル・ポント・デュ・ディアーブル(小悪魔の橋)という、なんと樹齢60年の単一畑です。今の当主マルセルは4代目。無農薬栽培で自然な味わいにこだわり続けているマルセル・ジョヴェール氏の畑のブドウを使用したナチュラルなヌーヴォーです。 

日本人が造るヌーヴォー フランス自然派 酸化防止剤無添加 \3,400


8.フィリップ・バカレ ボージョレ・ヴァン・ド・プリムール

自然派ワイン日本で人気№1

自然派の代名詞とも呼ばれる注目の醸造家、フィリップ パカレ。ヌーヴォー以外のワインも人気で、フィリップ・パカレのワインのファンは日本でも多いと思います。
 自然酵母のみで発酵させ、ワインの状態がよければ、醸造だけでなく、瓶詰め時も亜硫酸無添加になります。しっかりとしたエキスと、美しい酸味は、ヌーヴォーとは思えないフィネス(繊細さ)を感じさせます。
 入荷後すぐに飲んで美味しいだけでなく、翌年以降も素晴らしい熟成をしますので、

あえて「ヌーヴォー」ではなく、「ヴァン  プリムール」という表記にしています。

  

☆.ルイ・ジャド マコン・ブラン・ヴィラージュ・プリムール

マコンはボージョレ地区のお隣の地区。ここではシャルドネ種のブドウから白のヌーヴォー(プリムールともいうが同じ意)が造られています。もちろんこちらもボージョレ・ヌーヴォーと同じ新酒です。ただし、ブルゴーニュの巨匠、ルイ・ジャドが造りだすマコン・ヴィラージュ・プリムールは一味違います。新酒のフレッシュでフルーティな味わいというよりは、シャルドネ本来の味わいを見事に表現した深みのある爽やかな味わいの白です。少し寝かせてから飲んでも美味しいと思います。  \3,500


9.ルイ・ジャド ボジョレー・ヴィラージュ・プリムール・ノンフィルター

日本限定ヌーヴォー!

通常のヴィラージュ・プリムールは広範囲なヴィラージュ地区から収穫されたブドウを使用しているのに対し、ルイ・ジャドのノンフィルター・プリムールは特に高品質なブドウが生産される限定された畑(ブルイィ、コート・ド・ブルイィ周辺)から、十分熟した最良のブドウを厳選して手摘みで収穫。さらに選果台で人の手によって丁寧に選別されたブドウのみ使用します。力強くしっかりとしたワインこそがノンフィルターワインの特徴です。 \3,600

 

10.ジョゼフ・ドルーアン 

ボージョレ・ヴィラージュ・プリムール・ヴィエイュ・ヴィーニュ

特別限定ヌーヴォー!

樹齢30年以上の凝縮感溢れるぶどうから手摘みされたぶどうのみ使用。さらに収穫したぶどうは熟練スタッフにより房選りされ、ヘッドワインメーカー“ヴェロニク・ドルーアン”により、ドルーアン家が受け継ぐエレガントなスタイルのワインへと、丁寧に仕上げられます。古樹のブドウならではの凝縮された果実味と程よい重みや深みがあります。普通のヌーヴォーでは物足りないという方にお勧めです。シリアルナンバー入り。\4,000


11.メゾン・ルロワ 

ボージョレ・ヴィラージュ・プリムール

世界一高値、高品質のボージョレ・ヌーヴォー!

数あるブルゴーニュのワイン生産社の中でも、トップブランドと称される名門ワイナリーです。ワイン造りにおいては、まずブドウを育む「土」を大切にしています。1868年以来の歴史と伝統を受け継ぎ、現在は天才酒造家であるマダム・ルロワによって素晴らしい品質が守られています。マダム・ルロワが徹底的にテイスティングを重ね、納得した味わいのものだけが瓶詰めされます。「ブルゴーニュの至宝」と称される名門「ルロワ」のヌーヴォー。

2020年10月22日木曜日



ウェルカムワイン 

2017ティンポット・ハット マールボロ・ソーヴィニヨン・ブラン   (小林)

ニュージーランド ソーヴィニヨン・ブラン100%

 

 N V シャルル・エドシック ロゼ・レゼルヴ       

ACシャンパーニュ  ピノ・ノワール、シャルドネ、ムニエ       (武内)

シャルル・エドシックは、類いまれなカリスマ性をもった創業者シャルル・カミーユ・エドシックにより1851年に創立。シャルドネ、ピノ・ノワール、ムニエ品種を均等にブレンドしたベースに、リザーヴワインを20%加えて、複雑でありながら繊細な味わいに仕上げる。またピノ・ノワール品種100%の赤ワインを56%ブレンドすることで、桃の風味が混じったイチゴジャムやジンジャー・ブレッドの風味を与え、さらに36ヵ月間の瓶内熟成を経ることで複雑さと力強さ、エレガンスを兼ね備えたスタイルに仕上がる。


2 2017ドメーヌ・ブラン・ガニャール シャサーニュ・モンラッシェ (前田)

ACシャサーニュ・モンラッシェ   シャルドネ100%        

ドメーヌは1980年にジャン・マルク氏と妻であるクローディーヌ女史とで設立。ブルゴーニュの名門ガニャール一族の本筋、ル・モンラッシェを所有する、ブルゴーニュの小さなドメーヌ。村名のワインながら1級畑のブドウも含まれており、通常の村名ワインよりも一段上のクオリティ。1930年代から1990年代に植樹された7区画から収穫したブドウを使用し造られている。柔らかい口当たりに溢れるミネラル感が魅力。


3 2012カミーユ・ジロー 

シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・テット・デュ・クロ(前澤)

ACシャサーニュ・モンラッシェ1級   シャルドネ100%        

1865年にボーヌで設立された、歴史あるネゴシアン。2001年、カリフォルニアのカルトとして名高いコルギンが買収し、資本の増大で一時の衰退から脱却。 現在はボーヌの新星と呼び声の高いデヴィッド・クロワ氏が醸造を担当し、カミーユ・ジローの伝統を尊守しながら、現代のワイン市場に合った、若いうちからでも楽しめるスタイルのワインを産みだしている。テット・デュ・クロはサントネイ寄りのモルジョの区画にあり、モルジョも名乗れる。石灰質の多い白い土壌。


 2012 ドメーヌ・ルイ・ジャド

ピュリニー・モンラッシェ・プルミエ ・クリュ・レ・コンベット

ACピュリニー・モンラッシェ1級 シャルドネ100%  PP90-92点      (伊藤)

レ コンベットの畑は、ムルソー村に隣接し、一級畑ル・フェールの真上に位置する。東向きで日当たりが良く、土壌は小石を含む粘土石灰岩質で、大変水捌けがよく温まりやすい畑。酸はやや控えめだが、数年の熟成を経ると、ヘーゼルナッツ、シダ、タバコやトリュフなどの複雑なアロマが感じられる奥深い白ワイン。フィネスとエレガンスを備えた、グラン・クリュにも迫る、高い品質の1


5 2009シャトー・カルボーニュ・ブラン

ACペサック レオニャン グラーヴ特選銘柄    (緒方)

ソーヴィニヨン・ブラン65%、セミヨン30%、ミュスカデル5%  PP90-92

カルボーニュはグラーヴでも最大規模のシャトーの1つである。エレガントでキレのよい白ワインを産出してきたシャトーで、どのヴィンテージも外れの少ない素晴らしい白ワインを造る、シャトー・カルボーニュ。

  グレート・ヴィテージ2009年のカルボーニュの味わいは?


 1995ジャック・カシュー・エ・フィス

ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ・ラ・クロワ・ラモー

ACヴォーヌ・ロマネ1級  ピノ・ノワール100% PP88-91点  (小林)

ジャック・カシューの代名詞とも言えるヴォーヌ・ロマネの一級畑、ラ・クロワ・ラモー。特級畑ロマネ・サン・ヴィヴァンの一角に位置する区画で、もとはサン・ヴィヴァン修道院の畑として今日のロマネ・サン・ヴィヴァンに含まれていた。1980年代にはカシューが特級畑昇格をINAOに申請するが、惜しくも認められなかった経緯がある有名な一級畑。造り出されるワインは、ロマネ・サン・ヴィヴァンにも負けない繊細かつ華やかな味わい。凝縮した果実味とビロードのようなタンニンが感じられるリッチでエレガントなスタイル。


7 2017ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール クロ・ド・ヴージョ・グラン・クリュ

ACクロ・ヴージョ特級            ピノ・ノワール100%  (蒲谷)

兄のミッシェルらとともに、今日「グロ」家の名声を守る、先代ジャン・グロの次男ベルナール所有のグロ・フレール。1980年より引き継ぐ。エキゾチックなアロマとリッチな味わいが特徴。グロ・フレール・エ・スールの畑は、数あるクロ・ド・ヴージョの中でも条件の揃った高位置にあり、ミュジニーの優雅さと、クロ・ド・ヴージョの男性的な力強さを併せ持つ、最高級クロ・ド・ヴージョを生み出す。 年間7,0008,000本しか造られない貴重なワイン。


8 2017ドメーヌ・・ルイ・ジャド クロ・ド・ヴージョ・グラン・クリュ

ACクロ・ヴージョ特級            ピノ・ノワール100% (前澤)

クロ・ヴージョの畑は50haの広さに約70もの多くの所有者によって分割されている。ルイ・ジャド自社畑は約2haで、クロ・ヴージョ所有者のトップ4に入る広さ。 区画は下部から中腹に広がる。香り高く、上品さと複雑味、力強さを合わせ持った豊かな味わいの赤ワイン。


9 2016 シネガル・エステート カベルネ・ソーヴィニヨン  (岩田)

カリフォルニア・ナパ カベルネ・ソーヴィニヨン83%、プティヴェルド6%、マルベック6%、メルロー 5%                                     

シネガル・エステートは、コストコのその創業者の息子、デヴィッド・シネガル氏が始めたワイナリー。

その名もシネガル。ナパのカルトワイン。経歴あるスタッフを揃え、妥協の無いオールスターチームでワインを生み出している。こちらは彼らの看板ともいえる銘柄。初リリースの2013年からワイン・アドヴォケイト誌にて95点を獲得した、新星のようなワイン。


10 2017ガルソン バラスト

ウルグアイ マルドナド県 カベルネ・フラン、タナ、プティヴェルド  (佐藤)

南米ウルグアイでワイン造りを行う、近年注目のボデガ・ガルソン。オーナーのアレハンドロ・ブルゲローニ氏は、南米を代表する経済人で、ワインをこよなく愛し、ワインへの情熱から、世界中の銘醸産地のワイナリーに出資。 その彼が自ら開拓したのが、ウルグアイのガルソン地区。この土地こそが、世界の銘醸地を知り尽くした彼が見つけた「ワイン造りに最適な土壌」だと言い、この土地の可能性を信じて始めたガルソン。今や世界トップクラスのワイナリーに成長し、ワイン専門誌『ワイン・スペクテイター』において、ウルグアイ初の世界TOP100ワインに選出されるなど、今後もますます注目される蔵元。

2020年9月16日水曜日

9.16 マルマス コパン ワイン会

ウェルカムワイン 

2018ドメーヌ·ロアリー ヴィレ·クレッセ              (小林)

ACヴィレ・クレッセ シャルドネ 100%


1 2012シャンパーニュ·ドゥラモット ドゥラモット·ブリュット·ブラン·ド·ブラン       

ACシャンパーニュ  シャルドネ 100%              (小林)

ドゥラモットは1760年創業のシャンパーニュ・メゾン。今日のドゥラモットは、その拠点をコート・デ・ブランのグラン・クリュのひとつ、ル・メニル・シュール・オジェ村に置き、あの幻のシャンパーニュ、「サロン」の姉妹メゾンという位置づけを担う。サロンが造られない年、そのブドウはどうなるのかといえば、このドゥラモットのために使われるのだ。2012 年は、ブドウは最適な状態に成熟し、凝縮感、素晴らしい糖度、きりっとした酸を兼ね備える。まさに、偉大なヴィンテージにふさわしく、申し分のないバランス。


2 2018ドメーヌ·ジャン·マルク·ボワイヨ                      

ピュリニー·モンラッシェ·プルミエ·クリュ·シャン·カネ (前田)

ACピュリニー・モンラッシェ1級   シャルドネ100%        

オリヴィエ・ルフレーヴで醸造長をしつつ、 彼が自身のドメーヌをポマールに立ち上げたのは1985年。オリヴィエ・ルフレーヴ醸造長を1989年まで務め、その後自らのドメーヌに専念。1991年に母の実家であるエチエンヌ・ソゼからピュリニーの畑を引き継いだ。現在、ドメーヌの所有畑は11ha。ジャン・マルク・ボワイヨの白ワインはたっぷりとしたボリューム感を基調とし、ミネラルの強弱によってアペラシオンが表現される。


2018 ティボー·ブーディニョン サヴニエール クロ·ド·ラ·ユット

ACサヴニエール シュナンブラン100%                    (須田)

2009年の初ヴィンテージから、瞬く間にトップ生産者の地位へと登りつめた。アンジューにおけるシュナン・ブランのポテンシャルを見出し、既に偉大なワインを生み出している。もとは修道士が所有しクロ(壁)で囲まれたこの畑は、ラ・ポソニエール村の南向きの高地に位置し、昔から素晴らしいワインを生むことで知られていた。白い花やアプリコットの繊細で華やかなアロマが、力強くもしなやかなミネラルと絶妙なバランスを保つ。シュナン・ブランの完璧なフィネスを表現する一本。


2012 パヴィヨン·ブラン·デュ·シャトー·マルゴー

ACボルドー ソーヴィニヨン・ブラン100%    PP90         (武内)

シャトー・マルゴーが、ソーヴィニヨン・ブラン100%で造る白ワイン。生産量はマルゴーの5分の1という稀少な1本です。ソーヴィニヨン・ブラン単一とは思えないその高貴で純粋な味わいは、「王妃」や「花嫁」に喩えられるほどで、特に熟成のポテンシャルはボルドーの白ワインの中でも突出しており、30年は熟成するといわれています。


5 2017 アルノー·エ·ソフィ·シリュグ·ノエラ ヴォーヌ·ロマネ

ACヴォーヌ・ロマネ  ピノ・ノワール100%    ヴィノス:88-90点   (前澤)                     

ロベール・シリュグ後継者アルノー・シリュグとミシェル・ノエラ家から嫁いだ妻ソフィーによる新生ヴォーヌ・ロマネ。ブドウはアルノー・シリュグの実家であるドメーヌ・ロベール・シリュグから購入。なんとジャン・ルイ・シリュグ(アルノーの父)が所有する「クロ・パラントゥー」と特級「リシュブール」の真上に位置する究極銘醸畑・バローから採れるブドウを全て購入し、50%全房醗酵。この希少ヴォーヌ・ロマネを生産。彼らが表現したいのは、フィネス、エレガンス、テロワールと果実味なのです。


6 2017 ドメーヌ·アンリ·ジェルマン

ムルソー·クロ·デ ムーシュ·モノポール          

ACムルソー   ピノ・ノワール100%    PP88-90点    (前澤)      

1973年にアンリ ジェルマンがムルソーに創設した家族経営ドメーヌ。現在は2代目のジャン・フランソワ が担っている。ムルソー・クロ・デ ムーシュはムルソー村の赤の1級畑、「ヴォルネー サントノ」の斜面を下ったところに位置する三角地にあるドメーヌ・アンリ ジェルマンのモノポール畑(0.5ha)1949年に植樹されたブドウ畑。スパイシーなワイルドベリーの香りにバラの花びらのニュアンス。ジューシーで艶やかながら、丸みのあるタンニンがあり、深みを感じバランスの取れた味わい。



7 2017ドメーヌ·セガン·マニュエル

サヴィニー·レ·ボーヌ·プルミエ·クリュ·ラヴィエール    (蒲谷)

ACサヴィニー・レ・ボーヌ1級  ピノ・ノワール100%  

セガン・マニュエルは、1720年にドメーヌ創立、1824年にネゴシアン部門を開設した老舗中の老舗。ラヴィエールはドメーヌのフラッグシップ・キュヴェ。真南向けの斜面中腹という近隣のドメーヌがうらやむベストパートを所有し、マリオン氏が引き継いでから、徹底的に畑を見直し、オーガニックアプローチを行ったため、果実の良さが年々引き立ってきている。エリゼ宮御用達ワイン


8 2015 ドメーヌ·レシュノー

ニュイ·サン·ジョルジュ·フルミエ·クリュ·レ·ダモード

ACニュイ・サン・ジョルジュ1級  ピノ・ノワール100%       (岩田)                     

フィリップとヴァンサンのレシュノー兄弟が運営するこのドメーヌは、1986年創業の若さながら瞬く間に高評価を得て成長した。ダモードはヴォーヌ・ロマネとの村境にあるクリマで標高の高い上部が村名、下部が1級。ドメーヌは村名と1級の双方に区画をもち、従来、これを合わせて村名のダモードとしてリリースしてきたが、11年から村名の区画を畑名なしのニュイ・サン・ジョルジュに回し、晴れて1級ダモードが誕生。ニュイとしては繊細でピュアなスタイル。エレガントな味わい。


9 2016シャトー·ラ·ラギューンヌ     メドック第3級格付   (緒方)

ACオー・メドック カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド PP92

荒廃した畑から見事な復活したシャトー。これを改善に手を挙げたのが1958年にこのシャトーを買い取ったジョルジュ・ブリュネ氏という企業家。1962年にシャンパーニュ・メゾンのアヤラ社にこのシャトーを転売、そして、ラ・ラギューヌは現在に至るまでアヤラ社の所有の下、変わらない決意と情熱でラ・ラギューヌの更なる改善と経営に取り組んでいる。メドック地区、リュルドン村にある55haのブドウ園。100%新樽を使用しての熟成によるバニラ香とブラックチェリーの圧倒的なブーケが素晴らしい。


2020年9月2日水曜日

8.19 マルマス コパン ワイン会


ウェルカムワイン 

2016モンジャール・ミュニュレ 

ブルゴーニュ・パストゥールグラン・ル・リベルタン             (小林)

ACブルゴーニュ・パストゥールグラン ピノ・ノワール50%、ガメイ50

 2014アンドレ・ユック  シャンパーニュ・ブリュット・ナチュール

    ・オマージュ・パルセレール・レ・ヴィ-ニュ・ブランシュ       

ACシャンパーニュ  シャルドネ 100%  ドサージュ0           (小林)

エペルネの北西キュイルにあるユックは3世代続く造り手で、1920年に設立。ビオ・シャンパンの元祖。単一の区画、単一のブドウ品種(シャルドネ 100%)、年産700本。口に含むとシャープですが、その後厚みが加わり、ホワイトペッパーのノートがある。泡と酸の質が良いため、骨格がしっかりとしているがクリーミー。フィニシュは、塩、石灰といったミネラル感があり、余韻が長く濃厚で、ナッツの香りがする。


2 2014 ル・ドメーヌ・ダンリ

シャブリ・プルミエ・クリュ・フルショーム エリタージュ

ACシャブリ1級 シャルドネ100%                   (蒲谷)

このワインはダンリのノウハウの象徴だともいわれている。「シャブリの伝説」と称えられるラロッシュ氏の50年に及ぶワイン造りの集大成にふさわしい1本。圧倒的なスケール感に包まれ、芸術の領域に達した最高傑作! ラ・フランスやアプリコットなどの果実、ミネラル、木樽のほのかなロースト香が調和した複雑な香りが広がり、古樹(樹齢75年)由来のエネルギッシュな凝縮感 に包まれる。


3 2017ドメーヌ・ブラン・ガニャール

シャサーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ モルジョ

ACシャサーニュ・モンラッシェ1級    シャルドネ100%      (岩田)

このドメーヌは1980年の名門ガニャール家の娘クロディーヌとサンセール出身のジャン・マルク・ブランとの婚姻が始まり。こちらのモルジョは、シャサーニュ・モンラッシェの南端付近に位置する1級畑。 石灰粘土質土壌の畑から生まれる豊富なミネラルと、濃密なコクを備えた力強さが特徴。所有する畑は計0.86ha1949年から1991年に植樹されたブドウが使われている。どっしりとした骨格と厚みのある果実味が混じり合う、力強く芳醇なスタイルが魅力。


4 2015カロリーヌ・モレイ                  (武内)

シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ クリュ・レ・ショーメ

カロリーヌ・モレイはシャサーニュ・モンラッシェの銘醸ドメーヌ、ジャン・マルク・モレイの娘であり、なおかつ、マルク・コランの息子であるピエール・イヴ・コランの奥方。ピエール・イヴとは共同で、シャサーニュ・モンラッシェにドメーヌ・ピエール・イヴ・コラン・モレイを運営しているが、この度は父ジャン・マルク・モレイの畑を相続。2014年ヴィンテージからカロリーヌ・モレイ名義でワインを造り始めた。


5 2011 フィリップ・ブシャール オスピス・ド・ボーヌムルソー・ポリュゾ 

     プルミエ・クリュ キュヴェ・ジュアン・アンブロ


ACムルソー1級   シャルドネ100%  ()徳岡 落札     (前田)      

オスピス・ド・ボーヌは、寄進された畑のワインをオークションで売ることで運営されている。0.3ヘクタールの畑、平均樹齢45年のブドウから作られる。華やかな白い花、シャンピニオンのアロマを醸し出しており、 非常に心地よくふくよかな味わい。他のムルソー1級畑よりミネラルを感じさせるのが特徴的。 

 

6 2018 .ギガル コンドリュー ラ・ドリアーヌ

ACコンドリュー ヴィオニエ100%    PP94               (須田)

ギガル社が自社畑から生むドメーヌもののコンドリューで、1994年からリリースされた。魅了する香りと厚みのあるたっぷりとしたワインは、スタンダード・キュベとは明らかに一線を画するスケール感が愉しめる。輝きのあるゴールデンイエロー。白い花、アプリコット、白桃など、香りに集中度が感じられる。フレッシュさを保ちつつ、リッチでまろやかな味わい。ボリューム感も大きい。(ギカル社)


7 2013ドメーヌ・デュージェニー ヴォーヌ・ロマネ

ACヴォーヌ・ロマネ  ピノ・ノワール100%     (前澤)                    

シャトー・ラトゥール、そのオーナーであるフランソワ・ピノー氏が、ヴォーヌ・ロマネの地にて2006年にスタートさせたドメーヌ。2つの畑の異なったテロワールで育つ、樹齢3050年のブドウをブレンド。オリエンタルな風味を感じさせる複雑なアロマが際立ち、凝縮感のある果実味と、優美な酸が織り成す優れたバランスが魅力。


8 2003シャトー・ランシュ・ムーサ        (緒方)

ACポイヤッ メドック第5級  カベルネ・ソーヴィニヨン  、 メルロー     PP88

シャトー・ランシュ・ムーサは、シャトー・バタイエを所有するボルドーの名家カステジャ家が1969年から所有するメドック格付け第5級シャトー。ポイヤック最大級の敷地を所有する老舗シャトー。しなやかな味わいと、いつまでも続く美しい余韻に魅了される、フルボディでクラシカルなスタイル。ムーサのワインはしなやかでしっかりとしたストラクチャーを持ち、比較的早くから愉しめるのも魅力のひとつ。


9 2012ドメーヌ・デュ・ペゴー 

シャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・リゼルヴ  (前澤)

ACシャトーヌフ・デュ・パプ  

グルナッシュ80%、シラー6%、ムールヴェードル4% その他10%   PP94点 

現在ドメーヌ・デュ・ペゴーでは、シャトーヌフ・デュ・パプの区画に21haを所有しており、ブドウは全て手摘みで収穫、選果は非常に厳しく、完全に熟したブドウだけを選んで造られている。 キュヴェ・レゼルヴは、グルナッシュ主体で、シラーやムールヴェードルなど、認可されている13品種全てがブレンドされている。熟成には新樽は一切使われず、30006000リットル入る670年の古い大樽を使い、 約2年熟成させリリースされる。


10 2013カテナ サパータ マルベック アルヘンティーノ                    

アルゼンチン・メンドーサ マルベック100%   PP95点     (佐藤)

カテナ家の、長年におけるマルベック探求の集大成と言えるワイン。所有畑のうち、優良なマルベックが育つアドリアーナ畑と、アルタミラ畑の中でも、更に最良の区画を定義づけ、そこで収穫されるぶどうのみを使う。印象的な黒いラズベリー香に、官能的なオークのニュアンス。フルボディで、確固とした酸味、豊かに口中に広がり、ビッグで甘やかなタンニンと、長く続くミネラルやなめし皮、ビターチョコレートのヒントを持つ余韻。

2020年8月24日月曜日

8.23 グランヴァンの会  グラン エシェゾー リースリング 

今回も私は参加できませんでしたが、会の記録として保存します。

ウェルカム
1️⃣  スパークリングRブランドブラン ブリュット オブセワイナリー
【CP】
1️⃣  ド・ヴノージュ ルイ15世(キャーンズ)1995
【W】
1️⃣  トリンバック クロ・サンテューヌ リースニング  2013
2️⃣  エゴンミュラー シャルツホーフベルガー リースニングカビネット 2003
3️⃣  ヨハン・ヨゼフプリュム    ヴェレナーゾンネンウーア リースニングアウスレーゼ 1983
【R】
1️⃣  2️⃣  モンジャールミュニュレ グランエシェゾー 2010  2012
3️⃣  ルイジャド グランエシェゾー 2011
4️⃣  DRC  グランエシェゾー    1997

ミュニュレの方が若い性か華やかさはあったようですが、DRCは熟成途中って感じで落ち着いた安定感はありましたが、熟成して沢庵香が出て華やかになるまではじかが掛かりそうって感じですかね、、、
ニュレの華やかさ、DRCの奥深さ。どちらも、素晴らしかったです❗