2012年10月11日木曜日

10.9 マルマス・コパン ワイン会

 
ウェルカムワイン 
2008シャンソン コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ
独特の優しさを感じるブルゴーニュらしいワインでした

1 NVモエ・エ・シャンドン アイス・アンペリアル ドミ・セック
ACシャンパーニュ
一握りの一流リゾートホテルのみでサービスされ、小売店や一般のレストランにはほとんど流通していない、珍しいモエのアイス・アンペリアル。日本正規代理店では、まだ輸入されていません。そのため日本には殆ど流通していないレアなシャンパンで、氷を加えて飲むことを前提に作られたドゥミ・セックです。
氷を入れていただきましたが、度数も普通のシャンパーニュと同じですから、室内ならそのままの方が良いかもしれません。ほのかな甘さと若干の苦味がしっかりとした骨格を支えていました。

2 2002 ティレルズ ヴァト1 ハンター・セミヨン
オーストラリア ニューサウスウェールズ州 ハンターバレーシ  品種:セミヨン
ティレルは、1858年英国から移住してきたエドワードティレルによって創業されたハンターバレーで最も古いワイナリー。オーストラリアNO1といわれるセミヨン。エリザベス女王の晩餐会指定ワインです。樽不使用で瓶内熟成。
複雑な香りに反してストレートな味わいは、バランスの良さを感じました。

3 2009シャトー・コス・デストゥルネル・ブラン
ACボルドー ソーヴィニヨン・ブラン80%、セミヨン20%  PP90点
「メドック最高の白ワインを造る!」というコンセプトのもと、2005年に初リリースを果たしたコス・デストゥルネル ブラン。
さすがに、コスの白と言った感じです。圧倒的な果実の強さは赤ワインにも匹敵するものでした。また、果実由来の甘さと造りによる複雑さは、近年のボルドーに通じるものでした。

4 2002メルシャン 桔梗ヶ原メルロー(蔵出し)
勝沼 シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メ100%
1976年からメルローの植栽を始め、85年の初ヴィンテージ以来、日本最高のメルローワインとして評価されてきた『桔梗ヶ原メルロー』。契約栽培農家と共に培ってきた畑からのブドウと、これまで醸造面で積み重ねてきた技術の研鑽が結実した、洗練された深い味わいの赤ワインです。2002年は生育期を通して日照量、気温が高く、収穫期も雨が少なかったため、健全なブドウを収穫できました。また、この年、新たに木桶の発酵容器を導入。
まさに飲み頃を迎えたワインといった感じです。樽由来のバニラやチョコレートの香りです。強い果実で充実したバランスの良いワインでした。

5 1996シャトー・デュクリュ・ボーカイユ
ACサン・ジュリアン メドック格付第2級 PP96点
カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フラン
スーパーセカンドと呼ばれるシャトーの中で“レオヴィル・ラス・カーズ”に次ぐ高い品質を誇る。
ボルドーの王道ワインでサンジュリアンの中でも個人的に一番好きなワインです。端正で精緻なストラクチャーはこのワインの美点です。

6 2005エジュラン・ジャイエ クロ・ド・ヴージョ・V・V
ACクロ・ド・ヴージョ 特級 ピノ・ノワール100%
アンリ・ジャイエの姪のマドレーヌ・ジャイエとニュイ・サン・ジョルジュのアルフレッド・エジュランが1962年に結婚しヴォーヌ・ロマネに設立されたドメーヌ。エシェゾーやクロ・ド・ヴージョを含む約5haを所有し、化学肥料や除草剤、防虫剤を使用しない有機栽培を行っています。2009年よりドメーヌ・ローランに18年間貸し出し。
2005というヴィンテージを考慮すると優しいタイプではないでしょうか。それでも、畑の特徴も出ていて美味しかったです。

7 2009パッソピッシャーロ コントラーダ・キアッペマチーネ
イタリア  シチリア IGT ネレッロ・マスカレーゼ100%   PP 93点
コントラーダは2008年が初リリース。イタリア・シチーリア島の北西部に位置するエトナ火山。いまだ火山活動を続けるこの山の斜面でワイン造りを始めたイタリア・トスカーナの鬼才、「テヌータ・ディ・トリノーロ」の造り手であるアンドレア・フランケッティ氏です。この畑は海抜600メートル地点にある小さな畑で、下層は砂岩層のタワーになっている。その周りは薄く固まった溶岩が広がり、冷たい微風が吹いている。ブドウの根には石灰岩まで到達しているものもあり、そのためこの畑からできるワインは豊かな味わいとなる。
シチリアのワインですが、ブドウ品種由来の個性を感じました。少し角砂糖の香りも感じるブルゴーニュワインに近いタイプでした。

8 2007フレスコバルディ 
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・カステルジョコンド
イタリア トスカーナ DOCG  サンジョヴェーゼ100%
もっとも古くからブルネッロを造っていたカステルジョコンドを名門フレスコバルディ家が購入したのは1989年。以来、カステルジョコンドのブルネッロ・ディ・モンタルチーノはますますそのクオリティと評価をあげています。畑はわずか15ヘクタールでサンジョヴェーゼを栽培するには最高の土地です。
このワインは、サンジョヴェーゼですが、非常に繊細でバランスのとれたワインでした。

牡蠣のアヒージョ
ボタンエビのタルタルとスモークサーモンのガトー仕立て
海老の旨味がイクラに負けていませんでした!
天然スズキのグリエ赤ワインソース 
シチリアのワインとマリアージュしていました
仏ブレス産半野生鴨のブレゼ
差し入れのクロカワと相まって滋味あふれる味わいでした
仏ブレス産半野生鴨のロースト、フォワグラ添え
鴨肉はワインとよく合います
今回は、個性的な白ワインと繊細な赤ワイン群という秀逸な組み合わせでした。
また、料理も充実した魚料理と滋味あふれる鴨料理で、ワインとの相性も抜群でした。

2012年10月3日水曜日

シャブリ・プルミエ・クリュ・ヴァイヨンDMロベール・ヴォコレ2005

 今年の紅葉は当たり年みたいです。写真は中央アルプス濃ヶ池付近です。穴場中の穴場だと思います。千畳敷は激混みですが、このエリアは数人・・・北アルプスにも負けないのではないでしょうか。涸沢や千畳敷のような植生が少ない所の紅葉より綺麗だと思います。

 さて、ワインは安定感ある造り手のシャブリです。ヴィンテージが2005ですから、濃い色で熟成香も若干ありました。
この手のワインは、早いうちにフレッシュさを楽しんだほうが良いかもしれません。それでも、ミネラリーで程よい酸とシャブリらしい香りを感じることができました。

2012年9月26日水曜日

レ・フィエフ・ド・ラグランジュ2008

 ラグランジュのセカンドワインです。2008ヴィンテージは柔らかく好印象です。
サンジュリアンは、バランスとエレガンスさが特徴で好きな地域です。品の良い果実と柔らかいタンニンが印象的でした。
 日本の秀逸なワインも良いですが、こういったセカンドワインを飲むと、期待を裏切らない安定感は日本企業の手が入った級付シャトーの実力を感じます。
価格は、CHメルシャン長野メルローとほぼ互角です。どちらを選ぶかは好みの問題だと思います。ただ、今の飲むならこちらのほうが優しい印象かもしれません。

2012年9月24日月曜日

2011 CHメルシャン穂坂甲州セレクテッド・ヴィンヤーズ

 甲州の穂坂地区限定のブドウを使用したワインです。
 柑橘系の香りとやや強めの酸が特徴的でした。
甲州は白ブドウではなく、グリ(灰色がかった)ブドウです。こういうキリットしたワインも良いですが、久しぶりに樽を効かせた甲州も懐かしくなりました。

2012年9月18日火曜日

【蔵出し】シャトーメルシャン桔梗ヶ原メルロー2003

 フェスティバル限定の蔵出し桔梗ヶ原メルローです。本当に良いワインだと思います。バランスのとれた香りと、豊かな果実味は仏国のグランヴァンにも引けをとらないと思います。
蔵出しだけあって状態は最高レベルです。エチケットもないレア物でした。
掛け値なしに本当に飲みたいワインのひとつです。

2012年9月17日月曜日

シャトーメルシャン ハベストフェスティバル2012


本格的な秋は、まだまだといった感じです。

 キリン傘下となって、リニューアルされモダンな建築物となりましたが、昔のレイアウトも懐かしです。


 長野シャルドネアンウッデッド2001、北信シャルドネ2009、2010、桔梗ヶ原メルロー2002、2003の試飲、解説がありました。ヴィンテージによってかなりキャラクターが変わるようです。樽に入っていないシャルドネは、味村さん曰くソービニヨンブランの香りの要素があるようです。
北信シャルドネの2009ヴィンテージは樽に頼らないバランスの良いものでした。また、桔梗ヶ原メルローの2002ヴィンテージは酸のバランスも良く、厚みと喉越しの長さが印象的でした。

メルシャンでも甲州、ベリーA以外は垣根栽培に移行しているようです。
隣接する観光客向けの試験農場には、あらゆる品種のブドウが植えられていました。
写真のブドウはサンジョベーゼです。
相変わらずの盛況ぶりです。
伊那市のOさんにも偶然会うことができ、メルシャンの味村さんの貴重なお話を聞くことができました。ありがとうございました。

2012年9月2日日曜日

8.29 マルマス・コパン ワイン会

 
今回のワイン会は、個性豊かなシャンパーニュと上質な白ワイン群、バランスのとれたボルドーワイン、実力派のブルゴーニュを挟んで、力強く繊細さも兼ね備えたイタリアワインと・・・すべてバランスのとれた素晴らしいワインでした。
ウェルカムワイン 
2009シリル・ザンク シードル XS
フランス ノルマンディー

1 2002ボーモン・ディ・クレイエール ブラン・ド・ブラン・ブリュット
ACシャンパーニュ シャルドネ100%
名前の由来を説明することで、テロワールの素晴らしさが説明できます。ボーモン・デ・クレイエールという社名は、1955年の設立当時からある最高区画、Beaumont(ボーモン)とCrayeres(クレイエール)の二つの畑に由来します。シャルドネのキュヴェ(第一搾汁)のみで造られる洗練されたブラン・ド・ブラン。
白ブドウ由来のキレのなかにも、豊かな果実と甘味を感じました。
 
2 2004 L オブリ・フィス 
ル・ノンブル・ドール カンパナエ・ウェテレス・ウィテス・ブリュット
ACシャンパーニュ  品種:フロモントー25%,プティ・メリエ20%,ピノ・ノワール20%,アルバンヌ15%,シャルドネ10%,ピノ・ムニエ8%,ピノ・ブラン1%,アンフュメ1%
シャンパーニュに認められている全ての葡萄品種、8品種をブレンド。PP94点
かなり多くのブドウ品種が入っている割には、ローヌの白ワインにも通じるさらりとした味わいでした。
 
3 2009メゾン・ルイ・ラトゥール シャブリ・グラン・クリュ・レ・クロ
ACシャブリ特級 シャルドネ100%
シャブリの最高の特級畑レ・クロです。ルイ・ラトゥールの買い付けワインです。
シャブリと言うよりは、フュメのような上質なソービニヨン・ブランの香りを感じました。 

4 2005ドメーヌ・ルフレーヴ
ピュリニー・モンラッシェ・レ・フォラティエール
ACピュリニー・モンラッシェ 1級 シャルドネ100%
ルフレーヴの白ワインは変わらず、いつも、美味しい白ワインです。レ・フォラティエールはクラヴォワヨンの上部斜面に位置する、ピュリニーのトップ・グループとなるプルミエ・クリュ。樹齢40年ほどのぶどうからつくられるワインは、ルフレーヴのプルミエ・クリュのなかでは最もふくよかなもの。
さすが、ルフレーヴといった感じのワインでした。ピュリニーの畑よりもふくよかさを感じました。
 
5 1982シャトー・カルボーニュ・ブラン
ACグラーヴ グラーヴ特選銘柄 ソーヴィニオン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル
PP88点
どのヴィンテージも外れの少ない素晴らしい白ワインを造るシャトー・カルボーニュです。グレート・ヴィテージ1982年のカルボーニュの味わいは?
ボルドー白ワインの古いものはあまり試飲する機会がありません。果実味は少なくなっていましたが、果実・バランスともに健全で綺麗なワインでした。
 
6 1982シャトー・ベレール・ラグラーヴ
ACムーリス クリュ・ブルジョワ級
カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロ35%、プティ・ヴェルド5%
このシャトーは150年に渡ってバケイ家がワイン造りを続けてきており、歴史は非常に古くAOCムーリスに位置し、砂利質の優れた土壌でブドウが造られています。
前の白ワインに続いて同一ヴィンテージの赤ワインです。ブルジョワ級を考えると驚異の果実味とバランスでした。
 
7 2004パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー
ACマルゴー PP89点
カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド
シャトー・マルゴーのセカンドワイン。
このワインは、さすがに5大シャトーのセカンドといった感じで、豊かな果実と柔らかいタンニンが高次元でバランスされていました。ヴィンテージ的にも飲み頃の初期といった感じでした。
 
8 2005シャトー・カロン・セギュール
ACサンテステフ メドック格付第3級 PP95点 
カベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロ40%
抜栓直後は、ややタンニンが立っていましたが、時間とともに本来のバランスのとれたワインへと変化していきました。
 
9 2006ジャック・カシュー エシェゾー
ACエシェゾー 特級ピノ・ノワール100%
新樽を多く用い、色濃く凝縮感のあるワインを生むドメーヌ。現在はジャックの息子、40代のパトリスがドメーヌを運営する。筆頭にくるのはグラン・クリュのエシェゾー、植えられているぶどうは戦前のものも見られ、樹齢の平均は40年以上を数える。
早めのヴィンテージでしたが、しっかり畑を感じることのできる実力派のワインでした。
 
10 2001アルジャーノ スオーロ
イタリア IGT トスカーナ サンジョヴェーゼ100%   PP 91点
1500年代からの歴史があり、優良なブルネッロの生産者として高い評価を持つ。アルジャーノの畑の中でも最も古く、平均樹齢が45年以上の"ヴォニョーネ"という畑と平均樹齢約20年の"オリヴィエラ"という畑で造られるサンジョヴェーゼ・グロッソを100%使用して造られます。スオーロとは『土壌』という意味を持ちます。
ヴィンテージ的にも、イタリアの良い時期に入っており、しっかりとした樽香と圧倒的な果実味がポテンシャルを語っていました。
 
11 1988コンテルノ・ファンティーノ バローロ・ソリ・ジネストラ
イタリア ピエモンテ DOCG  ネッビオーロ100%
1982年にクラウディオ・コンテルノとグイド・ファンティーノの二人によって設立され、モンフォルテ・ダルバではジャコモ・コンテルノやドメニコ・クレリコ等と並び称されるほど世界各国から注目を浴びる新しいカンティーナ。
彼らは、バローロ最良の畑の一つと言われている『ジネストラ』を所有し、粘土質の土壌から力強いワインを産出している。

バローロはやはりこのくらい経たヴィンテージの方が本来の力を発揮します。力強さの中にもエレガントなワインでした。

 新秋刀魚のペルシヤード 北あかりのガレット
 小伊勢海老のサラダ赤ピーマンソース
松輪産金目鯛のポワレ枝豆のクーリー
 フォワグラのソテー とうもろこしのブリニ 伊産ポルチーニ茸添え
 アルプス牛イチボ肉赤ワインソース
付け合せのナスは、下の写真のKさん差し入れのイタリア種ナスです。
この部位の肉は美味しかったです。当然、赤ワインとマリアージュしていました。

 端正な味わいのボルドーワイン
 エシェゾーは、2006ヴィンテージでしたが、今でも美味しいワインでした。
 仏産マグレ鴨のロースト オレンジソース
 充実した果実と酸が特徴のイタリアワイン
黒砂糖が濃厚な味わいでした