2017年11月25日土曜日

11.19 シニアソムリエワイン会 テーマ:ローヌワイン 


今回のテーマはローヌですが、Eギガルの素晴らしいワインがそろいました。
ギガル社の名声を高めているのは、コート・ロティの3つのプレスティージュ・キュヴェ、ラ・ムーリーヌ、ラ・ランドンヌ、そしてラ・トゥルク別名ギガル御三家と呼ばれています。
今回、久しぶりに御三家をいただいて感じたことは、ワイン単体ならモダンなトウルクの良さが光りますが、コルベールの様な古典的なジビエとはムーリンヌ、ランドンヌの方が魅力的に感じました。
このクラスになると、充実したジャムの様な果実を感じることができます。また、食事と合わせるとますますその魅力を発揮するコートロティの真髄を味わった気がしました。

W)シャプティエ エルミタージュ・ブラン・ル・メアル 1998
◆使用品種 マルサンヌ
◆ 醸造情報: 17度で30日間フレンチオークの樽とステンレスタンクで発酵。
◆熟成情報: 30%はフレンチオークの樽、70%がステンレスタンクで16ヶ月間熟成。
輝きのある金色。香り豊かで、まろやかな口当たり。キャラメリゼしたアプリコットやハチミツをたらしたオレンジなど凝縮感のある味わいで、力強さを感じさせる。前菜、魚料理、白身の肉料理などのお料理との相性抜群。

REギガル コート・ロティ・ ラ・トゥルク 2000

Eギガル コート ロティ シャトー ダンピュイ 2000
土壌    コート・ブロンド:シリカと石灰の混合土壌/コート・ブリュンヌ:酸化鉄の豊富な
ぶどう品種(セパージュ)            Syrah 95% Viognier 5%
平均樹齢        50

Eギガル コート ロティ ラ ランドンヌ 2009  Cote Rotie La Landonne
土壌    酸化鉄とマンガンが豊富な粘板岩と粘土の土壌
平均樹齢        35

Eギガル コート ロティ ラ テュルク 2000  Cote Rotie La Turque
土壌    シリカと石灰、雲母と粘板岩、酸化鉄の土壌
平均樹齢        30

Eギガル コート ロティ ラ ムーリーヌ  Cote Rotie La Mouline  1993  2009
土壌    片麻岩、シリカ、石灰質と黄土の土壌
平均樹齢        90


78年のミレジメから世に出たラ・ランドンヌ。ラ・ムーリーヌがあるコート・ブロンドに隣り合うコート・ブリュヌの斜面にある区画。10年以上をかけて、20弱の所有者に分割されていた区画をまとめ上げた。広さ2ha強に植えられているのはシラー種のみ。

北海道白子のコンソメロワイヤル
サヨリのマリネ

メオ・カミュゼ  コルトン・シャルルマーニュ 2011
素晴らしいワインでした。ナッツを感じる香り、バランスのよい果実
ちなみに、赤文字はネゴシアンもの、緑の文字はドメーヌものだそうです。


カリフラワーのブランマンジェ
雲丹のクーリーソース
蝦夷鹿のロティ ソースポワヴィラード

素晴らしいgarnet
ハンガリー産フレッシュフォワグラのポワレ
フランス産ピエドムートン添




フランスソローニュ産コルベールのロティ

ギガル三銃士の中で、最も美しく鮮やかなスーパースター、ラ・トゥルク。85年がファースト・リリースで4,000本ほどのワインが市場に出回った。ラ・ランドンヌと同じコート・ブリュヌに位置する1ha弱の区画で、93%のシラー種と7%のヴィオニエ種からなる。    


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