2016年12月30日金曜日

12.14 マルマス コパン ワイン会


ウェルカムワイン 
2016ヤマソービニオン 紫輝  ヤマソービニオン100% (蒲谷)
2015ヤマソービニオン 紫輝  ヤマソービニオン100% (小林)           

 NVディアデマ シャンパーニュ・ドサージュ・ゼロ・ブリュット
ACシャンパーニュ ピノ・ノワール、シャルドネ(小林)      
イタリア、トスカーナのディアデマがシャンパーニュで造るボトルにスワロフスキーをあしらったシャンパン。華やかなボトルは職人の手仕事によって丁寧に作られたもので、外観ばかりでなく、中身もビオディナミ生産者として注目のクーシュ・ペール・エ・フィスによるブドウから丁寧に造られたもの。
控えめな酸と甘さも感じる豊かな果実味が印象的でした。

2 2006フレデリック・コサール ムルソー・レ・クロマン
ACムルソー  シャルドネ100%    (前澤)
ブルゴーニュ自然派の筆頭格として、フィリップ・パカレと共に名を連ねるのが、ドメーヌ・ド・シャルソネの当主、フレデリック・コサール。このムルソーはネゴシアンものですが、契約畑と一切妥協の無い取り決めと、誰もが驚く、徹底した樽までの仕上げなど、こだわりのワイン造りを行っています。2006年の白は、ワイン好きの記憶に残る年になるであろう、素晴らしい年。
自然派らしいリンゴ酸を感じるワインでした。ムルソーもいろいろなタイプがあるものです。

3 2011ミアーニ リボッラ・ジャッラ ペッタリン (須田)
DOCフリウリ・コッリ・オリエンターリ リボッラ・ジャッラ100
PP92点          
リボッラ・ジャッラ種とは、イタリア北東部フリウリで最も有名な品種。作付け面積は少ないが近年伝統的な品種として見直されています。花やレモンの香りを持った繊細さが特徴。ロザッツォとブットリオにある樹齢60年以上の古樹の区画のブドウを使用。年産約1,200本。
複雑な香りとバランスの良い味わいは古樹から来るものかもしれません。
強すぎない品の良いフリウリです。


4 2009ドメーヌ・ド・シュヴァリエ ブラン
ACペサック・レオニャン ソーヴィニヨン80%、セミヨン20% 
 PP95+点   (佐藤)
騎士という意味の「シュヴァリエ」が名前についているのは、このドメーヌがスペインの巡礼地、サンティアゴ・デ・コンポステーラまでの通り道にあり、それを守る騎士という意味で付けられたと言われています。ボルドーブランの中でも最高峰に位置するドメーヌ・ド・シュヴァリエの白ワイン。昔から評価の高かったワインですが、1990年代に入ってから、そのクオリティには、ますます注目が集まっています。
素晴らしいボルドー白は久しぶりに感動しました。
精緻なバランスが印象的でした。

5 2012ドメーヌ・ロベール・シルグ 
ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・プティ・モン
ACヴォーヌ・ロマネ1級  ピノ・ノワール100%(前澤)          
1960年創業の非常に小規模なワイン生産者。手作業で収穫作業を行っています(100%除梗)。リュットリゾネといわれる化学薬品を使用しない害虫対策など、高品質ワインを生み出す為の真摯な取り組みが随所に見られます(平均樹齢は35年~40) 。働くスタッフには女性が多く、ワインにも女性らしい繊細さが表れています。
野生的な香りを感じることができるワインでした。

6 2012グロ・フレール・エ・スール ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ
ACヴォーヌ・ロマネ1級 ピノ・ノワール100% PP88-90点(春日)
このワインはエシェゾーの格下げです。ベルナール・グロは、ジャン・グロの次男が、子供のいなかった叔父・叔母のドメーヌである「ドメーヌ・グロF&S」を1980年より引き継ぎました。品質のさらなる向上の為に先進機器を用いた醸造技術の導入に力を注いでいます。現在所有する畑は3つのグラン・クリュを含め20.21ha。華やかな香りとふくよかな果実味、これぞヴォーヌ・ロマネと言うに相応しいワインです。
さすがに、格上の雰囲気も感じられ、端正で官能的な香りが印象的でした。

7 2011テヌータ・ティニャネロ(アンティノリ) ソライア
イタリア  トスカーナI..T  PP91点    (岩田)
カベルネ・ソーヴィニヨン75%、サンジョヴェーゼ20%、
カベルネ・フラン5%               
イタリアワイン界に革命を起こした3大スーパータスカンの一つ、ソライア。ティニャネロのブドウを使用し、ちょうど逆のブレンド比率。遊び心で造られたワインが、世界を熱狂させるスーパータスカンとなりました。ソライアとは「照りつける太陽」という意味で、その味わいはボルドーワインにも引けを取らないエレガンスと力強さ。畑の面積はわずか20haでティニャネロの1/3程度。ゆえに生産量がわずかで、数ある有名スーパータスカンの中でも非常に入手困難になっています。
圧倒的な完成度を感じるスーパータスカンでした。ビロードのようなタンニンを体感したのは久しぶりでした。全てがパーフェクトと思えるワインです。


8 2011トーレス マス・ラ・プラナ カベルネ・ソーヴィニヨン
スペイン ペネデス  カベルネ・ソーヴィニヨン100PP93点 
(緒方)
『キング・オブ・スペイン』、『カタルーニャの星』と名高いスペイン最大手のワイナリー、トーレス。 トーレス社は、フランスとの国境に近いバルセロナの近郊、ペネデス地方でワインを造り続けて140年以上の歴史を持つスペインきっての名門。マス・ラ・プラナはペネデス・セントラルの標高250メートル付近にあり、約29ha広がる畑でカベルネ・ソーヴィニヨン種に特化してブドウを栽培しています。ワイン専門誌で高得点を取得、国内外のワインコンクールで数々の受賞を受けるなど、世界中で高い評価を獲得。
比較的やわらかいタンニンと豊富な果実が親しみやすさを感じさせてくれました。

9 2011ジャン・リュック・コロンボレ・ルシェ 
  コルナス シラー ACコルナス  シラー100%  (蒲谷)
1982年にコート・デュ・ローヌのコルナスに妻のアンヌと共に醸造コンサルタントのラボを開設したジャン・リュック・コロンボ。コート・デュ・ローヌの造り手を中心に50件以上のドメーヌの醸造コンサルタントを務めています。1995年からはネゴシアンとドメーヌ業も開始し、自らワインを手掛けています。ジャン・リュック・コロンボが所有する自社畑から造られる4キュヴェの内、メゾンを代表するキュヴェがこちらの「レ・ルシェ」です。南東向きの単一区画で、コロンボが1982年に最初に入手した自社畑です。堅固な骨格と密度の高い滑らかなタンニンが心地良く感じられます。
若干硬めの印象もありましたが、コルナスのテロワールを感じることができるワインでした。

甲烏賊のカルパッチョ
奄美大島産尾長鯛の燻製
フランス産ロブスターのロティ ソースヴァンヴランココナッツカレー風味
フォワグラのポワレきのこ添え
北海道産蝦夷鹿のグリエとルッコラのサラダ トリュフがけ

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