ウェルカムワイン
2014シャトー・ペロン ACグラーヴ ソーヴィニヨン・ブラン 50%/セミヨン 40%/ミュスカデル 10%
(小林)
1 2005モエ・エ・シャンドン ドン・ペリニヨン
ACシャンパーニュ シャルドネ60%、ピノ・ノワール40% (小林)
シャルドネはシュイィ、クラマン、アヴィーズ、ル・メニル・シュール・オジェ、ピノ・ノワールはアイ、ブジー、ヴェルズネイ、マイィ、オーヴィレールがブレンドの核をなす。2005年はシャルドネがやや多めの比率となった。
さすがにドン・ペリは美味しい、そう思えるシャンパーニュでした。
麦の香り、きめ細やかな泡。。。
あらためてその実力を知ることができました。
2 2012アルバン・ヴィンヤード ヴィオニエ
カリフォルニア州 エドナヴァレー ヴィオニエ100% PP93点 (佐藤)
オスピス・ド・ローヌの主催者の1人としても知られるジョン・アルバン氏
2012 ヴィオニエ エステイトはとてもリッチ。バニラ、スパイス、トースト、ブリオッシュのレイヤー後にゴージャスな白桃とパイナップルの香り立ち。このフルボディでずっしりと贅沢なヴィオニエはカリフォルニアで造られる物の中でもトップの一つである。
(輸入元資料)
どこか、明るい感じのヴィオニエワインです。強めの果実、控えめな苦味、どれをとってもカリフォルニアワインらしい雰囲気でした。
3 2011ラファエル・パラシオス ソルテ・オ・ソロ
スペイン/ガリシア地方 DOバルデオラス ゴデーリョ100% PP95点 (須田)
わずか0.47ヘクタールの単一畑“オ・ソロ”作柄の優良年に限り造られるパラシオスのキュヴェ。2009年に試作したワインがワイン・アドヴォケイトで91点を獲得した。2011年は待望のファースト・ヴィンテージに当る。樹齢39年,バイオダイナミックで栽培されたゴデーリョの収量は,驚きの24ヘクトリットル 樽発酵の後,シュール・リーの状態で8ヶ月熟成。。総生産本数2,680本のパラシオス自身がずっと造りたかった最高の白ワイン。
スペインのワインですが、日本のシャルドネを連想させる香りがします。後半は特有の味わいがします。強いワインですが、素晴らしいバランスです。
4 2012ドメーヌ・ルフレーヴ
ムルソー・プルミエ・クリュ・スー・ル・ ド・ダーヌ
ACムルソー1級 シャルドネ100% PP89-91点 (小島)
ルフレーヴはピュリニー・モンラッシェとムルソーに挟まれたブラニー村にも畑を所有し、ドメーヌ唯一の赤ワインを醸造していたが、1995年に一部をシャルドネに植え替え、04年に残りの区画もシャルドネに植え替えた。ムルソーらしく、ハニーテイストでリッチな仕上がり。
流石に圧倒的なバランスとフランスワイン独特の複雑さを兼ね合わせた素晴らしいムルソーでした。ムルソーらしい香りもしますが、あくまでルフレーヴの様式です。
繊細かつリッチなワインでした。
5 2011サントリーワインインターナショナル
塩尻マスカット・ベーリーA ミズナラ樽熟成
塩尻 マスカット・ベーリーA 100% (春日)
ミズナラ樽がもつ、びゃくだんを想わせる和樽特有の香りとココナッツの香りが日本固有のぶどう品種「マスカット・ベーリーA」特有の甘い香りと絶妙なバランスです。
そしてミズナラ樽がもつ、びゃくだんを想わせるオリエンタルな香り、ココナッツ様の香りが日本固有のぶどう品種「マスカット・ベーリーA」特有の甘い香りと絶妙なバランスを醸しだしている。
ベリーAの香りに包まれながらも、バランスの良い繊細なワインです。ミズナラはサントリーウイスキー響の構成のうえで重要な樽です。白檀の香りは分かりませんでした。ブドウ品種の好き嫌いはあると思いますが、その綺麗なバランスはフランスワインに勝るとも劣らないものでした。
6 2004エマニュエル・ルジェ ヴォーヌ・ロマネ
ACヴォーヌ・ロマネ ピノ・ノワール100% (前澤)
ブルゴーニュの神様とよばれるアンリ・ジャイエ。 アンリ・ジャイエの甥であるエマニュエル・ルジェは、いわゆる「ジャイエ」風のワインを生産し続けている。洗練された豊かなワインである。また、力強さと上品さ、深遠さとしなやかさを兼ね備え、ブルゴーニュに見いだせるワインの中でも最も高級な部類に属している。ルジェは、ブルゴーニュに「ルネサンス」を巻き起こした新世代の中でも、間違いなく最も素晴らしい醸造家の一人である。 「ロバート・パーカー・ワイン・バイヤーズ・ガイド」より
個人的に今飲むなら2004ヴィンテージは良いと思っています。しかも、ルジェとくれば期待しない訳にはいきません。まさに期待を裏切らないベリーの香りと官能的な雰囲気、味わいも格別です。ルジェは最近ののもよりも、2000年前半の方が良かった気がします。
7 2005ポール・レイツ
シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ・レ・フスロット
ACシャンボール・ミュジニー1級 ピノ・ノワール100% (岩田)
1882年、ポール・レイツはコート・ド・ボーヌとコート・ド・ニュイの間に位置するコルゴロワン村の葡萄畑に会社を創立しました。そして4代にわたり、ポール・レイツは高い伝統の醸造と販売においての技術と知識を守ってきました。
シャンボールはイメージが掴みにくい地域ですが、個人的には好きな畑です。
良い年ののもで、しっかりとした古典的なBourgogneワインでした。
8 2009ドメーヌ・シモン・ビーズ
サヴィニー・レ・ボーヌ・プルミエ・クリュ・レ・マルコネ
ACサヴィニー・レ・ボーヌ1級 ピノ・ノワール100% (蒲谷)
1868年にサヴィニーの土地を買い、1880年にワイン造りが始まった歴史あるドメーヌです。1988年、4代目の当主パトリックが継ぎ、1998年、パトリックは日本人女性の千砂さんと結婚。長男ユーゴ、長女ナスカというふたりの子どもにも恵まれたものの、2013年10月、61歳の若さで他界した。
BSのワイン番組などに時折紹介されるマダムです。いかに自然に敬意をはらい大切に向かい合っているかが分かります。良い年のサヴィニーは期待を裏切らない素晴らしいものでした。繊細さも兼ね備えた日本人にも馴染みやすいワインでした。
9 2006レ・フォール・ド・ラトゥール (緒方)
ACポイヤック カベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロー30% PP92点
第1級格付シャトー・ラトゥール・のセカンドワイン。
シャトー・ラトゥールは「ランクロ」と呼ばれる最も重要な区画があり、より若樹から収穫されたブドウが一部使われています。ほぼファーストと同じ工程で造られますが、メルロー比率が高い分、柔らかく、早めに飲み頃を迎えます。
柔らかいセカンドとは言え、格付けワインの代表格だけあって、桁違いの骨格を感じました。果実とタンニンのバランスは流石でした。
10 2009ドメーヌ・デュ・ペゴー
シャトーヌフ・デュ・パプ・ キュヴェ・ローレンス (佐藤)
ACシャトーヌフ・デュ・パプ グルナッシュ80%、シラー6%、ムールヴェードル4% その他10% PP98点
☆レゼルヴと同じ醸造法ですが、レゼルヴが2年熟成に対してローレンスは4年の長期熟成キュヴェ。
☆レゼルヴは毎年約60,000本生産されますが、ローレンスは約6,000本(1フードル)です。
☆ダ・カーポ(1フードル)を生産するヴィンテージにはローレンスは造られません。同一ヴィンテージで3つのキュヴェを生産することはありません。
スモークされた肉、甘草、黒コショウ、香辛料となめし皮がとても素敵なフルボディの感覚を楽しませてくれる。素晴らしい果実の旨みが口中に広がる。我慢するのは難しいほど優れたものだが、今から2029年が飲み頃。ワイン・アドヴォケート209号2013年10月
ヌフの実力を感じることができる素晴らしいワインでした。食事との相性を考えると最強のワインスタイルだと思います。大きな蜘蛛の巣グラフが高いバランスで描けそうなワインです。
小島さんから戴いた松茸と広島産牡蠣のパネ タルタル添え
今年は色々な形で松茸を楽しみました。
石川県産アジのマリネ クロカワのサラダ仕立て
クロカワと魚介のマリネが合うことも今年感じました。
魚介のブイヤベース ロワイヤル風
フランスシャラン鴨とイベリコ豚のファルシとフォワグラ
赤ワインソース クリタケと共に
フランスBretagne産 雉のロースト ジロール茸のソース
イタリアマルケ産白トリュフがふんだんに使用されています。