ウェルカムワイン
2013井筒ワイン カベルネ・フラン (小林)
1 2004ボランジェ ラ・グランダネ (菅沼)
ACシャンパーニュ ピノ・ノワール 65%、シャルドネ 35% PP93点
ブドウの当たり年にのみ造られる。ヴィンテージの特性と同時に、“ボランジェ・スタイル”“テロワールの素晴らしさ”“伝統的製法”が感じられるシャンパーニュ。2004年は、グランクリュとプルミエクリュのみをオーク樽で一次発酵させた後、コルク栓をしてカーヴで7年熟成。
色合いも濃く、ネープレスイエロー シャープで香りの量も多い。
2 2011ミアーニ リボッラ・ジャッラ ペッタリン
DOCフリウリ・コッリ・オリエンターリDOC リボッラ・ジャッラ100% (佐藤)
リボッラ・ジャッラ種とは、イタリア北東部フリウリで最も有名な品種。作付け面積は少ないが近年伝統的な品種として見直されています。花やレモンの香りを持った繊細さが特徴。
ブドウ品種が珍しいものであるが、濃厚で甘みも爽やかで、良くできたワイン。
3 2005シモン・ビーズ・エ・フィス コルトン・シャルルマーニュ
ACコルトン・シャルルマーニュ 特級 シャルドネ100% (須田)
97年が初ヴィンテージ、面積
0.2ヘクタール、ぺルナン・ヴェルジュレス側のアン・シャルルマーニュに位置する最も西向きの区画。エレガントさときりっとした酸とミネラル感が身上のコルトン・シャルルマーニュ。
ミネラル感が強く、若干の苦味も感じられるタイプ。
4 2010ドメーヌ・ヴァンサン・ジラルダン
カンテサンス・ド・コルトン・シャルルマーニュ
ACコルトン・シャルルマーニュ特級 シャルドネ100% PP93+点 IWS95+点 (前澤)
「Quintessence=カンテサンス」とは「真髄・本質」という意味。わずか0.3ha の畑は標高380m、南~南西向きの斜面の中腹に位置しています。表面の土壌は粘土と石灰質、深度0.50m より下は粘土質になっています。1 ヘクタールあたり10,000 本の密植、除草剤や人工肥料は一切用いません。平均樹齢は70 年、1 本の樹には4 房だけ残します。フレンチオーク樽で20 ヶ月間熟成させています。全体の1/3
が新樽、1/3 が1 年樽、残りが2 年樽です。濃い黄金色、果実の甘さがよりエレガントに、そして強く感じられます。
厚みも感じられ、若干の甘さを感じるものの、しっかりした印象。
5 2012モンジャール・ミュニュレ エシェゾー・ラ・グラン・コンプリカシオ
ACエシェゾー特級 ピノ・ノアール100% (小林)
このドメーヌの華はなんといってもエシェゾーとグランゼシェゾー。それぞれ2.6ha、1.44haという面積は、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティに次ぐ広さだ。ドメーヌのグランクリュの中でも人気の高かったエシェゾー V・Vがオスピスに売却した為2011年産を持って終わる事となった。代わりに新キュヴェ、エシェゾー・ラ・グラン・コンプリカシオンがリリースされた。
初リリースであるが、硬さも感じられ、ミュニュレらしくない印象。この先の熟成が期待できるものの、今飲むには早いワイン。
6 2004クリストフ・ペロ・ミノ クロ・ヴジョー
ACクロ・ヴジョー特級 ピノ・ノアール100% (蒲谷)
ドメーヌ・ペロ・ミノは、1973年にドメーヌ・アルマン・メルムがふたつに分かれて誕生した。もう一方は道路を隔てて対面に位置するドメーヌ・トープノ・メルムである。
1990年頃までワインの大半は桶売りされ、ドメーヌの評価もさほど高くはなかったが、現当主のクリストフ・ペロ・ミノが修業から戻り、ワインを手がけるようになっ
てこのドメーヌは一気にブレークした。
あのブルゴーニュワインの神様、アンリ・ジャイエの薫陶を受けたクリストフのワインは、香り高く果実味豊かで、若いうちから楽しめるスタイル。
ベリー系の香りが表現されていて、2004ヴィンテージながら複雑さも心地よく表現された素晴らしワイン。
7 2010シャトー・ロシェイロン (佐藤)
ACサン・テミリオン特級 メルロー70%、カベルネ・フラン30%
スペインのペトリュスと形容される、ドミニオ・デ・ピングスを率いるピーター・シセック氏と、サン・テミリオンの
シャトー・フォジェールのオーナーのシルヴィオ・デンツ氏がタッグを組み、サン・テミリオン最上のテロワールと言われる7.4haの畑からリリースしているワインが「シャトー・ロシェイロン」です。この2010年がファースト・ヴィテージ。
強いワインで、セパージュから想像するよりもタンニンもしっかりしているワイン。
8 1995シャトー・レオヴィル・ポワフェレ PP90点 (緒方)
ACサン・ジュリアン 第二級 カベルネ・ソーヴィニョン65%、メルロ25%、
プティ・ヴェルド8%、カベルネ・フラン2%
サン・ジュリアン村にある、有名な「レオヴィル3兄弟」の一つ、かつて同じ畑だったレオヴィルが3分割されたのですが、初代オーナーのポワフェレ男爵の名前を取って、この名前となりました。シャトー・レオヴィル・ポワフェレの畑の可能性について、中にはレオヴィル・ポワフェレの土壌はサン・ジュリアンの2級シャトーのどこよりも優れていると言う人もいる。
90年代より改善が見られるようになった。
9 1993シャトー・シュヴァル・ブラン PP86点 IWS91点 WJ90点(前澤)
ACサン・テミリオン第一特別級(A) カベルネ・フラン 55%、メルロー
45%
シュヴァル・ブランの醸造的な特徴はカベルネ・フランとメルローを同じくらいの割合で使用すること。シュヴァル・ブラン独自のテロワールに植えられたカベルネ・フランの効果によって、リッチネス、完熟感、強い粘性のあるテクスチュア、ビロードのようなタンニン、シルキーな舌触りとエキゾチックで長い余韻が実現されています。
期待を裏切らない素晴らしいワイン、今回のラインナップの中でもバランスの良さと柔らかな印象は変わらず、秀逸な印象でした。
今回は残念ながら参加できませんでしたが、会の記録のため更新しました。
今回は、M先生ご夫妻の結婚記念日のお祝いの会も兼ねて開催されました。
おめでとうございます!
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