2014年2月23日日曜日

1.21 マルマス・コパン ワイン会


 
私は参加できませんでしたが、会の記録のためUPしました。
ワインの感想はK先生のものです。

 
ウェルカムワイン 
2007神戸ワイン・エクストラ・ホワイト シャルドネ
 

1 1997サロン
ACシャンパーニュ特級 品種:シャルドネ 100% PP95
ブラン・ド・ブランのシャンパーニュの最高峰「サロン」はクリュや品種のアッサンブラージュが原則の世界にあって、単一クリュ、単一品種、単一ヴィンテージのシャンパンのみを生み出し続けてきた。すべての条件が揃った類い稀なる年にのみリリースされるため、これまで世に出たのは1911年より一世紀の間に30数ヴィンテージに過ぎない。1997年は36ヴィンテージ目となる。良い年の最上質のぶどうのみを使用するため、年産4万から5万本という希少なシャンパン。
シャープな印象があるサロンですが、ふくよかな奥行きを感じることができました。 
 
2 2011ミアーニ フリウラーノ・ブリ
イタリア フリウリ・コッリ・オリエンターリ DOC フリウラーノ100
名前は広く知られているが、実際口にしたことがある人はそう多くないでしょう。そのようなワインの代表格といえるのが、ミアーニです。イタリアワインの中でカルト的な存在として有名であり、地元フリウリでも容易に手にすることはできない幻のワインのひとつとして知られている。一代でこのワインを造り上げた醸造家のエンツォ・ポントーニは、イタリアの生ける伝説といっても過言ではない。 ブットリオにある様々な古樹の区画のブドウを使用。樹齢50-80年。除硬せず、房ごとゆっくりとプレス。ステンレスタンクで1日デブルバージュ。バリックでアルコール発酵。マロラクティック発酵はしない。年産約2,000本。
優しいが、芯がしっかりしていて香りも豊かな充実したワインでした。

3 2011エール・ダルジャン
ACボルドー ソーヴィニョン・ブラン60%、セミヨン38%、ミュスカデル2  PP90-92
ボルドー辛口白ワインのトップワインのひとつ。ムートンが作る偉大な白ワイン。かつて造っていた白ワインを1991年から復活。2011年は天候に恵まれ見事に成熟したぶどうの収穫に成功し、クラシックなボルドースタイルのワインを生み出しました。エール・ダルジャン(銀の翼の意)。
セパージュ由来の甘さと複雑さを感じることができるバランスの良いワインでした。

4 2009マルク・テンぺ ゲヴェルツトラミネール・マンブール・
  ヴァンダンジュ・タルティヴ
ACアルザス ゲヴェルツトラミネール100
遅摘みゲヴェルツトラミネールを使用したマルク・テンペの最高傑作。
アルザス屈指のビオディナミ生産者。
貴腐ワインのような甘さを感じるが、酸もあり、食事ともあわせやすい。白子やフォワグラとマリアージュしていました。

5 1997シャトー・ボーセジュール・ベコ
ACサンテミリヨン プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ B
平均メルロー70%、カベルネ・フラン24%、カベルネ・ソーヴィニヨン6% PP89
このヴィンテージのスターの1つ。古い町の真西、サン=マルタン・ドゥ・マゼラにあるボーセジュール・ベコは、アペラシオン、サンテミリオンの中心に位置する。
古酒の雰囲気のある柔らかいワイン、酸もタンニンもしっかりしていました。 

6 2000シャトー・ランシュ・バージュ
ACポイヤック メドック5級 カベルネ·ソーヴィニヨン71%、メルロー16%、
カベルネ・フラン11%、プティ・ヴェルト2% PP97
1855年の格付け時に5級だったにもかかわらず、ときに「スーパーセカンド」とも呼ばれるランシュ・バージュ。畑は北側のムートン・ロートシルとラフィット・ロートシルト、南側のピション・ラランドとピション・バロン、ラトゥールの中間にある素晴らしいテロワール。
近年のランシュバージュよりも充実感を感じました。また、香りもバランスも秀逸でした。
 
7 2007ドメーヌ・ド・モンティーユ 
ヴォルネー・プルミエ・クリュ・レ・タイユピエ
ヴォルネー1級 ピノ・ノワール100
ヴォルネーのドメーヌ・ド・モンティーユといえば、古典的ワインの銘醸家として名の知れたドメーヌ。一般にエレガントとされるヴォルネーでさえも、「いつ開くのかわからない」と言われたドメーヌ・ド・モンティーユのワインだが、今日では若いうちから香り高く、そしてタンニンもしなやかなものとなり、かつ長期熟成にも十分耐え得るスタイルへと大きく変化している。
既に飲み頃を迎えている感じで、ヴォルネーの良さを感じることができました。

8 2010ルシアン・ル・モワンヌ シャトーヌフ・デュ・パプ オムニア
Cシャトーヌフ・デュ・パプ    PP98+
グルナッシュ・ノワール 80%、シラー 10%、ムールヴェードル他
ルシアン・ル・モワンヌを手掛けるブルゴーニュの鬼才、ムニール・サウマ氏が、南フランスのシャトーヌフ・デュ・パプから自社畑のワインを2009年よりリリースしたのが、この「オムニア」。 「オムニア」とはラテン語で『すべて』という意味。 この1本の中に“シャトーヌフ・デュ・パプ”の全てが詰め込まれているかのような完璧な出来栄えから、このように名付けられました。
濃厚な果実を感じることができる満足感のあるワインでした。



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