今回、松本からお迎えした深沢シニアソムリエールも驚く内容です。お祭りとはいえ、マルマスさんとコパンさんの意気込みを感じる超お得なイベントです。
個人的に良かった2本です。
今回のトピックスは、ルイ・ジャドからノンフィルターが初リリースされ、個性を発揮していました。
2012ヴィンテージは、厳しい内容ですが、作り手の個性や考え方がハッキリ表現されていました。
自然派以外のワインでは、ルイ・ジャドが果実の演出をしているように感じました。
今回の1番人気は、フィリップ・パカレ!、2番人気は、ジョゼフ・ドルーアン ヴィラージュ・ヌーヴォー・VVでした。
(リスト)
・ ルー・デュモン
日本人が造るボジョレー・ヌーヴォー
ルー・デュモンのヌーヴォー、7年目のリリースです。 2006年より日本人醸造家・仲田晃司氏がリュット・レゾネ農法(必要な時にだけ最低限の農薬を使用する減農薬農法)で造るこだわりヌーヴォー。しかも、樹齢70年以上の古樹より厳選されたブドウを使用することで、そのブドウ畑の持つ個性を充分に反映した、深い味わいと日本人らしい繊細なやわらかい口当たりをあわせ持った、上質のヌーヴォーに仕上がっています。
・ヴィニフィレ・パ・ジュンコ・アライ
ボジョレー・ヴィラージュ・プリムール・ル・ボント・デュ・ディアーブル
コスモ・ジュンの新井順子さん造るボジョレー・ヌーヴォーが3回目の挑戦!
2009年、2010年のヌーヴォの会で、一番人気でした。
今年もコスモジュンのヌーボの畑は、ル・ボント・デュ・ディアーブル(小悪魔の橋)です。何と樹齢60年の単一畑のボジョレー・ヴィラージュです。自然派ヌーヴォその名もル・ポント・デュ・ディアーブル「小悪魔の橋」新井順子さんは、すでにフランス、ロワール地方にて「ボワルカ」の名前でワインを造っている日本人女性の造り手です。
今回、順子さんにヌーヴォ用の1haの畑を貸してくれる、その畑の所有者はジョヴェールです。ル・ポント・ドゥ・ディアーブル(小悪魔の橋)という、なんと樹齢60年の単一畑です。
・ドメーヌ・ロシェット
ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー・キュヴェ・プレスティージ
造りは除梗せず、セニエを行う
クリュ・ボジョレーとしてレニエ、ブルイイ、ボジョレー・ヴィラージュなども合わせて6ヘクタールを所有するドメーヌです。有機栽培に近い、昔ながらの耕作を実践しています。ボジョレー・ヴィラージュでは樹齢30年弱の葡萄を使用しております。つくりで目を引くのは除梗をしない点と、セニエを行う点です。これまでのボジョレーに飽き足らなさを感じている方は、一度、ドメーヌ・ロシェットのヌーヴォーをお試しください。
☆自然派ヌーヴォー
・フィリップ・パカレ
ボジョレー・ヴァンド・プリムール フランス自然派の代名詞ワイン
自然派の代名詞とも呼ばれる注目の醸造家、フィリップ パカレ。ヌーヴォー以外のワインも人気で、フィリップ・パカレのワインのファンは日本でも多いと思います。
自然酵母のみで発酵させ、ワインの状態がよければ醸造だけでなく瓶詰め時も亜硫酸無添加になります。しっかりとしたエキスと美しい酸味は、ヌーヴォーとは思えないフィネス(繊細さ)を感じさせます。
入荷後すぐに飲んで美味しいだけでなく、翌年以降も素晴らしい熟成をしますので、あえて「ヌーヴォー」ではなく、「ヴァン ド プリムール」という表記にしています。
・M・ラピエール ボジョレー・ヌーヴォー
フランス自然派ワインの巨匠、マルセル ラピエールのヌーヴォー
2010年10月、突然の訃報。自然派ワインの父とよばれたマルセル ラピエールのあまりにも早すぎる死でした。その大きな悲しみを胸に、ラピエール ファミリーは前を向きます。長男のマチューは、ドメーヌに戻って数年間、栽培に醸造にと父と共にワイン造りの中核を担っていました。この数年の内には、最悪の天候の年もあれば、最高の条件が整った年もあり、その両方を父と共に経験することで、凝縮した経験を得ました。この貴重な経験を経て、マルセルのワイン造りの魂は確実にマチューに受け継がれています。その決意の表れとも言えるのが、生産者名に記載されたラピエールファミリーの"M"の文字。これは、長男マチューの"M"、マリー夫人の"M"に加えて、もう一人の"M"であるマルセルが、家族と共にあるという想いを込めたラピエールファミリーの"M"なのです。そのマチューが渾身の想いを込めて造る今年のヌーヴォーは、父への想い、日本へのエール、未来へ向かうラピエール ファミリーの誇り、全てが詰まった特別なヌーヴォーとなります。
・ジョルジュ・デコンブ ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー
モルゴン村の生産者が造るワンランク上のヌーヴォー。
マルセル・ラピエールの一番弟子が手掛けるヌーヴォー。
ここ数年,自然派ヌーヴォを比較試飲して評価する機会が増えている中、「とにかく美味しいのはデコンブ」として、多くのワイン愛好家の評価を得ています。モルゴン村のワインの特徴として、色がしっかりとしていて、腰が強いのに、爽やかさすら感じる繊細な風味と味わいを兼ね備えています。昨年のヌーヴォーの会で人気 №1。
・ジョゼフ・ドルーアン ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー
ボジョレー・ヌーヴォーの原点!
メゾン・ジョゼフ・ドルーアンは1880年にブルゴーニュワインの中心地、ボーヌに設立され、120年以上もの間、家族経営にこだわり、頑なに創業当時から受け継がれるテロワールへの信念を守り続けるブルゴーニュを代表するワイナリーです。
ジョゼフ・ドルーアンのボジョレー・ヌーヴォーのはじまりは1959年。その年の11月、ロベール・ドルーアンは友人達を喜ばそうと、自ら手がけたボジョレーの新酒を紹介しました。友人達はかつて味わったことのない、香り高く、果実味豊かなヌーヴォーに歓喜し、翌年のヌーヴォーも手に入るかと心配するほどの熱狂が沸き起こりました。この大成功により、 ジョゼフ・ドルーアンのヌーヴォーはロンドン、ブリュッセル、ミラノへと続き、その後、次々と世界各国へ送り出され、今や世界中の人々を魅了しています。
・ジョゼフ・ドルーアン
ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー・ヴィエイュ・ヴィーニュ
特別限定ヌーウ゜ォー!
ボジョレー・ヌーヴォーに対し、ボジョレー・ヴィラージュ・ヌヴォーはボジョレー地区の中でも特に良質のブドウが収穫できる北部38の村で造られたボジョレー・ヌーヴォーです。つまり、ワンランク上のボジョレー・ヌーヴォーといえます。
このボジョレー・ヴィラージュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ(古木)ヌヴォーは、凝縮感溢れるぶどうが収穫できる30年以上の古樹から手摘みされたブドウのみ使用。古樹のブドウならではの凝縮された果実味と程よい重みや深みがあります。普通のボジョレー・ヌーヴォーでは物足りないという方にお勧めです。
・ドメーヌ・レ・グリフェ
ボジョレー・ヌーヴォ・キュヴェ・スペシャルV・V
ゴールデン・ボージョレ・ヌーヴォー!ノンフィルター
ドメーヌはボジョレー南部の村ル・ボワ・ドワンの中心に位置し、所有する約10haの畑はこれまで何世代にも渡って珠玉のワインを世に送り出してきた歴史あるドメーヌ。他のヌーヴォーとは明らかに一線を画す圧倒的なクオリティの高さを持つ。ボージョレ・ヌーヴォ唯一の公式コンクールであるトロフェ・リヨンで2011年産が金賞受賞や、ヌーヴォー以外のボージョレを対象としたボージョレ最大規模のコンクールであるコンクール・デ・グラン・ヴァン・デュ・ボージョレ2012でボージョレ・ルージュ2011年産部門において前人未到の同一カテゴリーで金・銀・銅メタルを独占するなど、他を圧倒する高い品質を持っています。見た目のイメージそのままに中身もゴールドなこのヌーヴォーは、みずみずしくジューシーかつパワフル、果実の熟度と適度な酸とのバランスが非常に優れたスタイルです。
・ドメーヌ・レ・グリフェ
ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォ・キュヴェ・スペシャルV・V
ゴールデン・ボージョレ・ヌーヴォー!ノンフィルター
ドメーヌはボジョレー南部の村ル・ボワ・ドワンの中心に位置し、所有する約10haの畑はこれまで何世代にも渡って珠玉のワインを世に送り出してきた歴史あるドメーヌ。他のヌーヴォーとは明らかに一線を画す圧倒的なクオリティの高さを持つ。ボージョレ・ヌーヴォ唯一の公式コンクールであるトロフェ・リヨンで2010年産が金賞受賞や、ボージョレ最大規模のコンクールで、グラン・ヴァン・デュ・ボージョレに毎年上位入賞するなど、国際的評価も高いのも魅力的です。見た目のイメージそのままに中身もゴールドなこのヌーヴォーは、みずみずしくジューシーかつパワフル、果実の熟度と適度な酸とのバランスが非常に優れたスタイルです。
ルイ・ジャド
・ボージョレ・ヴィラージュ・プリムール
本物のヌーヴォー!
しっかりしたコクと深い味わいが感じられる、ワンランク上のヌーヴォー
ルイ・ジャド社はブルゴーニュのメゾンとして、そのボージョレー・ヴィラージュ・プリムールを全て自社にて醸造しています。元来、ヌーヴォーとはその年のワインを一番最初に楽しんで頂くものです。ですからルイ・ジャドでは毎年ヌーヴォーワインを特別に醸造するのではなく、通常のボージョレー・ヴィラージュワインを醸造する中で特にフルーティな仕上がりのキュヴェをプリムール(ヌーヴォーと同意語)として出荷しています。つまりルイ・ジャド社のプリムールワインは若々しさを楽しめるだけでなく、味わい深い本物のワインであり、果実味のみが特徴の一般的なヌーヴォーワインとは一線を画しています。
・ルイ・ジャド
ボージョレ・ヴィラージュ・プリムール・ノンフィルター
本物のヌーヴォー ノンフィルター!
しっかりしたコクと深い味わいが感じられる、ワンランク上のヌーヴォー
ルイ・ジャド社はブルゴーニュのメゾンとして、そのボージョレー・ヴィラージュ・プリムールを全て自社にて醸造しています。元来、ヌーヴォーとはその年のワインを一番最初に楽しんで頂くものです。ですからルイ・ジャドでは毎年ヌーヴォーワインを特別に醸造するのではなく、通常のボージョレー・ヴィラージュワインを醸造する中で特にフルーティな仕上がりのキュヴェをプリムール(ヌーヴォーと同意語)として出荷しています。つまりルイ・ジャド社のプリムールワインは若々しさを楽しめるだけでなく、味わい深い本物のワインであり、果実味のみが特徴の一般的なヌーヴォーワインとは一線を画しています。
・ルイ・ジャド
マコン・ブラン・ヴィラージュ・プリムール
マコンはボジョレー地区のお隣の地区。ここではシャルドネ種のブドウから白のヌーヴォー(プリムールともいうが同じ意)が造られています。もちろんこちらもボジョレー・ヌーヴォーと同じ新酒です。ただし、ブルゴーニュの巨匠、ルイ・ジャドが造りだすマコン・ヴィラージュ・プリムールは一味違います。新酒のフレッシュでフルーティな味わいというよりは、シャルドネ本来の味わいを見事に表現した深みのある爽やかな味わいの白です。少し寝かせてから飲んでも美味しいと思います。
真鯛のメダイヨンやハンガリー産鴨のローストなど・・・料理も美味しかったです。
これからも続いて欲しい、駒ヶ根の素敵なイベントだと思います。
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