2011年2月28日月曜日

2.25 マルマス・コパン ワイン会


今回も個性あふれるワインが揃いました。
ウェルカムワイン 
デリカート・ファミリー・ヴィンヤーズ ナーリー・ヘッド ピノ・ノワール
1 1998 ドゥーツ ブラン・ド・ブラン・ブリュット
ACシャンパーニュ 品種:シャルドネ100% PP94点
1838年にウィリアム・ドゥーツとピエール・ユベール・ゲルテルマンの二人によりシャンパーニュ地方はアイ村に創立された。1993年まで家族経営を続けてきたがルイ・ロデレールの傘下に入り、ドゥーツの品質の高さをさらに向上させている。

2 2008ドメーヌ・ド・モンティーユ コルトン・シャルルマーニュ
ACコルトン・シャルルマーニュ 特級 シャルドネ100%
ヴォルネー、ポマールで一、二を争うワインを生んでいたドメーヌは現在の当主エティエンヌが率いるようになって大きく飛躍した。コルトン・シャルルマーニュはプジェの区画からつくられ、広さはちょうど1ヘクタール。全体的にバランスのとれた滑らかで余韻の長いワインは、ドメーヌで唯一のグラン・クリュ白。

3 2007ドメーヌ・ボノー・デュ・マルトレイ コルトン・シャルルマーニュ
ACコルトン・シャルルマーニュ 特級 シャルドネ100%  PP94点
ボノー・デュ・マルトレイは、グラン・クリュしか所有していない造り手。所有している11haの畑はコルトン・シャルルマーニュ9haとコルトン2ha。葡萄樹の平均樹齢は70~80年と高く、すべての作業は人の手によって行われる。また、1株に6房以上にならないように生産量をコントロールし、良年・不良年に関係なく180樽以上は造らないという徹底主義を貫いている。

4 2004エール・ダルジャン
ACボルドー  ソーヴィニョン・ブラン50%、セミヨン50%  PP89点
シャトー ムートン ロートシルトが1991年から造り始めた辛口白ワイン、エール・ダルジャン(銀の翼の意)。

5 2001ドメーヌ・マルセル・ダイス アルテンベルグ・ド・ベルグハイム
ACアルザス特級  リースリング、ゲヴュルツトラミネール、シルヴァネール、ピノ・ブラン、ピノ・ノワール、ピノ・グリ、ピノ・ブーロ、シャスラ、シャスラ・ローズ、トラミネール、ミュスカ・オットネル、ミュスカ・ブラン・ア・プティ・グラン、ミュスカ・ロゼ・ア・プティ・グラン
アルザスのグラン・クリュは、指定4品種のいずれか一つを用い、品種名を表記することが原則であるが、マルセルの孫で、当主のジャン・ミシェル・ダイスは2001年、グラン・クリュ・アルテンベルグ・ド・ベルグハイムにアルザス品種の伝統的な混植・混醸を認めさせた。記念の2001年

6 1999シャトー・マレスコ・サン・テグジュベリ
ACマルゴー メドック3級  カベルネ・ソーヴィニョン、メルロ、
カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド  PP90点
このヴィンテージで最上のワインの1つ。近年ボルドーの中でもその品質の向上が特に目覚しいシャトー、マルゴーらしいエレガントさがある。

7 2004フィリップ・パカレ ポマール
ACポマール ピノ・ノワール100%
人気自然派ワイン。パカレのワイン造りは天然酵母を用いて発酵させる、SO2を醸造中に用いない、農薬や除草剤は用いない、化学肥料を用いない、完熟した健全な果実を用いる。

8 1981ジャブレ・ヴェルシェール ポマール・クロ・ド・ラ・コマレーヌ
ACポマール (現在は1級)ピノ・ノワール100%
ヨーロッパ、イギリス、アメリカで一斉を風靡したブルゴーニュワイン。2001年よりルイ・ジャドのモノポールとなる。

9 1991ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ グラン・エシェゾー
ACグラン・エシェゾー 特級 ピノ・ノワール100%
ロマネ・コンティとラ・ターシュの特級畑に挟まれたラ・グラン・リュ(単独所有畑)の所有者で有名。


10 2004ヴェッツォーリ フランチャコルタ・ネフェルティティ・ディゼータ・
エクストラ・ブリュット
イタリア ロンバルディア州 D.O.C.G.フランチャコルタ シャルドネ100%
シャルドネ本来の豊かなアロマをストレートに表現する為にドサージュは行なっていない。(残糖分は3.7g/l)生産者曰く『真のワイン通の為に造った』と云うこの超限定エクストラ・ブリュットは卓越したシャルドネの高いポテンシャルをストレートに感じる事が出来る。

11 1997シャトー・モンテリーナ・カベルネ・ソーヴィニヨン・エステート
カリフォルニア ナパ・ヴァレー カベルネ・ソーヴィニヨン100%  PP98点
1976年、パリで行われた米仏対決の「パリテースティング」で優勝し、一躍世界の話題をさらった名門ワイナリー。シャトー自体の歴史は1882年に遡るが、ジェームズ・パレットが他の投資家とともに、この廃虚となったシャトーを買い取ったのは1969年で、それからブドウの栽培を始めた。

12 2006ドメーヌ・ド・ラ・モルドレ
シャトーヌフ・デュ・パプ キュヴェ・ド・ラ・レーヌ・デ・ボワ
ACシャトーヌフ・デュ・パプ   PP95+点  
グルナッシュ80%、ムールヴェドル10 %、シラー5%、クノワーズ2.5%
ヴァカレース2.5%
コート・デュ・ローヌ南部で幻のワインを造る男、クリストフ・デロルム。100%
オーガニック、無農薬栽培の今、最も注目の生産者。わずか5haの畑から、収穫量
を30hl/haに抑えて造られている。30日という長い時間をかけ、ゆっくりと醗酵さ
せる。50%はバリックで、残りはタンクで熟成させている。

白が充実していた今回のワイン会、2本の比較的早いヴィンテージのコルトン・シャルルマーニュもそれぞれの個性を発揮していました。




ハモンセラーノと豚足のコロッケ。コロッケは、ウェルカムの米ピノとマリアージュしていました。

仏産ホワイトアスパラと貝類。貝類のしっかりした味わいが、個性的な白ワインの数々と良く合いました。
フォワグラのポワレは、アルザスワイン:マルセル・ダイス アルテンベルグ・ド・ベルグハイムとマリアージュしていました。仏ワインですが、やはりドイツ系品種は酸と甘さが絶妙です。

個人的に気に入った一皿、平目のパイ包み白ワインソース。

今回、話題をさらっていた1本、1981ジャブレ・ヴェルシェール ポマール・クロ・ド・ラ・コマレーヌACポマールは、2001年よりルイ・ジャドのモノポールとなるワインで、シェリーの様な香りが印象的でした。

メインは、仏産山ウズラのロースト。後半の強めのワインとマリアージュしていました。
2006ドメーヌ・ド・ラ・モルドレ シャトーヌフ・デュ・パプ キュヴェ・ド・ラ・レーヌ・デ・ボワは、飲み頃はまだ先ですが、その実力は高かったです。

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