今回のテーマは古酒ワインです。ブルゴーニュもボルドーもどちらも素晴らしいワインがそろいました。
① グロフレール クロ・ウ゛ジョー 1964 ② パトリアッシュ グラン・エシェゾー 1973 ③ コント・ラフォン ウ゛ォルネイ・サントノ・デュ・ミリュー 1986 ④ ムートン・ロートシルト 1973 (MG) ⑤レオヴィル・ ラスカーズ 1975
注目は、ムートン1973のマグナムです。このワインはピカソの作品のエチケットであり、1級に昇格した最初の年でもあります。
コント・ラフォン ウ゛ォルネイ・サントノ・デュ・ミリュー 1986も綺麗な酒質でした。
ルイ・ラツュール バタール・モンラッシェ 1999 このワインは次々と香りが変わり、ブドウも強く、素晴らしいワインでした。
ユエ ウ゛ーウ゛レイ ルモン ドゥミセック 1953 複雑な香りが印象的でした。
シャンパン ランソン 1976 (MG) マグナムなので1976でもガス圧、酸ともに健在でした。また、味わいも複雑であらゆる料理とマリアージュしていました。
ペラン シャトーボーカステル ヌフデュパプ ブラン ルーサンヌ 2002 このワインは、貴腐の香りが印象的でした。
天然キノコのスープ 濃い味わいで秋そのものでした。
天然キノコのマリネ
飯島町産アルプスサーモン 淡白ですが、しっかりとした味わいで、クサみのない肉質が印象的でした。また、火の入れ方も絶妙でした。
フォワグラのポワレにもキノコが添えられていました。
熊本産イノシシは低温で熱が入れられ、さっぱりとした味わいで美味しかったです。特に脂身は印象的でした。
駒ヶ根中沢産の鹿は、栗といただきました。
さて、ムートン1973マグナムですが、コルクの状態もあり、シニアソムリエも苦戦していました。
コルクの上と下がやせています。
色は、全体的に少し濁った感じで、フィーヌの様な香りと味わいでした。これはこれで美味しかったです。ちょうど最後のワインだったので、アフターとして良かったです。貴重な経験をさせていただきました。
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