2020年9月16日水曜日

9.16 マルマス コパン ワイン会

ウェルカムワイン 

2018ドメーヌ·ロアリー ヴィレ·クレッセ              (小林)

ACヴィレ・クレッセ シャルドネ 100%


1 2012シャンパーニュ·ドゥラモット ドゥラモット·ブリュット·ブラン·ド·ブラン       

ACシャンパーニュ  シャルドネ 100%              (小林)

ドゥラモットは1760年創業のシャンパーニュ・メゾン。今日のドゥラモットは、その拠点をコート・デ・ブランのグラン・クリュのひとつ、ル・メニル・シュール・オジェ村に置き、あの幻のシャンパーニュ、「サロン」の姉妹メゾンという位置づけを担う。サロンが造られない年、そのブドウはどうなるのかといえば、このドゥラモットのために使われるのだ。2012 年は、ブドウは最適な状態に成熟し、凝縮感、素晴らしい糖度、きりっとした酸を兼ね備える。まさに、偉大なヴィンテージにふさわしく、申し分のないバランス。


2 2018ドメーヌ·ジャン·マルク·ボワイヨ                      

ピュリニー·モンラッシェ·プルミエ·クリュ·シャン·カネ (前田)

ACピュリニー・モンラッシェ1級   シャルドネ100%        

オリヴィエ・ルフレーヴで醸造長をしつつ、 彼が自身のドメーヌをポマールに立ち上げたのは1985年。オリヴィエ・ルフレーヴ醸造長を1989年まで務め、その後自らのドメーヌに専念。1991年に母の実家であるエチエンヌ・ソゼからピュリニーの畑を引き継いだ。現在、ドメーヌの所有畑は11ha。ジャン・マルク・ボワイヨの白ワインはたっぷりとしたボリューム感を基調とし、ミネラルの強弱によってアペラシオンが表現される。


2018 ティボー·ブーディニョン サヴニエール クロ·ド·ラ·ユット

ACサヴニエール シュナンブラン100%                    (須田)

2009年の初ヴィンテージから、瞬く間にトップ生産者の地位へと登りつめた。アンジューにおけるシュナン・ブランのポテンシャルを見出し、既に偉大なワインを生み出している。もとは修道士が所有しクロ(壁)で囲まれたこの畑は、ラ・ポソニエール村の南向きの高地に位置し、昔から素晴らしいワインを生むことで知られていた。白い花やアプリコットの繊細で華やかなアロマが、力強くもしなやかなミネラルと絶妙なバランスを保つ。シュナン・ブランの完璧なフィネスを表現する一本。


2012 パヴィヨン·ブラン·デュ·シャトー·マルゴー

ACボルドー ソーヴィニヨン・ブラン100%    PP90         (武内)

シャトー・マルゴーが、ソーヴィニヨン・ブラン100%で造る白ワイン。生産量はマルゴーの5分の1という稀少な1本です。ソーヴィニヨン・ブラン単一とは思えないその高貴で純粋な味わいは、「王妃」や「花嫁」に喩えられるほどで、特に熟成のポテンシャルはボルドーの白ワインの中でも突出しており、30年は熟成するといわれています。


5 2017 アルノー·エ·ソフィ·シリュグ·ノエラ ヴォーヌ·ロマネ

ACヴォーヌ・ロマネ  ピノ・ノワール100%    ヴィノス:88-90点   (前澤)                     

ロベール・シリュグ後継者アルノー・シリュグとミシェル・ノエラ家から嫁いだ妻ソフィーによる新生ヴォーヌ・ロマネ。ブドウはアルノー・シリュグの実家であるドメーヌ・ロベール・シリュグから購入。なんとジャン・ルイ・シリュグ(アルノーの父)が所有する「クロ・パラントゥー」と特級「リシュブール」の真上に位置する究極銘醸畑・バローから採れるブドウを全て購入し、50%全房醗酵。この希少ヴォーヌ・ロマネを生産。彼らが表現したいのは、フィネス、エレガンス、テロワールと果実味なのです。


6 2017 ドメーヌ·アンリ·ジェルマン

ムルソー·クロ·デ ムーシュ·モノポール          

ACムルソー   ピノ・ノワール100%    PP88-90点    (前澤)      

1973年にアンリ ジェルマンがムルソーに創設した家族経営ドメーヌ。現在は2代目のジャン・フランソワ が担っている。ムルソー・クロ・デ ムーシュはムルソー村の赤の1級畑、「ヴォルネー サントノ」の斜面を下ったところに位置する三角地にあるドメーヌ・アンリ ジェルマンのモノポール畑(0.5ha)1949年に植樹されたブドウ畑。スパイシーなワイルドベリーの香りにバラの花びらのニュアンス。ジューシーで艶やかながら、丸みのあるタンニンがあり、深みを感じバランスの取れた味わい。



7 2017ドメーヌ·セガン·マニュエル

サヴィニー·レ·ボーヌ·プルミエ·クリュ·ラヴィエール    (蒲谷)

ACサヴィニー・レ・ボーヌ1級  ピノ・ノワール100%  

セガン・マニュエルは、1720年にドメーヌ創立、1824年にネゴシアン部門を開設した老舗中の老舗。ラヴィエールはドメーヌのフラッグシップ・キュヴェ。真南向けの斜面中腹という近隣のドメーヌがうらやむベストパートを所有し、マリオン氏が引き継いでから、徹底的に畑を見直し、オーガニックアプローチを行ったため、果実の良さが年々引き立ってきている。エリゼ宮御用達ワイン


8 2015 ドメーヌ·レシュノー

ニュイ·サン·ジョルジュ·フルミエ·クリュ·レ·ダモード

ACニュイ・サン・ジョルジュ1級  ピノ・ノワール100%       (岩田)                     

フィリップとヴァンサンのレシュノー兄弟が運営するこのドメーヌは、1986年創業の若さながら瞬く間に高評価を得て成長した。ダモードはヴォーヌ・ロマネとの村境にあるクリマで標高の高い上部が村名、下部が1級。ドメーヌは村名と1級の双方に区画をもち、従来、これを合わせて村名のダモードとしてリリースしてきたが、11年から村名の区画を畑名なしのニュイ・サン・ジョルジュに回し、晴れて1級ダモードが誕生。ニュイとしては繊細でピュアなスタイル。エレガントな味わい。


9 2016シャトー·ラ·ラギューンヌ     メドック第3級格付   (緒方)

ACオー・メドック カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド PP92

荒廃した畑から見事な復活したシャトー。これを改善に手を挙げたのが1958年にこのシャトーを買い取ったジョルジュ・ブリュネ氏という企業家。1962年にシャンパーニュ・メゾンのアヤラ社にこのシャトーを転売、そして、ラ・ラギューヌは現在に至るまでアヤラ社の所有の下、変わらない決意と情熱でラ・ラギューヌの更なる改善と経営に取り組んでいる。メドック地区、リュルドン村にある55haのブドウ園。100%新樽を使用しての熟成によるバニラ香とブラックチェリーの圧倒的なブーケが素晴らしい。


2020年9月2日水曜日

8.19 マルマス コパン ワイン会


ウェルカムワイン 

2016モンジャール・ミュニュレ 

ブルゴーニュ・パストゥールグラン・ル・リベルタン             (小林)

ACブルゴーニュ・パストゥールグラン ピノ・ノワール50%、ガメイ50

 2014アンドレ・ユック  シャンパーニュ・ブリュット・ナチュール

    ・オマージュ・パルセレール・レ・ヴィ-ニュ・ブランシュ       

ACシャンパーニュ  シャルドネ 100%  ドサージュ0           (小林)

エペルネの北西キュイルにあるユックは3世代続く造り手で、1920年に設立。ビオ・シャンパンの元祖。単一の区画、単一のブドウ品種(シャルドネ 100%)、年産700本。口に含むとシャープですが、その後厚みが加わり、ホワイトペッパーのノートがある。泡と酸の質が良いため、骨格がしっかりとしているがクリーミー。フィニシュは、塩、石灰といったミネラル感があり、余韻が長く濃厚で、ナッツの香りがする。


2 2014 ル・ドメーヌ・ダンリ

シャブリ・プルミエ・クリュ・フルショーム エリタージュ

ACシャブリ1級 シャルドネ100%                   (蒲谷)

このワインはダンリのノウハウの象徴だともいわれている。「シャブリの伝説」と称えられるラロッシュ氏の50年に及ぶワイン造りの集大成にふさわしい1本。圧倒的なスケール感に包まれ、芸術の領域に達した最高傑作! ラ・フランスやアプリコットなどの果実、ミネラル、木樽のほのかなロースト香が調和した複雑な香りが広がり、古樹(樹齢75年)由来のエネルギッシュな凝縮感 に包まれる。


3 2017ドメーヌ・ブラン・ガニャール

シャサーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ モルジョ

ACシャサーニュ・モンラッシェ1級    シャルドネ100%      (岩田)

このドメーヌは1980年の名門ガニャール家の娘クロディーヌとサンセール出身のジャン・マルク・ブランとの婚姻が始まり。こちらのモルジョは、シャサーニュ・モンラッシェの南端付近に位置する1級畑。 石灰粘土質土壌の畑から生まれる豊富なミネラルと、濃密なコクを備えた力強さが特徴。所有する畑は計0.86ha1949年から1991年に植樹されたブドウが使われている。どっしりとした骨格と厚みのある果実味が混じり合う、力強く芳醇なスタイルが魅力。


4 2015カロリーヌ・モレイ                  (武内)

シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ クリュ・レ・ショーメ

カロリーヌ・モレイはシャサーニュ・モンラッシェの銘醸ドメーヌ、ジャン・マルク・モレイの娘であり、なおかつ、マルク・コランの息子であるピエール・イヴ・コランの奥方。ピエール・イヴとは共同で、シャサーニュ・モンラッシェにドメーヌ・ピエール・イヴ・コラン・モレイを運営しているが、この度は父ジャン・マルク・モレイの畑を相続。2014年ヴィンテージからカロリーヌ・モレイ名義でワインを造り始めた。


5 2011 フィリップ・ブシャール オスピス・ド・ボーヌムルソー・ポリュゾ 

     プルミエ・クリュ キュヴェ・ジュアン・アンブロ


ACムルソー1級   シャルドネ100%  ()徳岡 落札     (前田)      

オスピス・ド・ボーヌは、寄進された畑のワインをオークションで売ることで運営されている。0.3ヘクタールの畑、平均樹齢45年のブドウから作られる。華やかな白い花、シャンピニオンのアロマを醸し出しており、 非常に心地よくふくよかな味わい。他のムルソー1級畑よりミネラルを感じさせるのが特徴的。 

 

6 2018 .ギガル コンドリュー ラ・ドリアーヌ

ACコンドリュー ヴィオニエ100%    PP94               (須田)

ギガル社が自社畑から生むドメーヌもののコンドリューで、1994年からリリースされた。魅了する香りと厚みのあるたっぷりとしたワインは、スタンダード・キュベとは明らかに一線を画するスケール感が愉しめる。輝きのあるゴールデンイエロー。白い花、アプリコット、白桃など、香りに集中度が感じられる。フレッシュさを保ちつつ、リッチでまろやかな味わい。ボリューム感も大きい。(ギカル社)


7 2013ドメーヌ・デュージェニー ヴォーヌ・ロマネ

ACヴォーヌ・ロマネ  ピノ・ノワール100%     (前澤)                    

シャトー・ラトゥール、そのオーナーであるフランソワ・ピノー氏が、ヴォーヌ・ロマネの地にて2006年にスタートさせたドメーヌ。2つの畑の異なったテロワールで育つ、樹齢3050年のブドウをブレンド。オリエンタルな風味を感じさせる複雑なアロマが際立ち、凝縮感のある果実味と、優美な酸が織り成す優れたバランスが魅力。


8 2003シャトー・ランシュ・ムーサ        (緒方)

ACポイヤッ メドック第5級  カベルネ・ソーヴィニヨン  、 メルロー     PP88

シャトー・ランシュ・ムーサは、シャトー・バタイエを所有するボルドーの名家カステジャ家が1969年から所有するメドック格付け第5級シャトー。ポイヤック最大級の敷地を所有する老舗シャトー。しなやかな味わいと、いつまでも続く美しい余韻に魅了される、フルボディでクラシカルなスタイル。ムーサのワインはしなやかでしっかりとしたストラクチャーを持ち、比較的早くから愉しめるのも魅力のひとつ。


9 2012ドメーヌ・デュ・ペゴー 

シャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・リゼルヴ  (前澤)

ACシャトーヌフ・デュ・パプ  

グルナッシュ80%、シラー6%、ムールヴェードル4% その他10%   PP94点 

現在ドメーヌ・デュ・ペゴーでは、シャトーヌフ・デュ・パプの区画に21haを所有しており、ブドウは全て手摘みで収穫、選果は非常に厳しく、完全に熟したブドウだけを選んで造られている。 キュヴェ・レゼルヴは、グルナッシュ主体で、シラーやムールヴェードルなど、認可されている13品種全てがブレンドされている。熟成には新樽は一切使われず、30006000リットル入る670年の古い大樽を使い、 約2年熟成させリリースされる。


10 2013カテナ サパータ マルベック アルヘンティーノ                    

アルゼンチン・メンドーサ マルベック100%   PP95点     (佐藤)

カテナ家の、長年におけるマルベック探求の集大成と言えるワイン。所有畑のうち、優良なマルベックが育つアドリアーナ畑と、アルタミラ畑の中でも、更に最良の区画を定義づけ、そこで収穫されるぶどうのみを使う。印象的な黒いラズベリー香に、官能的なオークのニュアンス。フルボディで、確固とした酸味、豊かに口中に広がり、ビッグで甘やかなタンニンと、長く続くミネラルやなめし皮、ビターチョコレートのヒントを持つ余韻。