残念ながら、今回も私は参加できませんでしたが、会の記録として保存します。
ウェルカムワイン
2016ドメーヌ・シュヴロ ブルゴーニュ・ロゼ・キュヴェ・サクラ
ACブルゴーニュ ピノ・ノアール100% (マルマス)
1 NVアンドレ・クルエ シルバー・ブリュット・ナチュール MG PP91点
ACシャンパーニュ特級 ブドウ品種 :ピノ・ノワール100% MG・750ml 各1本(熊倉)
モンターニュ・ド・ランスの100%格付けのグラン・クリュ「ブージー村」「アンボネイ村」は言わずと知れたピノ・ノワールの優良産地でありアンドレ・クルエは、その地において極上のシャンパーニュを造る生産者です。シャンパンにおいて通常行われる〝ドサージュ〟(補糖)を行わない、良質な葡萄の個性がそのまま活かされている。上質なピノ・ノワールのピュアな味わいがそのまま表現された、他とは一線を画すキャラクターのシャンパーニュです。
2 2015クロダン・ブシー シャブリ・プルミエ・クリュ ヴァイヨンMG
ACブシャブリ1級 ブドウ品種 :シャルドネ100% (前澤)
シャブリ地区のセラン川左岸にあるミリ村に位置する生産者です。1900年代前半から葡萄栽培を始め、現在は4代目となるライオネル・ブシーが運営を行っております。かつては樽を使い醸造・熟成を行っておりましたが、1995年に現オーナーに代わってからはテロワールの特徴を活かすため、醸造・熟成ともにステンレスタンクのみに切り替え、豊かな果実の香りやピュアで優しい果実味が表現されたシャブリを生み出しております。リリースする全てのアペラシオンが自社畑。栽培はリュット・レゾネ(減農薬農法)。ふくよかな果実味が味わいに反映されます。
3 2014ドメーヌ・メオ・カミュゼ
ブルゴーニュ・オー・コート・ド・ニュイ・クロ・サン・フィリベールMG
ACブルゴーニュ・オー・コート・ド・ニュイ シャルドネ100% PP 87-89点 (須田)
メオ・カミュゼのモノポール。畑の広さは約3.5ha。特級畑エシェゾーに程近く、東から南東向きで小石が転がる痩せた土地にあります。この土地を見つけた時点では、荒れ地でしたが、ジャン・ニコラ氏自ら開墾し、畑を造り、そこにシャルドネの樹を植えました。ほとんどのブドウの木は1990年代に植えられたもので、根が地中深くまで伸びているため、様々な要素を吸収します。
4 2014 シャトー・カルボーニュ・ブラン
ACペサック レオニャン グラーヴ特選銘柄 2本(田所)
品種 :ソーヴィニヨン・ブラン65%、セミヨン 30%、ミュスカデル5% PP90-92点
従来「エレガントでキレのよい」白ワインを産出してきたシャトーですが、近年そのエレガントさに豊かさと重みを加えることに成功しています。赤・白共に特選銘柄に格付けされています。
どのヴィンテージも外れの少ない素晴らしい白ワインを造るシャトー・カルボーニュです。
5 2011ドメーヌ・マルセル・ダイス ランゲンベルグ
プルミエ・クリュ MG
ACアルザス1級 品種:下記 PP89+点 (下井)
2004年登場の新作プルミエ・クリュ。1ha。平均樹齢20年。リースリング、ピノグリ、ピノブーロ、ミュスカ、ピノ・ノワールの混植。畑はサン・イポリットの急斜面にあり、極めて痩せた花崗岩土壌。酸とミネラルに富み、ミネラルは塩辛く感じるほど。ダイスのプルミエ・クリュの白の中では、もっとも軽やかで繊細かつ上品なスタイルです。
6 2014クロ・デ・パプ シャトーヌフ・デュ・パプ・ブラン 2本(岩田)
ACシャトーヌフ・デュ・パプ ブドウ品種
:グルナッシュ・ブラン、ルーサンヌ、クレレット、ブールブーラン、ピクプール、ピカルダンシャルドネ100% PP91点
シャトーヌフ・デュ・パプの中でも最高の畑が「クロ・デ・パプ(教皇の区画)」。この畑を持つワイナリー、クロ・デ・パプは、現在ポール・アヴリル氏がワイン造りを行っています。クロ・デ・パプの白は、赤よりもさらに生産量が少ない稀少品。なんと毎年800ケースほどしか生産されません。このワインは、他では見ることの出来ない独特で強烈なスタイル。
とにかく凝縮感が半端でなく、アフターが非常に長く感動的な白ワインです。
7 2009ドメーヌ・カミュ・ペール・エ・フィス
シャンベルタン・グラン・クリュ MG
ACシャンベルタン特級 ブドウ品種 :ピノ・ノワール100% (小林)
ドメーヌの最高峰のワイン。ワイナート誌も「カミュのシャンベルタンこそがシャンベルタンらしいシャンベルタンだと言えよう。」と評する。1830年にジョセフ・カミュによって設立された。現在所有する16.8ヘクタールから成る畑の約2/3は特級畑となっている。ジュヴレ特級の最大の地主の一人で1981年から2004の長期間INAOの局長となるなど、地元民の人望も厚く、責任感の強い人物。ユベールのワイン造りは至ってシンプルです。発酵時の温度調節機の導入もしていますが、基本的には約50年間ほぼ変わっていないのです。
8 2013プルノット バルバレスコ
イタリア ピエモンテ バルバレスコD.O.C.G ネッビオーロ 100% PP92点 2本(緒方)
プルノットはアルプスの山々に囲まれたイタリア屈指のワイン産地、ピエモンテ州アルバに本拠地を置く老舗のワイナリー。1989年からアンティノリが運営しています。アンティノリが所有者となり、1990年にブッシアの畑を購入。その後もバルバレスコ地区の畑などを買い増したり、醸造に関してもそれまでよりは小さい500リットルサイズの樽も使うようになったりと、多大な投資により技術の改革が行われています。花の香、輪郭の美しい、フェミニンな印象のバルバレスコ。
9 2007カッペッラーノ
バローロ オッティン・フィオリン ピエ・ルペストリス ネビオリ MG
イタリア ピエモンテ バローロD.O.C.G ブドウ品種
:ネビオーロ100% (福澤)
100年を超える歴史があるバローロ屈指の名生産者。イタリアの魔術師とも形容され巨匠テオバルド氏。残念なことに2009年2月にお亡くなりになられました。彼はやたらと評価点や星印、ランキングを乱発するワイン評論家のやり方に我慢がならず、点数を添えた記事やレポートに採りあげられることを拒否したそうです。流行に流されず、カッペッラーノ族に100年以上も受け継がれる誇りと信念にもとづいて造られたワイン。
10 2007 マストロベラルディーノ タウラージ・ラディーチ・リゼルヴァ MG
イタリア カンパーニア タウラージD.O.C.G 品種 :アリアニコ100% (蒲谷)
1878年に創業した「マストロベラルディーノ」。ワイン造りの歴史そのものはなんと1750年頃から脈絡と続いているというまさに名門。地ブドウであるアリアニコで造られるD.O.C.G.赤ワインで、南イタリア産赤ワインの最高級品といわれるタウラージ。マストロベラルディーノの代表作である「タウラージ ラディーチ」は数え切れないほどの偉業を達成してきています。熟した赤果実のアロマや華やかな香りと、リコリスやスパイスのニュアンス。厳格な印象ながら、エレガントで均整のとれたタンニンは熟成のポテンシャルをよく表現している。Vinous 2015.Sep 94+点
11 2010アンティノリ ティニャネロ MG
イタリア トスカーナI.G.T PP94点 (佐藤)
サンジョヴェーゼ 80%、カベルネ・ソーヴィニヨン15%、カベルネ・フラン5%
イタリアワインの歴史を変えた、名家アンティノリが誇る伝説的スーパータスカン。1971年にサンジョヴェーゼにカベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドしたスーパータスカンである「ティニャネロ」が誕生しました。その7年後、1978年には、カベルネ ソーヴィニヨンを主体としたティニャネロと全く逆のブレンド、「ソライア」をリリースさせます。この2つのワインはリリース直後、伝統在来品種に外来品種を合わせたことで異端視されましたが、その後海外で高い評価を受け、世界的スーパータスカンとして一躍スターダムに上り詰めました。この2つのワインの革新的なブレンドが、イタリアワインの系譜に革命をもたらしました。
12 NVシモン・セロス
ブラン・ド・ブラン ブリュット キュヴェ・プレスティージュ MG
ACシャンパーニュ特級 ブドウ品種 :シャルドネ100% (前田)
「シモン・セロス」は、アヴィズ村のRM「レオン・シモン」の当主クリスチャン・シモンと、
同村のジャック・セロス氏(同名RMの現当主アンセルム・セロスの父)の妹、オデット・セロスとの結婚によって、1960年に誕生したRMです。すべてコート・デ・ブランのシャルドネ100%(アヴィズ83%、クラマン10%、オジェ7%)。 樹齢50年以上の最優良区画のぶどうのみを使用。キュヴェ(一番絞り果汁)100%。2013年メインで、ヴァン・ド・レゼルヴは2009~2012年。ドザージュは10g/l。年間生産量3000本のみ。シモン・セロスの最高キュヴェ。2016年6月22日デゴルジュマン。
13 2007レ・フォール・ド・ラトゥール MG (前澤)
ACポイヤック PP90点
ブドウ品種 :カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン他
メドック格付け第1級シャトーラトゥールのセカンドワイン。周りにひしめく特級シャトーたちにひけをとらないばかりか凌駕するほどの強さをもつワインです。
醸造方法はラトゥールとまったく同じ。ラトゥールにそぐわない若木のブドウと、ラトゥール所有のブドウ畑のものを使用。色調も濃くて野性的なアロマ、濃厚な果実味のある驚くべき味わいを持ちます。
14 1994シャトー・モンローズ MG (座光寺)
ACサンテステフ メドック格付第2級 PP91点
ブドウ品種 :カベルネ・ソーヴィニヨン65%、メルロー25%、カベルネ・フラン10%
メドックの主要地区で最北部にあるサンテステフの中で、実力の有る第2級シャトー。真面目で堅実、長命タイプでたくましくしっかりした味わいの常に最上のワインを造ってきているシャトーです。特にこの1994年は、「最も成功したヴンテージの一つ」とも言われる寿命の長い出来栄えとなっています。名前の由来は、かつて、その土地がヒースに覆われた荒野だった頃、開花すると一面が薔薇色に染まったことから、モン(山)ローズ(薔薇)と名付けられました。
15 2002シャトー・ギロー 2本(林)(北原)
ACソーテルヌ第1級 品種 :セミヨン65%、ソーヴィニョン・ブラン35% PP91点
ギローはソーテルヌ地区最大のブドウ園のひとつで、作付面積85ha 。ギローの特徴は、ブレンドにソーヴィニョン・ブランを高い比率(35%)で用いている。ギローは、1855年にメドックとソーテルヌで1級に格付されたシャトーの中で初の有機認証を取得したシャトーとして知られています。25年にも及ぶ環境保全のための栽培の結果、行き着いた結論です。
アカシアの花から採った蜂蜜のような香りや、甘くアンズに似た酸味を感じさせる素晴らしい貴腐ワイン。
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