コントラバスの東京交響楽団首席奏者山本修氏とピアノの小林万里子さんをお迎えして第5回ワインと音楽の夕べが開催されました。
今回は、S先生のリクエスト曲もあり、贅沢な時間がゆっくり時間が過ぎました。
マグナムボトルが揃うと壮観です
ウェルカムワイン
2015ドメーヌ・シュヴロ ブルゴーニュ・ロゼ・キュヴェ・サクラ MG
ACフルゴーニュ ピノ・ノアール100% (マルマス)
1 2005ロベール・シャルルマーニュ
ブリュット・ミレジム・ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ MG
ACシャンパーニュ特級 ブドウ品種 :シャルドネ100%
2本(小原)、(田所)
ル・メニル・シュル・オジェ村に所在するRM「ロベール・シャルルマーニュ」が生み出すブラン・ド・ブランが、現代シャンパンの頂点のひとつであることに、疑いの余地はありません。超人気シャンパンのため日本への輸入はわずか。グラン・クリュ畑メニルとオジェがちょうど半分ずつ。すべてのキュヴェはこの比率通りに50/50でブレンドしており、これがシャンパンの個性にもなっています
2 2011シャトー・タルボ・カイユ・ブラン
ACボルドー ブドウ品種 :ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン
2本(緒方)
サン・ジュリアンの銘醸シャトー“タルボ”がつくる白ワイン。樽のニュアンスが素晴らしく、複雑なアロマを引き立てています。シャトー・タルボは107haというメドックで2番目に大きな畑を所有していますが、 102haに赤ワイン用のブドウが栽培され、白ワイン用ブドウはわずか5haのみ。
タルボは個人的にも好きなシャトーですが、白ワインも端正なものでした。
3 2009 ラ・シャブリジェンヌ
シャブリ・グラン・クリュ・シャトー・グルヌイユ
ACシャブリ特級 ブドウ品種 :シャルドネ100%
2本(熊倉)
シャブリ グラン・クリュは全部で7つありますが、その中で唯一、例外的に「シャトー」を名乗ることを許されているワインが存在します。それがラ・シャブリジェンヌの代表作「シャブリ グラン・クリュ シャトー・グルヌイユ」です。
シャブリも特級になると、香りの量も多くなり、洗練度も増します。
4 2004ルイ・ジャド オスピス・ド・ボーヌ
プイィ・フュイッセ キュヴェ・フランソワーズ・ポワザール MG
ACプイィ・フュイッセ ブドウ品種 :シャルドネ100%
(須田)
オスピス・ド・ボーヌの競売ワイン。キュヴェ・フランボワーズ・ポワザールは1994年にドメーヌ・デ・オスピス・ド・ボーヌに加わったスペシャルキュヴェ。樹齢35年以上厚みのある味わいと凝縮感にエレガンス!プイイ・フュイッセと言うにふさわしい白ワイン!
ジャドの威信を感じることが出来る凝縮したワインでした。
5 2009ドメーヌ・ヴァンサン・ジラルダン
シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・モルジョ
ACシャサーニュ・モンラッシェ1級 ブドウ品種
:シャルドネ100
2本(清水)
ヴァンサンはサントネのワイナリーを父から1982年に譲り受け、それから20年後、2002年6月にムルソーに移転。
現在、ドメーヌワインの畑が22ha、ネゴシアンワインの畑が28haで、白2対赤1の割合です。しっかりとしたボディの白を生み出すことで、高い評価を得ているプルミエ・クリュ・モルジョ。粘土石灰岩土壌で、表土とその下は白亜質、さらに内側の部分は粘土質。南東向き。葡萄園面積:1.20ha 平均樹齢:50年
6 2010シャンソン・ペール・エ・フィス コルトン・シャルルマーニュ
ACコルトン・シャルルマーニュ特級 ブドウ品種
:シャルドネ100%
2本(小林)
1999年、ボランジェ・グループがこのメゾンを買収し、以来、畑やカーヴに大きな投資が行われてきました。コルトン・シャルルマーニュ中心、ペルナン・ヴェルジュレス村とアロース・コルトン村を見下ろす、コルトンの丘の上部に位置します。
テロワールを感じることが出来るワインで、ふくよかな香りが印象的でした。
主催者を代表してS先生のごあいさつ
琵琶湖産天然鮎のフリット
愛媛県産蝦夷アワビのコンソメ煮
オマール海老テールと天然鯛と蛤のマリエール風
7 2011ドメーヌ・プリューレ・ロック ラドワ・ル・クルー MG
ACラドワ ブドウ品種 :ピノ・ノワール100%
(佐藤)
DRCの共同経営者アンリ・フレデリック・ロックが1989年に設立したドメーヌ。ここでは「ビオロジック」を取り入れている。 ラドワ村はコート・ド・ボーヌ地区の一番北に位置するワイン産地で、コルトンの丘に連なる、傾斜の急な斜面で赤・白両方のワインが造られています。このキュヴェはラドワ村のル・クルの村名畑から造られています。比較的早くから飲める親しみやすさがありますが、ロックらしさは顕在です!
この頃になると、緊張もなくなり音楽とワインのマリアージュを楽しむことができました。自然派ワインの柔らかさとキュベの強さを感じることができました。
8 2008ドメーヌ・ポンソ
モレ・サン・ドニ・プルミエ・クリュ・キュヴェ・デ・ザルエット
MG
ACモレ・サン・ドニ1級 ブドウ品種 :ピノ・ノワール100%
PP91点 (福澤)
事実上の酸化防止剤無添加を実践するモレを代表する伝統的大ドメーヌ。ポンソの看板アイテム「クロ・ド・ラ・ロシュ」の若木と斜面上部の1級畑モンリュイザンのブドウをブレンドして瓶詰される。
さすがのワインでした。ポンソの力強さとエレガンスは、畑の格を数段上回る実力を感じました。ベリーの華やかさと根菜類系の入り混じった素晴らしい香りでした。
9 2009ミッシェル・グロ ヴォーヌ・ロマネ・クロ・デ・レア MG
ACヴォーヌ・ロマネ 1級 ブドウ品種 :ピノ・ノワール100%
(前澤)
数あるグロ家の総本家的存在がこのドメーヌ・ミシェル・グロ。1995年ミッシェル・グロはあのジャン・グロを引き継いだ、ヴォーヌ・ロマネ屈指のドメーヌ。
クロ・デ・レアは、レ・ショームの下部に位置する2ヘクタール強の区画で、ミシェル・グロの単独所有。グロ家が誇る単独所有畑クロ・デ・レア取得150周年を記念して、2009年ヴィンテージのクロ・デ・レアは150年前の復刻ラベルでの発売です。
このワインは、通常のサイズのものを2回ほどテイスティングしたことがありますが、さすがマグナムは印象が違いました。バランスの良さはブドウの質を感じさせるものでした。華やかなベリー系の圧倒的な香りはグロの実力を感じました。
10 2009ドメーヌ・カミュ・ペール・エ・フィス
ラトリシエール・シャンベルタン・グラン・クリュ MG
ACラトリシエール・シャンベルタン特級
ブドウ品種
:ピノ・ノワール100% (蒲谷)
1830年にジョセフ・カミュによって設立された。現在所有する16.8ヘクタールから成る畑の約2/3は特級畑となっている。ラトリシエール・シャンベルタンは、ジュヴレ・シャンベルタンのグラン・クリュの中でも繊細でミネラリーな女性的印象を与えます。
11 NVモエ・エ・シャンドン モエ・アンペリアル MG
(前田)
ACシャンパーニュ ブドウ品種 :ピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ムニエ
絶大な人気を誇る『モエ・エ・シャンドン』は、1743年創立という、名実共に『シャンパンの代名詞』的存在。モエ・エ・シャンドンのフラッグシップ。3種類の葡萄が調和した、バランスのとれたエレガントな味わい。
12 1998ドメーヌ・ルイ・ラトゥール
シャトー・コルトン・グランセィ・グラン・クリュ MG
ACコルトン特級 ブドウ品種 :ピノ・ノワール100% (春日)
コルトンきっての大地主。コルトンの各所に計16.94ヘクタールを所有。ピノ・ノワール種の熟成が完璧な年にのみ造られる逸品です。ルイ・ラトゥール社が所有するコルトンの畑の中でも平均樹齢が40年以上の「レ・ブレッサンド」「レ・ショーム」「レ・プージェ」「レ・ペリエール」「レ・グレーヴ」から収穫される上質のピノ・ノワールのみがブレンドされて生み出されます。
13 2010シャトー・プジョー MG
(斎藤) ACムーリス クリュ・ブルジョワ級 PP90点
ブドウ品種 :カベルネ・ソーヴィニヨン48%、メルロー45%、カベルネ・フラン他
シャトー・プジョーの歴史は、16世紀1544年にまで遡る最も歴史のあるシャトーのひとつです。メドック、ムーリス村で最も評価の高いシャトーの一つ。グラン・クリュに匹敵する熟成タイプの力強さと複雑なコクを持つ素晴らしいワインを生み出しています。
14 2010ドメーヌ・ド・ラ・ジャナス
シャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・ショパン
2本(岩田)
ACシャトーヌフ・デュ・パプ ブドウ品種 :グルナッシュ100% PP98点
代々ぶどうを生産してきたサボン家が、1973年より元詰めを始め、「ドメーヌ・ド・ラ・ジャナス」を設立しました。現在は父親のエメ・サボン氏と、ぶどう栽培と醸造学の学士を持つ息子のクリストフ・サボン氏によって運営されています。彼らの所有するシャトーヌフの畑は分断されており、あらゆる土壌にまたがっています。それぞれの畑の管理は困難を極めますが、これこそがジャナスのワインを複雑性を持った素晴らしいワインにしているのです。近年、質の高さやメディアなどの影響もあり、爆発的に人気が高まっている造り手です。良年にしか生産されない特別なキュヴェ。
最近、登場回数の多いヌフです。その圧倒的な果実とバランスの良さはブルゴーニュの一流ワインの後でも引けを取りませんでした。
15 2009ソーテルヌ (須田)
ACソーテルヌ ブドウ品種 :セミヨン 、ソーヴィニヨン・ブラン
貴腐ワインの最高峰、シャトー・ディケムのセカンドワイン的なワイン?このワインは2年間の樽熟成の後、瓶詰め前の最終選考の段階で、グランヴァンとしては適さないとシャトーのセレクションからはじかれたものを、ボルドーのネゴシアンが樽ごと購入し、瓶詰めしたものとなります。そのため、ラベルはジェネリックワインとして、“Sauternes”の名前でフランスのマーケットで主に販売されています。
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北海道産牛フィレ肉のグリエ マルサラ酒ソース大葉風味
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