2014年10月22日水曜日

悠合カフェ ワイン会

日本のワインも織り交ぜながら、目の前での揚げたて天ぷらを楽しみながら、約10種類のワインを楽しみました。
日本のワインでは、CHメルシャンの山梨ベリーA2012ヴィンテージが好印象でした。
ベリーAは完熟するとピノノワールの印象になるようです。
S先生差し入れの、椀子(マリコ)ヴィンヤード シャルドネ2013 メルロー2011 も楽しみました。

①新鶴のあわ  シャトー メルシャン (泡)
福島県大沼郡新鶴地区のシャルドネ100%。 【2011年ヴィンテージ】・国産ワインコンクール2012 銀賞
 全体的に軽快でスッキリ、ほんのりとパイナップルやトロピカルフルーツを思わせる芳醇な香りが心地よい、シャルドネらしい厚みのある味わいも楽しめる本格的な辛口のスパークリングワインです。

②アンサンブル萌黄 シャトー・メルシャン (白)

シャルドネ(福島県・長野県)、甲州(山梨県)福島と長野のシャルドネに山梨の甲州をブレンド。『グレープフルーツ、パイナップルを思わせるフレッシュな果実の香り、口中では樽由来のヴァニラのニュアンスとふくよかな果実味が調和』


山梨ベリーA シャトー メルシャン  2012  (赤)
日本固有の品種マスカット・ベリーAをオーク樽で熟成して造られるミディアムボディの赤ワインです。
2009年は国産ワインコンクール金賞 チェリーやイチゴのような赤い果実を思わせる香りと樽由来のほのかに香ばしいヴァニラ香がバランスよく立ち上る。 ピノノワールの印象
1+1=3 カヴァ・ブリュットNV MG (泡)
ピニョル家+エステーベ家 =両家+相乗効果=3

ルー・デュモン・ブルゴーニュ・ブラン 2010 (白)
シャルドネの産地、ムルソー村内のACブルゴーニュ60%を主体にピュリニー・モン
ラッシェ村内のACブルゴーニュ10%ACオート・コート・ド・ボーヌ30%。その平均樹齢30年という極上モノ。新樽40%1回使用樽60%18ヶ月間樽熟成という贅沢な仕込み

タヴェル ロゼ  シャトー・ド・セグリエス (ロゼ)
コート・デュ・ローヌ  グルナッシュ 50%/サンソー 30%/クレレット 10%/シラー 10%
鮮やかでクリアーな朱色が美しいロゼ。イチゴやサクランボを想わせる甘く心地よい香りが魅力的。

ラモン・ロケッタ レゼルバ 2008(赤)
テンプラニーリョ・カベルネ・ソーヴィニヨン
濃い赤色レッドベリーカシスなどの熟した果実の香りバルサミコを思わせる香り

コート・デュ・ローヌ ルージュ [2009] E・ギガル (赤)
生産地 フランス/ローヌ AOC コート・デュ・ローヌ
品種 シラー50%、グルナッシュ40%、ムールヴェードル10%  大樽で1年半の樽熟成

2014年10月3日金曜日

マルマス×コパン ワイン会 9.26





 真鱈の白子のムニエル
 房州産金目鯛のサラダ仕立て
 中沢産松茸のコンソメロワイヤル
 フォワグラのポワレ ポルト酒ソース洋梨のキャラメリゼ
 尾長鯛のグリエ赤ワインソース 栗のリゾットと香茸添え
 フランス産野生鴨「コルベール」のロティ ポルチーニ茸添え
 

ウェルカムワイン 

2013ルイ・ジャド ボジョレー・ヴィラージュ・プリムール      (小林)


1 NVアンドレ・クルエ・シルバー・ブリュット               

ACシャンパーニュ特級 PP91点 
ブドウ品種:ピノ・ノワール100%(2000+2002合せて40%、2004+2005合せて60%)(小林)   

モンターニュ・ド・ランスのグラン・クリュ「ブージー村」「アンボネイ村」は言わずと知れたピノ・ノワールの優良産地でありアンドレ・クルエは、その地において極上のシャンパーニュを造る生産者。 シャンパンにおいて通常行われる”ドサージュ”(補糖)を行わない良質な葡萄の個性がそのまま活かされたシルバーブリュット。上質なピノ・ノワールのピュアな味わいがそのまま表現された、他とは一線を画すシャンパーニュ。
シャンパーニュの王道的な味わいのバランスのとれた味わいでした。

2 2006シャンソン・ペール・エ・フィス コルトン・シャルルマーニュ
 ACコルトン・シャルルマーニュ特級 シャルドネ100%         (小林)

1999年、ボランジェ・グループがこのメゾンを買収し、以来、畑やカーヴに大きな投資が行われてきました。コルトン・シャルルマーニュ中心、ペルナン・ヴェルジュレス村とアロース・コルトン村を見下ろす、コルトンの丘の上部に位置します。
このワインは、優しい味わいながらも、コルトン・シャルルマーニュらしい雰囲気を十分に感じ取れる出来栄えでした。
 
 

3 2011ミアーニ シャルドネ バラッカ
  DOCフリウリ・コッリ・オリエンターリDOCランゲ シャルドネ100%   (須田)

ブットリオにある樹齢35年の単一畑にブドウを使用。 除硬せず、房ごとゆっくりとプレス
ステンレスタンクで1日デブルバージュ。バリックでアルコール発酵。完全にマロラクティック発酵を行う。年産約900本。
 
 
 
圧倒的な存在感を放つ強いワインでした。まだまだ熟成が期待できるヴィンテージです。
 

4 2012ドメーヌ・ルフレーヴ 
  ムルソー・プルミエ・クリュ・スー・ル・ ド・ダーヌ

ACムルソー1級 シャルドネ100%                     (前澤)

かつてピノ・ノワールが植えられ、ドメーヌ唯一の赤ワインとして、ブラニー・スー・ル・ド・ダーヌの名で出荷されていたクリマ。土壌微生物学の権威、クロード・ブルギニヨン教授の勧めにより、95年、赤から白へ植え替えを始めた(AOCの規定による白はムルソーに)。ムルソー・スー・ル・ド・ダーヌの初ヴィンテージは2000年。ムルソーらしく、ハニーテイストでリッチな仕上がり。比較的若いうちから楽しめる
ルフレーヴらしいバランスと精緻な造りは、ムルソーであることを忘れさせ、ピュリニーの様でした。

5 2006ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト
   リースリング・ランゲン・ド・タン クロ・サン・ユルバン

ACアルザス特級 リースリング100%                   (前澤)

出来上がるワインがぶどう品種毎にその味わいと個性が異なるのは当たり前だが、フンブレヒトでは加えてテロワール毎の違いが非常に際立っている。グラン・クリュの土壌に限って見てみると、クロ・サン・ユルバンはアルザスの最南端に位置する広さ19ヘクタール弱のグラン・クリュ、ランゲンにあるフンブレヒトご自慢のモノポール。非常に酸のしっかりした、ミネラル分に富んだワインが生み出される。
濃い黄金色でありながら、しっかりとした酸に支えられ、充実感あふれるリッチなワインです。フォワグラの洋ナシキャラメリゼソースとマリアージュしていました。

6 2007シャトー・ソシアンド・マレ                 (春日)

ACオー・メドック  カベルネ・ソーヴィニョン55%、メルロ40%、カベルネ・フラン5%                 

多くの批評家よりグラン・クリュのトップクラス並みと賞賛される。色濃く、豊富なタンニンを纏いながらも、クラシカルで優雅な味わい。1969年にシャトーを購入したジャン・ゴートローが一切の妥協を許さず造り上げ、単に品質を重視するだけにとどまらず、「余裕を持って10年から25年は熟成可能なワイン造り」を意識し、本来のボルドーが持つポテンシャルを反映させたワイン造りを行っています。
果実の細いヴィンテージは、古典的なボルドースタイルとも言えましたが、タンニンの強さが際立っていました。それでも、このヴィンテージながらもバランスの良さは秀逸です。

7 2009シャトー・ソシアンド・マレ     PP90         (緒方)

ACオー・メドック カベルネ・ソーヴィニョン55%、メルロ40%、カベルネ・フラン5

樽熟18ヶ月で新樽比率も高く、タンニンを多く含んだ芳醇な味わいの素晴らしいワイン。
このグレートヴィンテージは、果実感にあふれる現代的なワインです。今飲んでも十分に美味しい素晴らしいワインでした。

8 2006ブッシア・ソプラーナ バローロ・コロネッロ

イタリア、ピエモンテ州 バローロD.O.C.G.  ネッビオーロ100%   (蒲谷)

バローロ五大生産地区の中でも人気の高いモンフォルテ・ダルバ村内でバローロの単一畑名を名乗ることを許されたブッシア。モスコーニ、コロンネッロに畑を所有している。堂々として格調高いワインを生み出すモンフォルテ・ダルバならではのワインを造っている。仏産オーク樽にて24ヶ月熟成。年間生産本数、僅か2,000本。スパイスのきいた、複雑なアロマのある秀逸な赤ワイン。
個人的に好きなブドウ品種です。このクラスになれば、エレガンスも感じられます。
ワインだけでも、食事と合わせても、その実力を十分に感じることができるワインです。

9 2011ドメーヌ・ド・ラルロ                    (伊藤)
  ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ・レ・スーショ’11

ACヴォーヌ・ロマネ1級 ピノ・ノアール100% IWC89-91

ドメーヌ・ド・ラルロは、ボルドーにいくつかのシャトーを所有する大手保険会社アクサ・ミレジムが所有する比較的若いドメーヌです。リシュブールに隣接したレ・スショーの中でも特に恵まれた1.6haを所有している。木苺、ヴァニラ、ショコラ、モカ、クローブ、スパイス、プラム、カシス、ブラックチェリー、ブラックカラント、フローラル、甘草、スパイス、下草、土、鉱物などがパフュームのように香りが沸き立つ。光沢と卓越した優雅さがあり、艶やかで甘みの要素が強く女性的な風味すらある。エレガントであり、ゴージャスで力強く気高さを感じるキュヴェ。
さすが、ブルゴーニュは造り手…そう感じる秀逸なワインでした。透き通った果実は名門の証です。 

10 2005クロ・デ・パプ シャトーヌフ・デュ・パプ          (佐藤)

ACシャトーヌフ・デュ・パプ   PP95点  WS98点  グルナッシュ60%、

ムールヴェードル20%シラー10%、残り10%は、クノワーズとミュスカルダン        

シャトーヌフ・デュ・パプの中でも最高の畑が「クロ・デ・パプ(教皇の区画)」。この畑を持つワイナリー、クロ・デ・パプは、現在ポール・アヴリル氏がワイン造りを行っています。

ワインスペクテーター誌の2007TOPワイン100本で、 なんと世界第1位を獲得。
濃くバランスのとれたワインです。ヌフの実力を十分に感じ取れる美味しいワインでした。