2013年6月28日金曜日

6.23 OXワイン会 CH RAYAS

個人的に好印象な造り手です。
果実とバランスは、小手先のものではなく、農産物と真面目な造りの結晶と言えます。
シャンパーニュと合わせたトマト、ウニ、ピーマンの冷製、3本のプレステージシャンパーニュの相性を楽しみました。
ボランジェ ・グラン・ダネ1999は、まさに飲み頃を迎えていました。しっかりとした酸と果実、複雑な香りがピーマンとマリアージュしていました。
ピエール ジモネ 1989 は、古酒の雰囲気もあり、ウニとマリアージュしていました。
羊は、太ももに相当する部位がレアに仕上げられました。
イカ、フォワグラは、CHラヤス ブラン2002 とマリアージュしました。
ブランは、充実した果実と若干の貴腐香が印象的でした。
イサキのポワレ
スネ肉のワイン煮込み
シャトーヌフ・デュ・パブ・ブラン[2002]シャトー・ラヤス

ピニャン シャトーヌフ・デュ・パブ [1999]


シャトーヌフ・デュ・パブ [2001・1998・1997] ラヤス

想像のとおり、素晴らしいワインでした。
世界のワインの中でもこの類の造りは数少ないと思います。
このクラス特有の、ヴィンテージによっては、特級クラスのブルゴーニュにもボルドーにも感じる香りとバランスは素晴らしいものでした。
2001、1998は、ブルゴーニュ型でした。1997は、ボルドータイプの香りに包まれていました。

2013年6月11日火曜日

6.6 マルマス・コパン ワイン会

 
ウェルカムワイン 
NVルイ・ピカメロ ブルゴーニュ・ムスー ピノ・ノワール・セック
ACブルゴーニュ・ムスー 瓶内二次発酵 ピノ・ノワール100%
   しっかりベリー系の香りがする美味しいワインでした。
 
1 2003モエ・エ・シャンドン ドン・ペリニヨン
ACシャンパーニュ ブドウ品種 :シャルドネ、ピノ・ノワール PP94+
ドン・ペリニヨンは作柄の素晴らしい年に収穫されたブドウのみを使用し、絶妙なバランスで造られる芸術品。(造られなかった最近のヴィンテージ20011997,199419931992)
 果実あふれるシャンパーニュでしたが、ガス圧と酸は少なめに感じました。

2 2011ドメーヌ・ドニ・ペール・エ・フィス コルトン・シャルルマーニュ
ACコルトン・シャルルマーニュ特級 シャルドネ100% 
自社での瓶詰めは1972年に開始したばかりですが、ワイン誌『ラ・レヴュー・デュ・ヴァン・ド・フランス』等で高評価を獲得するなど品質面でもフランス国内で非常に高く評価されています。生産されるワインの大部分はフランス国内のレストランに販売されており、輸出市場ではなかなか出会うことの出来ない稀少なドメーヌ。
比較的青い香りのする若々しい感じのワインでしたが、温度が高くなるとその実力を発揮してきました。
 
 
 


3 2009ニコラ・ポテル コルトン・シャルルマーニュ
ACコルトン・シャルルマーニュ特級 シャルドネ100
メゾン・ニコラ・ポテルは1997年に、ヴォルネイの名門ドメーヌ・ド・ラ・プス・ドールを売却した後に設立された新進気鋭のネゴシアンです。ニコラ・ポテルはネゴシアンゆえ自社畑を所有していませんが、栽培農家との契約を厳しくして品質の管理をしています。
安定感のあるバランスの良いワインでした。

 
4 2009ドメーヌ・ブシャール・ペール・エ・フィス 
  コルトン・シャルルマーニュ
ACコルトン・シャルルマーニュ特級 シャルドネ100
コート・ドールを中心に所有する計130haの畑のうち、グラン・クリュ12 ha、プルミエ・クリュ74ha という、1731年創業の大ドメーヌ。コルトン・シャルルマーニュの畑は3.65ha所有。自社畑のブドウから造るドメーヌワインだけではなく、買いブドウから造るネゴシアンワインもある。
ヴィンテージの良さを感じることのできるワインでした。


5 2006ジャン・ルフォール コルトン・シャルルマーニュ
  ACコルトン・シャルルマーニュ特級 シャルドネ100
 「ネゴシアンの蔵出し古酒にハズレなし」の法則通りです。「畑」や「人」などをセール           スポイントにできるドメーヌと比較して、ネゴシアンはやはり「ブランドの信用」がすべてという面があります。
比較的、古酒の部類ですが、やや弱めの印象も感じました。それでも酸に支えられて食事と合わせやすかったです。

 



 
6 2010キース・ワインズ モンキー・ナッツ・ツリースパークリング・メルロー
  南オーストラリア バロッサバレー メルロー100
キース・ワインズは、ワイン産地として有名な南オーストラリア州バロッサヴァレーにあり、7代に渡るリーディング ブティック・ワイナリー。キースのワインは、全て自社所有の葡萄畑から造られており、樹齢100年という樹は少しでも多く収穫できるよう、大切に育てられ続けている。 比較的樹齢の若いメルロー種から造られる。マロラクティック発酵後、瓶内二次発酵を行う。
濃いメルローの発泡性ワインです。キュベの実力を感じることのできる面白いワインでした。
 

 

7 2006レ・マッキオーレ メッソリオ
  イタリア トスカーナI..T  メルロー100%  PP98
  素晴らしいポテンシャルを秘めた大地トスカーナの最高級赤ワイン産地ボルゲリで  「単一品種でのワインを造る!」という情熱のもとに生み出された偉大な赤ワイン。レ・マッキオーレの最高峰ワイン。
流石!濃さ、バランスが圧倒的な実力でした。美味しかったです。
 

 
8 2007デヴォール トップ・オブ・ザ・ヒル ピノタージュ
南アフリカ ステレンボッシュ ピノタージュ100
デヴォールは南アフリカ銘醸地ステレンボッシュの、1715年創業の伝統ある家系で、現当主で9代目になる。デヴォール・ファミリーは、世界最古の樹齢60年のピノタージュを所有。歴史上、最初にピノタージュを生産した「元祖」であり、むろんピノタージュにおいては南アフリカのトップ生産者の一つに数えられる。
原種に近い品種で、野趣あふれる香りでしたが、良いワイン特有のバランスを感じることができました。

 

9 2004シャトー・ド・フォンサレット コート・デュ・ローヌ
  ACコート・デュ・ローヌ  
  グルナッシュ50%,サンソー35%,シラー15%  PP89
シャトー・レイヤスには22haの広さの葡萄園があり、 その内15haに葡萄は植えられており、 その生産量は3000ケースにも満たない低出荷量だそうです。レイヤスの現オーナー「 エマニュエル・レイノー氏 」は、現在レイヤス、ピニャン、フォンサレット、ピアラードの4つのブランドを運営しています。
良い造り手は、畑のランクを超えるということを体感できるワインです。良いキュベで構成されている果実と飲み頃を迎えた優しいタンニンが印象的でした。


10 2010クロ・デュ・モン・オリヴェ
  シャトーヌフ・デュ・パプ・ラ・キュヴェ・デュ・パペ
  ACシャトーヌフ・デュ・パプ    PP99
  グルナッシュ75%、ムールヴェードル15%、シラー10
  有名なシャトーヌフ・デュ・パプの古城の跡の正面に位置し、25haの畑を所有してい  ます(うち白は15ha)。最近フレッシュで軽く、熟成を待たずに飲むスタイルのシャトーヌフ・デュ・パプが多い中、とてもクラシックな力強くスパイシィで長期の熟成に耐えるスタイルのワインを造り続けています。
このワインも濃く、バランスの良い実力派ワインでした。飲み頃を迎えた時にもう一度お目にかかりたいワインです。



 ツブ貝のブルゴーニュ風とパテ
 奄美大島産生本マグロの中トロのマリネ バジルソース
 フォワグラのテリーヌ ブリオシュ添え
 国産うなぎのムニエル バルサミコソース
 イベリコ豚のパネ 豚足のガレット グリビッシュソース
 シャラン産鴨肉のロースト マルサラ酒のソース ポルチーニ添え
K先生のお誕生日ケーキ