2011年7月27日水曜日

恒例のアウトドア・ワイン会 7.23

某、酒造会社専務さま一家とのワイン会です。年に1回ですが、4~5回目です。以前から思っていたのですが、アウトドアではイタリアワインの実力が発揮されます。今回、グリッリ・デル・テスタマッタ[2002]の良さが光っていました。

7.25 OXワイン会 サンジュリアン

今回はサンジュリアン特集です!個人的に好きなタイプのワインばかりです。
今回、驚きのパフォーマンスを示したヴェイシュヴェル1961。ヴィンテージ恐るべし、ただひとりオールドヴィンテージなのに甘い果実の芳香を放っていました。このレベルになると、ブルゴーニュもボルドーも関係ありません。

【今回のラインナップ】
(ウェルカムワイン) (CP) 1997 フィリポナ クロ・デ・ゴワセ (W)〓 2003 フランソワ・ラウ゛ノー シャブリ ウ゛ァルミュール 〓 2006 ルイ・ラツュール コルトン・シャルルマーニュ (R) 〓 1961 ベイシュウ゛ィル 〓 1962 レオウ゛ィル・ラスカーズ 〓 1978 レオウ゛ィル・ラスカーズ 〓 1990 レオウ゛ィル・バルトン 〓 2002 レオウ゛ィル・ポワフェレ MG
2002ポワフェレはマグナムでしたが、バランスの良さが際立っていました。
1990グレートヴィンテージのヴァルトンは、果実とタンニンの調和がとれた素晴らしいワインでした。

綺麗な 酸が印象的なシャンパーニュでした。

2006 ルイ・ラトゥール コルトンシャルルマーニュ は素晴らしいワインでした。前回いただいた時の印象と違う華やかな印象でした。

サンジュリアンといえば、ラスカーズです。特に1962ヴィンテージはエレガントな印象でした。



夏らしいアミューズ コンソメジュレとポタージュが美味しかったです。



アルプスサーモンのタルタルは雲丹とキャビアの鮮度も印象的でした。シャンパーニュは勿論のこと、デキャンタージュしたポワフェレ2002MGとの相性も良かったです。


フルーツと海老・ホタテの冷製


マグレは香草との相性も良く、夏らしい一皿でした。


OXさんの定番、火入れが素晴らしいです。



国産牛フィレのロッシーニ風

今回も、料理・ワインのバランスも良く、幸せなひと時でした。

沢山ワインを楽しんだ割には、次の日もスッキリ。サンジュリアンのバランスと酒質の良さが際立ったワイン会でした。

2011年7月13日水曜日

7.7 マルマス・コパン ワイン会

今回は、白ワインを中心にエレガントで個性的なワインがそろいました。
シャンパーニュ、シャブリが2本づつ比較できる状態です。
シャンパーニュはドサージュタイプの方が好評でした。また、シャブリはドーヴィサがよりシャブリらしく、ドロワンは、ピュリニーに通じる味わいでした。


ウェルカムワイン 
2010リュード ヴァン ソーヴィニヨン・ブラン
東御市 品種:ソーヴィニヨン・ブラン100%

1 NV ピエール・カロ・エ・フィス ブランド・ブラン ノン・ドゼ
ACシャンパーニュ特級 品種:シャルドネ 100%
アヴィーズとクラマン産のシャルドネ100%で,2006年の収穫ブドウ50%とリザーヴ・ワイン50%のアッサンブラージュ。
2 NV ピエール・カロ・エ・フィス ブランド・ブラン ブリュット
ACシャンパーニュ特級 品種:シャルドネ 100%

3 2008ドメーヌ・ルネ・エ・ヴァンサン・ドーヴィサ
     シャブリ・グラン・クリュ・レ・プルーズ
ACシャブリ 特級 シャルドネ100% PP95点
シャブリの典型と評されるワインを生む、圧倒的な人気を誇り年々、入手の難しさを覚えるドーヴィサだが、ドメーヌは1920年代、現在の当主ヴァンサンの祖父ロベールにより設立された。元詰めも早く、1931年には始めている。

4 2008ジャン・ポール・エ・ブノワ・ドロワン
     シャブリ・グラン・クリュ・レ・クロ
ACシャブリ 特級 シャルドネ100% PP95点
ドロワン家は、1698年から代々続く名門です。現在5つのグラン クリュと8つのプルミエ クリュを含む、26.5haの畑を所有している。長期熟成する畑のワイン。力強く堂々とした風味、人を圧倒するパワーをもつ、将来性豊かなワイン。

5 2008マルク・コラン・エ・セ・フィス コルトン・シャルルマーニュ
ACコルトン・シャルルマーニュ 特級 シャルドネ100%
マルク・コランでも、ドメーヌもの以外に購入ぶどうからのワイン、コルトン=シャルルマーニュやムルソー・ナルヴォーなどをつくっていて、ドメーヌものがマルク・コラン・エ・フィス、ネゴスものはマルク・コラン・エ・セ・フィスとsesの字句が入り異なる表記で区別される。

6 2008ドメーヌ・ラモネ バタール・モンラッシェ
ACバタール・モンラッシェ 特級 シャルドネ100%
1920年代前半、ピエール・ラモネ氏によって設立されたドメーヌ。ドメーヌ設立当時の1920年代から元詰を開始、その直後にアメリカ市場に紹介されたことが、世界最高の白ワイン生産者の1人として今日の名声を獲得するきっかけとなった。

7 2005レ・プランティエール・デュ・オー・ブリオン
ACペサック・レオニャン  PP90点 セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン
CHオー・ブリオン・ブランのセカンド。現在はオー・ブリオン・ブランとラヴィル・オー・ブリオン・ブランのブレンド。

8 NV M.シャプティエ 
エルミタージュ・モニエ・ド・ラ・シゼランヌ・グラン・キュヴェ170
ACエルミタージュ   シラー100%
1964年・1965年・1966年のブレンド
以前シャプティエでは3ヴィンテージをブレンドしたエルミタージュを造っていた。規定上はノンヴィンテージだが、キュヴェのナンバーでブレンドした年を表している。グラン・キュヴェ170(1964+1965+1966)
9 1997ドメーヌ・ルイ・ラトゥール 
シャンベルタン・キュヴェ・エリティエ・ラトゥール
ACシャンベルタン特級 ピノ・ノワール100%  PP90点
     キュヴェ・エリティエ・ラトゥール(=素晴らしい相続者の醸造品)と銘記されるコート・ド・ニュイ地区の偉大な赤ワインのひとつ。

10 2006エグリ・ウーリエ 
コトー・シャンプノワ・グラン・クリュ・アンボネィ・ルージュ
ACコトー・シャンプノワ 特級 ピノ・ノワール100%
シャンパーニュ最高峰のピノ・ノワールから醸されたスティルワイン。新樽使いのスペシャリスト、ドミニク・ローラン氏がフランシス氏の為に最良の材質の木を選び造った樽を用いて、発酵、熟成を行っている。

11 2005 ドメーヌ・パラン コルトン レ・ルナルド
ACコルトン特級   ピノ・ノワール100%
17世紀後半、葡萄栽培家であったクロード・パランから始まった。1787年、エティエンヌ・パランは後のアメリカ大統領トマス・ジェファーソンと友好関係を結び、ブルゴーニュワインを海外に輸出する先駆者となった。19世紀初めにはヴォルネイからポマールに移り、ドメーヌ・パランを設立した。


シャブリ特級格付け畑
シャブリ地区の特級ワインは、特急畑が7つ、特級を名乗るワインが2種。
アルコール11%以上   生産制限: 35hl/ha
1.Les Clos レ・クロ    26.0ha   2.Vaudesir ヴォーデジール  14.7ha  
3.Valmur ヴァルミュール   13.2ha   4.Blanchot ブランショ   12.7ha  
5.Les Preuses レ・プリューズ   11.4ha   6.Grenouilles グルヌイユ   9.4ha
7.Bourgros ブークロ   12.6ha
Clos des Hospice  クロ・デ・オスピス(ボーヌの慈善病院に寄進されるレ・クロの一部)
La Moutonne ラ・ムートンヌ(レ・プリューズとヴォーデジールの一部)


和製、ソーヴィニヨンブランは爽やかな味わいでした。ブドウの強さも感じられました。


赤ワイン群はブルゴーニュ中心のラインナップです。


玉ねぎのタルト


天然岩牡蠣


鮎とポルチーニのリゾット


コチと新ジャガの燻製


2008ドメーヌ・ラモネ バタール・モンラッシェ は並外れたバランスと余韻が印象的でした。


フォワグラと桃のコンポート


仔羊のロースト