2020年2月17日月曜日

12.25 マルマス コパン ワイン会

今回は、出席できませんでしたが、会の記録のために保存します。





ウェルカムワイン 
2014ドメーヌ・ヴィネ 
ミュスカデ・セーヴル・エ・メール クロ・ド・ラ・ウゼ  (武内)
ACミュスカデ・セーヴル・エ・メール ムロン・ド・ブルゴーニュ100               

 2005モエ・エ・シャンドン ドン・ペリニヨン
ACシャンパーニュ  シャルドネ60%、ピノ・ノワール40%          (小林)
モエ・エ・シャンドン社は1100ヘクタールを超すシャンパーニュで最大の畑の所有者。17のグラン・クリュのうち14の村に自社畑を所有する。ドン・ペリニヨンは、その広大な自社畑を優先的に使って造られる。シャルドネはシュイィ、クラマン、アヴィーズ、ル・メニル・シュール・オジェ、ピノ・ノワールはアイ、ブジー、ヴェルズネイ、マイィ、オーヴィレールがブレンドの核をなす。2005年はシャルドネがやや多めの比率となった。

2 2015ヴァンサン・ドーヴィサ シャブリ・グラン・クリュ・レ・クロ
ACシャブリ特級 シャルドネ100%   PP 95-97点             (宮本)
ヴァンサン・ドーヴィサは、古くから長熟タイプのワインを生む傑出した造り手として評判が高く、今でも132リットルのフィエットなど、昔ながらの樽を使った、伝統的なシャブリを造り出している。ドーヴィサはレ・クロの最上部に区画を所有。樹齢50年というのは、比較的植え替えが早いシャブリでは、珍しいほどの古木である。レ・クロは、やはり、シャブリの王様と呼ぶべきグラン・クリュであり、その荘厳なる風格に、飲み手はただひれ伏すしかない。

3 2015城戸ワイナリー プライベートリザーブ シャルドネ
桔梗ヶ原  シャルドネ100%                            (深田)
城戸ワイナリー プライベートリザーブは、自社農場にて、収穫量をおさえた凝縮度の高いブドウのみを使用して造られる。城戸ワイナリーのフラッグシップとなるシリーズ。このワインはよく熟したブドウからくる豊かな果実味と、樽熟成によるトースト、ビスケットなどの甘く香ばしい香りを持つ。バランス良い酸と、ミネラルを感じる凝縮感ある味わいで、長い余韻が続く。




4 2014マリマー・エステート 
ラ・マシーア・シャルドネ・ドン・ミゲル・ヴィンヤード
カリフォルニア ソノマ シャルドネ100%                  (緒方)
「マリマー・エステート」は、世界最大規模と言われるスペインの名門ワイナリー、トーレス家の長女マリマー・トーレス女史が手掛けるワイナリー。スペインワイン界きっての名門が、カリフォルニアで仕立てる新たな造り手。ラ・マーシアは単一畑のブドウのみを使用して造られるプレミアム・シリーズ。こちらのシャルドネは畑から醸造、熟成に至るまで、どれをとっても非常に手間を掛けて行われており、余韻まで長く続く上質な味わいが楽しめる。

5 2017ニコラ ジョリー  クレ・ド・セラン クロ・ド・ラ クレ・ド・セラン
ACクレ・ド・セラン シュナン ブラン100% デキャンター 95点  (武内)
ビオディナミの伝道師と言われるニコラ ジョリーのドメーヌ。1980年に部分的に、1984年からは全ての畑にビオディナミ導入。2002年から娘のヴィルジニーも加わりワイン造りを行っている。1130年にシトー派修道院によって拓かれた由緒あるブドウ畑。7haの全てをジョリー家が単独所有。栽培、収穫はすべて馬と手作業で行なう。平均樹齢40年。規定の約半分の18-25hl/haの低収量。熟した果実、ドライフルーツ、カリンのようなニュアンス。

6 2013ジ・アイリー・ヴィンヤーズ ダフニー・ピノ・ノワール
アメリカ オレゴン ダンディ・ヒルズ ピノ・ノワール100%(岩田)                     
1965年にデイヴィッド・レットがダンディ・ヒルズに設立。ダンディ・ヒルズの4つの畑はすべて有機農法により栽培。パパ・ピノ亡き後、2005年から次男ジェイソンが栽培・醸造を指揮し、2012年から単一畑シリーズのピノ・ノワールがリリースされた。ダンディ・ヒルズで最も高台にあり、岩石が混じる火山性土壌。標高が高く、西風の影響を直接受けるため、ブドウの成熟が緩やかで収穫はいつも最後となる。ワイン名は74年にブドウを植えたジョン・シェツキーの妻ダフニーの名にちなむ。

7 2006カレラ カレラ ジェンセン(ジャンセン)
カリフォルニア ピノ・ノワール100%     PP89  (伊藤)                     
あのロマネ・コンティともライバル視され、『至高のピノはカリフォルニアで生まれる。』を証明させた第一人者。それこそが、ジョシュ・ジェンセン氏率いる『カレラ』!『ジェンセン』は父親の名前を畑に冠したカレラワイン。本格的にワイン造りを始めた1975年に植え付けられた初期のもので、非常に凝縮された小さな果実をもつぶどうが収穫される。





8 2004セラファン・ペール・エ・フィス
ジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ・レ・コルボー
ACジュヴレ・シャンベルタン1級  ピノ・ノワール100      (佐藤仁士)
創業は、クリスチャンの父が戦後、シャルム・シャンベルタンの畑を買ったことに始まる。セラファンのワインは高い新樽率が特徴。ワインがこれほど高い新樽に耐えられるのも、ブドウの品質が確かだからだ。1級畑を名乗るのにふさわしい、魅力的な洗練されたワインを生みだす。フレッシュな赤果実や、シダの香りとともに、リッチさを感じさせる上質な革のニュアンス。ジューシーで情熱的な果実味と濃厚なフレーバーが特徴の魅惑的な味わい。

9 2017ジャンフランコ・フィノ プリミティーヴォ ディ マンドゥーリア・エス
プーリア IGTサレント プリミティーヴォ100% ルカ・マローニ98点(蒲谷)                  
ジャンフランコ・フィノはプーリアのターラントで2004年よりワイン造りを始めた生産者。「ES」とは、精神分析の権威フロイト博士が提唱した『人間の本能の最も奥底に位置する欲動』の事で、ジャンフランコ・フィノ自身の本能、そして激情から生まれたこのワインに最も相応しい名前を付けた。樹につけたまま軽く乾燥させた果実を、手作業にて収穫。2度の厳しい選果を行い、温度管理された70HLのステンレスタンクにてマセラシオン、発酵。マセラシオン中は日に2度のデレスタージュ。毎日バトナージュを行いながら、フレンチオークバリック(新樽率50%)にて9ヶ月熟成。瓶熟9ヶ月。

10 2017ラ-ツ イーデン・ハイデンシティ・カベルネ・フラン
南アフリカ100          カベルネ・フラン100%  (佐藤)
2000年創立のまだ新しいワイナリー。生産量300本、日本入荷36本、とてつもなく希少なラーツのフラグシップ・カベルネフラン。黒系果実、チェリー、ハーブなど、豊かな香り。フレッシュで豊かな酸、ピュアで美しく、透明感のあるワインでピノ・ノワールのよう。南アフリカでこれ以上のカベルネ・フランは無いと断言できるし、赤ワインとしても南アフリカ最高の1本と言えるだろう。

11 2014モンテス S.A. モンテス・アルファ・エム
チリ D.Oコルチャグア・ヴァレー  PP91  (前田)
カベルネ・ソーヴィニヨン80%、カベルネ・フラン10%、メルロ5%プティ・ヴェルド5%    
プレミアムチリワインの先駆けであるワイナリー、モンテス。こちらのモンテス・アルファ・エムは、モンテスのトップキュヴェ。ブラインドテイスティングで、カリフォルニアのトップワイナリーである、オーパス・ワンに勝つという快挙を成し遂げている。パワー溢れる果実味が特徴の、スーパープレミアムワイン

12 2011コノスル シレンシオ・カベルネ・ソーヴィニヨン PP 93
D.Oマイポヴァレー カベルネ・ソーヴィニヨン98%、カルメネール2%   (桐野)
シレンシオは静寂という名の、コノスルが誇るフラッグシップ。初ヴィンテージは2010年。年間生産本数僅か3,000本、コノスルの最上級カベルネ・ソーヴィニヨン。チリ最高峰のカベルネ・ソーヴィニヨンを生むアルト・マイポの高樹齢葡萄を使用。最良のキュヴェをフレンチオーク樽でじっくりと熟成。味わいの深みが更に増すまで瓶熟させて仕上げた逸品。